5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2024年度12月のまとめ

健康

中学生との交流では、積極的に戸外に出てしっぽ取りを行った。中学生と一緒に遊べることを喜び、寒さを忘れて思いきり走り回っていた。体が温まると、衣類を脱いで自分で調節する姿も見られた。寒さから、水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

将棋の遊び方を知り、友だちと誘い合って積極的に将棋を楽しんでいた。家庭でも保護者に将棋の勝負を提案し楽しんでいる子もいた。将棋を通じて友だちとの関わりが増えたが、勝敗にこだわったり、友だちの将棋に口出しをしたりしてトラブルもあった。保育者が仲立ちしたり、将棋を増やしたりしてトラブルを減らしていく。

環境

新しいすごろくゲームを通して、数字や文字に触れる機会が増えた。また、オリジナルのすごろくや絵本などを工夫して作って楽しんでいた。興味をもって文字や数字に触れるため、覚えることにほとんど時間がかからなかった。引き続き、子どもたちの興味をひけるような環境にしていく。

言葉

カードゲームやボードゲーム、こま回しなど友だちとのやりとりが上手くなってきている。一方で、勝敗に執着したり順番にこだわったりして厳しい口調や手が出そうになったりすることがある。特に言葉の伝え方について、丁寧に知らせるようにしたり時には見守ったりするようにしていった。

表現

人前で発表や発言をすることを恥ずかしいと感じていた子が発表会を終えて、以前に比べて積極的に発言をしようとする姿が増えてきた。自分なりの考えや意見などを出し合ったりして遊びを工夫していた。劇遊びや歌、合奏だけでなく絵など様々な面で表現して楽しめる環境にしていきたい。

食育

季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話やクイズに取り入れて、興味をもてるようにしていった。自分の食べられる量や苦手な食べ物がある時にどのように対応すれば良いのかを伝えるようにしていった。食事中の姿勢や座り方は、引き続き声かけをしたり保育者が手本を見せたりして促していく。…

5歳ぞう組2024年度11月のまとめ

健康

寒暖差が激しくなり、体調を崩しやすくなってきたが手洗いやうがいなどの声かけや、水分補給をこまめにするよう促すようにして子どもの体調面に留意していった。また、保育者が率先して行いクラス全体が健康に過ごすことを意識できるように関わっていった。

人間関係

子どもたちが興味関心を示す絵本を読み聞かせ、それから子どもたちと話し合い劇遊びの配役等を決めたり、遊びの内容を友だちと一緒に工夫したりできるようになってきた。時折、自分本位になってしまう場面があるため、その都度保育者が仲立ちしながら友だちとの関わり方について気付けるようにしていった。

環境

積極的に戸外に出て遊んだ。一方で、散歩に出かける機会があまりもてなかった。散歩の機会は少なかったが、園庭で見つけられる生き物や自然物を見たり触れたりすることができ、季節の変化を感じることができた。木の実を割って中身を見たり、匂いを嗅いだりする姿もあった。子どもの気付きに共感したり、他の子とも共有したりしながら楽しんでいった。

言葉

劇遊びのなかで、セリフや動きについて配役ごとに話し合う時間を作った。話し合う時間を設けたことで互いの意見や思いを知ることが出来ていた。しかし、話し合いをするなかで、感情的になってしまいトラブルになることがあるため、保育者が相手への言葉かけの仕方などについて知らせるよう関わっていった。

表現

劇遊びでは、劇のセリフを繰り返し読んで覚えたり友だちと読み合わせをしたりして楽しみながら取り組んでいた。また、セリフの言い方や動きも相談し合い意欲的に参加できていた。合奏では、友だちと一緒に演奏したり他クラスに聞いてもらったり褒めてもらうことで友だちと一緒に演奏する楽しさを味わっていた。

食育

食事の姿勢や箸の持ち方などを保育者が手本を見せながら楽しく食事ができるようにしていった。就学に向けて時間を意識して食事を進める子もいる一方で、苦手な物があって進まなかったり会話に夢中になったりする子がいる。その都度声をかけたり、食事量を調節するように促したりしていった。…

5歳ぞう組2024年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、鉄棒の逆上がりに挑戦したり、とび箱の5~6段に挑戦したりと意欲的に運動遊びに挑戦する姿が多く見られた。目標が達成されたことを喜び、更に高い目標を設定して挑戦する子も見られるようになってきた。看護学生の健康教育では、食べものの通り道やうんちの種類、人間の臓器についてクイズをしながら学び、体にについて興味関心を深めることができて良かった。

人間関係

友だちと誘い合ってルールのある遊びを楽しむ姿が多かった。戸外では、地面に9マスの枠を作り、その中で鬼ごっこをするゲームをすると繰り返し楽しんでいた。初めての子には、ルールを理解している子が教えることで子どもだけで遊びを進めることができていた。遊びが継続することで、地面に描いた枠線が消えてしまうことがあったが、その都度線を描き直し継続して遊びを楽しむことができていた。

環境

園庭の畑で、虫探しをしたり芋畑で芋掘りや虫探しをしたりするなど季節の変化を感じられるようにした。コオロギやキリギリスなどの虫探しをしたり、木から落ちるどんぐりの実を拾ってままごと遊びに取り入れたり、画用紙と折り紙を組み合わせて製作遊びをしたりと子どもなりに工夫して遊びを楽しんでいた。

言葉

友だちとのやりとりなかで、言葉が威圧的になったり相手を傷つけたりする姿があった。友だちへの伝え方や口調について子どもたちと考えながら確認していった。時折、子ども同士でも「その伝え方はどう?」「強い言い方はいけんよ」など友だちに教える姿も見られるようになってきている。引き続き、言葉の伝え方について丁寧に伝えていく。

表現

よさこいソーランの踊りを意欲的に取り組み、友だち同士でかっこよく見せる工夫やアドバイスを伝え合う姿が見られた。子どもたちのやりとりを見守ったり、挑戦したい意欲を大切にしたりしながら保育者も一緒に踊りを踊って表現する楽しさを共有していった。

食育

箸の持ち方や、お茶碗を持って食べるなどの基本的な食べ方や就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。食事中に話に夢中になってしまい、食事が進まないことや、「ごちそうさましたい」という自分の意思を伝えられない子がいる。保育者が手本を見せたり、ごちそうさまを言いやすい雰囲気づくりをしたりしていく。…

5歳ぞう組2024年度9月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、水分補給や着替え、休息などに留意していった。活動内容や個人差によって汗をかく量も違うため着替えの補充について家庭との連携も心がけていった。保育者の声かけがなくても汗の始末や着替え、水分補給など自ら判断して行う姿も少しずつ見られるようになった。自ら気づいて行動できるように促していく。

人間関係

運動遊びや踊り等自分なりの目標や目当てを友だちや保育者と共有し、積極的に取り組む姿がある。保育者は、それぞれの目標や目当てを話し合う場を作りクラス全体で共有できるようにしていった。また、できたことを友だちや保育者と喜んだり互いに教え合ったりして挑戦意欲が高まるようにしていった。

環境

戸外遊びの中で、身近な動植物を見つけたり触れたりする中で、季節の変化や移り変わりに気づく姿が見られた。また、保育者も子どもの発見や気づきに耳を傾けるようにしていった。戸外で遊ぶ機会を多く持つようにし、気温の変化を感じたり、開放感を味わったりしながら遊べるようにしていった。

言葉

遊びを考えたり、内容を工夫したりする中で自分の考えや思いを言葉でやりとりする姿が増えてきた。一方で、自分の意見を感情的に伝えたり口調がきつくなったりしてトラブルになることもある。相手に優しく声かけをする大切さについて、保育者が仲立ちしながら丁寧に伝えるようにしていった。

表現

他クラスのダンスやバルーンなどの演技をみて、年下の演技の良い所を見つけて伝えたり時には自ら手本となったりして表現する楽しさを伝える姿が見られた。友だちと誘い合って、他のクラスに行って踊りを見せたり教えたりする時間を大切にし、異年齢で関われる機会を多く持つよう心掛けていった。

食育

楽しい雰囲気の中で、友だちと会話をしながら給食を食べている姿が多く見られる。一方で、会話に夢中になり食事が進まなかったり食べ終わるのが遅くなったりする姿があった。小学生が給食を食べる時間について伝え、食べ終わる時間をクラスで相談していった。時間を意識することを伝えたことで、自分なりに切り替えられるようにしていった。…

5歳ぞう組2024年度8月のまとめ

健康

連日暑い日が続く中で、水分補給をこまめに摂ったり休息をしたり、着替えなどをしながら健康に過ごせるようにしていった。気温が高く、戸外で遊ぶ機会は少なかったが、水を全身で浴びたり、色水作りをしたりして遊び夏ならではの遊びを楽しむことはできた。夏ならではの遊びの機会が少なかったため、室内でもできる遊びを考えていく。

人間関係

ブロックやカードゲームなどを通して、友だちとの関わりが広がってきている。また、友だちと意見を出し合いながら遊びを展開したり工夫したりする姿も見られるようになってきた。一方で、意見がぶつかり合いトラブルになることも多い。保育者が仲立ちしたり代弁したりして友だちとのやりとりの仕方について丁寧に伝えていった。

環境

水や泡などを使って水遊びをしたり、動植物に触れたり観察したりして夏ならではの生き物や遊びを楽しんだ。特に生き物への関心があり、幼虫から成虫までの育ち方や世話の仕方について友だちと一緒に調べる姿も見られた。飼育ケースや餌を準備して世話をしたり観察をしたりして楽しめるようにしていった。

言葉

身近な動植物の飼育や観察を通して、感じたことや思ったことなどを伝え合う姿が見られた。保育者は、子どもの気づきや発見したことについて友だちと共有できるような関わりをしていった。

表現

友だちと一緒に好きな楽器を演奏したり、踊りを踊ったりして遊ぶ姿が多かった。特にピアノへの興味関心が深まり、楽譜を見ながら弾いたり、音を探しながら弾いたりして自分なりの演奏を楽しんでいた。また、空き箱を使った製作ではイメージした虫を表現しようと身近な素材を使いオリジナルの虫を表現することを楽しむことができた。

食育

野菜が思うように育たなかったが、収穫できた野菜の匂いを嗅いだり、触れたり給食で食べたりして野菜への関心が深まってきた。野菜を育てたり、収穫をしたりして苦手な食べ物への意識が変わり一口でも食べてみようとする姿も見られた。野菜の世話を通して子どもの意識に変化が見られてよかった。…

5歳ぞう組2024年度7月のまとめ

健康

水分補給をこまめに行い意識して行動する姿が見られる。室内で運動遊びの機会も増えているため、保育者はその都度声かけをしていった。猛暑が続き、水遊びができなかったため水に触れる機会を工夫していきたい。

人間関係

運動遊びのなかで、友だちが逆上がりをする姿を見て真似して挑戦しようとする姿が多く見られた。また、できる子がやり方を教えたりアドバイスをしたりして繰り返し挑戦して楽しんでいた。保育者は見守りながら、安全に遊べるように配慮していった。

環境

登降園の時に、畑の野菜が大きく生長していく様子を観察し友だちや保育者に知らせて収穫を期待する姿があった。また、収穫した野菜を友だちと見せ合ったり匂いをかいだりして夏野菜への関心をもっていた。給食のメニューの中に収穫した野菜を入れてもらい、子どもたちと食べて喜びや達成感を味わっていった。

言葉

友だちとのやり取りや関わりが増えて、遊び方を工夫して楽しんでいる。一方で、子ども同士でのやりとりがうまくいかず、保育者に伝えに来る子もいた。保育者に伝えることも大切だが、自分の思いを相手に伝えることもできるよう仲立ちをしていった。

表現

七夕の由来や意味について集会で話、伝統行事に興味関心がもてるようにしていった。また、異年齢で製作活動をすることでそれぞれの表現方法や作り方で刺激を受け楽しく活動できるようにしていった。お互いの作品を見せ合いながら褒めたり、認めたりする姿も見られて良かった。

食育

畑の夏野菜を収穫して、野菜への関心が深まっている。給食の中に収穫した野菜を入れてもらうことで、苦手な子も進んで食べてみようとする姿が見られた。保育者は「おいしいね」などの声かけを意識することで野菜のおいしさに気付けるようにしていった。…

5歳ぞう組2024年度6月のまとめ

健康

泥んこ遊びの日程を早めて戸外で遊べる時間を多くもつようにしていった。気温が高い日も多くなり、こまめに水分補給をしたりエアコンを使ったりして熱中症対策をしながら過ごせるようにしていった。また、リトミックやふれあい遊びを通して友だちと触れ合う喜びや楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

リレーや鬼ごっこなど簡単なルールのある遊びをして遊んだり、友だちと遊びのルールを新たに考えて追加したりしながら楽しんだ。ルールを理解している子は、進んで遊びを楽しんでいる。一方で、1つのルールは理解できるが、複数のルールが追加されると遊びが成立しないこともあった。保育者が遊びを仲立ちしながら、継続させ楽しめるようにしていった。

環境

身近な生き物に興味を示し、色々な生き物を飼育しようとする子が増えてきた。生き物の生態や飼い方などを調べてから飼育できる環境にあるか子どもと一緒に考えていった。ひらがなや数字への興味関心が深まり、手紙を書いたりひらがなを真似して書いたりする子が増えたため紙や鉛筆など道具の環境を整えていきたい。

言葉

友だちと共通の目的をもって遊んだり、協力し合って完成させたりして楽しむ姿があった。一方で、互いの意見がぶつかりトラブルになる場面もあった。保育者は、見守ったり、時には仲立ちしたりして解決策について一緒に考えていった。

表現

カエルを捕まえたり、鳴き声に耳を澄ましたりして生き物への興味関心を膨らませながらカエルの時計製作を楽しんだ。イメージしやすい生き物と昨年より親しんできたカエルだったため喜んで作る子が多かった。カエルのお腹の部分を時計に見立てることを伝えて、星型や丸型、ハート型など子どもたちがイメージした形を表現できるようにしたことで、それぞれの個性が表現することができて良かった。

食育

食事をする時に、膝立てや姿勢の維持が難しくて食べ物をこぼしてしまう子が見られた。その都度椅子の座り方について声かけをしたり、保育者が手本を見せたりして知らせていった。鉄棒やマット運動などの遊びを取り入れ、体幹を鍛えられる遊びを楽しんでいきたい。…

5歳ぞう組2024年度5月のまとめ

健康

積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりして思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。自ら衣服を調節して快適に過ごせるようにする姿も見られた。また、室内ではリトミックやふれあい遊び、ドッヂビーなどをして身体を動かす遊びを楽しめるようにしていった。リトミックでは、歩く、走る、スキップする、止まるなどそれぞれの動きを意識して行えるように保育者も一緒に楽しんでいった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は、相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を「飼育したい」という子がいたため、生き物の生態や餌、飼育環境について子どもたちと話し合い子どもたちの思いに寄り添っていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で「○○された。」「○○って言ってきた。」などと嫌だったことを保育者に伝える事が多かった。ちくちく言葉とふわふわ言葉について子どもたちと話し合う時間を作っていった。今後は、伝え方についても話し合い言葉のやりとりが気持ち良くできるようにしていく。

表現

季節の歌や子どもたちの好きそうな曲を選んで歌ったり、踊ったりして楽しんだ。歌を通して表現する楽しさを味わうことで、楽器に興味を示したりピアノを弾いたりして遊ぶことを楽しむ姿が増えてきた。また、リトミックではピアノに合わせて身体の動きで生き物の動きに見立てるなど楽しく身体を動かして遊ぶことができた。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。また、草が生え始めていることに気づけるように声をかけると、「大きくなるため抜いてあげる」と積極的に草取りをする姿もあった。野菜の絵本なども繰り返し読んでいき、興味関心が広がるようにしていった。…

5歳ぞう組2024年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩に出掛ける機会を多くもち、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。手洗い、うがいなどその都度声をかけることで進んでしようとする姿があった。寒暖差があるため、自ら衣服の調節を行ったり保育者の声かけで調節したりしながら健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちを誘って、ままごとや折り紙、ラキューなどを楽しむ姿があった。お互いの意見を出し合い工夫して遊ぶ一方で、意見がぶつかりトラブルになることもある。言葉でやりとりする姿を見守ったり、仲立ちしたりしていった。気の合う友だちだけでなく、友だちとの関わりが広がるよう遊びを工夫していく。

環境

積極的に戸外や散歩に出掛ける機会をつくり、自然のなかで開放感を味わって遊べるようにしていった。虫探しに夢中になる姿があったため、ポケット図鑑を準備し、捕まえた虫を観察できるようにしていった。友だちと図鑑を見ながら言葉のやりとりを楽しみ、興味関心が深め楽しさを共有できるようにしていった。

言葉

畑に植える野菜決め、当番のグループ名、当番でやってみたいことなど子どもたちと相談し合う時間を作り、言葉のやりとりができるようにしていった。また、絵本の内容をもとにクイズを考え、子どもたちの発言する機会を作り楽しみながら参加できるようにしていった。

表現

ピアノや楽器などに興味を示し、季節の歌や簡単な曲を演奏して楽しんでいる。また、好きな曲に合わせてダンスをしたり、歌を歌ったりして表現することを楽しんでいる。保育者も子どもの好きな曲を流す機会を作り、「ダンスしたい」「一緒に踊ろう」など友だちと一緒に表現する楽しさを共有したり感じられるようにしたりしていった。

食育

畑の土を耕したり、草取りをしたりする中で野菜の栽培や野菜への興味関心が深まるようにしていった。給食の中に栽培している野菜を見つけて、「畑の野菜の生長が楽しみだね」「早く食べたいね」など期待できるような声掛けをしていった。…

5歳ぞう組2023年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、散歩に出かける機会を作ったり、園庭で体を思いきり動かしたりして、体力づくりを心がけながら開放感や春を感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため、水分補給や衣服の調節を促しながら健康面に留意していった。

人間関係

お店屋さんごっこを楽しんだ。異年齢での交流の機会が多く、年下に優しく関わる姿が見られた。また、店番をした際は順番で使ったり、それぞれ役割分担をしたりして協力しながら遊ぶ姿があった。友だちに思いやりを持って関わる姿を大切にしながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。

環境

園周辺を散歩すると、春の草花や虫をあちこちで見つけて楽しんでいた。つくしを見つけると、「これ食べられるんだよ」と自分の知っていることを友だちに知らせたり、名前を知らない草花があると、園に帰ってから図鑑で調べたりして楽しんでいた。子どもたちの発見にゆったりと耳を傾け、興味関心が広がるようやりとりを楽しんでいった。

言葉

お別れ会に向けて、在園児へのプレゼント作りをしていると、子どもたちの方から他クラスや給食室、アイアイにもプレゼントがしたいと提案があった。保育者が思い出の写真をプリントすると、写真を切り取って貼るだけでなく、それぞれのクラスとの思い出や、楽しかったこと、お礼の言葉などを書き、ポスターにしていた。プレゼントを渡す際には、どういう言葉をかけたいか子どもたちと意見を出し合い、子どもたちの言葉で相手に伝えられるように関わっていった。

表現

お別れ遠足で、海とくらしの史料館や水鳥公園へ行くと、ラキューでそれらの施設で見た物を作る姿が見られるようになった。「ぼくはホオジロザメを作るよ」「○○くん、ホオジロザメがたべるクラゲを作ったら?」などと、関連したものを次々と友だちと作り、保護者や他クラスの友だちにも見せて喜ばせたいという思いから、作品名を書いて飾るなど遊びが発展していった。作品札と一緒に飾ることで、さらに子どもたちの満足感が味わえるようにしていった。

食育

就学に向けて食事の食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくと時計を確認しながら食べる姿があった。また、就学への期待感も高まり、自ら苦手な食材を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。「今日は○○食べてみた。」「早く食べ終わった。」と時間内に食べ終わったことや苦手なものが食べられたことを喜んでいた。時間内に食べ終われたことや、苦手なものを食べたことを十分に認め、食事意欲につながるようにしていった。…