3歳ぱんだ組2021年度11月のまとめ

健康

活動を絵や文字でホワイトボードに記すと、「もうそろそろお片付けする?」「先生、もうトイレいっといたよ」など、自分なりに考えて行動する子がいた。一方で次の活動に気が向き、手洗いを忘れたり、慌ててスリッパを脱ぎ捨てたりする姿も目立った。子どもたちの姿を十分に認め、その都度声かけをし手洗いやスリッパを揃えることを習慣付けていった。

人間関係

一緒に遊ぶ中で、思いがぶつかることがあり、「○○ちゃんがいれてくれん」「○○ちゃんが嫌いって言った」などと訴えてくる子がいた。「○○ちゃんは、今~がしたかったんだね」「~が終わったら一緒に遊べるかな?」と双方の思いを聞きながら、仲立ちとなり、お互いの思いを伝えあうことで、また一緒に遊び始めることができた。子ども同士でのやりとりを大切にしながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。

環境

戸外遊びでネイチャーゲームをしたことから、園庭に出ると積極的に秋の色を探してみたり、匂いに敏感になり「このお花○○みたいな匂いがする」など、発見を楽しんだりする姿があった。子どもたちの関心が高まるよう、室内でも五感を使ったゲームを取り入れ、一緒に楽しんでいった。

言葉

ひらがなや数字の興味が深まり、文字を読もうとするだけでなく、ひらがな表や友だちの名前を見て、真似て書いてみる姿が見られるようになった。また、「○○ちゃんの○はどうやって書く?」と書きたい文字があると、保育者に確認しにくる子もいた。子どもたちの興味、関心を大切にし、かるたや絵積み木など、ひらがなを取り入れた遊びを取り入れ、意欲を伸ばしていった。

表現

発表会ごっこの劇遊びでは、それぞれの役になりきって楽しむ姿があった。おじいさんやおばあさん役の子は腰を曲げて歩いたり、犬や猫役の子はそれぞれの鳴き声を真似たり、歩き方を真似たりと、自分たちなりの表現を楽しんでいた。保育者も一緒になって役になりきり、表現する楽しさを共有していった。

食育

おかずに苦手な食材が入っていると、「せんせい、もういらない」「一口食べたらおしまいにする」と言って見切りをつける姿があった。「これは食べられるかな?」と苦手な食材を抜いて口元に運ぶと食べられることが多く、食べられる味だとわかると続けて自分で食べる姿も多かった。子どもたちの姿を認め言葉掛けをし、楽しく食事ができるよう関わっていった。

育児あれこれ