健康
身の回りのできることを進んでしようとする姿が見られてきている。また、戸外に出る時には、友だち同士で「帽子被ってないよ!」「寒いって!」「一緒にジャンパー取りに行こう!」など声を掛け合う姿が多く見られるようになった。片付けの時には、みんなですることで早く終わる喜びやみんなでできた達成感を味わえるよう、音楽をかけていった。音楽が鳴り終わるまでを目標にみんなで片付けを頑張ろうとする姿も見られた。
人間関係
遊びの中で、ルールのある集団遊びを提案すると、「一緒にしよう!」「鬼ごっこする人~?」など子どもたち同士で誘い合い、じゃんけんをして鬼を決め、楽しむ姿が見られるようになった。一方で、友だちと関わる中で思いが通らず、トラブルになることも増えてきている。保育者が間に入り、お互いの話を聞き、どうしたら良かったのかなど解決方法を一緒に考えていくことで、次の遊びに安心して入れるようにしていった。
環境
雪が降る様子や夕方の暗くなっていく空の変化など外の景色に興味がむくように声を掛け、みんなで一緒に冬の訪れや風景の変化を感じられるようにしていった。また、冬に関連した紙芝居や絵本に親しみ、より季節を感じられるような環境を整えていった。今後も自然物との関わりを大切にし、実際に雪や氷に触れ、冷たさを感じたり雪遊びを楽しんだりしていきたい。
言葉
遊びの中で、自分の思いを強く持ちながら、遊びを広げたり展開を楽しんだりする子どもが多くなってきた。一方、思いが強すぎて友だちとのやり取りがうまくいかず、トラブルになることも増えている。お互いの思いに気付いたり、お互いが納得して遊びに戻れる方法を保育者も一緒に考えたりしていき、さらに自分の思いを言葉で伝える大切さも少しずつ経験していけるように声を掛け、関わっていった。
表現
発表会では、音楽に合わせて、役になりきりながら自分なりに表現することを楽しむ姿が見られた。発表会が終わった後も「先生、音楽かけて~!」「○○役がしたい!」など自分のしたい役のお面を身に付け、友だちと一緒に役になりきることを楽しむ姿もあった。さらに友だちと話し合いながら遊びを広げ、お面を身に付けながらのおうちごっこを楽しむ姿も見られていた。
食育
給食の献立を伝えることで、より食べることへの関心を高めていった。また、好きなものをだけではなく、多くの食材に意識が向くように声を掛けることで、自分から食材の名前を保育者や友だちに尋ねようとする姿も増えてきている。また、食事の時の座り方や食器や箸の持ち方など食事のマナーを保育者が伝えると自分から気付いたり、友だち同士で声を掛け合ったりする姿が少しずつ見られてきている。