5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2015年度2月のまとめ

健康

活動後だけでなく、登園後の手洗いうがいを意識するよう声をかけていった。少しずつ習慣化され、友だちとも声を掛け合いながら取り組む姿が多く見られるようになり、風邪予防への意識が高まってきている。引き続き、健康への意識が持てるようにしていく。
気温の低い日でも、積極的に戸外にでて、手つなぎ鬼やドッジボールなどに親しみ、友だちと体を動かす楽しさを感じられるようにしていった。

人間関係

「一緒に○○しよう」とままごとや粘土遊びなど誘い合って楽しむだけでなく、「いれて」と自分から遊びに参加し、自分の思いを伝えながら友だちとの関わりを楽しんでいる。また、友だち同士でアイディアを出し合い、遊びを広げる姿も多いので、保育者も一緒に考えながら思いを実現できるよう関わっていった。

環境

保育室だけでなく、トイレのスリッパや絵本コーナーの本など、みんなが使用する場所の使い方について、どのように使用したらよいか改めて子ども達と考え、整えることを意識できるようにしていった。自分から気づいて整理する姿も増えてきたので、引き続き見守り、意識を高めていきたい。給食着を着用しての配膳は、小学校への憧れが大きくなり、意欲的に取り組んでいる。その際、畳み方、片づけ方なども意識できるよう声をかけていった。

言葉

話をしている人の方を見るよう声をかけることで、聞き方について意識できるようになり、「ちゃんと座って静かに聞くよ」「前を向くんだよ」など友だちに知らせる子もいたので、引き続き続けていく。
「おしいれのぼうけん」など文章が多い物語に親しむことで、自分から手に取り、読んで楽しむ子が増えている。今後も様々な物語に触れ、言葉に親しむとともに場面のイメージを広げて楽しめるようにしていく。

表現

桃の節句にむけて絵本や塗り絵などに親しみ、製作へのイメージが広がるようにしていった。友だちの作品のアイディアを取り入れながら製作を楽しむ姿もあり、成長を感じた。
初めてのオペレッタ鑑賞では、保育室でごっこ遊びに取り入れて友だちと楽しんでいる。個々の表現の仕方、楽しみ方を認めていき、表現する楽しさ、見る楽しさを感じられるようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度1月のまとめ

健康

正月休み後は、生活リズムや体調を整えるよう個々の健康状態を見守っていった。また、感染症が流行る時期なので、手洗いうがいの大切さなどもさらに意識できるよう声かけをしていった。
天気の良い日は積極的に戸外で、ドッジボールや雪遊びなどを思い切り楽しめるよう配慮していった。その際、自分の体調に合わせて衣服を調節し、健康に過ごすためにどうしたらよいか考えられるように伝えていった。

人間関係

久しぶりにあう友だちと、連休中に体験したことを伝え合ったり、コマ回しやLAQなどの連休前の遊びの続きなどをしたりして関わりを楽しんでいた。また、マフラー作りやあやとりなどに取り組む姿が増えてきた。できないところ、わからないところを友だち同士でも教え合えるよう保育者が仲立ちし、楽しさやできた喜びを友だちと共有できるようにしていった。

環境

お店屋さんごっこでは、やりたいお店選びやテーブル、品物の準備などを子ども達が主体的に取り組み、考えることで楽しさが広がり、張り切る姿があった。また、店選びやべーについては、ボードを使い、言葉だけでなく、文字でも理解が深まるように知らせていった。
正月や雪、節分についての絵本を新しく用意すると、興味をもって手にとり楽しんでいた。今後も季節や行事に合わせて絵本を用意していきたい。

言葉

連休中に体験したことを伝える機会を作ると、発表の仕方、内容などに興味をもち少しずつ意識して聞く姿が増えていった。また、話の内容に合わせて質問を考える姿も多くなり、やりとりが広がっていった。今後も話を聞く態度、伝え方などを意識できるように機会を作っていきたい。

表現

自分の言葉で表現する場を通して、表現の仕方が少しずつ広がり、自分なりに考える姿が見られるようになってきた。また、友だちと共有できる話題があると「一緒だ」と喜びを感じる姿もあった。保育者も仲立ちとなり、一緒の友だちが他にいないか尋ねて関わりが広がるようにしていった。
節分に向けての製作では、由来や製作へのイメージが広がるように絵本を楽しんでから取り組んだ。「○○オニ」と考えたり、模様のつけ方を工夫したりして自分なりの角や升作りを楽しむことができた。…

5歳ぞう組2015年度12月のまとめ

健康

天候の良い日は、戸外に出て遊ぶ機会を多く持つようにし、体を思いきり動かすようにしていった。ドッヂボールやなわとびなど新しい遊びに興味が広がっているので、保育者も一緒に行いながら、体を動かす楽しさを伝えていった。また、水分補給や手洗いうがいの大切さを伝えていき、風邪を引かないための習慣が身につくよう知らせていくようにした。

人間関係

発表会やクリスマス会にむけて友だちと動きや台詞を教え合いながら、当日を楽しみにする姿が見られた。配役同士での関わりも増え、人間関係が広がっていた。また、他のクラスの歌やオペレッタなどを見たり聞いたりして、行事への意欲を高めるとともに、自分たちの遊びを取り入れる姿も見られた。必要に応じて声をかけたり、道具を準備したりして、遊びや関わりを広げる姿を大切にしていった。

環境

積極的に戸外に出て、気温の変化、クリスマスや正月飾りなどの行事に向けての雰囲気を感じられるようにしていった。また、春にむけて動植物がどのように変化しているか、考えたり絵本や図鑑で知らせたりしていき、冬の自然物に興味をもてるようにしていった。
子どもたちの好きな遊びに合わせてレイアウトを変更し、遊びこめる環境つくりを意識していった。

言葉

発表会の劇や司会の台詞では、広い場所でも、保育室と同様に自信をもって声が出せるよう保育者が一緒に言ったり、側で見守ったりしていった。また、頑張っている姿、上手になっている姿を認め、意欲を高められるように関わっていった。
絵本や紙芝居を友だちと読み聞かせをする姿も多くなり、文字への関心も高まっている。様々な物語に触れて楽しめるように環境を整えていきたい。

表現

発表会で使用した曲やクリスマスの曲を流し、行事への期待を高めたり余韻を味わったりできるようにしていった。クリスマスやお店屋さんごっこに向けての製作では、毛糸やミラーテープなど新しい素材に触れ、自由に使って製作活動を楽しめるようにした。また、作品を友だちや保護者に見てもらえるよう環境を整え、一緒に見て楽しめるように配慮していった。…

5歳ぞう組2015年度11月のまとめ

健康

天候のいい日や雨上がりには戸外遊びをする機会を多く持つようにしていった。ホッピングや竹馬に挑戦したり、サッカーや氷鬼、けいどろなど集団で遊んだりして、積極的に身体を動かして楽しむ子が多くいた。
気温が低くなり水分補給が少なくなったり、厚着になったりしないようこまめに声をかけ、健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

中学生との交流やアイアイの方とのクッキングなどを通して、世代間交流を楽しむことができていた。
発表会にむけての劇遊びや合奏では、友だちと動きや台詞を合わせる難しさを感じているようだった。保育者が合図をしたり、回を重ねる度に少しずつうまくなっていることを伝えたりして、自信に繋がるようにしていった。

環境

発表会に向けて使うものを、自分たちで保管することで、スムーズに劇遊びや合奏の準備ができたり、自由に出し入れして楽器遊びをしたりして楽しむことができた。また、自分で保管することを通して、引き出しの中の整理や物を大切にすることを心掛けるよう伝えていった。
棚の移動や入れ替え、玩具の補充を行い、集中して行いたい場所、広々と行いたい場所など遊びに合わせて工夫して楽しめるようにしていった。

言葉

歌詞を書いて保育室に掲示するだけでなく、どのような意味か、どのような歌なのか伝えていくようにしていった。劇遊びでは、絵本の中から子ども達が好きな台詞を取り入れたり、言いやすい言葉に置き換えたりして、楽しめるようにしていった。

表現

楽器を自由に使い、好きな音楽に合わせて鳴らしたり、友だちを誘ってミニ演奏会をしたりして楽器遊びを楽しむことができた。劇遊びでは、自分たちの作品、興味があること、できることなどを取り入れていくと、「○○やりたい」「こうしたらいいんじゃない」など自分の思ったことを伝える姿が増えていった。伝える喜びや楽しさを感じられるよう受け止めていった。…

5歳ぞう組2015年度10月のまとめ

健康

バルーン、リレー、組体操など運動会で行う種目への期待感も高まり、積極的に体を動かして活動に取り組む子が多くいた。運動会後は、友だちを誘って、かけっこやリレーをして繰り返し楽しんでいた。室内外で運動遊びを多く取り入れていたので、食事、水分、休息などを十分にとれるよう声掛けをしたり、時間を確保したりしていった。

人間関係

運動会でのリレーは、自分たちで走順を考えるようにしていった。毎回1番を走ろうとする子とトラブルになったり、友だちの転倒やバトンの落下を負けた原因にしたりすることがあった。みんなが楽しく走れることや頑張っている姿を保育者が伝えていき、友だちと力を合わせてやり遂げる喜びを味わえるよう心がけていった。

環境

リレーごっこが楽しめるようバトンを保育室内に用意しておくと、クラスを問わず友だちと繰り返し楽しんでいた。
遠足や芋ほりでは、木の実や色付いた葉っぱ、旬の食べ物に触れることができた。また、それらを使って、ままごとをしたり、色の違いを発見したりして楽しむことができた。収穫したサツマイモの小さなものを砂場に埋めて、他クラスの子を誘って芋ほりごっこをする姿もあり、楽しかった経験を再現して遊んでいた。

言葉

友だち同士で、遊びを考え、ルールや役割を決めながら遊びを展開していた。時には、ルールを作った本人と友だちとの意見のぶつかり合いからトラブルになったり、遊びが中断したりする事がある。自分の思いを伝える、アイディアを出す姿を大切にしながら、保育者も一緒に解決策を考えていくようにしていった。

表現

園外保育や運動会、消防車などをクレヨン、筆、ペンなど様々なものを使って絵に描いて表現を楽しんでいた。活動中に友だちの作品をみて、「きれいだね」「上手だね」と認め合う姿も見られた。ペンやハサミ、型抜きなどを使い、好きな形、模様をつけて楽しみ、出来上がった作品を保育室に飾ると真似して楽しむ姿も多く見られた。子どもたちが自由に表現する姿や様子を見守りながら表現する喜びに共感するようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度9月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差が大きくなってきたので、衣服の調節を促したり、体調を整えるためにどうしたらよいかを子ども達と考えたりする機会を多く持つようにした。室内外で運動遊びに親しみ、色々な動きを楽しむことで、挑戦する楽しさ、友だちと協力する喜びを感じられるような声かけを大切にしていった。

人間関係

運動会にむけて、リレーでは自分たちで順番を考えて楽しめるようにしていった。順番を巡りトラブルになることもあったが、保育者がリードしながら解決策を考えたり、子ども達自身でも考えられるよう見守ったりしていき、「じゃあ次の時は○○君が△番ね」「さっきしたから代わってあげる」など友だちのことを考えてやりとりする場面もあり、成長を感じた。

環境

パズル、虫かごを手に取りやすいように棚の位置を変更したことで、触れる機会が増えた。またその様子に周りの友だちも興味をもち、遊びに参加して楽しむ姿が多く見られてよかった。自分の作品(ブロックやLaQ)を入れる箱を用意したことで、遊びを再開しやすくなり取り組む姿が増えた。また友だちの作品をみる機会も増え、同じものを作ろうと頑張る姿もあった。
今後も見やすく、遊びやすいよう玩具の置き方などを工夫していきたい。

言葉

遊びの中でお互い思いを伝えるが、口調が強かったり、相手に受け入れてもらえなかったりしてトラブルになる場面があった。伝え方や聞く姿勢などを繰り返し丁寧に伝えるだけでなく、相手の立場に自分を置き換えて、どのような気持ちになるか考えられるようにしていった。

表現

パズルやLaQなど作品を飾れることで、他の友だちにも見やすくなり、作品を通してやりとりも生まれていた。個々の作品を十分に認め、さり気なく友だちに紹介することで、充実感や達成感を味わえるようにしていった。
運動会で使用する曲を流したり、歌詞を掲示したりすると、興味をもって近寄り、一緒に歌って楽しんでいた。また他クラスの踊りなどにも興味をもち、動きを真似て踊りを楽しんでいた。楽しむ気持ちを共有しながら、見る楽しさ、見てもらう喜びを味わえるようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度8月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日は、室温調整や活動前後の水分補給を促し、快適に過ごせるよう配慮していった。体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水や咳が出る子がいたので、休息や手洗い・うがい、汗の始末などを丁寧に行うようにした。また、畑で育てた野菜を給食で食べたり、自宅に持ち帰ったりして収穫を喜ぶとともに、健康への関心が高まるよう伝えていった。

人間関係

プール遊びで、シートに友だちを乗せて引っ張る遊びや、ペットボトルをつなげた船に順番に乗る遊びに興味を示し、友だちと関わりながら楽しんでいた。また、初めて水中で目を開けられた子がいると、「○○くんができたよ」と保育者に嬉しそうに伝えたり、「一緒に潜ろう」と誘い合って楽しさや喜びに共有したりしていた。子ども同士で認め合う姿を見守り、一緒に気持ちに共感していき、自信に繋がるよう関わっていった。

環境

片付け始める時間だけでなく、次の活動開始時間を伝えていった。次第にどのくらい前から片づけを始めたらよいか、次の活動前にはどんな準備をしたらよいかなどを自分たちで考えられるようになり、見通しをもてるようになってきた。今後も見通しをもてるような声かけや配慮をしていきたい。
子ども達の遊びの様子や対話から、保育室に必要なものや、玩具や棚の位置を考え、姿に合わせて流動的に変化できるようにしていった。今後も活動や姿に合わせて環境を整えていきたい。

言葉

お盆での帰省や旅行先での出来事を嬉しそうに話す子もいるが、断片的な内容の子もいる。保育者が問いかけながら内容を広げたり、言葉を添えたりして相手に伝わるよう仲立ちをしていった。伝わることで共感し、友だち同士での会話を楽しんでいた。友だちとのトラブルの中で、「いけんよ」と相手に強く迫る姿があるので、落ち着いて話ができるように、相手の気持ちを考えられるように関わっていった。

表現

保育室の玩具を入れ替えや、増やしたことでごっこ遊びが広がっていった。友だちとのやりとりや、自分の体験や想像をもとに遊びを工夫し楽しむ姿が多く見られた。製作活動は、材料が不十分で取り組む姿が少なかったので、今後は様々な材料を用意して十分に楽しめるようにしていきたい。
自分たちで栽培した野菜でスタンプ遊びを行うと、感触や匂いを味わいながら楽しむことができた。中には、スタンプを組み合わせて好きな模様を楽しむ姿もあった。子どもたちの自由な表現を認め、楽しむ姿に共感していった。…

5歳ぞう組2015年度7月のまとめ

健康

朝から気温が高い日が増えたので、こまめに水分補給を促したり、夕方は日陰が多くなってから戸外に出たりした。室温調整や休息の時間も大切にし、室内での活動も取り入れながら快適に過ごせるよう配慮していった。
汗をかいたり、水遊び、泥遊びなどをしたりして着替えることが多くなった。汚れに気づかず過ごそうとする子もいたので、友だち同士で教え合うなど自分たちで気づいて行動できるよう声をかけていった。

人間関係

プール遊びの中で、友だち同士で水中で目を開けて楽しみ、普段とは違う相手とも関わる姿が見られた。また、友だちが潜る様子をみて、「やってみる」と自分から挑戦しようとしたり、何回か挑戦するうちにできるようになったりするなど、友だちからの刺激を受けながら成長する姿も見られた。挑戦する姿、成長する姿を褒めたり認めたりして、友だちとも喜びを共有できるよう仲立ちをしていった。

環境

畑やプランターで育てている夏野菜を自分たちで収穫し、野菜の感触や匂いを楽しみながら生長を喜んだ。また、収穫物を自分たちで給食室に届けに行き、後日給食に入れてもらうと、「みんなで育てたお野菜だ」「おいしい」とよく食べ、野菜が苦手だった子も食べてみようとする姿があった。今後も世話や観察をしながら、生長や収穫する楽しさや喜びを味わっていきたい。

言葉

季節や行事にちなんだ歌の歌詞や、行事での並び順などを紙に書いて貼ると、一文字ずつゆっくり読みながら覚えようとしていた。また、絵本コーナーの絵本を楽しむ姿が増え、読める字を声に出したり、読み書きができない文字は先生や友だちに聞いたりして文字を覚えようとしていた。
連休での出来事や夏ならではの体験を自分なりの言葉で嬉しそうに友だちやアイアイの入所者の方に話し、やりとりを楽しんでいる。言葉でうまく表現できない時には、相手に伝わるよう保育者が仲立ちをし、やりとりを楽しめるようにしていった。

表現

夏祭りに向けてホールやアイアイの広場でみこしを担いだり、踊ったりして楽しんでいった。他クラスにも見てもらうことで、自信にもなり、当日への気持ちも高まり、楽しみにする様子が見られた。
旅育での体験が印象に残り、保育室でも電車ごっこをして楽しんでいた。椅子を並べるだけでなく、マットに友だちを乗せて引っ張り「次は○○」と遊びを広げて楽しむ姿に感心した。今後も、園内外での体験を遊びや生活の中にも取り入れ、様々な体験を友だちと共有できるようにしていきたい。…

5歳ぞう組2015年度6月のまとめ

健康

蒸し暑い日や気温差の大きい日があったので、活動や子どもたちの体調に合わせて室温や衣服を調整していくようにした。また、テラスを休息できる場として環境を整えると、絵本を読んだり、友だちと会話したりして楽しむ姿が増えていった。虫歯集会や手洗いに関しての本などを通して、歯磨きや手洗いの大切さを伝えていき、丁寧に行えるよう促していった。

人間関係

当番カードを作ったことで子どもたちの意識も高まり、友だち同士で声をかけ合いながら意欲的に各当番に取り組んでいる。中学生との交流では、親しみを持って積極的に関わる姿が多く、製作活動や絵本、ブロックなど自分の好きな遊びに誘って一緒に楽しんでいた。低年齢児と関わる姿が多くなり、ブロックで車を作ったり、絵本を読んであげたりして世話をすることを楽しんでいる。小さい子を思いやる気持ちを大切にし、自信に繋げていきたい。

環境

自分たちで栽培物を植えたことで関心が高まり、「水やりしてくる」と積極的に世話をし、また葉に触ったり匂いをかいでみたりして「ザラザラする」「トマトの匂いだ」など発見を楽しんでいた。園庭で捕まえたクワガタやカタツムリなども、「これだ」と図鑑と照らし合わせたり、「餌食べたよ」と観察したりしていた。子どもたちの発見や感動に共感しながらより深い関心につながるように声をかけていった。

言葉

「話聞いてくれない」「ごめんねって言ってもきいてくれない」とトラブルの際に相手が耳を傾けてくれず、保育者に訴えてくる姿があった。気持ちの伝え方だけでなく、話を聞くことの大切さにも気づいていけるよう仲立ちをしていった。友だちとの遊びの中で、自分の思いを主張するだけでなく、相手の思いも受け入れて遊びを発展させて楽しんでいる。それぞれの遊びややりとりを見守り、伝え方や受け入れる優しさを認めていきたい。

表現

夏祭りや七夕に向けて、折り紙や画用紙を使って製作を楽しんだ。友だちが出来上がった作品をみこしにつけたり、保育室に飾ったりしていると「やってみる」と自分から活動に参加する姿も多く見られた。
親しみのある音楽を子どもたちの興味に合わせて流すと「もう一回」と繰り返し楽しんでいた。保育者が踊りの動きをじっくり伝えると、覚えようと一緒に体を動かしていた。スペースを十分にとったり、元気に踊る姿を認めたりしていきながら、のびのびと楽しめる雰囲気を大切にしていった。…

5歳ぞう組2015年度5月のまとめ

健康

暑い日が多かったので、水分摂取を促したり、日陰で過ごす時間を作ったりして、体調を崩さないようにしていった。また、年長児として園外に出かける機会が多くなり、疲れが見られる姿もあったので、保育室でゆったり過ごす時間も大切にしていった。生活の流れも覚え、日々の活動や新しい活動を楽しみにしているので、期待感を膨らませられるよう声をかけていった。

人間関係

園内外での異年齢交流を通して、優しく声をかけ世話をする喜びや、地域の行事に一緒に参加できる達成感を感じていた。一人ひとりの感想や気持ちの変化を受けとめ、友だちや保護者とも共有できるよう伝えていった。
気の合う友だちと好きな遊びややりとりを楽しむが、「大きな声で言われた」「話聞いてくれなかった」など些細なことでトラブルになるので、気持ちの伝え方や受け入れる大切さに気づけるよう仲立ちをしていった。

環境

遊びに夢中になり、玩具が散乱しても気づかないことが多かったが、その都度声をかけていったり、ケガや玩具の破損に繋がることを知らせていくことで、自分たちで意識してまとめたり片づけたりする姿が増えていった。
園庭や散歩先で虫を見つけたり、飼育している小動物に触れたりして楽しんでいるが、植物や野菜の栽培を始めることができなかったので、今後取り入れていき、栽培物の生長や変化を楽しめるようにしたい。

言葉

絵本の文字を指で追ったり、表紙やあいうえお表をなぞったりして文字に触れて楽しんでいる。一人ひとりの楽しみ方に共感していき、読み書きする楽しさを広げられるようにしていった。友だちとの関わりの中で、相手に強く言ったり、嫌な気分にさせるような言葉を言ったりすることがあるので、相手がどのような気持ちになるのか、自分が言われたらどうかを一緒に考え、伝え方を知らせていった。

表現

広告・素材・道具などを用意し、自分の思いを形にしたり、工夫したりしる楽しさを味わえるようにしていった。また、作品を飾るスペースや箱も作り、表現する楽しさや、継続できる喜びを味わえるようにしていった。
子ども達が、親しみのある音楽に合わせて体を動かしたり、歌ったりする機会を作り、保育者も積極的に体を動かして、大きく体を動かすことや声を出すことの楽しさを味わえるような雰囲気を大切にしていった。…