1歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、体調を崩してしまう子が何人かいた。子どもの体温を測ったり、鼻水が出る子にはティッシュでこまめに拭いたりして、一人一人の子どもの体調の変化に気を付けていった。鼻水が出ていることや出そうなことに気づき、手で拭おうとしたり、鼻水を出そうとしたりする姿も見られたため、「鼻水出たね」「拭いてみようね」などと言葉で伝えたり、自分で拭くことができるようティッシュを渡したりして配慮していった。

人間関係

友だちと関わり合いながら、見立て遊びやごっこ遊びを楽しんでいた。「○○屋さんでーす」「一緒にお買い物に行こう」などと友だち同士で会話を楽しんだり、好きな友だちを遊びに誘ったりする姿があった。保育者も遊びに加わり、言葉を添えながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう関わっていった。玩具や場所の取り合いになったり、やりとりの中で自分の思いが上手く伝わらなかったりして、トラブルになることもあった。そのため、思いを受け止めながら、「○○したかったんだね」「お友だちも使いたいみたいだよ」などと互いの思いを代弁して、仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は小園庭に出て遊んだ。雪が残っていたため、雪をスコップで掘ってみたり、固まった雪を靴で踏みしめたりして雪の感触を味わっていた。バケツやカップに入れたものを食べ物に見立てて、「いちごアイス」「冷たいジュースだよ」などと保育者や友だちに知らせて遊びを楽しむ姿もあった。また、「風が寒いね」「カエルがいない」などと感じたことをつぶやく姿も見られた。保育者も遊びに加わりながら、子どもの気付きに共感して、冬の自然に親しめるよう関わっていった。

言葉

思いや要求を言葉にして保育者に知らせようとする姿があった。月齢の小さい子も絵本や歌に出てくる単語や言葉のリズムを真似して、口にしてみる姿が見られた。読み聞かせや童謡を歌う際には、はっきりと言葉を発して、子どもたちにしっかりと単語や言葉が伝わるよう配慮していった。

表現

粘土遊びやお絵描きなどの遊びを通して、自分のイメージするものを作って表現しようとする姿があった。粘土を手でこねて丸くしたり、細くしたりすると、「ドーナツができたよ」「ヘビだよ」と、食べる仕草をしたり、机の上で動かしたりして楽しんでいた。「こねこねできたね」「すごいね」などと言葉を掛け、楽しい気持ちに共感していった。

食育

給食やおやつなどの色々な食材に興味を持ち、「美味しそう」「食べてみる」と、スプーンですくって意欲的に食事する姿があった。一方で、眠気が強くあまり食べられない子や体調が優れなかったり、気分が乗らなかったりして食べられない子も見られた。一人一人のペースや合わせて、側で見守りながら、楽しい雰囲気の中で食事できるよう関わっていった。

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