健康
ホールで、友だちや保育者と体を動かして遊ぶことを楽しんだ。体を動かすことが好きな子が多く、走ったり、ボールを投げたりしてのびのびと体を動かして遊ぶことができた。マットや巧技台も自分でできるように配置を工夫したことで、自分で繰り返し遊ぶ姿が見られた。保育者も一緒に体を動かして遊び、遊びの楽しさに共感したり、「できたね」「すごいね」などの言葉がけをしたりし、意欲へと繋げていけるようにした。
人間関係
友だちが保育者と遊んでいるのを見て、一緒に遊ぼうと遊びに加わる姿が増えてきた。友だちへの興味が増し、側に寄って遊んだり、「おいで」と言って遊びに誘ったりする姿が見られた。同じ遊びをすることが増え、玩具や場所の取り合いも出てきたため、玩具の数を工夫したり、一緒に遊びを楽しめるよう仲立ちをしたりしていった。
環境
小園庭や散歩に行き、身近な自然と触れ合う機会を作っていった。小園庭では砂や小石を手で握ったり、掃ったりして感触を楽しむ姿が見られた。また、保育者が摘んだ花を手に取り観察したり、息を吹きかけたりして身近な植物に興味を持つ姿が見られた。今後は散歩に行く機会を増やし、様々な動植物を見て楽しみ、身近な自然に興味を持てるようにしていきたい。
言葉
歌や読み聞かせを繰り返し楽しみ、知っているものを単語で保育者に伝えられるようになってきた。ままごとセットで遊べるようにしたことで、ごっこ遊びを楽しむ姿が増え、「どうぞ」「はい」と言って相手に玩具を渡したり、「いただきます」「かんぱい」など食事でのやりとりを楽しんだりすることができた。言葉を使うことを楽しめるように、遊びの中で簡単なやりとりを繰り返していくようにした。
表現
ダンスや歌が好きで、様々な曲を楽しんだ。保育者が踊っているのを真似して踊っていたが、繰り返し楽しんできたことで振り付けを覚えて、自分で踊れる子もいた。リズムに合わせて手を叩いたり、体を揺すったりして楽しむ子もおり、一人一人がその場の雰囲気楽しむことができていた。今後は季節に合わせた曲などを取り入れ、様々な音やリズムを楽しめるようにしていきたい。
食育
食事に意欲的で、自分でスプーンを使ったり、手づかみで食べたりしていた。自分で食べやすいよう食べたいものの食器の配置を体の近くにするようにしたり、大きさを調節したりしていった。また、食事の前に手を洗うようにすると、自分で水道へ行き、保育者に手を洗いたいことを伝える姿も見られた。楽しい雰囲気の中食事ができるよう声をかけながら、自分で食具を使うことができるよう、援助を行うようにしていきたい。