2歳こぐま組2023年度2月のまとめ

健康

食後の歯磨きを始めた。「虫バイキンいなくなった?」「きれいになったよ」と、意欲的に取り組んでいる。歯ブラシをくわえたまま歩くと危ないことを伝えると、皆きまりを守り、上手に歯磨きをすることができている。危険がないよう、保育者が側で見守りながら、「上手にできたね」と声をかけ、きれいになった心地よさを伝え、自分でできた喜びに共感していった。

人間関係

きりん組と一緒に花いちもんめを楽しんだ。ルールもすぐに理解し、友だちと手を繋いだり、相談したりしながら、ルールのある遊びを楽しむ姿が見られた。また、きりん組の子にリードしてもらうことで、分からないところは教えてもらったり、一緒にじゃんけんをしてもらったりし、きりん組の子に憧れ、慕う姿も見られた。今後も遊びを通して、異年齢での交流も深めていきたい。

環境

天気のいい日は散歩や戸外遊びを楽しんでいった。散歩では、これまでに散歩で見た桜の木や柿の木、コスモス畑などが、今はどうなっているのかを見に行った。「桜が咲いたらぱんだ組さんだよ」「柿が全部なくなったね」「木だけになっている」など変化に気付き、口々に伝え合う姿があった。子どもたちの声に耳を傾けながら、季節の移り変わりが感じられるよう、保育者も一緒に探索を楽しんでいった。

言葉

言葉でやりとりをしながら遊ぶ姿が増えた一方で、口調が強くなったり、相手が嫌な思いをする言葉を使ったりして、トラブルになる姿も多く見られた。何が嫌だったのかを具体的に聞いたり、こういう時には、どうやって言ったら相手に伝わるのかを具体的な言葉で知らせたりして、お互いの思いを組み取りながら仲立ちしていった。その都度伝えることで、「○○が嫌なの」「一緒に遊びたかったの」など、思いを具体的な言葉で伝えようとする姿も増えてきた。引き続き、子どもたちのやりとりを見守りながら、丁寧に関わっていきたい。

表現

ひな祭りの製作を楽しんだ。にじみ絵や折り紙、お絵描きなど様々な技法を使って製作をしていった。保育者と一対一でハサミも使用して折り紙を切ってみた。家で使用している子も多く、しっかりとハサミを握ることができていたが、中には指が出なかったり、力が弱くて握れなかったり、ハサミの開閉が難しかったりする子もいた。一人一人の姿を認めながら、今後は指先をしっかりと使った微細運動の遊びも多く取り入れていきたいと思った。

食育

食事中、横を向いたり、後ろの友だちと話したりして、食事がこぼれたり、食具が落ちてしまったりする姿が多く見られた。「前を向いて食べようね」「お皿持って食べられるかな」などと声をかけたり、保育者も一緒に食事をし、箸の持ち方を伝えたりしながら、楽しい雰囲気で食事ができるよう心掛けていった。

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