健康
タイミングが合うとトイレで排尿することが出来る子が増えた。「すごいね」「おしっこ出たね」などと声をかけて認めたり、嬉しい気持ちに共感したりして、次の意欲へと繋がるようにしていった。
しっかりと体力が付き、ホールや園庭などの安全な場所で誘導ロープを握って自分の足で歩くことを楽しむ子の姿が多く見られた。歌を口ずさんだり、道中で見えたものについてやりとりをしたりしながら、楽しい雰囲気の中で歩くことが出来るようにしていった。
人間関係
友だちが泣いていると優しく頭を撫でたり、「大丈夫?」と心配そうに声をかけたりする姿があった。また、中には、「○○ちゃんが泣いてる」と保育者に知らせてくれる子もいた。「優しいね」「ありがとう」と声を掛け、友だちを思いやる姿を十分に認めていった。
環境
戸外で花や葉を見つけると興味を示し、見たり触れたりして楽しむ子の姿が多く見られた。子どもの発見を受け止め、「お花があったね」「葉っぱがたくさんだね」などと声をかけたり、一緒に集めたりして、自然物に触れることの楽しさを共有していった。
言葉
月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを多語文で伝えられるようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。
表現
ぬり絵やなぐり描きをしたり、粘土遊びをしたりして楽しんだ。以前は「先生描いて」「○○作って」と要求する子が多かったが、最近は描きたいものを自分なりに描いてみたり、作りたいものを作ってみたりする姿が徐々に増えてきた。「自分で作れて楽しいね」「上手だね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。
食育
全体的によく食べており、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子がほとんどだった。また、エプロンシアターに登場する野菜のキャラクターに親しみを持っている子が多く、「にんじん大臣だ」と「ピーマン入ってる」と保育者に知らせ、食べてみる姿も見られた。「お野菜、食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、食べることができた姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。