1歳うさぎ組2019年度6月のまとめ

食事

月齢の小さい子は汁椀を片手で持つと勢いよく口元に運んで飲もうとするのでこぼれたり、握りもつ握力が弱いため手から滑ったりしてしまうことが多い。両手で支え持つことを促したりゆっくりと少しずつ飲んだりするように声をかけていった。

排泄

オムツ交換に誘うと、自らズボンを脱いでトイレに行こうとする子の姿が見られる。意欲的な思いを受け止めていきトイレで出た時は、「おしっこ出たね。すっきりしたね」など声をかけ、排尿の感覚を味わい、少しずつトイレに慣れていけるように関わっていきたい。

健康

手足口病に罹り、発熱や足や口の中に発疹や口内炎が出ていて、食事が摂れない子の姿があった。食前の手洗いを嫌がる姿はなく、促されると手洗い場へ向かって手を濡らしている。こすり合せようとする姿がまだ少ないので保育者が手を添えて一緒に洗っていき、衛生面への配慮をしていった。

睡眠

入眠のペースはそれぞれ違い、一人で横になって寝入る子もあれば玩具で遊ぶ子もいる。一人で眠ることができる子には、「おやすみね」と声をかけて見守っていき、背中をさするなどしながら心地良く眠れるようにゆったりと関わっていった。

身体発達

カラー積木で段差を作ると上がったり下りたりまたいでみたり、三角マットを重ねて高さのある滑り台を作ると、お尻やうつ伏せの格好で滑るなど体を動かしながら意欲的に遊ぶ姿が見られた。また、手足を使ってよじ登ったり、高い所から体の向きを反転させて足先から下りたりと、活発な動きを楽しむ姿も多かった。滑り台の周囲にはマットを敷いたり、保育者が必ず側についたりして一人一人の動きを見守り安全面に配慮していった。

情緒

登園時、保護者に手を振って泣かずに離れられるようになり、日中も機嫌良く過ごせる姿が多くなってきた。時々は不安になり保育者を求めてぐずる姿もあるので気持ちを受け止めていき、抱っこしたりひざに抱いたりして安心感を得て気持ちを切り替えられるような関わりをしていきたい。

言葉

一語文がはっきりと言え始めたり、「ママ、きた」と二語文も発したりする姿が見られた。また、同じクラスの友だちの名前が分かり、尋ねるとその子を探して見つけ出したり、名前の一文字を発したり、保育者のことは「センセ」と呼んでくれる姿も見られる。言葉を発する姿に喜び、応答的なやりとりを楽しんでいきたい。

育児あれこれ