5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組組2016年度5月のまとめ

健康

先月から引き続き、午前中から十分に体を動かす機会を作り、満足感を味わえるように配慮していった。また気温が高い日が増えてきたので、服装の調節や水分補給などをして快適に過ごせるよう声をかけていった。
戸外に出た際には、かけっこにスキップや後ろ向き走りなども織り交ぜ、様々な体の動きを体験できるようにしていった。友だち同士で誘い合って楽しむ姿も見られるので、回数を重ね、達成感を味わえるようにしていきたい。

人間関係

こいのぼり集会やバイキング給食の手伝いなどで異年齢児との交流が増え、親しみをもって関わる姿が増えてきた。意欲的に関わる姿を認め、自分たちも優しく接してもらったことを思い出しながら、年長児としてどのように相手に接するかを交流の度に子ども達と一緒に考え、安心して活動できるようにしていった。関わる際に戸惑う姿もまだ多くみられるので、個々に声をかけながら、ゆっくりと見守っていきたい。

環境

紙を大切にすること、靴(スリッパも含め)を揃えることを意識して取り組んできた。全体で取り組むことで友だち同士教え合う姿が増え、習慣づいてきた。今後も一つずつ丁寧に取り組み、意識を高めていきたい。
カブトムシの幼虫や戸外で見つけた虫、朝顔や野菜などといった動植物の世話を通して興味が高まり、観察したり、名前を図鑑で調べたりして楽しんでいた。子ども達の思いに共感し、成長や発見を喜べるよう関わっていった。

言葉

興味のある歌や季節の歌の歌詞を掲示することで、覚えようとする子が増えた。また絵本の位置を変えると、以前よりも手に取って好きな場所で読む姿が増えていった。今後も興味をもち、広げて楽しめるよう工夫していきたい。
読み聞かせでは、その後を想像したり、内容を振り返ったりし、自分なりの言葉で表現する機会を作っていった。

表現

空き箱や紙、ペンなどを用意することで、自分なりに工夫して製作を楽しむ姿が多く見られた。一人ひとりの発想や工夫を認め、製作する楽しさを味わえるよう関わっていった。また、ブロックや絵画など作品を掲示し友だちと共有できる機会を作ると、満足そうに次の製作に取り掛かる姿が増えた。完成した達成感だけでなく、見てもらえる喜びを今後も大切にしていきたい。

食育

野菜の苗植えを通して、給食の食材への興味が広がり、「僕たちが植えたのと一緒だ」と友達とやりとりして楽しんでいた。今後も野菜の世話を通して、生長や収穫の喜びを感じ、食材への興味、関心を高めていきたい。…

5歳ぞう組2016年度4月のまとめ

健康

園庭では、氷鬼やサッカーなどのルールのある遊びを友だちと誘い合って楽しんだ。また、鉄棒やのぼり棒などに挑戦する姿も多く見られた。保育者も一緒に遊びを楽しんだり、挑戦する姿を認めたりして、体を動かす楽しさに共感していった。午前中から十分に体を動かすことで、満足感に繋がり、その後の活動も意欲的な姿が見られるようになった。今後も十分に体を動かす機会を作り、様々な遊びを取り入れていきたい。

人間関係

気の合う友だちを誘い合い好きな遊びを楽しんでいた。また友達同士で、遊びの中で作ったものを見せ合うことで刺激を受け、自分でも作ろうと挑戦したり、作り方を聞いたりして関わりが深まっていた。自分でもやってみようとする姿、優しく関わろうとする姿を見守り、思いに共感していった。

環境

玩具の片付けでは、場所が分からない、量が多くて散乱するなどして時間がかかることがあった。丁寧に片づけられるよう、写真を貼ってわかりやすくしたり、量を調節したりしたことで、意欲的に取り組む姿が増えた。また、ゴミの捨て方やスリッパを整えることなど生活環境へも関心がもてるよう声かけをすると、自分から気づいて行う姿も増えた。気づいて行う様子を周囲の子も伝えることで、全体でも少しずつ意識が高まっていった。

言葉

文字に興味を持ち、絵本を一文字一文字ゆっくりと読んだり、わからない字は友達や保育者に聞いたりして文字に親しむ姿が増えた。また、絵本コーナーが整うことで、積極的に絵本を見に行く姿が増え、様々な物語に触れて楽しんでいた。一人ひとりの関心の持ち方を知り、それぞれのペースで興味・関心が広がっていけるよう関わっていきたい。

表現

楽器演奏や、絵を描くことに興味を持つ子が多かった。道具を取りやすい場所に置くことで、積極的に手に取り、友達と繰り返し楽しんでいた。また、
全体で話を聞く時間に、手拍子を様々なリズムで楽しむ機会を作っていくと、保育者の動きに集中し、一緒に手を動かして楽しんでいた。今後も、色々な楽器やリズム遊びに触れられるように工夫していく。

食育

子ども達と一緒に食事をし、会話を楽しみながら苦手なものや、食べられる量、時間を把握していった。また、楽しい雰囲気で食事ができるようバイキング時だけでなく、保育室でも自分で汁を盛り付けたり、気の合う友達と食べたりする機会を作っていった。…

5歳ぞう組2015年度3月のまとめ

健康

手洗い・うがいや、水分補給の大切さも声をかけていくことで習慣となり、忘れている友だちに対して子ども同士で声をかけあいながら意識が高まっていった。食事は、量の調節や、時間を意識できるよう声かけをしていき、完食できた時には十分に褒めて自信に繋がるようにしていった。戸外遊びを積極的に行い、縄跳びやホッピングなども取り入れ、色々な体の動きを楽しめるようにしていった。遊びの中で、友だちの様子に刺激を受けて挑戦する姿や、できなかったことができるようになったことを子ども達と共有し、喜びや自信に繋がるよう配慮していった。

人間関係

遊びの中で、意見や思い違いからトラブルになることもあった。個々の思いを汲み取りながら、自分たちで解決しようとする姿を見守り、必要に応じて仲立ちしていった。異年齢児や様々な年代の人と関わる機会を多く作ることで親しみが増し、役立ち感や満足感、思いを受け入れてもらえる喜びが増し、友だちとの関わりも深まっていった。各行事の中で、役柄やパートに友だちと取り組むことで関わりが広がり、遊びに誘う、一緒に練習するなどの姿も多く見られた。

環境

保育室の玩具や棚の配置変え、また子ども達と遊びに必要なものを考えていくことで、遊びの意欲を高め集中して遊べるようにしていった。また、ブロックなど個々の作品を飾り、継続して取り組んだり、友だちの作品に刺激を受けて挑戦したりできるよう配慮していった。週に1度自分の持ち物を整理する機会を作り、整理整頓を意識できるようにしていった。日頃から整理する姿や、活動前後の準備片付けに見通しをもって取り組む姿が少しずつ増えていった。

言葉

人前では恥ずかしがって自分の思いをうまく伝えることができない子がいた。保育者が思いを汲み取っていき、また行事で発表する経験を通して自信がつき、自分の思いを人前で言えるようになった。友だちとのやりとりの中で、言葉は相手を傷つけることや、嬉しい気持ちになることを様々な場面で伝えていった。相手の気持ちの変化に気づき、感謝やお詫びの言葉を素直に伝え関わりが深まっていった。また、相手の話を最後まで聞かずに自分の思いだけを先行して話す姿もあったので、最後まで聞く大切さも伝えていった。

表現

リズムあそびや歌、楽器に興味を持つ子が多く、大きな行事で友だちと一緒に楽しんだ。他クラスでも披露したり、広い場所で行ったりして表現する楽しさが味わえるよう配慮していった。また各行事の思い出や自分なりに想像したものを絵で表現することで、友だちの絵に共感したり、認めたりする姿が見られ、のびのびと描いて楽しむ子も増えていった。空き箱やトイレットペーパーなどを使い、遊びに必要なものを自分なりに考えて楽しむ姿が多く見られたが、継続して材料を用意できないことも多くあり、配慮が不十分であった。…

5歳ぞう組2015年度2月のまとめ

健康

活動後だけでなく、登園後の手洗いうがいを意識するよう声をかけていった。少しずつ習慣化され、友だちとも声を掛け合いながら取り組む姿が多く見られるようになり、風邪予防への意識が高まってきている。引き続き、健康への意識が持てるようにしていく。
気温の低い日でも、積極的に戸外にでて、手つなぎ鬼やドッジボールなどに親しみ、友だちと体を動かす楽しさを感じられるようにしていった。

人間関係

「一緒に○○しよう」とままごとや粘土遊びなど誘い合って楽しむだけでなく、「いれて」と自分から遊びに参加し、自分の思いを伝えながら友だちとの関わりを楽しんでいる。また、友だち同士でアイディアを出し合い、遊びを広げる姿も多いので、保育者も一緒に考えながら思いを実現できるよう関わっていった。

環境

保育室だけでなく、トイレのスリッパや絵本コーナーの本など、みんなが使用する場所の使い方について、どのように使用したらよいか改めて子ども達と考え、整えることを意識できるようにしていった。自分から気づいて整理する姿も増えてきたので、引き続き見守り、意識を高めていきたい。給食着を着用しての配膳は、小学校への憧れが大きくなり、意欲的に取り組んでいる。その際、畳み方、片づけ方なども意識できるよう声をかけていった。

言葉

話をしている人の方を見るよう声をかけることで、聞き方について意識できるようになり、「ちゃんと座って静かに聞くよ」「前を向くんだよ」など友だちに知らせる子もいたので、引き続き続けていく。
「おしいれのぼうけん」など文章が多い物語に親しむことで、自分から手に取り、読んで楽しむ子が増えている。今後も様々な物語に触れ、言葉に親しむとともに場面のイメージを広げて楽しめるようにしていく。

表現

桃の節句にむけて絵本や塗り絵などに親しみ、製作へのイメージが広がるようにしていった。友だちの作品のアイディアを取り入れながら製作を楽しむ姿もあり、成長を感じた。
初めてのオペレッタ鑑賞では、保育室でごっこ遊びに取り入れて友だちと楽しんでいる。個々の表現の仕方、楽しみ方を認めていき、表現する楽しさ、見る楽しさを感じられるようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度1月のまとめ

健康

正月休み後は、生活リズムや体調を整えるよう個々の健康状態を見守っていった。また、感染症が流行る時期なので、手洗いうがいの大切さなどもさらに意識できるよう声かけをしていった。
天気の良い日は積極的に戸外で、ドッジボールや雪遊びなどを思い切り楽しめるよう配慮していった。その際、自分の体調に合わせて衣服を調節し、健康に過ごすためにどうしたらよいか考えられるように伝えていった。

人間関係

久しぶりにあう友だちと、連休中に体験したことを伝え合ったり、コマ回しやLAQなどの連休前の遊びの続きなどをしたりして関わりを楽しんでいた。また、マフラー作りやあやとりなどに取り組む姿が増えてきた。できないところ、わからないところを友だち同士でも教え合えるよう保育者が仲立ちし、楽しさやできた喜びを友だちと共有できるようにしていった。

環境

お店屋さんごっこでは、やりたいお店選びやテーブル、品物の準備などを子ども達が主体的に取り組み、考えることで楽しさが広がり、張り切る姿があった。また、店選びやべーについては、ボードを使い、言葉だけでなく、文字でも理解が深まるように知らせていった。
正月や雪、節分についての絵本を新しく用意すると、興味をもって手にとり楽しんでいた。今後も季節や行事に合わせて絵本を用意していきたい。

言葉

連休中に体験したことを伝える機会を作ると、発表の仕方、内容などに興味をもち少しずつ意識して聞く姿が増えていった。また、話の内容に合わせて質問を考える姿も多くなり、やりとりが広がっていった。今後も話を聞く態度、伝え方などを意識できるように機会を作っていきたい。

表現

自分の言葉で表現する場を通して、表現の仕方が少しずつ広がり、自分なりに考える姿が見られるようになってきた。また、友だちと共有できる話題があると「一緒だ」と喜びを感じる姿もあった。保育者も仲立ちとなり、一緒の友だちが他にいないか尋ねて関わりが広がるようにしていった。
節分に向けての製作では、由来や製作へのイメージが広がるように絵本を楽しんでから取り組んだ。「○○オニ」と考えたり、模様のつけ方を工夫したりして自分なりの角や升作りを楽しむことができた。…

5歳ぞう組2015年度12月のまとめ

健康

天候の良い日は、戸外に出て遊ぶ機会を多く持つようにし、体を思いきり動かすようにしていった。ドッヂボールやなわとびなど新しい遊びに興味が広がっているので、保育者も一緒に行いながら、体を動かす楽しさを伝えていった。また、水分補給や手洗いうがいの大切さを伝えていき、風邪を引かないための習慣が身につくよう知らせていくようにした。

人間関係

発表会やクリスマス会にむけて友だちと動きや台詞を教え合いながら、当日を楽しみにする姿が見られた。配役同士での関わりも増え、人間関係が広がっていた。また、他のクラスの歌やオペレッタなどを見たり聞いたりして、行事への意欲を高めるとともに、自分たちの遊びを取り入れる姿も見られた。必要に応じて声をかけたり、道具を準備したりして、遊びや関わりを広げる姿を大切にしていった。

環境

積極的に戸外に出て、気温の変化、クリスマスや正月飾りなどの行事に向けての雰囲気を感じられるようにしていった。また、春にむけて動植物がどのように変化しているか、考えたり絵本や図鑑で知らせたりしていき、冬の自然物に興味をもてるようにしていった。
子どもたちの好きな遊びに合わせてレイアウトを変更し、遊びこめる環境つくりを意識していった。

言葉

発表会の劇や司会の台詞では、広い場所でも、保育室と同様に自信をもって声が出せるよう保育者が一緒に言ったり、側で見守ったりしていった。また、頑張っている姿、上手になっている姿を認め、意欲を高められるように関わっていった。
絵本や紙芝居を友だちと読み聞かせをする姿も多くなり、文字への関心も高まっている。様々な物語に触れて楽しめるように環境を整えていきたい。

表現

発表会で使用した曲やクリスマスの曲を流し、行事への期待を高めたり余韻を味わったりできるようにしていった。クリスマスやお店屋さんごっこに向けての製作では、毛糸やミラーテープなど新しい素材に触れ、自由に使って製作活動を楽しめるようにした。また、作品を友だちや保護者に見てもらえるよう環境を整え、一緒に見て楽しめるように配慮していった。…

5歳ぞう組2015年度11月のまとめ

健康

天候のいい日や雨上がりには戸外遊びをする機会を多く持つようにしていった。ホッピングや竹馬に挑戦したり、サッカーや氷鬼、けいどろなど集団で遊んだりして、積極的に身体を動かして楽しむ子が多くいた。
気温が低くなり水分補給が少なくなったり、厚着になったりしないようこまめに声をかけ、健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

中学生との交流やアイアイの方とのクッキングなどを通して、世代間交流を楽しむことができていた。
発表会にむけての劇遊びや合奏では、友だちと動きや台詞を合わせる難しさを感じているようだった。保育者が合図をしたり、回を重ねる度に少しずつうまくなっていることを伝えたりして、自信に繋がるようにしていった。

環境

発表会に向けて使うものを、自分たちで保管することで、スムーズに劇遊びや合奏の準備ができたり、自由に出し入れして楽器遊びをしたりして楽しむことができた。また、自分で保管することを通して、引き出しの中の整理や物を大切にすることを心掛けるよう伝えていった。
棚の移動や入れ替え、玩具の補充を行い、集中して行いたい場所、広々と行いたい場所など遊びに合わせて工夫して楽しめるようにしていった。

言葉

歌詞を書いて保育室に掲示するだけでなく、どのような意味か、どのような歌なのか伝えていくようにしていった。劇遊びでは、絵本の中から子ども達が好きな台詞を取り入れたり、言いやすい言葉に置き換えたりして、楽しめるようにしていった。

表現

楽器を自由に使い、好きな音楽に合わせて鳴らしたり、友だちを誘ってミニ演奏会をしたりして楽器遊びを楽しむことができた。劇遊びでは、自分たちの作品、興味があること、できることなどを取り入れていくと、「○○やりたい」「こうしたらいいんじゃない」など自分の思ったことを伝える姿が増えていった。伝える喜びや楽しさを感じられるよう受け止めていった。…

5歳ぞう組2015年度10月のまとめ

健康

バルーン、リレー、組体操など運動会で行う種目への期待感も高まり、積極的に体を動かして活動に取り組む子が多くいた。運動会後は、友だちを誘って、かけっこやリレーをして繰り返し楽しんでいた。室内外で運動遊びを多く取り入れていたので、食事、水分、休息などを十分にとれるよう声掛けをしたり、時間を確保したりしていった。

人間関係

運動会でのリレーは、自分たちで走順を考えるようにしていった。毎回1番を走ろうとする子とトラブルになったり、友だちの転倒やバトンの落下を負けた原因にしたりすることがあった。みんなが楽しく走れることや頑張っている姿を保育者が伝えていき、友だちと力を合わせてやり遂げる喜びを味わえるよう心がけていった。

環境

リレーごっこが楽しめるようバトンを保育室内に用意しておくと、クラスを問わず友だちと繰り返し楽しんでいた。
遠足や芋ほりでは、木の実や色付いた葉っぱ、旬の食べ物に触れることができた。また、それらを使って、ままごとをしたり、色の違いを発見したりして楽しむことができた。収穫したサツマイモの小さなものを砂場に埋めて、他クラスの子を誘って芋ほりごっこをする姿もあり、楽しかった経験を再現して遊んでいた。

言葉

友だち同士で、遊びを考え、ルールや役割を決めながら遊びを展開していた。時には、ルールを作った本人と友だちとの意見のぶつかり合いからトラブルになったり、遊びが中断したりする事がある。自分の思いを伝える、アイディアを出す姿を大切にしながら、保育者も一緒に解決策を考えていくようにしていった。

表現

園外保育や運動会、消防車などをクレヨン、筆、ペンなど様々なものを使って絵に描いて表現を楽しんでいた。活動中に友だちの作品をみて、「きれいだね」「上手だね」と認め合う姿も見られた。ペンやハサミ、型抜きなどを使い、好きな形、模様をつけて楽しみ、出来上がった作品を保育室に飾ると真似して楽しむ姿も多く見られた。子どもたちが自由に表現する姿や様子を見守りながら表現する喜びに共感するようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度9月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差が大きくなってきたので、衣服の調節を促したり、体調を整えるためにどうしたらよいかを子ども達と考えたりする機会を多く持つようにした。室内外で運動遊びに親しみ、色々な動きを楽しむことで、挑戦する楽しさ、友だちと協力する喜びを感じられるような声かけを大切にしていった。

人間関係

運動会にむけて、リレーでは自分たちで順番を考えて楽しめるようにしていった。順番を巡りトラブルになることもあったが、保育者がリードしながら解決策を考えたり、子ども達自身でも考えられるよう見守ったりしていき、「じゃあ次の時は○○君が△番ね」「さっきしたから代わってあげる」など友だちのことを考えてやりとりする場面もあり、成長を感じた。

環境

パズル、虫かごを手に取りやすいように棚の位置を変更したことで、触れる機会が増えた。またその様子に周りの友だちも興味をもち、遊びに参加して楽しむ姿が多く見られてよかった。自分の作品(ブロックやLaQ)を入れる箱を用意したことで、遊びを再開しやすくなり取り組む姿が増えた。また友だちの作品をみる機会も増え、同じものを作ろうと頑張る姿もあった。
今後も見やすく、遊びやすいよう玩具の置き方などを工夫していきたい。

言葉

遊びの中でお互い思いを伝えるが、口調が強かったり、相手に受け入れてもらえなかったりしてトラブルになる場面があった。伝え方や聞く姿勢などを繰り返し丁寧に伝えるだけでなく、相手の立場に自分を置き換えて、どのような気持ちになるか考えられるようにしていった。

表現

パズルやLaQなど作品を飾れることで、他の友だちにも見やすくなり、作品を通してやりとりも生まれていた。個々の作品を十分に認め、さり気なく友だちに紹介することで、充実感や達成感を味わえるようにしていった。
運動会で使用する曲を流したり、歌詞を掲示したりすると、興味をもって近寄り、一緒に歌って楽しんでいた。また他クラスの踊りなどにも興味をもち、動きを真似て踊りを楽しんでいた。楽しむ気持ちを共有しながら、見る楽しさ、見てもらう喜びを味わえるようにしていった。…

5歳ぞう組2015年度8月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日は、室温調整や活動前後の水分補給を促し、快適に過ごせるよう配慮していった。体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水や咳が出る子がいたので、休息や手洗い・うがい、汗の始末などを丁寧に行うようにした。また、畑で育てた野菜を給食で食べたり、自宅に持ち帰ったりして収穫を喜ぶとともに、健康への関心が高まるよう伝えていった。

人間関係

プール遊びで、シートに友だちを乗せて引っ張る遊びや、ペットボトルをつなげた船に順番に乗る遊びに興味を示し、友だちと関わりながら楽しんでいた。また、初めて水中で目を開けられた子がいると、「○○くんができたよ」と保育者に嬉しそうに伝えたり、「一緒に潜ろう」と誘い合って楽しさや喜びに共有したりしていた。子ども同士で認め合う姿を見守り、一緒に気持ちに共感していき、自信に繋がるよう関わっていった。

環境

片付け始める時間だけでなく、次の活動開始時間を伝えていった。次第にどのくらい前から片づけを始めたらよいか、次の活動前にはどんな準備をしたらよいかなどを自分たちで考えられるようになり、見通しをもてるようになってきた。今後も見通しをもてるような声かけや配慮をしていきたい。
子ども達の遊びの様子や対話から、保育室に必要なものや、玩具や棚の位置を考え、姿に合わせて流動的に変化できるようにしていった。今後も活動や姿に合わせて環境を整えていきたい。

言葉

お盆での帰省や旅行先での出来事を嬉しそうに話す子もいるが、断片的な内容の子もいる。保育者が問いかけながら内容を広げたり、言葉を添えたりして相手に伝わるよう仲立ちをしていった。伝わることで共感し、友だち同士での会話を楽しんでいた。友だちとのトラブルの中で、「いけんよ」と相手に強く迫る姿があるので、落ち着いて話ができるように、相手の気持ちを考えられるように関わっていった。

表現

保育室の玩具を入れ替えや、増やしたことでごっこ遊びが広がっていった。友だちとのやりとりや、自分の体験や想像をもとに遊びを工夫し楽しむ姿が多く見られた。製作活動は、材料が不十分で取り組む姿が少なかったので、今後は様々な材料を用意して十分に楽しめるようにしていきたい。
自分たちで栽培した野菜でスタンプ遊びを行うと、感触や匂いを味わいながら楽しむことができた。中には、スタンプを組み合わせて好きな模様を楽しむ姿もあった。子どもたちの自由な表現を認め、楽しむ姿に共感していった。…