4歳きりん組2015年度3月のまとめ

健康

一年間を通して、基本的生活習慣がほぼ身につき、手洗い、うがい、歯磨きなど進んで行う子が多くなった。自分でしようとする姿を認めたり、励ましたりして、自信を持って意欲的に取り組めるようにしていった。また、苦手な食べ物があると、手を止め食事が進まなかった子が、自分で量を調節し、苦手な食材も少しずつ食べられるようになった。

人間関係

最初は少人数で遊ぶ子もいたが、友だちとの関わりも深まり、ルールのある遊びを楽しむ姿が多くなった。トラブルになることもあったが周りの子が気が付いて保育者に伝え、「どうしたの?」と声をかけたり、仲裁に入ったりする姿も見られた。中学生との交流では、最初は緊張から話しかけられてもしゃべれなかった子が、交流を重ねるうちに親しみを持ち、積極的に関わろうとしていた。

環境

室内遊び、戸外遊び、夏にはプール遊びなど子どもたちの様子に合わせて遊びを工夫していくよう心掛けた。気温が高い日でも気温が低い日でも戸外で伸び伸びと遊ぶ子が多かったが、中には“外であそびたくない”という子もいた。思いに寄り添い、新しい遊びの発見や楽しさが感じられるよう配慮していった。どの子も当番活動に意欲的だった。自分の力と友だちの力を合わせて取り組む活動の楽しさが感じられるようにしっていった。また、バイキング給食の準備を年長児から引き継ぎ、年長児になることに期待が持てるように配慮した。

言葉

自分の思いを言葉で伝え、友だちの思いや考えを聞きながら遊びを楽しむようになった。また、しりとりや連想あそびなどを通し、言葉あそびの楽しさを感じて、興味を広げていけるようにした。絵本を読んだり、逆さ文字になる子もいたが、自分の名前を書いたり、手紙を書いたりと、文字への関心も高まっていった。

表現

不用品を用意すると、気に入ったものを手に取り、集めて楽しんでいた子が少しずつイメージしたものを作ることができるようになっていった。あそびの中で、はさみを使って切ったり、セロテープでくっつけたりし、思い思いに自分のイメージしたものを作れるよう見守った。ハサミを使うことに消極的だった子も、製作あそびを通して自信を持って取り組めるようになっていった。

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