4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

水遊びでは、色水、泡・泥遊び、ボディペイント・しゃぼん玉などを通して、様々な素材の感触を楽しんだり、友だちや保育者と水の掛け合いをしながら、全身で水の心地よさを味わったりして楽しんでいた。子どもたちが自分でやりたい遊びを選択して楽しめるような環境構成や、安全面に十分に配慮しながら遊びを進めていった。気温の高い日が多かったため、汗をかいたり衣服が汚れたりすることも多かったが、自らタオルで汗を拭いたり、衣服を着替えたりする姿が見られた。自分でできた喜びを共感し、自信が持てるよう関わっていった。

人間関係

表現遊びや水遊びなど、室内外で身体を思いっきり動かして楽しめるよう環境を整えていった。水遊びでは、水に濡れることが苦手な子どもへの配慮や、水遊びでの約束事などを子どもたちに丁寧に伝えていくことで、約束事への意識も高まり、子ども同士で伝えあう姿も見られた。また、表現遊びでは振りや動きなどが分からない友だちに○○だよと優しく教えたり、声をかけたりする姿もあった。友だちを思いやる気持ちや約束事を守ろうとする姿を十分に認めていった。今後も子ども同士のやり取りを見守り、必要に応じて援助や声掛けを行っていきたい。

環境

野菜や朝顔、カブトムシのお世話などを通して、自然物や生き物との関わりをたくさん経験できるよう保育を進めていった。保育室内にカブトムシの図鑑を用意しておくことで、より関心が高まり、触れて楽しむ姿が多く見られた。また、野菜が収穫できると、「給食先生に渡してくる」と嬉しそうに持っていく姿も多くあった。今後も様々な自然物や生き物に触れる機会を増やしたり、図鑑や絵本に親しんだりして、関心を高めていきたい。

言葉

ひらがなに興味を示す子どもが多く、保育室にあるひらがなの表を見ながら自分の名前を書いたり、保育者にひらがなの書き方を尋ねながら友だちに手紙を書こうとしたりする姿が見られた。また、絵本に書いてある文字を一文字ずつ丁寧に読み上げる姿もあった。子どもたちの書けた・読めたという喜びに共感し、次への自信へと繋がるように関わっていった。

表現

「たんぽぽ団流して」「バルーンしたい」など、表現活動に対して意欲的に取り組む姿が多く見られた。バルーンでは、様々な技に挑戦しているが、技の名前を子どもたちと一緒に考えることで、より活動に親しみを持ちながら楽しんで取り組む姿もある。保育者も活動に一緒に参加し、子どもたちと体を動かす楽しさを共有しながら関わった。

食育

自分たちで野菜を育てていることもあり、給食の食材に興味を示す子どもが増えた。「あ、きりん組のピーマンだ」「このきゅうりってぞう組さんが育てたきゅうりかな」など子ども同士で会話を弾ませながら、食事を楽しむ姿が多く見られる。子どもたちと一緒に食材の名前を確認したり、給食の先生に作り方を聞いたりして、より食材などへの関心が高まるように関わっていった。…

4歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日が続いたが、戸外で泥遊びや水遊びなど積極的に繰り返し遊ぶ姿あった。汗を拭いたり、服が汚れたら着替えたりできるように言葉かけをしていった。また、シャワーをする時の準備の仕方なども繰り返し丁寧に伝え、自分でできるようにしていったが、引き続き側で見守りながら伝えていきたい。歯みがき集会を通して、歯を大切にすることへの関心を深め、歯磨きも少しずつ丁寧にできるようになってきた。

人間関係

友だちと誘い合い、虫探しや登り棒など同じ遊びを楽しむ姿が見られるようになった。また、かくれんぼや鬼ごっこなど集団遊びをクラスで楽しめる機会を作ることで、興味を示すようになり、一緒に楽しもうとする子どもが増えてきた。しかし、友だちとの関わりの中で、自分の思いを通そうとして叩いたり、友だちの使っている玩具を取ったりしてトラブルになることも多かった。引き続き、仲立ちしたり、相手の思いを代弁したりして、関わり方を伝えていきたい。

環境

生き物への関心が高まり、見つけた虫の観察を楽しんでいた。見つけた虫をクラスにある図鑑で調べ、特長や虫の名前などに子どもたちも興味を持ち、友だち同士で教え合いながら会話も広がっていった。また、気温の高い日が続き、水を使って遊ぶ機会を作っていった。水の感触を楽しみ、泥団子作りや川作りなどを楽しむことができた。今後も、環境を考えて構成し、遊びに繋げていけるようにしたい。

言葉

季節の動植物や行事を取り入れ、製作をしたり、歌に親しんだりしていくことで興味を持ち、言葉や歌詞を覚え、楽しむ姿があった。踊りを楽しむ姿も多く見られたので、今後も繰り返し楽しませていきたい。友だちとの関わりの中で思いの違いから、「『かして』って言ったのに何も言ってくれない」「仲間に入れてくれない」とトラブルにつながることがあった。保育者が代弁しながら、相手の思いを伝え、自分たちでやりとりができるように伝えていった。

表現

季節の曲を取り入れながら、友だちや保育者と一緒に歌い親しめるようにしていった。また、絵の具、折り紙、はさみ、サインペン、のりなど色々な素材や道具に触れながら製作を楽しんでいけるよう、環境を整えていった。子どもたちも興味を持ち、「また、作りたい」「もう一回したい」と繰り返し楽しむ姿があったので、今後も様々な製作が楽しめるように工夫していきたい。

食育

畑の夏野菜に興味が広がり、「トマトができてる」「ピーマンがたくさんあるね!」と観察したり、成長を楽しみにしたりする姿があった。発見したり、気付いたりしたことを伝える姿を大切にし、食材への興味が広がるようにしていった。また、給食の食材にも興味を示し、「これは、ぞう組さんが育ててるね」と友だちと伝え合う姿も見られていた。…

4歳きりん組2021年度5月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出かけたりと積極的に戸外遊びを楽しんでいった。散歩では、標識に興味を持つ子どもが多くいたため、子どもたちと一緒に探しながら歩いたり、意味が調べたりできるよう、図鑑を用意し標識に親しみが持てるよう、環境を整えていった。また、園庭では虫探しを楽しむ姿があった。捕まえた虫を図鑑で調べたり、虫かごに入れて観察したりする姿が見られたので、保育者も一緒に遊びに加わり、見つけた嬉しさや喜びに共感していった。気温が高い日が増えてきたので、衣服の調節や水分補給がしっかりできるよう個別に声をかけたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

フルーツバスケットや椅子取りゲームなどルールのある遊びを楽しむ時間を多く作っていった。初めは、自分の思い通りにならないと、泣いたり、怒ったりして遊びが中断してしまう姿も見られた。しかし、遊びを何度も繰り返す中で「○○したらいいよ」「○○だよ」と子ども同士で遊びを展開し進めていく姿があったため、子どもたちの相手を思いやる気持ち、ルールを守ろうとする姿をしっかりと認めながら関わっていった。

環境

室内ではレールを繋げて線路を作り、そこに電車を走らせることを楽しむ姿が多く見られたため、レールや電車の車両の玩具を増やし、遊びにしっかりと取り組めるよう環境を整えていった。また、標識や動物、自然の積み木なども用意しておくことで、街を作ったり、子ども同士で設定を考えながら遊びを進めていったりする姿が見られた。子どもたちが興味を持っていること、楽しんでいる遊びを保育者がしっかりと把握し、今後も環境設定を行っていきたい。

言葉

登園時や食事の挨拶、遊びに加わるときの声掛けなど、保育者が意識的に行うことで、その姿を真似てする子どもも増えてきた。その姿をしっかりと認め、心地よい言葉のやり取りができるよう声をかけたり、援助したりしながら関わっていった。中には、自分の思いをうまく言葉で表現できず、友だちとトラブルになることもあったので、保育者がすぐに間に入り、一緒に言葉を添えながらやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

保育者や友だちと、うたったり踊ったりすることを楽しむ姿が多く見られた。そのため様々な音楽に触れる機会を設け、体全体で表現する楽しさをしっかりと味わえるように関わっていった。また、こいのぼり製作では絵の具を使って吹き流し技法を楽しんだり、初めてハサミに挑戦したりした。「またやりたい」と興味を持つ子どもが多くいたため、今後も様々な用具に触れて製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中、足が椅子の上に上がっていたり、友だちとの会話に夢中になりすぎて姿勢が崩れる姿が多く見られるようになってきたため、食事のマナーを今一度確認したり、個別に声をかけたりして対応していった。また、給食室の先生が食事の様子を見に来た際、「これ何?」「どうやって作ったの?」と興味を示し話しかける姿も見られたので、図鑑や絵本などを通して調べられるよう環境を整えていきたい。…

4歳きりん組2021年度4月のまとめ

健康

戸外では、登り棒や鉄棒、鬼ごっこなど体を動かし、好きな遊びが楽しめるようにしていった。繰り返し遊ぶ姿や挑戦する姿を認めながら、保育者も一緒に遊び、一人一人が楽しんでいる姿に共感していった。気温が高い日は、自分で気がついて、水分補給や衣服の調節をすることができるよう声かけをしていった。

人間関係

友だちと過ごす楽しさや心地よさが味わえるように手遊びや紙芝居など、クラス全体で楽しむ時間を作っていった。遊びでは、友だちと関わる中で、自分の思いを通そうと強い口調で話したり、友だちの使っている玩具を黙って取ったりしてトラブルになることも多かった。必要に応じて仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていき、対応していった。また、保育者も一人一人とじっくりと関わり、やりとりを楽しむ中で信頼関係に繋げられるようにしていった。

環境

子どもたちの興味関心、好きな遊びに合わせて玩具の配置を変更したり、玩具を出す量を考えたりしたことで、自分の好きな場所で、好きな玩具で遊んだり、友だちとやりとりを楽しみながら遊んでいた。また、虫探しをする子が多く、虫を発見したり、観察したりすることに喜びを持つ姿が増えていった。子どもたちの楽しさを共有したり、図鑑を用意したりすることで、より興味関心が深まるようにしていきたい。

言葉

見つけたものや経験したことなど言葉で伝えたいという気持ちを大切にし、やりとりする楽しさを味わえるように関わっていった。また、絵本や紙芝居に親しみ、物語や言葉のリズムなどを楽しめるように読み聞かせしていった。保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいるが、中には自分の思いを言葉でうまく表現できない子もいるので、思いが通い合う嬉しさや心地よさが味わえるように関わっていきたい。

表現

季節の曲や手遊びなどに触れ、友だちや保育者と一緒に歌ったり、表現したりする楽しさを感じられるようにしていった。また、塗り絵に興味をもち、楽しむ子が多い。最近では、色の配色にこだわりをもっている子が多くなり、みんなで見せ合う機会を作ると、友だち同士で見せ合ったり、色々な色での表現を楽しんだりする姿も見られた。今後も様々な用具を用意して製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

子どもたちと食事をする中で、食べる量や苦手な物、食べる時間などを把握するようにしていった。箸を使って食べているが、握り持ちになる子もいたので、丁寧に持ち方を伝えていった。また食事中、友だちとの会話が弾み、食事が進まない子や姿勢が悪くなる子もいたので個別に声をかけたり、椅子の座り方を伝えたりすることで、自分で意識できるようになっている子も増えてきている。…

4歳きりん組2020年度3月のまとめ

健康

室内外で積極的に体を動かす機会を作り、友だちと一緒に体を動かす楽しさや充実感を味わえるようにしてきた。登り棒や鉄棒、ホッピングなどに挑戦する子が増え、友だちが取り組む姿に刺激を受け、挑戦しようとする子も多く見られた。引き続き、手洗い、うがいの大切さを伝えて健康に過ごすことへの意識を高めたり、室温調節や換気を行ったりして、子どもたちの体調管理に配慮していった。また、自分からすすんで水分補給を行ったり手洗いを丁寧にしたりする姿が増え、習慣になっていった。

人間関係

友だちとの関わりが深まり、一緒に遊ぶ楽しさ、喜びを味わう姿が増えていった。特定の友だちと遊ぶことが多かった子もいたが、共通する遊びを通して友だちと遊び、子どもたちの関わりが広がっていた。ルールのある遊びを楽しむ姿が増えてきたが、自分の思い通りに遊びを進めようとする子や、相手が「ごめんね」と言っても「いいよ」と言えない子がいて、トラブルになることがあった。お互いの思いを聞きながら仲立ちをし、ルールを守りながら遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

環境

季節ならではの遊びや戸外で自然に触れる機会を作っていった。虫の観察や世話をしたり、積んだ草花を遊びに取り入れたりしながら、自然物への興味関心が深まっていった。また、身近に絵本や図鑑を用意していくことで、虫の名前を調べて楽しむ姿も増えていった。身の回りの環境をきれいにすることへも意識が高まり、玩具の片付けを丁寧にしたり、トイレのスリッパをすすんで揃えたりする姿も増えてきた。

言葉

文字を読んだり書いたりすることへ関心が深まってきた。文字を使ったカードゲームでは、マスの中に書いてある文字を友だちと読んで、ルールを守って遊ぶ姿も見られた。友だちとの関わりの中で、口調が強くなる子や、相手が嫌がる言葉を言う子がいた。その都度、相手の気持ちに気づけるように丁寧に関わり、どんな言葉で相手に伝えたらいいかなど繰り返し伝えていった。

表現

運動会や発表会を経験し、リズムに合わせて体を動かすことや友だちと一緒に表現する楽しさを味わう姿が増えていった。歌を歌う時には、元気よく歌おうとするが、中には怒鳴るように歌う子もいたので、ピアノで音の強弱をつけたり、動物に例えたりしながら、どのように歌えばいいかを伝えていった。製作への興味も深まり、自分なりにイメージを広げて楽しんだり、廃材を工夫して遊んだりする姿も増えていった。できたことが次の意欲につながっていたが、準備不足になることもあった為、子どもたちの興味に合わせて環境を整えていけたらよかったと反省した。

食育

友だちと一緒に食事をする中で、正しい姿勢や箸の持ち方を意識して食べる姿が増えてきた。また、行事や季節ならではの食事を絵本や写真などを通して伝えていくことで関心を持つことができた。年度末にはバイキング準備も加わっていったが、役立ち感を味わいながら準備をし、喜んで食事に向かう姿が見られるようになってきた。…

4歳きりん組2020年度2月のまとめ

健康

感染症の流行もなく、元気よく過ごすことができていた。手洗い、うがいの大切さを伝えたり、室温調節や換気を行ったりして、子どもたちの体調管理に配慮していった。手洗い、うがいをすることが病気の予防に繋がることも繰り返し丁寧に伝えていきたい。また、暖かい日が続き、戸外で遊ぶ機会を多く持つ中で、気温や活動に合わせて、自分で考えて衣服の調節をすることもできるよう声かけをしていった。

人間関係

友だちと一緒にすごろくなどルールのある遊びを楽しむ姿が増えてきたが、自分の思い通りに遊びを進めようとして、トラブルになることがあった。お互いの思いを聞きながら、仲立ちをしていきルールを守りながら遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。また、年長児とのお別れ会について伝えながら、どんな風にして年長児に感謝の気持ちを伝えていったらいいかなどクラス全体で考える機会を持っていった。

環境

今月も雪が降り、雪遊びの機会を持つことができた。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、雪に触れて思いきり楽しむ姿も多く見られた。お店屋さんごっこでは、自分たちでお店屋さんが楽しめるように物を並べたり、「いらっしゃいませ」とお客さん役の友だちに声をかけたりして、雰囲気を盛り上げていた。保育者も遊びに必要なものを一緒に考えたり、作ったりして見守っていった。お店屋さんごっこに向けて、作っていたものを使って遊ぶ機会が少なかったので、計画的に進めていけたらよかったと反省した。

言葉

文字を読んだり書いたりすることに関心が高まってきて、朝の会などで今日の予定をホワイトボードに書くと「読めるよ」と言って読んだり、すごろく遊びではコマに何が書いてあるか読んで友だちに教えてあげたりする子が増えてきた。子どもたちの興味関心が広がるように環境を整えていきたい。友だちとのやりとりの中で、友だちが嫌がることを言ったり、強い口調で言ったりする姿もあったので、引き続きどんな言葉で伝えたらいいかなど必要に応じて仲立ちをしていった。

表現

節分やひな祭りの由来などを伝えたり、絵本や写真などを見ながらイメージを広げていき、鬼のお面作りやお雛様作りを楽しんだりできるようにしていった。自分なりにイメージを膨らませ作る姿が見られ良かった。

食育

今月からバイキング給食の準備を始めた。今回は年長児と一緒にしながら、準備のやり方を教えてもらった。事前に写真を見ながら伝えていたので、見通しを持ちながら、年長児と一緒に準備をすることができて良かった。来月からはきりん組だけで準備をするので、一つ一つ確認しながら楽しくバイキング準備に取り組めるようにしていきたい。…

4歳きりん組2020年度1月のまとめ

健康

月初め、感染症が少しずつ流行してきて体調を崩す子がいた。室温調節や換気、検温をこまめに行い、家庭と連携を図りながら子どもたちの健康管理に努めていった。また戸外遊び後の手洗い、うがいが習慣になってきたが早く終わらせたい思いから疎かになる姿もあったので、再度手洗い、うがいの大切さを伝えることで意識して行えるようになった。

人間関係

友だちとサッカーや鬼ごっこ、すごろくなどルールのある遊びを楽しんだり、製作の時は、先に終わった子が友だちにやり方を教え合ったりする姿が増えていった。しかしトラブルが生じた時に「〇〇くんがいじわるしてきた」と相手の思いを聞かずに保育者に伝えることがあった。相手の思いを聞く大切さや互いの気持ちに気付けるように仲立ちをしていった。

環境

今年は天候が良い日も多く、雪が積もったことで雪遊びをすることができ、子どもたちも嬉しそうだった。積雪もあったことで、様々な素材を使って遊ぶことができた。また、室内では色々な正月遊びが楽しめるように準備すると興味を持ち、繰り返し遊んでいた。特にこま回しは上手く回せなかった子も回せるようになり、友だちに教え合う姿も多くみられた。年長児の姿に憧れ、時にはどちらが長く回せるか競い合ったりしながら遊ぶ姿もあった。

言葉

休み明けに経験した出来事を友だちや保育者に嬉しそうに話す姿があった。友だちの前で話す機会を作ると、緊張や恥ずかしさから自分の言いたいことが上手く言えなくなることもあった。子どもたちの会話に耳を傾けながら、話す楽しさや思いが伝わる喜びを感じられるようにしていった。友だちとの関わりが深まっているが、命令口調になったり、友だちが嫌がることを言ったりする姿が見られた。関わる姿を見守りながら、友だちにどんな言い方をすればいいかなど、クラス全体で考える機会を持っていった。

表現

文字を書くことに興味を持ち、文字を保育者に尋ねたり、ひらがな表を見たりしながら書こうとすることが増えてきた。中にはアルファベットの見本を見ながら書く子もいたので、子どもたちの興味に合わせて書き方など伝えていった。また、お手紙ごっこを通して、友だちとやりとりを楽しみ、繰り返し遊ぶ姿がみられよかった。

食育

絵本を通して正月ならではの食文化を伝え、関心が持てるようにしていった。写真を見せたり、家でどんな料理を食べたかなど話題にしたりすることで、より関心も深まった。また、ぞう組に向けてきりん組もバイキングの準備をすることを伝えると、「やりたい」と意欲を持つ子が多く、はりきる姿がみられた。来月からは実際に手伝いをしながら、準備のやり方を丁寧に伝えていきたい。…

4歳きりん組2020年度12月のまとめ

健康

天気が良い日が続いたので、戸外で遊ぶ機会を多く持つことができた。中には、溶連菌感染症や胃腸炎など、体調を崩す子が多かったので、クラス内で手洗い、うがいなどの大切さを伝えていった。健康に過ごすことへの意識を高めながら、水分補給や手洗い、うがい、衣服の調節が身につくよう声をかけていったので習慣になってきた。園庭ではサッカー、縄跳びや鬼ごっこ、ぽっくりなどで積極的に体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かして遊ぶ楽しさを伝えていきたい。

人間関係

鬼ごっこや大縄跳び、トランプやオセロなどルールのある遊びを繰り返し楽しむ姿が増えていった。中には、ルールを守れずトラブルになることがあったので、子ども同士で話し合う姿を見守りながら、仲立ちをし、遊びが楽しめるように関わっていった。発表会では、普段関わりが少なかった友だちと同じ役になったことがきっかけとなり、一緒に遊ぶ姿が増えるなど、友だち関係が広がった子もいた。

環境

ままごとや劇遊びを繰り返し楽しむ姿が多く見られたので、遊びに必要な物は手に取りやすい所におき、いつでも遊びが楽しめるようにしていった。遊びに必要な物があった時には一緒に考え、作るなどして遊びが盛り上がるようにしていった。また、クリスマスや年末に向けて、飾りを作ったり、絵本などを通して年末年始の過ごし方や遊びなどを伝えたりしていった。大掃除をするなど、年末ならではの雰囲気を味わい、新年を迎えることに期待が持てるようにしていった。

言葉

友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝え合いながら遊びをすすめようとすることが増えている。中には、自分の思いを強く通そうとしてトラブルになることもあった。その都度、相手の話を最後まで聞くことや、自分の思いが相手に伝わる嬉しさが味わえるよう、言葉を補ったり、代弁したりしながら関わることに努めていった。

表現

発表会に向けて、日々ホールで活動をしていたので、当日は恥ずかしそうにする子もいたが、友だちと一緒に色々な表現活動に楽しんで参加することができた。また、歌を歌ったり、劇のセリフを言ったりするなど、遊びの中に取り入れて楽しむ姿もあった。製作では、クリスマスの飾り作りに興味を示し、自分のイメージを膨らませて製作を楽しむ子が多くいた。今後も、季節にちなんだ製作や子どもたちの興味に合わせ製作を楽しんでいきたい。

食育

食器を持って食べることや、時計を使って食べ終わりの目安などを伝えながら、意識できるようにしていった。友だちとの会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、食事が進まなかったりする子がいたので、引き続き食事中の姿勢や箸の持ち方なども繰り返し伝えていきたい。また、おかずや汁物など、苦手なものに挑戦しようとする子が増えてきている。少しずつ食べ進める姿などを認め、次の意欲につなげていきたい。…

4歳きりん組2020年度11月のまとめ

健康

朝夕は冷え込むことが増えてきたが、天気の良い日も続き、積極的に戸外で遊ぶ機会を作っていった。衣服の調節や水分補給をすることを繰り返し伝えてきたので、活動や気温に合わせて上着の着脱をしたり、水分を摂ったりする姿が増えている。また、縄跳びや年長児が運動会で踊っていた踊りの真似をして楽しむ姿も多く見られたので、保育者も一緒に遊びながら、体を動かして遊ぶ楽しさを共有していった。

人間関係

友だちと誘い合って、サッカーやトランプなど、自分たちでルールを確認し合いながら繰り返し遊びを楽しんでいる。今後も色々な遊びに誘いながら、ルールを守って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていきたい。発表会に向けた活動では、役ごとに台詞を言ったり、歌や踊りを楽しんだりする中で、「ここはこうするんだよ」と教え合ったりと、今まで関わりが少なかった友だちと触れ合ったりする姿が増えてきた。子どもたちの関わりを見守りながら、仲立ちしていきたい。

環境

秋祭りごっこやごっこ遊びを楽しみ、「〇〇作ってみたい」と言う子が増えてきたので、作ったものを使って遊ぶことができるように環境を整えていった。友だちとイメージを共有しながら、色々な玩具を遊びに取り入れて遊ぶ姿が見られた。子どもたちの遊びに必要な物を、自由に使ったり作ったりできるように色画用紙や廃材なども用意していきたい。

言葉

劇遊びや表現遊びを通して、子どもたちと遊びのイメージを共有しながら遊びに必要な物を一緒に考え、自分の思いを伝える機会を作っていった。「次は○○役さんが言うんだよ」「○○が作りたい」「○○もほしい」など自分の思いをしっかりと伝える姿が増えている。中には上手く表現できない子もいるので、自分の思いを友だちに伝える姿を見守りながら、言葉を補ったり、仲立ちしたりしていきたい。

表現

子どもたちに絵本を読み聞かせ、台詞のやりとりや絵本にちなんだ歌を楽しみながら、劇遊びにつなげて親しんできた。友だちと一緒に歌や台詞に合わせて、踊ったり体を動かしたりしながら表現する楽しさを味わえるようにしていった。また劇遊びに必要なお面や大道具など用意することで、子どもたちのそれぞれの役になりきっており、より劇遊びが盛り上がっていった。

食育

友だちと会話を楽しみながら食べているが、話に夢中になって姿勢が崩れる子や、食事が進まない子もいた。引き続き、マナーを守って食べることや時計を使いながら食べ終わりの時間なども伝え、子どもたちが意識できるようにしていきたい。また食事の様子を給食の先生が見に来てくれると「この野菜、おいしかったよ」「このおかず好き」と言って食べるところを見せようとする子もおり、給食の先生に関心を持つ姿もみられた。…

4歳きりん組2020年度10月のまとめ

健康

気温や体調に合わせた衣服の調節や水分補給をすることを促すことができるように声かけをしてきたことで、自分で意識して行動しようとする姿が見られた。また、手洗い、うがいの大切さも伝えてきたので、丁寧にできるようになってきた。引き続き、健康への意識を高められるようにしていきたい。運動会ごっこを通して、体を動かして遊ぶ楽しさや年長児の姿に刺激され、大縄跳びやサッカーに挑戦する姿が増えてきているので、保育者も一緒に遊びながら、継続して楽しめるようにしていきたい。

人間関係

友だちと一緒に大縄跳びや鬼ごっこ、だるまさんがころんだなど、ルールのある遊びを楽しむ姿が増えてきている。自分たちで役割を決め、遊びを進める姿も見られるようになってきた。中には自分の思いを強く通そうとする姿もあったので、子どもたちの関わりを見守ったり、ルールの確認を一緒にしたりしながら、ルールを守って遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

運動会ごっこの踊りを楽しむ姿が増えていったので、いつでも楽しめるように曲を流したり、保育者も一緒に踊ったりして楽しさを共有していった。また、秋祭りごっこでは、秋をテーマにしたので、秋にちなんだ果物や木の実などの飾り作りを楽しめるようにしていった。イラストや型紙などを用意し、環境を整えていくことで、「作りたい」とすすんで作る姿がみられてよかった。

言葉

行事が終わった後など「楽しかった」「頑張った」など、自分が思ったことを伝える姿が多く見られた。友だちともやりとりをし、思いを共有しあうことも増えていったので、保育者も言葉を添え、子どもたちの思いを受けとめて会話を楽しんでいった。

表現

運動会ごっこでは、友だちと一緒に音楽に合わせてダンスやバルーンを楽しむ姿が見られよかった。また、できたことが自信に繋がり、「○○やってみたい」と意欲的に活動へ参加する姿も多く見られた。また、秋祭りごっこの飾り作りでは、秋にちなんだ飾りだったので、子どもたちも興味を示し、様々な素材に触れ、意欲的に作ることを楽しむ姿がみられた。今後も環境を整え、製作する楽しさや作ったもので遊びが広がるようしていきたい。

食育

食事中、友だちと会話を楽しみ食事をする姿があるが、会話に夢中になり、姿勢が崩れる子が多くいる。また、早く食べようとして急いで食べたり、よく噛まずに食べたりする姿がみられる。正しい姿勢で食べることや、ゆっくりと噛んで食べる大切さなども伝えていきたい。旬の食材が使われている時は、子どもたちに伝え、関心が持てるようにしていった。…