1歳うさぎ組2015年度7月のまとめ

食事

スプーンを使って食べようとする子どもの姿が多くみられ、保育者の援助なしで食事をすることの出来る子どももいる。しかし、子どもによっては、なかなかスプーンを持つ手が動かなかったりして食事が進まないこともあったので、保育者が「にんじんだいじんさんが見てるよ」などと言葉をかけ、子どもが意欲的に食べられるようにしていった。

排泄

トイレの方向を指さしてトイレに行きたいと保育者に知らせる。また、トイレでタイミングが合えば排泄が出来る子や、紙パンツに尿や便が出たことを知らせる子もいた。子どもたち一人ひとりのペースに合わせてトイレに誘い、トイレで排尿が出来たときには「上手だね、すごいね」などと言葉をかけ、自信や次への意欲につなげるようにしていった。

健康

虫刺されや蕁麻疹が出ることあったので、家庭での様子を聞いたり、園での様子を伝えたりして、連携を密にしていった。また、発熱する子どもが多く見られたので、細めに体温を測るなどして保育者同士が連携を取りながら対応することが出来るよう心掛けていった。

睡眠

自分の布団を見つけると進んで布団に入って眠りについたり、保育者が側にいることによって安心して眠る子など様々だった。しかし、暑さから早く目が覚める子どもがいたり、沢山汗をかく子どもがいた。保育室の温度を調節したり子どものお腹や背中をさすったりし、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

水あそびを始めた当初は顔に水がかかるのを苦手だった子どもの姿があったが、回数を重ねるにつれて水が顔にかかるのも平気になってきた。保育者がホースで水を撒いているところに近寄ってきたり、ペットボトルに汲んだ水を頭から被るなどしてダイナミックにあそぶ姿も多くなってきた。また、子どもたちに危険がないよう保育者同士連携を取りながら見守っていった。

情緒

友達の存在が気になり同じことをして楽しもうとする子どもがいた。その中で、友だちが持っている玩具が欲しくなり取り合いになることもあったため、お互いの気持ちを受け止め共感し、代弁して仲立ちとなっていった。また、玩具の数を増やしたり、他のあそびに誘うなどして子どもたちが十分にあそべる環境を心掛けた。

言葉

言葉も少しずつ増え、友だちの名前や保育者を先生と呼ぶことが出来るようになってきた。子どもたちの一つ一つの言葉を受け止め共感し、言葉かけをしながら保育者も一緒になって子どもとの言葉のやり取りを楽しんでいった。

育児あれこれ