5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2025年度6月のまとめ

健康

泥んこ遊びの日程を早めて戸外で遊べる時間を確保していった。気温が高い日も多くなり、こまめに水分補給をしたりエアコンを使ったりして熱中症対策をしながら過ごせるようにしていった。また、ダンスや組体操などを通して友だちと触れ合う喜びや楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

リレーやドッヂボールなど簡単なルールのある遊びをして遊んだり、友だちと遊びのルールを新たに考えて追加したりしながら楽しんだ。ルールは理解できるが、後からルールが追加されると遊びが成立しないこともあった。保育者が遊びを仲立ちしながら、継続させ楽しめるようにしていった。

環境

自分たちが畑に植えた野菜の生長を観察したり、身近な生き物に興味を示し、色々な生き物を飼育しよとしたりする子が増えてきた。一緒に生長を楽しんだり、生き物の生態や飼い方などを調べたりして子どもと一緒に観察を楽しんでいった。ひらがなや数字への興味関心が深まり、手紙を書いたりひらがなを真似して書いたりする子が増えたため紙や鉛筆など道具の環境を整えていきたい。

言葉

友だちと共通の目的をもって遊んだり、協力し合って完成させたりして楽しむ姿があった。一方で、互いの意見がぶつかりトラブルになる場面もあった。保育者は、見守ったり、時には仲立ちしたりして解決策について一緒に考えていった。

表現

七夕製作では折り紙で折ったり、絵の具で描いたりするなどのさまざまな技法を使って楽しめるように準備していった。また、時の記念日にちなんで時計製作を楽しんだ。かたつむり、あじさいなど季節ならではの物を取り入れることでイメージしやすくなり、積極的に取り組む姿が見られた。「上手にできたね」「色が綺麗だね」などできた喜びに共感していった。

食育

食事をする時に、膝立てや姿勢の維持が難しくて食べ物をこぼしてしまう子が見られた。その都度椅子の座り方について声かけをしたり、保育者が手本を見せたりして知らせていった。鉄棒やマット運動などの遊びを取り入れ、体幹を鍛えられる遊びを楽しんでいきたい。…

5歳ぞう組2025年度5月のまとめ

健康

積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりして思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。自ら衣服を調節して快適に過ごせるようにする姿も見られた。また、室内では運動遊びを取り入れ、鉄棒やマット運動、とび箱、巧技台などが楽しめるようにサーキットを作った。運動が苦手な子も友だちの成功した姿に刺激を受け、やってみようとする姿が見られた。子どもたちの挑戦する姿を見守ったり、褒めたりして自信に繋がるようにしていった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は、相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を「飼育したい」という子がいたため、生き物の生態や餌、飼育環境について子どもたちと話し合い子どもたちの思いに寄り添っていった。

言葉

おやつ前や給食前に絵本の読み聞かせをすると、「知ってる!」「○○ってなるんだよ」など興味を持つ子が多くいた。自分たちで文字が読めるようになり、友だち同士で読む姿も見られた。ひらがなやカタカナに遊びのなかで触れることができるように保育室内の絵本も充実させていきたい。

表現

季節の歌や子どもたちの好きそうな曲を選んで歌ったり、踊ったりして楽しんだ。毎月違う曲を歌うことで季節を感じることができ、製作活動にもスムーズに導入できるようになった。製作活動では、文字を取り入れ、見て真似て書くことをねらいに時計作りをした。見て読むことができても、見て書くことができない子もいたが、やろうとしている姿を認め、手を添えるなどして自分でした達成感が味わえるようにしていった。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。また、草が生え始めていることに気づけるように声をかけると、「大きくなるため抜いてあげる」と積極的に草取りをする姿もあった。野菜の絵本なども繰り返し読んでいき、興味関心が広がるようにしていった。…

5歳ぞう組2025年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩にでかける機会をつくり、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。帰ってくると進んで手洗いをする姿があったため、十分に認めて習慣づくようにしていった。また、朝と昼で寒暖差があるため、自ら衣服の調節を行ったり保育者の声かけで調節したりしながら健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちを誘って、ままごとやぬりえなどを楽しむ姿があった。ラキューを進級当初ほとんどしなかった子も友だちの作っている姿に刺激を受け、やろうとする姿が見られるようになった。友だち同士でやりとりする姿を見守ったり、仲立ちしたりしていった。気の合う友だちだけでなく、友だちとの関わりが広がるよう遊びを工夫していく。

環境

保育室の棚の配置を変えたことで綺麗な部屋を意識しながら片付けをするようになった。コーナーを作ったため、「これはここに入れるんだよ」「これはここに揃えよう」など友だち同士で声をかけ合う姿が見られるようになった。丁寧に片付けをする姿をクラスでも共有して、綺麗に片付ける気持ち良さが伝わるように関わっていった。

言葉

毎日の朝の会や集会の始めなどにあいさつを繰り返しすることで、自分たちから進んであいさつをする姿が増えた。朝の会の時には元気がない声で言う子もいるため、気持ちよくあいさつするにはどうしたらいいかなどクラスで話し合っていった。また、子ども同士で話し合う時間を作り、友だちの言葉に耳を傾けたり、自分と違う意見を受け入れたりできるようにしていった。

表現

季節の歌や童謡などを歌うことを繰り返し楽しんでいる。自分たちで楽器を選んで自分なりに演奏をすることも楽しんでいる。製作では様々な技法を取り入れてイースターとこいのぼりを製作した。見本をみて同じように作る子や友だちの作ったものを見て自分なりに作る子などがいた。「きれいな色になったね」「上手な模様ができたね」など子どもたちのできた喜びに共感し、自信に繋げていった。

食育

異年齢で野菜を植えることを伝え、一緒に畑やプランターの土を入れて混ぜたことで、「どんな野菜植える?」「なにがいいかな」など野菜や食物の栽培に興味関心が広がっていった。まだ見た目で苦手なものは食べる前から減らす子が多いため、苦手な気持ちに共感しながら、「○○の味がするよ」など味付けを具体的に伝え、食べてみようとする気持ちが芽生えるように関わっていきたい。…

5歳ぞう組2024年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、マラソンごっこをして園庭で体を思いきり動かして、体力づくりを心がけながら開放感や体を動かす心地よさを感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため水分補給をこまめに摂ったり、衣服の調節を促したりしながら健康面に留意していった。

人間関係

戸外遊びでは、マラソンごっこやしっぽ取りなど集団遊びを楽しむ姿が多かった。将棋やテーブルゲームを増やしたことで、子どもたちの関わりや遊びが広がってきた。また、遊び方やアドバイス、遊びのルールを友だちと相談しながら追加するなど遊びを工夫する姿も見られるようになってきた。友だちとの関わりが更に増えるよう、遊びの時間を十分に確保していった。

環境

卒園式までの日数を子どもたちと数えて過ごすことで、友だちと一緒に遊べることが少なくなっていることに気づき、手紙を書いたり、絵を描いたりする子が増えてきた。白紙を多めに準備して自由に書けるように環境を整えていった。また、ビッグAの保育室でも楽しく過ごせるようにカードゲームやオセロ、ぬりえなど室内環境を整え、楽しく過ごせるようにしていった。

言葉

トラブルの場面で、子ども同士で解決しようとしたり仲立ちをしようとしたりするなかで、伝え方によってうまく解決ができないことが多かった。保育者が仲立ちしたり代弁したりすることで、相手を思いやり言葉の伝え方を少しずつ意識して話す姿が見られるようになってきているため、引き続き伝え方について知らせていく。

表現

ピアノを習っている子がピアノの発表会で演奏する曲をクラス内で披露してもらった。演奏を聴いて、「上手だった」「教えて」など演奏した子にピアノの弾き方を教わりピアノを弾く子が増えている。弾き方を教えたり、アドバイスをしたりして互いを褒めたり認めたりすることで、ピアノの演奏を楽しんだり演奏できた喜びを表現したり共有したりしていた。保育者も一緒に演奏して表現する楽しさを伝えていった。

食育

就学に向けて、食事の時間を意識できるようにしていった。自分なりに時間を意識して食べようとする子が増えていった。一方で、時間になるまで待つ子もいた。時間を待って残すことが当たり前ではないことを伝え、自分で量を調節して自分なりに食べようとする姿を認めたり、時間内に食べ終えたことを褒めたりして、食事意欲に繋がるようにしていった。…

5歳ぞう組2024年度2月のまとめ

健康

雪が積もると、戸外で雪だるま作りをしたり、雪合戦をしたりして雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、友だちに「雪だるま作ろう。」と誘い合い、寒さを忘れて楽しんでいた。遊びを見守ったり一緒に身体を動かしたりして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。

人間関係

将棋遊びを通して、対局をする様子を見守り子ども同士で教え合ったり、アドバイスをしたりして友だちとの関わりが広がっている。また、将棋が得意な子に、保育者が「○○君が教えてほしいみたい。」と声をかけると、「いいよ。」と喜んで引き受け優しく教える姿があった。保育者の声かけがなくても自主的に教え合う姿も増えてきているため、褒めたり認めたりして友だちとの関わりが深まるよう見守っていった。

環境

水たまりの氷に気づき、「氷があるよ!」「みんな見て!」と水たまりの氷を発見した喜びを保育者や友だちに知らせて喜んでいた。また、氷を手に握り「見て!氷って水になるよ。見といて。」と氷が解けて水に変化することに気づき、友だちや保育者に氷が解ける様子を見せていた。子どもの気づきを一緒に喜び、自然事象に興味関心が広がるように関わっていった。

言葉

友だちとトラブルになっている場面で、別の友だちが仲立ちしたり代弁したりして友だちを思いやる姿が増えてきている。一方で、伝え方や語気が強くなり解決が難しい場面もある。保育者は見守ったり仲立ちをしたりしながら、解決の仕方を知らせたり伝えたりしていった。子ども同士で解決しようとする姿を認めたり褒めたりして、子ども同士でもトラブル解決ができるようにしていく。

表現

製作遊びで、絵の具を使ってきれいな色を塗ったり混ぜ合わせたりして、好きな色を使って表現することを楽しんだ。また、水の量によって色の濃さに違いがあることにも気づき友だちと共有する姿があった。保育者も色の変化を楽しみ、子どもの気づきを喜び伸び伸びと表現できるようにしていった。

食育

節分の行事にまつわる食べ物の意味や由来を知り、家庭で由来や意味を話す子もいた。給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。また、食べ終わる時間を子どもたちと相談して決め、就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。…

5歳ぞう組2024年度1月のまとめ

健康

戸外に出て走ることに興味をもち、保育者と数人で体を動かしていった。走る楽しさや、体を動かす心地良さを保育者や友だちと共有する姿を見て、他児も次から積極的に参加する姿があった。就学に向けた体力づくりや、健康に生活できる身体作りを心がけ運動と衛生面に留意したことで健康に過ごすことができた。引き続き健康に過ごせるようにしていく。

人間関係

友だちとの関わりが深まり、トラブルも少なくなってきた。また、友だちと意見や考えを出し合い折り合いをつけながら遊びを進めていた。一方で、言葉の伝え方や語気が強くなりトラブルになる場面もある。互いに解決に向けて話ができるようになってきているが、仲立ちが必要な場面があるため引き続き見守っていく。

環境

手紙のやりとりや将棋などを通して、文字や数字に興味関心をもつ子が増えてきた。特に将棋の遊び方を理解するために、将棋の本を読んだり友だちに教えてもらったりして自主的に行動する姿が増えている。また、文字を書いたり読んだり時計の数字を気にしたりするなど身近な環境から吸収する姿があるため、環境の構成を工夫していく。

言葉

書き初めをしたり、しりとりゲームをしたりして言葉や文字に触れる機会を意図的に作っていった。また遊びを通して、数字や文字に興味関心をもつ子が増えている。一方で、言葉の伝え方からトラブルになる場面がある。言葉の伝え方について保育者が代弁し丁寧に伝えることで友だちへの声かけの仕方や関わり方について伝えていった。

表現

「世界に一つだけの花」や「ありがとうこころをこめて」を歌い、少しずつ卒園を意識し始める子がいた。歌詞を書いて掲示すると歌詞を見ながら口ずさんだり、曲を流してとリクエストしたりするなど喜んで歌を歌っていた。保育者も一緒に歌を歌い、表現する楽しさを一緒に共有できるようにしていった。

食育

おせち料理や七草粥の意味、雑煮が住む地域によって違うことなどを伝え日本の伝統的な料理に興味関心がもてるようにしていった。また、食事の姿勢やマナーについては保育者が手本を見せたり、子どもの姿を褒めたりしながら繰り返し伝えるようにしていく。…

5歳ぞう組2024年度12月のまとめ

健康

中学生との交流では、積極的に戸外に出てしっぽ取りを行った。中学生と一緒に遊べることを喜び、寒さを忘れて思いきり走り回っていた。体が温まると、衣類を脱いで自分で調節する姿も見られた。寒さから、水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

将棋の遊び方を知り、友だちと誘い合って積極的に将棋を楽しんでいた。家庭でも保護者に将棋の勝負を提案し楽しんでいる子もいた。将棋を通じて友だちとの関わりが増えたが、勝敗にこだわったり、友だちの将棋に口出しをしたりしてトラブルもあった。保育者が仲立ちしたり、将棋を増やしたりしてトラブルを減らしていく。

環境

新しいすごろくゲームを通して、数字や文字に触れる機会が増えた。また、オリジナルのすごろくや絵本などを工夫して作って楽しんでいた。興味をもって文字や数字に触れるため、覚えることにほとんど時間がかからなかった。引き続き、子どもたちの興味をひけるような環境にしていく。

言葉

カードゲームやボードゲーム、こま回しなど友だちとのやりとりが上手くなってきている。一方で、勝敗に執着したり順番にこだわったりして厳しい口調や手が出そうになったりすることがある。特に言葉の伝え方について、丁寧に知らせるようにしたり時には見守ったりするようにしていった。

表現

人前で発表や発言をすることを恥ずかしいと感じていた子が発表会を終えて、以前に比べて積極的に発言をしようとする姿が増えてきた。自分なりの考えや意見などを出し合ったりして遊びを工夫していた。劇遊びや歌、合奏だけでなく絵など様々な面で表現して楽しめる環境にしていきたい。

食育

季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話やクイズに取り入れて、興味をもてるようにしていった。自分の食べられる量や苦手な食べ物がある時にどのように対応すれば良いのかを伝えるようにしていった。食事中の姿勢や座り方は、引き続き声かけをしたり保育者が手本を見せたりして促していく。…

5歳ぞう組2024年度11月のまとめ

健康

寒暖差が激しくなり、体調を崩しやすくなってきたが手洗いやうがいなどの声かけや、水分補給をこまめにするよう促すようにして子どもの体調面に留意していった。また、保育者が率先して行いクラス全体が健康に過ごすことを意識できるように関わっていった。

人間関係

子どもたちが興味関心を示す絵本を読み聞かせ、それから子どもたちと話し合い劇遊びの配役等を決めたり、遊びの内容を友だちと一緒に工夫したりできるようになってきた。時折、自分本位になってしまう場面があるため、その都度保育者が仲立ちしながら友だちとの関わり方について気付けるようにしていった。

環境

積極的に戸外に出て遊んだ。一方で、散歩に出かける機会があまりもてなかった。散歩の機会は少なかったが、園庭で見つけられる生き物や自然物を見たり触れたりすることができ、季節の変化を感じることができた。木の実を割って中身を見たり、匂いを嗅いだりする姿もあった。子どもの気付きに共感したり、他の子とも共有したりしながら楽しんでいった。

言葉

劇遊びのなかで、セリフや動きについて配役ごとに話し合う時間を作った。話し合う時間を設けたことで互いの意見や思いを知ることが出来ていた。しかし、話し合いをするなかで、感情的になってしまいトラブルになることがあるため、保育者が相手への言葉かけの仕方などについて知らせるよう関わっていった。

表現

劇遊びでは、劇のセリフを繰り返し読んで覚えたり友だちと読み合わせをしたりして楽しみながら取り組んでいた。また、セリフの言い方や動きも相談し合い意欲的に参加できていた。合奏では、友だちと一緒に演奏したり他クラスに聞いてもらったり褒めてもらうことで友だちと一緒に演奏する楽しさを味わっていた。

食育

食事の姿勢や箸の持ち方などを保育者が手本を見せながら楽しく食事ができるようにしていった。就学に向けて時間を意識して食事を進める子もいる一方で、苦手な物があって進まなかったり会話に夢中になったりする子がいる。その都度声をかけたり、食事量を調節するように促したりしていった。…

5歳ぞう組2024年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、鉄棒の逆上がりに挑戦したり、とび箱の5~6段に挑戦したりと意欲的に運動遊びに挑戦する姿が多く見られた。目標が達成されたことを喜び、更に高い目標を設定して挑戦する子も見られるようになってきた。看護学生の健康教育では、食べものの通り道やうんちの種類、人間の臓器についてクイズをしながら学び、体にについて興味関心を深めることができて良かった。

人間関係

友だちと誘い合ってルールのある遊びを楽しむ姿が多かった。戸外では、地面に9マスの枠を作り、その中で鬼ごっこをするゲームをすると繰り返し楽しんでいた。初めての子には、ルールを理解している子が教えることで子どもだけで遊びを進めることができていた。遊びが継続することで、地面に描いた枠線が消えてしまうことがあったが、その都度線を描き直し継続して遊びを楽しむことができていた。

環境

園庭の畑で、虫探しをしたり芋畑で芋掘りや虫探しをしたりするなど季節の変化を感じられるようにした。コオロギやキリギリスなどの虫探しをしたり、木から落ちるどんぐりの実を拾ってままごと遊びに取り入れたり、画用紙と折り紙を組み合わせて製作遊びをしたりと子どもなりに工夫して遊びを楽しんでいた。

言葉

友だちとのやりとりなかで、言葉が威圧的になったり相手を傷つけたりする姿があった。友だちへの伝え方や口調について子どもたちと考えながら確認していった。時折、子ども同士でも「その伝え方はどう?」「強い言い方はいけんよ」など友だちに教える姿も見られるようになってきている。引き続き、言葉の伝え方について丁寧に伝えていく。

表現

よさこいソーランの踊りを意欲的に取り組み、友だち同士でかっこよく見せる工夫やアドバイスを伝え合う姿が見られた。子どもたちのやりとりを見守ったり、挑戦したい意欲を大切にしたりしながら保育者も一緒に踊りを踊って表現する楽しさを共有していった。

食育

箸の持ち方や、お茶碗を持って食べるなどの基本的な食べ方や就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。食事中に話に夢中になってしまい、食事が進まないことや、「ごちそうさましたい」という自分の意思を伝えられない子がいる。保育者が手本を見せたり、ごちそうさまを言いやすい雰囲気づくりをしたりしていく。…

5歳ぞう組2024年度9月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、水分補給や着替え、休息などに留意していった。活動内容や個人差によって汗をかく量も違うため着替えの補充について家庭との連携も心がけていった。保育者の声かけがなくても汗の始末や着替え、水分補給など自ら判断して行う姿も少しずつ見られるようになった。自ら気づいて行動できるように促していく。

人間関係

運動遊びや踊り等自分なりの目標や目当てを友だちや保育者と共有し、積極的に取り組む姿がある。保育者は、それぞれの目標や目当てを話し合う場を作りクラス全体で共有できるようにしていった。また、できたことを友だちや保育者と喜んだり互いに教え合ったりして挑戦意欲が高まるようにしていった。

環境

戸外遊びの中で、身近な動植物を見つけたり触れたりする中で、季節の変化や移り変わりに気づく姿が見られた。また、保育者も子どもの発見や気づきに耳を傾けるようにしていった。戸外で遊ぶ機会を多く持つようにし、気温の変化を感じたり、開放感を味わったりしながら遊べるようにしていった。

言葉

遊びを考えたり、内容を工夫したりする中で自分の考えや思いを言葉でやりとりする姿が増えてきた。一方で、自分の意見を感情的に伝えたり口調がきつくなったりしてトラブルになることもある。相手に優しく声かけをする大切さについて、保育者が仲立ちしながら丁寧に伝えるようにしていった。

表現

他クラスのダンスやバルーンなどの演技をみて、年下の演技の良い所を見つけて伝えたり時には自ら手本となったりして表現する楽しさを伝える姿が見られた。友だちと誘い合って、他のクラスに行って踊りを見せたり教えたりする時間を大切にし、異年齢で関われる機会を多く持つよう心掛けていった。

食育

楽しい雰囲気の中で、友だちと会話をしながら給食を食べている姿が多く見られる。一方で、会話に夢中になり食事が進まなかったり食べ終わるのが遅くなったりする姿があった。小学生が給食を食べる時間について伝え、食べ終わる時間をクラスで相談していった。時間を意識することを伝えたことで、自分なりに切り替えられるようにしていった。…