1歳うさぎ組2019年度9月のまとめ

食事

保育者が「どんな味かなぁ?食べてみようか?」などと声をかけたり、目の前で美味しそうに試食をしたりすると、見た目で避けていたおかずに手を伸ばし、口に運ぶ姿があった。一口食べてその美味しさに気づくと、きれいに平らげて笑顔を見せていた。意欲的な姿をしっかりと褒めて次へと繋げ、また、周りの子どもたちに知らせることでいろいろなものを味わうことへの興味が深まるようにしていった。

排泄

月齢の小さな子どもたちは、「パンツをきれいにしようか?」と声をかけると、自分でズボンや紙パンツを脱いだり、カゴから紙パンツを探したりしている。月齢の大きな子どもたちは、“トイレでしたい”と向かっていき、嬉しそうに便座に座っている。排便が成功する子も出てきた。送迎時や連絡ノートで保護者と伝え合い、喜びを共有している。

健康

朝夕と日中の寒暖の差により、多くの子に咳や鼻水の症状があった。受入れの際には、夜間の睡眠の質や食欲などをしっかりと聞き取り、細目に鼻水を拭いたり、検温をしたりしながら、無理なく遊べるように心掛けていった。また、汗をたくさんかいたときには、着替えやシャワーをして快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

食事が終わると、自分の布団に横になり、気の合う友だちとほほ笑み合ったり、歌を歌ったりしながら、心地良さそうに入眠している。中には、特定の保育者に甘える子や、お気に入りの玩具でじっくりと遊んでから眠り、短時間で目覚めるという子もある。一人一人の情緒や睡眠リズムを把握し、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

園庭や散歩先でカエルや虫、草花などの自然物に触れる機会が多くあり、目にしたものに合わせて保育者が歌を歌うと、一緒に歌ったり、手指や体で模倣したりして嬉しい気持ちを表現していた。

誘導ロープでの移動やフラフープ遊びでは、歌を歌ったり、電車ごっこをしたりしながら、友だちと調子を合わせて歩くことを楽しんでいる。

情緒

登園時から機嫌よく遊び、穏やかに過ごす姿があった。気の合う友だちとやりとりをしながら同じ玩具で遊んだり、動きを模倣し合ってマットの上で運動遊びをしたりして楽しんでいた。特定の保育者との一対一の関わりを求める子もあったので、スキンシップを図り安心して遊べるようにしていった。

情緒が不安定な時には、噛みつきやひっかきなどのトラブルもあったので、一人一人の様子について保育者同士発信し合い、共通認識を図っていった。

言葉

送迎の保護者について「今日、じーちゃん」「○○ちゃんはばーちゃん」などと、嬉しい気持ちを言葉で伝え合っていた。「おじいちゃんなの?よかったね」「お母さんが来るの?楽しみだね」などと丁寧に応答しながら、言葉で伝わる喜びが感じられるようにしていった。また、発見したものを言葉で伝えようとする姿が見られた時には、ゆっくりとはっきりと「○○だよ」と、模倣して発音しやすいよう心掛けて話していった。

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