4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2021年度2月のまとめ

健康

活動が切り替わる際や戸外から帰った際に、自ら進んで手洗い、うがいをする姿が多く見られた。また、子ども同士で「手洗い、うがいをするんだよ」「消毒しなきゃね」など声を掛け合う姿もあり感心した。自ら進んで行えたことをしっかりと認め、感染症対策への意欲が高まるよう声をかけたり、室温調節や換気を行ったりして、子どもたちの体調管理に配慮していった。

人間関係

鬼ごっこやすごろくなど、ルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が多く見られた。子ども同士でルールを新しく作り、遊びを進めていく姿が増えた一方で、意見の食い違いや自分の思い通りに遊びを進めようとしてトラブルに発展してしまうこともあった。その都度間に入り、お互いの思いを聞いたうえで、解決策を一緒に考え、ルールを守りながら遊びを進めていく楽しさが味わえるよう関わっていった。

環境

天候が優れない日や、室内で過ごす日が多かった。戸外に出た際、寒さからその場にうずくまったり、寒さを訴えることもあったりしたが、鬼ごっこや縄跳びなどを保育者も一緒に楽しむことで、身体が温まる感覚や、動かす楽しさを共有しながら遊びを進めることができた。今後も気温に合わせて戸外活動が楽しめるよう保育を進めていきたい。

言葉

友だちと遊びを進める中で、「○○がいい」「○○したらいいんじゃないかな」など、自分思いを言葉で表現し、やりとりしていく姿が増えた。一方で、言葉が強く出たり、自分の思いが通らなかったりすると、トラブルに発展することもあったため、どのような言葉で伝えればよいのか、丁寧に伝えていきながら、子ども同士のやり取りを見守っていった。

表現

節分やひな祭りの製作や由来の説明などを通して、伝統行事に興味関心がより高まるよう関わっていった。集会の前に、絵本や製作を通して行事のイメージを膨らませられるよう保育を進めていくことで、集会に積極的に参加したり、自分の考えや思いを伝えたりしようとする姿が多く見られた。

食育

食事の前後に机を自ら拭いたり、掃除したりする姿が見られた。身の回りがきれいになる喜びを感じたり、友だちと会話をしたりしながら食事する楽しさが味わえるよう声をかけていった。バイキング給食の準備活動は機会を作ることができなかったので、今後、感染対策をを十分に行いながら取り組めるようにしていきたい。…

4歳きりん組2021年度1月のまとめ

健康

咳が出たり、鼻水が出たりなどクラスで体調を崩す子がいた。室温調節や換気、検温をこまめに行い、家庭と連携を図りながら子どもたちの健康管理に努めていった。また戸外遊び後の手洗い、うがいが習慣になってきたが早く終わらせたい思いから疎かになる姿もあったので、再度手洗い、うがいの大切さを伝えることで意識して行えるようになった。

人間関係

友だちと鬼ごっこやすごろくなどルールのある遊びやリサイクル材を使っての製作など友だちと一緒に遊び方やルールを考え、伝え合う姿が増えていた。しかし、トラブルがあった時に「〇〇くんが○○してきた」と相手の思いを聞かずに保育者に伝えてくることがあった。相手の思いを聞く大切さや互いの気持ちに気付けるように仲立ちをしていった。

環境

今月は、雨や雪が続き、戸外で体を動かして遊ぶ機会がなかなか作れなかった。室内で遊ぶことが多く、色々な正月遊びが楽しめるように準備すると興味を持ち、繰り返し遊んでいた。室内でも体を動かして遊べるよう、ドッジボールや玉入れ遊びなどゲーム遊びができる環境を整え、友だちと一緒に楽しめる時間や場所を作れるようにしていった。

言葉

休み明けに経験した出来事を友だちや保育者に嬉しそうに話す姿があった。友だちの前で話す機会を作ると、緊張や恥ずかしさから自分の言いたいことが上手く言えなくなることもあった。子どもたちの会話に耳を傾けながら、話す楽しさや思いが伝わる喜びを感じられるようにしていった。友だちとの関わりが深まっている分、友だちが嫌がることを言う姿も多く見られた。友だちにどのような言い方をすればいいかなど、クラス全体で考える機会を持っていった。

表現

文字を書くことに興味を持ち、文字を保育者に尋ねたり、ひらがな表を見たりしながら書こうとすることが増えてきた。友だちとの関わりが増えてきたため、お手紙ごっこを通して、友だちとやりとりを楽しみ、繰り返し遊ぶ姿が見られるようになった。

今後も環境を整えながら、繰り返し楽しめるようにしたい。

食育

絵本を通して正月ならではの食文化を伝え、関心が持てるようにしていった。写真を見せたり、家でどのような料理を食べたかなど話題にしたりすることで、より関心も深まった。また、ぞう組に向けてきりん組もバイキングの準備をすることを伝えると、「やりたい」と意欲を持つ子が多く、はりきる姿がみられた。手順や内容を丁寧に伝え、安全に取り組めるよう、工夫していきたい。…

4歳きりん組2021年度12月のまとめ

健康

園内でも溶連菌感染症などで体調を崩す子がいたので、クラス内で手洗い、うがいなどの大切さを伝えていった。健康に過ごすことへの意識を高めながら、水分補給や手洗い、うがい、衣服の調節が身につくよう声をかけていったので習慣になってきた。園庭ではサッカー、縄跳びや鬼ごっこ、ぽっくりなどで積極的に体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かして遊ぶ楽しさを伝えていきたい。

人間関係

友だちと誘い合い、かくれんぼや鬼ごっこなど集団遊びをクラスで楽しむようになり、みんなで一緒に楽しもうとする子どもが増えてきた。しかし、友だちとの関わりの中で、自分の思いを通そうとしたり、友だちの使っている玩具を取ったりしてトラブルになることも多かった。引き続き、仲立ちしたり、相手の思いを代弁したりして、関わり方を伝えていきたい。

環境

ままごとや劇遊びを繰り返し楽しむ姿が多く見られたので、遊びに必要な物は手に取りやすい所におき、いつでも遊びが楽しめるようにしていった。遊びに必要な物があった時には一緒に考え、作るなどして遊びが盛り上がるようにしていった。また、クリスマスや年末に向けて、飾りを作ったり、絵本などを通して年末年始の過ごし方や遊びなどを伝えたりしていった。

言葉

友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝え合いながら遊びをすすめようとすることが増えている。中には、自分の思いを強く通そうとしてトラブルになることもあった。その都度、相手の話を最後まで聞くことや、自分の思いが相手に伝わる嬉しさが味わえるよう、言葉を補ったり、代弁したりしながら関わることに努めていった。

表現

季節の曲を取り入れながら、友だちや保育者と一緒に歌い親しめるようにしていった。発表会に向けて、日々ホールで活動を取り組む中で、友だちと一緒に色々な表現活動に楽しんで参加することができた。製作では、クリスマスの飾り作りに興味を示し、自分のイメージを膨らませて製作を楽しむ子が多くいた。

食育

友だちとの会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、食事が進まなかったりする子がいたので、食器を持って食べることや食べ終わりの目安や時間などを伝えながら、食事のマナーや時間を意識できるようにしていった。引き続き、食事中の姿勢や箸の持ち方なども含めてマナーや時間を意識できるよう、繰り返し伝えていきたい。また、苦手なものに挑戦しようとする子が増えてきているので、個々の姿を認め、自信につながるようにしていきたい。…

4歳きりん組2021年度11月のまとめ

健康

朝夕は冷え込むことが増えてきたが、日中天候が良い日も多く、戸外活動も多く楽しむことができた。気温や体調などに合わせて、衣服を調節することや、積極的に水分補給ができるよう繰り返し声をかけていたため、進んで行う姿が見られた。また、戸外から帰った際や、食事の前などに手洗いすることの大切さも伝えていたため、丁寧に行う姿も増えてきた。

人間関係

バナナ鬼やトランプなど、ルールのある遊びを、気の合う友だちを誘って楽しむ姿が見られている。また、自分たちで新しいルールを考え、遊びを発展させていく姿もある。友だちと関わる中で、意見が食い違ったり、自分の思い通りにならなかったりして、トラブルになることもあったが、その都度話し合う機会を設けることで、自分たちで解決し、遊びを楽しんでいる。今度も子どもたちの関わりを見守り、必要に応じて仲立ちをしていきたい。

環境

散歩や園庭での遊びの中で、木の実や落ち葉を見つけ、そこからごっこ遊びに発展させていた。砂で作ったごちそうに、木の実や葉っぱで飾り付けをしたり、落ち葉を集めて、焚火ごっこをしたりして楽しむ姿があった。保育者も一緒に遊びに加わり、自然物に興味が持てるよう声をかけたり、イメージを共有したりしていった。

言葉

ごっこ遊びや集団遊びの中で、「○○がいい」「○○してみようよ」など、自分の思いを言葉で表現し、相手に伝えようとする姿が増えてきている。中には、自分の思いをうまく表現できない子もいるため、自分の思いを伝えようとする姿を見守り、必要に応じて、言葉を補ったり、仲立ちしたりしていきたい。

表現

いつでも楽器に触れられるよう、環境を整えておくことで、日頃から楽器遊びを楽しむ姿が多く見られた。また、劇ごっこや楽器遊びの際に「○○したい」という子どもたちの意見を取り入れながら進めていくことで、積極的に参加する子が多くいた。表現する楽しさや、友だちと一緒に取り組む楽しさなどを、共有できるよう関わっていった。

食育

友だちと会話を楽しみながら食べる姿が多いが、話に夢中になって姿勢が崩れる子や、食事が進まない子がいた。マナーを守って食べることや時計を使いながら食べ終わりの時間なども伝え、子どもたちが意識できるよう声掛けを行っていった。…

4歳きりん組2021年度10月のまとめ

健康

気温や体調に合わせた衣服の調節や水分補給をすることを促すことができるように声かけをしてきたことで、自分で意識して行動しようとする姿が見られた。また、手洗い、うがいの大切さも伝えてきたので、丁寧にできるようになってきた。引き続き、健康への意識を高められるようにしていきたい。組体操にも興味をもつ姿もあり、保育者も一緒に遊びながら、継続して楽しめるようにしていきたい。

人間関係

友だちと一緒にだるまさんがころんだや鬼ごっこなど、ルールのある遊びを楽しむ姿が増えてきている。自分たちで役割を決め、遊びを進める姿も見られるようになってきた。中には自分の思いを強く通そうとする姿もあったので、子どもたちの関わりを見守ったり、ルールの確認を一緒にしたりしながら、ルールを守って遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

運動会の踊りを楽しむ姿が増えていったので、いつでも楽しめるように曲を流したり、保育者も一緒に踊ったりして楽しさを共有していった。イメージしたものを白い紙に書きたいという姿も多くあった。秋の製作を進んでしたり、イラストや型紙などを用意し環境を整えたりしていくことで、「作りたい」とすすんで作る姿がみられてよかった。

言葉

行事が終わった後など「楽しかった」「頑張った」など、自分が思ったことを伝える姿が多く見られた。友だちともやりとりをし、思いを共有しあうことも増えていったので、保育者も言葉を添え、子どもたちの思いを受けとめて会話を楽しんでいった。一人一人が楽しんで会話したり、友だちと思いを伝え合い、遊びを広げたりすることも多くなっている。

表現

運動会では、友だちと一緒に音楽に合わせてダンスやバルーンを楽しむ姿が見られよかった。また、できたことが自信に繋がり、「○○やってみたい」と意欲的に活動へ参加する姿も多く見られた。また、秋祭りごっこの飾り作りでは、秋にちなんだ飾りだったので、子どもたちも興味を示し、様々な素材に触れ、意欲的に作ることを楽しむ姿がみられた。今後も環境を整えながら、製作する楽しさや作ったもので遊びが広がるようしていきたい。

食育

食事中、友だちと会話を楽しみ食事をする姿があるが、会話に夢中になり、姿勢が崩れる子が多くいる。また、早く食べようとして急いで食べたり、よく噛まずに食べたりする姿がみられる。正しい姿勢で食べることや、ゆっくりと噛んで食べる大切さなども伝えていきたい。食材にも興味を示し、一つ一つ友だちと伝え合う姿も見られていた。…

4歳きりん組2021年度9月のまとめ

健康

日中気温の高い日も多く、園庭で鬼ごっこやかけっこ、虫探しなどを気の合う友だちを誘って楽しむ姿が多く見られた。遊びに夢中になり、水分補給を忘れてしまう子どももいたため、水分が摂れるよう促したり、気温などに合わせて衣服を調節するよう声をかけたりすることで、自分で意識して行動しようとする姿が見られるようになってきた。また、給食やおやつの後に部屋に置いてあるミニほうきを手に取り掃除をする姿もあった。身の回りがきれいになる喜びや嬉しさを共有できるよう声をかけていった。

人間関係

表現遊びや運動会ごっこを楽しむ中で、友だちと一緒に一つのものを作り上げる楽しさや、身体をのびのびと動かす心地よさを味わえるよう関わっていった。「○○くん一緒にダンスしよう」と友だちを誘ったり、「旗はこうやって持つんだよ」と教え合ったりしながら関わっていく姿が多く見られたため、子ども同士でやり取りや関りを楽しむ姿を見守り、必要に応じて援助や声掛けを行っていった。

環境

朝顔や向日葵に種ができていることに気が付き、友だちや保育者に知らせる姿があった。子どもたちと一緒に種の収穫をする中で、「いっぱいできてるね」「前に植えた時と同じやつだね」と友だちと会話を楽しむ姿が見られたため、子どもたちの気づきや思いに寄り添いながら関わっていった。

言葉

保育者に自分の書きたい文字を尋ね、一文字ずつ手寧に書いたり、絵本を見ながら文字を読んだりする姿が多く見られるようになった。また、友だちと手紙を交換したり、お店屋さんごっこの中で使うメニュー表を作ったりと、子どもたちで遊びを発展させていく姿もある。いつでも書いたり読んだりすることが楽しめるよう、単語表や紙などを充実させ、より文字に関心が深まるよう環境を整えていきたい。

表現

「今日バルーンしたい」「ホールでたんぽぽ団する?」など、意欲的に表現活動に取り組む姿が増えてきた。バルーンでは技が成功すると、「できたね」「大きい風船だった」など友だちや保育者に嬉しそうに知らせる姿もある。また、年長児や年少児の踊りや競技を見たことで刺激を受け、「もっと頑張る」「かっこいいの見てもらいたい」と話す姿もあるため、子どもたちの意欲をしっかりと受け止め、関わっていった。

食育

「今日の給食○○だって」と事前に伝えることで「今日は何の給食かな?」「○○がいいな」など友だちと会話を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、給食に使われている食材に興味を示し、「これは何」と尋ねる姿もある。子どもたちがさまざまな食材に興味を持ちながら食事を楽しんでいるので、より食材や食事に興味がわくような声掛けをしていきたい。…

4歳きりん組2021年度8月のまとめ

健康

水遊びをするための準備や始末の仕方を丁寧に伝えたことでスムーズに行えるようになってきた。砂場で水路作りや、水鉄砲などで水遊びを楽しんでいる。水を嫌がる子はあまりおらず、友だちと水をかけ合ったり、水溜まりに身体や手足をつけてみたり、自分のペースで水に慣れていく姿が見られた。遊びに夢中になると、水分補給に向かおうとしない子がいたため、保育者も一緒に水分補給をしたり、友だちを一緒に誘ったりして、個別に声かけをしていった。

人間関係

友だちと一緒に一つの遊びを楽しむ姿が多くなった。関わることで、友だちとの思いの違いからトラブルになったり、泣いて気持ちを表現したりする姿もあった。一つの遊びから、どんどん遊びが広がっていく姿も見られ、子どもたち同士の関わりから遊びが広がっていった。

環境

朝顔や野菜に関心がもてるよう、子どもたち自身が水やりをしたり、生長の写真を実際に部屋に飾り、子どもたちが日常的に野菜の生長を観察できるよう、環境を整えたりしていった。日頃の会話の中に保育者が話題に取り入れ、野菜の生長や命の大切さに関心が持てるようにしていった。

言葉

平仮名に興味をもち、書いてある字を見て真似をして書く姿が見られた。また、書けたり、読めるようになったりしたことが嬉しくて、自分の読める字を読んで友だちや保育者に伝える姿も見られた。自分や身近な人の名前や、好きなものの名前など身近な言葉に親しませながら、興味を広げられるようにしていきたい。

表現

クラスで、毎日1回は歌を歌い音楽に親しみをもってきたことで、歌に合わせて体を動かし、表現する姿が見られている。簡単な曲のリズムを頭で覚えて、手拍子やダンスの振りなどを使い、友だちと合わせて体を動かす楽しさを味わっていた。子どもたちが、できたことの嬉しさや体を動かすことの楽しさを共感していった。
バルーンを通して、友だちと一つのことを完成させた喜びを味わったり、一緒に表現することを楽しんだりする姿が見られていた。

食育

畑で採れる野菜の量が増えてきて、「たくさん採れた」「大きいのがあった」と収穫を楽しみにする姿が見られた。給食に出してもらい味わってみると、「甘い」「おいしい」という声があり、自ら苦手な野菜も少しずつ口にしようとしていた。また、食育に関する絵本を読んだり、環境の一つとしてすぐに手に取れる場所に本を配置したりすることで、野菜がどうやって出来ているかなど友だちと話す姿が見られた。今後も、子どもたちの思いに共感し、育てた野菜を収穫する楽しさを伝えていきたい。…

4歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

水遊びでは、色水、泡・泥遊び、ボディペイント・しゃぼん玉などを通して、様々な素材の感触を楽しんだり、友だちや保育者と水の掛け合いをしながら、全身で水の心地よさを味わったりして楽しんでいた。子どもたちが自分でやりたい遊びを選択して楽しめるような環境構成や、安全面に十分に配慮しながら遊びを進めていった。気温の高い日が多かったため、汗をかいたり衣服が汚れたりすることも多かったが、自らタオルで汗を拭いたり、衣服を着替えたりする姿が見られた。自分でできた喜びを共感し、自信が持てるよう関わっていった。

人間関係

表現遊びや水遊びなど、室内外で身体を思いっきり動かして楽しめるよう環境を整えていった。水遊びでは、水に濡れることが苦手な子どもへの配慮や、水遊びでの約束事などを子どもたちに丁寧に伝えていくことで、約束事への意識も高まり、子ども同士で伝えあう姿も見られた。また、表現遊びでは振りや動きなどが分からない友だちに○○だよと優しく教えたり、声をかけたりする姿もあった。友だちを思いやる気持ちや約束事を守ろうとする姿を十分に認めていった。今後も子ども同士のやり取りを見守り、必要に応じて援助や声掛けを行っていきたい。

環境

野菜や朝顔、カブトムシのお世話などを通して、自然物や生き物との関わりをたくさん経験できるよう保育を進めていった。保育室内にカブトムシの図鑑を用意しておくことで、より関心が高まり、触れて楽しむ姿が多く見られた。また、野菜が収穫できると、「給食先生に渡してくる」と嬉しそうに持っていく姿も多くあった。今後も様々な自然物や生き物に触れる機会を増やしたり、図鑑や絵本に親しんだりして、関心を高めていきたい。

言葉

ひらがなに興味を示す子どもが多く、保育室にあるひらがなの表を見ながら自分の名前を書いたり、保育者にひらがなの書き方を尋ねながら友だちに手紙を書こうとしたりする姿が見られた。また、絵本に書いてある文字を一文字ずつ丁寧に読み上げる姿もあった。子どもたちの書けた・読めたという喜びに共感し、次への自信へと繋がるように関わっていった。

表現

「たんぽぽ団流して」「バルーンしたい」など、表現活動に対して意欲的に取り組む姿が多く見られた。バルーンでは、様々な技に挑戦しているが、技の名前を子どもたちと一緒に考えることで、より活動に親しみを持ちながら楽しんで取り組む姿もある。保育者も活動に一緒に参加し、子どもたちと体を動かす楽しさを共有しながら関わった。

食育

自分たちで野菜を育てていることもあり、給食の食材に興味を示す子どもが増えた。「あ、きりん組のピーマンだ」「このきゅうりってぞう組さんが育てたきゅうりかな」など子ども同士で会話を弾ませながら、食事を楽しむ姿が多く見られる。子どもたちと一緒に食材の名前を確認したり、給食の先生に作り方を聞いたりして、より食材などへの関心が高まるように関わっていった。…

4歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が続いたが、戸外で泥遊びや水遊びなど積極的に繰り返し遊ぶ姿あった。汗を拭いたり、服が汚れたら着替えたりできるように言葉かけをしていった。また、シャワーをする時の準備の仕方なども繰り返し丁寧に伝え、自分でできるようにしていったが、引き続き側で見守りながら伝えていきたい。歯みがき集会を通して、歯を大切にすることへの関心を深め、歯磨きも少しずつ丁寧にできるようになってきた。

人間関係

友だちと誘い合い、虫探しや登り棒など同じ遊びを楽しむ姿が見られるようになった。また、かくれんぼや鬼ごっこなど集団遊びをクラスで楽しめる機会を作ることで、興味を示すようになり、一緒に楽しもうとする子どもが増えてきた。しかし、友だちとの関わりの中で、自分の思いを通そうとして叩いたり、友だちの使っている玩具を取ったりしてトラブルになることも多かった。引き続き、仲立ちしたり、相手の思いを代弁したりして、関わり方を伝えていきたい。

環境

生き物への関心が高まり、見つけた虫の観察を楽しんでいた。見つけた虫をクラスにある図鑑で調べ、特長や虫の名前などに子どもたちも興味を持ち、友だち同士で教え合いながら会話も広がっていった。また、気温の高い日が続き、水を使って遊ぶ機会を作っていった。水の感触を楽しみ、泥団子作りや川作りなどを楽しむことができた。今後も、環境を考えて構成し、遊びに繋げていけるようにしたい。

言葉

季節の動植物や行事を取り入れ、製作をしたり、歌に親しんだりしていくことで興味を持ち、言葉や歌詞を覚え、楽しむ姿があった。踊りを楽しむ姿も多く見られたので、今後も繰り返し楽しませていきたい。友だちとの関わりの中で思いの違いから、「『かして』って言ったのに何も言ってくれない」「仲間に入れてくれない」とトラブルにつながることがあった。保育者が代弁しながら、相手の思いを伝え、自分たちでやりとりができるように伝えていった。

表現

季節の曲を取り入れながら、友だちや保育者と一緒に歌い親しめるようにしていった。また、絵の具、折り紙、はさみ、サインペン、のりなど色々な素材や道具に触れながら製作を楽しんでいけるよう、環境を整えていった。子どもたちも興味を持ち、「また、作りたい」「もう一回したい」と繰り返し楽しむ姿があったので、今後も様々な製作が楽しめるように工夫していきたい。

食育

畑の夏野菜に興味が広がり、「トマトができてる」「ピーマンがたくさんあるね!」と観察したり、成長を楽しみにしたりする姿があった。発見したり、気付いたりしたことを伝える姿を大切にし、食材への興味が広がるようにしていった。また、給食の食材にも興味を示し、「これは、ぞう組さんが育ててるね」と友だちと伝え合う姿も見られていた。…

4歳きりん組2021年度5月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出かけたりと積極的に戸外遊びを楽しんでいった。散歩では、標識に興味を持つ子どもが多くいたため、子どもたちと一緒に探しながら歩いたり、意味が調べたりできるよう、図鑑を用意し標識に親しみが持てるよう、環境を整えていった。また、園庭では虫探しを楽しむ姿があった。捕まえた虫を図鑑で調べたり、虫かごに入れて観察したりする姿が見られたので、保育者も一緒に遊びに加わり、見つけた嬉しさや喜びに共感していった。気温が高い日が増えてきたので、衣服の調節や水分補給がしっかりできるよう個別に声をかけたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

フルーツバスケットや椅子取りゲームなどルールのある遊びを楽しむ時間を多く作っていった。初めは、自分の思い通りにならないと、泣いたり、怒ったりして遊びが中断してしまう姿も見られた。しかし、遊びを何度も繰り返す中で「○○したらいいよ」「○○だよ」と子ども同士で遊びを展開し進めていく姿があったため、子どもたちの相手を思いやる気持ち、ルールを守ろうとする姿をしっかりと認めながら関わっていった。

環境

室内ではレールを繋げて線路を作り、そこに電車を走らせることを楽しむ姿が多く見られたため、レールや電車の車両の玩具を増やし、遊びにしっかりと取り組めるよう環境を整えていった。また、標識や動物、自然の積み木なども用意しておくことで、街を作ったり、子ども同士で設定を考えながら遊びを進めていったりする姿が見られた。子どもたちが興味を持っていること、楽しんでいる遊びを保育者がしっかりと把握し、今後も環境設定を行っていきたい。

言葉

登園時や食事の挨拶、遊びに加わるときの声掛けなど、保育者が意識的に行うことで、その姿を真似てする子どもも増えてきた。その姿をしっかりと認め、心地よい言葉のやり取りができるよう声をかけたり、援助したりしながら関わっていった。中には、自分の思いをうまく言葉で表現できず、友だちとトラブルになることもあったので、保育者がすぐに間に入り、一緒に言葉を添えながらやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

保育者や友だちと、うたったり踊ったりすることを楽しむ姿が多く見られた。そのため様々な音楽に触れる機会を設け、体全体で表現する楽しさをしっかりと味わえるように関わっていった。また、こいのぼり製作では絵の具を使って吹き流し技法を楽しんだり、初めてハサミに挑戦したりした。「またやりたい」と興味を持つ子どもが多くいたため、今後も様々な用具に触れて製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中、足が椅子の上に上がっていたり、友だちとの会話に夢中になりすぎて姿勢が崩れる姿が多く見られるようになってきたため、食事のマナーを今一度確認したり、個別に声をかけたりして対応していった。また、給食室の先生が食事の様子を見に来た際、「これ何?」「どうやって作ったの?」と興味を示し話しかける姿も見られたので、図鑑や絵本などを通して調べられるよう環境を整えていきたい。…