2歳こぐま組2019年度2月のまとめ

食事

箸やスプーンを使って意欲的に食事をしており、皿が空になると「全部食べたよ」と嬉しそうに知らせる子の姿が多く見られた。箸を使う子の中には上手く食材が掴めず、食べにくそうにする様子も見られたので、意欲を認めつつ、「スプーンもあるよ」と伝え、無理なく食事ができるようにしていった。また、箸をくわえたままになっていたり、箸で遊び始めてしまったりする子もいた。危険のないよう、その都度声をかけ、正しい使い方について知らせていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなり、1日布パンツで過ごす子が増えた。できたときにはしっかりと褒めたり、一緒に喜んだりして自信へと繋がるようにしていった。また、どの子も日中はほとんど漏れることはなかったが、時々、遊びに夢中になっていたり、午睡中に漏れてしまったりする子も見られたので、活動前や午睡前などに声をかけてトイレに誘い、一人一人の様子に応じて対応していった。

健康

感染症などで大きく体調を崩す子はいなかったが、咳や鼻水が出る子が多く見られた。家庭と連携を取りながら一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。給食後に歯みがきをする事にも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊んでいる子や、水あそびになってしまう子の姿も見られたので、危険のないようその都度声を掛けていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠できる子が増えた。引き続き安心して入眠できるように、背中をさすったり優しく声をかけたりして、一人一人の眠くなったタイミングで午睡できるよう配慮していった。また、心地よく眠れるよう、室温や明るさを調節していった。

身体発達

室内では、お絵かきやぬり絵など指先を使った遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られた。また、指先が器用になり、簡単な絵を描いたり、ぬり絵をはみ出さないように塗ったりする子が増えてきた。集中して繰り返し楽しめるよう棚の配置を変えて環境を整えたり、様々な色の紙やぬり絵を用意したりして工夫していった。戸外では、かけっこやぽっくりなどで体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かす楽しさを共有していった。

情緒

子ども同士で誘い合い、気の合う数人の友だちとやりとりをしながら遊ぶ姿が多くなってきたが、一緒に遊ぶ中で、思いのすれ違いからトラブルになることもあった。保育者が双方の思いを受け止め、代弁することで仲立ちとなっていった。

言葉

絵本やエプロンシアターに出てくるセリフを覚え、演じる真似をしたり、それぞれが役になりきり、ごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が多く見られた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら言葉のやりとりをし、遊びを盛り上げていった。また、休みの日にあった出来事や感じたことなど、様々なことを言葉で伝えようとする姿も見られた。伝えようとしている言葉に耳を傾けてしっかりと聞き取ることで、やりとりをする楽しさを味わえるようにしていった。

育児あれこれ