0歳りす組2018年度11月のまとめ

食事

完了食に移行した子も増え、自分で食べたい気持ちが強く、スプーンや手づかみで意欲的に食べる子どもたちだが、まだまだ介助が必要なため、食べやすいように、スプーンの上にご飯、おかずなどをのせたり、自信につながるような声かけをしていった。

月齢の大きい子の中には、食事が終わった際、おしぼりで自分の口を拭く仕草も見られ、きれいになった心地よさも味わえるようにしていった。

排泄

「ちーちー替えようか」「きれいきれいしよ」などの声かけをすると、自らおむつを交換しにくる子もいた。月齢の小さい子は、寝返りをしたり、早く遊びたくて、嫌がる子もいたが、玩具を持たせたり、「気持ちいいね」「きれいになったね」などの声かけをし、気持ちのいいことを知らせていった。

健康

衣服の調整や空調の調整をこまめにし、快適に過ごせるようにした。寒暖差から鼻水の出る子がいた。「鼻水が出たね」と声をかけると、鼻に指を当てたり指さしをしたりすることがあった。丁寧なやりとりの中で、清潔に過ごす心地よさが味わえるようにしていった。以前は、拭き取ろうとすると嫌がっていた子が、嫌がることなく援助を受けることがあった。

睡眠

抱っこをしないと寝ない子も、布団に入るよう促すと入ってきて、背中をさすったり、子守唄を歌ったりすると、寝れるようになってきた。入園してまだ間もない子や、月齢の小さい子は寝が浅く、すぐに目覚めてしまい、泣いて起きてくる事もあるが、抱っこをして、安心できるようにしていった。

身体発達

歩ける子がたくさん増え、自分で移動して遊ぶ姿が多くあった。そのため月齢によって遊びを分け、安全に遊べるよう環境を整えていった。

散歩にいけなかったり、ホールに出て遊ぶ機会が少なかったため、フロアを広げ、ハイハイマットや三角マットを用意し、体を思いっきり動かして楽しめるよう工夫していった。

情緒

子どもの様子を見ながら、涙が出るとき甘えたいときには、抱っこや一対一でたっぷりと時間をかけて甘えられるようにしていき、安心して過ごせる環境を作っていった。また、少しずつ自我が芽生え、友だちの持っているものを欲しがったり、取られたくない気持ちも強くなり、かみつきが増えてきたため、保育者も一緒に遊びの中に入って仲立ちとなり、楽しい雰囲気の中でやりとりができるようにした。

言葉

子どもたちの好きな絵本を読み聞かせたり、好きな音楽をかけることによって、その中から、発語がたくさん出てくるようになり、言葉と一緒にジェスチャーもついてくるようにもなってきた。

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