2歳こぐま組2016年度1月の保育日誌

こぐま組(2歳児)  平成29年1月4日(水) 今村

長い休み明けで朝、保護者と離れる時に涙が出る子もいたが、ほとんどの子が元気よく登園し、なかには「あけましておめでとうございます」と挨拶する子もいた。休み中「○○に行ったよ」「○○食べた」と嬉しそうに話す姿も多く見られた。子ども達が体験した話に耳を傾け、一人ひとりの話を聞くように心がけた。体調の良い子は南部体育館まで散歩に出掛け、体育館の広場でたこあげをして遊んだ。散歩に行く前に、ビニール袋で作ったたこを保育者が準備しているのを見ていて「たこあげしたい!」と喜び、広場に着くと、走りまわってたこあげを楽しんでいた。散歩の途中では、民家の玄関に飾ってあるしめ縄に興味を持ち、正月の飾りであることを伝えたりして、散歩や遊びの中で正月を感じられるようにしていった。

こぐま組(2歳児)  平成29年1月13日(金) 牧田

保育室でこま回しやクレパスでお絵描き等をして遊んだ。大きな白紙いっぱいに思い思いに絵を描いたり、色と色を混ぜて新しい色を作ったりと楽しんでいた。保育者も「バイキンマン描いて」「うさぎ描いて」など、子ども達のリクエストに応え、会話を楽しみながら、描く楽しさを共有していった。ホールでは「すべり台がしたい。」という子どもがいたため、昨日と同じように三角マットを使い、滑り台にして遊んだ。滑る方向から上がってきたり、友達の腕を持ちながら、滑っている子がいた。昨日遊んだ時も同じことを繰り返していたため、遊ぶ前に遊び方について話してから、遊ぶようにすればよかったと反省した。また、今日は朝から雪が降ったり、止んだりしていた。雪が降るたび「雪だ~!」と大喜びする子ども達が多くいた。保育者も一緒に見たり、「雪」の歌を歌ったりし、子ども達の喜びに共感していった。

こぐま組(2歳児)  平成29年1月17日(火) 松本拓

保育室とホールで遊んだ。こまで遊んでいた子は「先生見て、回せるよ」と得意そうに言い、何個かこまを回しては「どっちが回るかな?」と楽しそうにこまを見ていた。カルタで遊んだ子は「読みたい」と読み手をしたいという子が多く、保育者が読んでいた句を覚えていて真似して読み楽しんでいた。中には「これ“て”っていう?」と知っている平仮名を保育者に伝える子もいて驚いた。子ども達が自信を持っていることを認めていった。ホールでは電車ごっこやたこあげを楽しんだ。電車のシートに友達と入ってホールをぐるぐる回ってみたり、たこを持って思いっきり走り、たこがなびくのを楽しむ姿が見られた。保育者も遊びに入り「次は○○駅です」と遊びのイメージが広がるようにしていった。遊びに夢中になり、よく前を見ずに走る子がいて衝突することもあった。遊びのスペースが十分に確保された状態で安全に遊びを楽しめるようにしたい。

こぐま組(2歳児)  平成29年1月20日(金) 山根

保育室では「ふくちゃんはおうち」という節分にちなんだ紙芝居を見た。鬼が出てくる内容でどの子どもも興味津々で静かに話を聞いていた。話が終わると「豆まきしたいな」という子どもがおり、新聞紙を丸めて豆を作った。保育者が「鬼さんは、固い豆が大嫌いなんだって」と言うと新聞紙を丸める手にも力が入り、ぎゅっと力強く握りしめて作ろうとする姿が見られた。「○○ちゃんの豆固くできたね」と言うと「○○もぎゅっとしてるよ」と友達の姿を見ながら、一生懸命作る姿が見られ微笑ましかった。豆が出来上がり、保育者が作った鬼のお面に向かって「鬼は外」と元気よく豆まきをみんなで楽しんでいた。ホールに出てからは、保育者が面を持ち追いかけると豆まきも盛り上がったが、自分のお面がほしいと言う子どももいたので「また今度作ろうね」と次回への期待が持てるよう言葉がけしていった。

こぐま組(2歳児)  平成29年1月23日(月) 山根

朝からたくさんの雪が降ってきて子ども達は窓から外を見つめ「雪がたくさん降ってきたね」「雪で遊びたい」と、保育者や友達に話し掛け嬉しそうな姿が見られた。「雪で遊んでみようか!」と声をかけ、テラスに積もっていた雪を部屋に持ち込んで遊んだ。「冷たいね。」と言いながら嬉しそうに触り、丸めようとしたり手でつぶしてみたりと、思い思いに雪の感触を楽しんでいた。保育者も一緒に雪に触れ楽しさを共有していった。その後は鬼のお面作りをした。先日、保育者が作った鬼のお面を見ながら「赤い鬼がいい」「青鬼が作りたい」と自分の好きな色を選び紙皿に絵の具を塗っていった。筆を握りしめダイナミックに塗る子どもや、細かいところまで丁寧に塗る子どもと様々であった。絵の具での製作にも慣れ親しんで遊んでいたため、また機会を取り入れ楽しませていきたい。

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