1歳うさぎ組2022年度9月のまとめ

健康

トイレに興味を持ち、自分から意欲的にトイレに向かう姿が多く見られた。午睡後などタイミングが合い、トイレで排泄する子も増えてきた。十分に褒めていき次への意欲や自信へ繋げていった。また、パンツやズボンの着脱を「自分で」と、自分でしようとする姿も多く見られる。自分でやろうとする姿を十分に認め、見守ったり、さりげなく手を添えたりして、自分ですることへの達成感が味わえるようにしていった。

人間関係

友だちが遊んでいる姿を見て、同じ場に行き一緒に遊んだり、同じ遊びを側で楽しんだりと、友だちと関わって遊ぼうとする姿が見られた。友だちと関わりたいという思いを受け止め、側で見守ったり、保育者も一緒に遊びに加わったりしながら、関わる楽しさに共感していった。中には、友だちと同じ玩具が使いたくて取り合いになる場面もあったため、お互いの思いを代弁したり、仲立ちをしたりして、関わり方を友だちと遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

小園庭に出ると、保育者と一緒に虫探しをする姿が多く見られた。「虫さんいるかな?」と草をかき分けたり、地面をスコップで掘ってみたりし、バッタや幼虫を見つけると、喜んで保育者や友だちに報告をしていた。見つけた虫をじっと観察して動く様子をみたり、手を伸ばして虫に触れようとしたりする子もいた。散歩では、色付き始めた柿を見たり、子どもたちの背丈よりも高いコスモスに触れてみたり、落ち葉の上を歩いてみたりして、秋の自然に触れていった。

言葉

自分のしたいことを「○○したい」「○○がいい」と言葉で思いを伝えたり、仕草や表情、喃語で思いを伝えようとしたりする姿が増えてきた。「これがしたいんだね」「こっちがいいんだね」と、子どもたちが伝えようしている思いを汲み取ったり、言葉に耳を傾けたりしながら、丁寧に応えていき、仕草や言葉で伝わる喜びを感じられるようにしていった。

表現

粘土遊びをしたり、新聞紙を小さくちぎったりして、手先を使った遊びを楽しんでいった。粘土を細かくちぎったり、手のひらで丸めてみたり、作りたいものを形にしてみたりしていた。また、絵の具を使って手形スタンプも楽しんだ。自分の好きな色を選び、絵の具の感触を味わいながら、手のひらにつけ、手形ができる工程を楽しんでいた。保育者も一緒に、「上手にできたね」「きれいだね」などと声をかけ、楽しさを共有していった。

食育

「スプーン持って食べられるかな?」と保育者が声をかけると、「みててね」と意欲的にスプーンで食べたり、友だちと顔を見合わせながら、「おいしいね」と声を掛け合ったりと楽しい雰囲気の中で食事をする姿があった。自分で食べようとする姿を認めたり、「おいしいね」と保育者も声をかけたりしながら、無理なく食事ができるようにしていった。

育児あれこれ