食事
テーブルの準備を始めると「マンマ・マンマー」と喜び食べる意欲が見られる。一歳を過ぎた子は完了食に移行し、コップを持ってこぼしながらも一人で飲むようになる。又、手づかみやスプーンで意欲的に食べる。離乳食の子も大きな口を開け喜んで食べている。楽しく食べられる雰囲気作りをし、食べる意欲を大切にしていった。
排泄
「オムツ替えようね」「きれいにしようね」と一人一人声をかけ、スキンシップをとりながらオムツ交換をしていった。また、オムツ交換を嫌がる子も見られたため、好きな玩具を側においたり、歌を歌ったりして安心して替えられるように関わっていった。
健康
朝の体温時に、体温が高い子や下痢便や水様便が続く子が見られた。
子どもの体調変化に気をつけながら、こまめに体温を測り、便の回数も記録し、看護師とも連携をとっていった。水あそびも子どもの体調に合わせて進めていった。
睡眠
ほとんどの子たちが環境に慣れ、安心して一定時間に眠れるようになってきた。その日の体調などにより、リズムが崩れることがあったが、その子たちに合わせてたっぷりと眠れるように配慮していった。
身体発達
一人立っちを頻繁にし、二、三歩足が出る子や歩行がしっかりし、歩くことを楽しむ子が増えてきた。
月齢の小さい子の動きも活発になってきたので、安心して動ける場所を確保し、十分に体を動かして遊べるように側で見守り、できた喜びを共に喜んだ。
情緒
7月の新入園児の子は、涙があまり出ることはなく環境に慣れて、好きな玩具で遊びを楽しんでいた。
布のかばんを手に持って、子ども同士で一緒に歩く姿が見られた。保育者が「いってらっしゃい」と声をかけると「バイバイ」と嬉しそうに手を振る。子どもたちの楽しい気持ちを十分に受け止め、触れ合いを楽しみながら友だちとの関わりを広げていった。
言葉
“マンマ”“ネンネ”など一語文が出始めたり、“アー”“ウーウ”など喃語も盛んに聞かれるようになる。子どもの思いを受け止め、保育者はそれを言葉で表し伝えていくことで、話すことの楽しさを感じられるようにしたい。