4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2023年度11月のまとめ

健康

気温が低い日や、天候が不安定な日も多かったが、積極的に戸外で遊び、身体を動かす楽しさや開放感を味わえるようにしていった。感染症が流行り、体調を崩す子が多かった。一人ひとりの体調を把握し、いつもと表情や様子が違うときは、職員同士で連携を取り合い、こまめに検温をし、体調の変化にスムーズに気付けるようにしていった。
活動量や体調によって、夕方眠そうにする子の姿もあるため、個々に合わせて午睡をするなど、休息の時間を大切にしていきたい。

人間関係

発表会に向けての活動では、役ごとに声を掛け合ったり、困っている子に教えてあげようとしたりするなど、相手を気遣う姿も多くみられるようになってきた。今後も、活動を工夫し関わりを広げていきたい。
カードゲーム、鬼ごっこ、サッカーなど簡単なルールのある遊びを積極的に楽しんで遊んでいる。ルールが曖昧になりトラブルになることがあった。保育者も一緒に遊びながら伝えることで、ルールを理解し遊びを楽しむ姿が増えてきた。

環境

落ち葉や木の実を拾い、季節の変化に気づき自分なりの言葉で、保育者や友だちに知らせる姿があった。園庭や散歩で拾ってきた落ち葉を使用し、葉っぱスタンプをして大きな紅葉の木の製作をすると、イメージを膨らませて工夫しながら活動を楽しむ姿があった。今後も子どもたちの気づきを大切にし、季節の変化を気づいたり、感じたりできるような声かけをしていきたい。

言葉

文字や数字を読んだり書いたりすることへの関心が高まり、発表会の台本や絵本を読んだり、かるた遊び、手紙のやりとりなど友だちと一緒に楽しんでいた。友だちと遊びを進める中で「○○だよ」「○○がしたい」など、自分の思いを言葉で表現し、やりとりをする姿も増えてきた。今後も表現しようとする姿を見守り、姿に合わせて代弁したり言葉を補ったりしていきたい。

表現

劇遊びや歌に親しみながら発表会に向けて取り組んでいった。表現する楽しさが味わえるよう、劇遊びに出てくる役ごとの歌やダンス、セリフなどを保育者も一緒に楽しみ、共有していった。子どもたちの興味関心がある物語や歌を取り入れることで、積極的に活動に参加したり、苦手な子も友だちと一緒に行うことで表現することを楽しんで参加したりする姿が見られていった。

食育

野菜が苦手な子もいるが、量を調節することで「これくらいは食べてみる」と言って苦手な物でも食べてみようとする姿があった。食べられた姿を十分に褒めて、子どもたちの自信へと繋がるように関わっていった。…

4歳きりん組2023年度10月のまとめ

健康

戸外に出る機会を多くもち、思いきり体を動かしたり、散歩に出かけたりして紅葉を見ながら季節の変化に気づけるようにしていった。朝夕と昼での気温差があり、子どもによって服装にばらつきがあったので、気温や室温に合わせて衣服の調節が行えるように声をかけ、必要に応じて自ら行えるようにしていった。また、子どもと一緒に着替え袋の中身を確認し、足りないものを確認して、保護者と子どもが一緒に補充できるように家庭と連携を取っていく。

人間関係

ハンカチ落とし、だるまさんが転んだなど、簡単なルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が見られるようになった。参加したいがルールが分からず困っている際は、保育者も輪に入り遊び方を伝えていったり、一緒に遊びを楽しんだりして盛り上げていった。遊びを楽しむ中で自分の意見や相手の意見を伝え合う姿もあった。子ども同士でルールを考えて遊びを進めようとする姿が見られるため、保育者は遊ぶ環境を整えるようにしていく。

環境

散歩で、柿やコスモス、すすき、落ち葉など様々な秋を見つけたり、触れたりして楽しむ姿が見られた。また、園庭で拾ったどんぐりや落ち葉を遊びに取り入れイメージを膨らまして遊びを展開していた。散歩に出かけた時は、落ち葉などを持ち帰れるよう袋を準備して散歩をしながら秋を感じられるようにしていった。

言葉

互いの意見を出し合いながら、遊びを進めたりイメージを膨らましてごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られた。また、好きな曲に合わせて歌ったり踊ったりして友だちと一緒に楽しむ姿が多かった。子どもの好きな曲を流したり、ダンス動画を見たりしながら踊れるようにしていった。

表現

バルーンやフラッグを使って、友だちと意見を出し合いながら振り付けを考えたり自分なりに振り付けを作ったりして表現遊びを楽しんでいった。曲決めを子どもたちとしたことで、運動会への意識と表現遊びへの意欲が高まり、繰り返ししても飽きずに楽しむことができた。
食育  食事中の座り方や、箸の持ち方について意識して行えるようその都度声かけを行い、姿勢や箸の持ち方など意識できるようにしていった。苦手な食べ物がある時は、姿勢が崩れたり、箸を置いて話をしたりする姿が多いため量を調節し食事に向かえるようにしていく。…

4歳きりん組2023年度9月のまとめ

健康

感染症や気温差によって体調を崩す子が多くなってきた。手洗いうがい、活動や体調に合わせた服装調節を促し、健康への意識を高められるように伝えていった。運動会に向けてバルーンやかけっこなどで体を動かすことを楽しみにする姿が多くなっているので、今後も、全身を使って体を動かす楽しさや、色々な動きに挑戦する意欲を高めていきたい。

人間関係

運動遊びの中で、合図でスタートすることや順番に並ぶことなどを丁寧に伝えていった。ルールを意識することで、遊びがスムーズに進むことが分かり楽しさを共有しているようだった。今後も、活動や生活の中で、約束事やルールを意識する大切さを伝えていく。
ダンスや組体操など他クラスの演技する姿を真似て遊びに取り入れたり、積極的に運動会にむけた活動に参加したりする姿があった。期待感を膨らませながら、憧れや自信を味わえるよう声かけをしていった。

環境

図鑑で興味のある生き物や、実際に捕まえてきた虫を観察しながら絵を描いたり、塗り絵をしたりして更に興味が深まってきている。また、飼育している生き物の世話を積極的に行っていた。餌になる虫を捕まえたり、虫かごの掃除をしたりするなど生き物への関心が高まっているので、今後も世話や観察を楽しめるように配慮していきたい。

言葉

ひらがなの表を見て一文字ずつ読んだり、字を書いたりする姿が増えてきた。どのように読んだり書いたりするのかを保育者や友だちに尋ね、手紙や自分の名前を書こうとする子もいる。文字を一緒に読んだり手本を書いたりして文字に興味を持てるように関わっていった

表現

運動会にむけて様々な音楽に親しみながら、保育者が積極的に大きな動きを見せて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。バルーンに興味を持ち、技を自分たちで考えながら音楽に合わせて表現することを楽しんでいる。引き続き、体を動かして楽しむ機会や、季節の歌に触れる機会を作っていきたい。

食育

給食のメニューや、入っている食材に興味をもち保育者に尋ねる姿がある。製作で野菜スタンプをしたことから、食材や香り、形などに興味を示す姿があった為、本日のメニューを伝えたり、どのような野菜が入っているか一緒に考えたりして食材に興味関心が深まるよう声をかけていった。
友だちと会話をしながら食事を楽しんでいるが、会話に夢中になって姿勢が崩れたり、手が止まってしまう姿があるため引き続き声をかけていきたい。…

4歳きりん組2023年度8月のまとめ

健康

汗をかいても自ら気づいて着替えをしたり、水分補給をしたりする姿は少なかった。保育者は、着替えやシャワー、水分補給などを促すようにして快適に過ごせるようにしていった。自ら気づいて着替えができるように繰り返し声をかけ、意識できるようにしていった。戸外での水遊びをする機会は少なかったが、室内で色水や泡遊びなど夏ならではの遊びを楽しめる機会をもっていった。

人間関係

友だちが、バルーンや旗遊びに取り組む姿に興味を示し、遊びに参加し一緒に楽しむ姿が多かった。また、バルーンの技について子どもたちと話し合う機会を作り、バルーンの技について意見交換をする時間も作った。実際にバルーンで技を表現し、できた技を素直に褒めたり認めたりしていた。バルーンや旗遊びを通じて、友だちと共通の目的をもって、取り組む楽しさを味わい繰り返し楽しめるようにしていった。

環境

飼育ケースの掃除、水やりやエサやりを通じて、数を数えたり順番を守ったりできるようにしていった。自ら進んで世話をし、エサを食べないと死ぬことやケースを清潔に保つことで、生き物が長生きできることを知り、命の大切さに気づけるようにしていった。引き続き、必要に応じて保育者が援助し興味関心を深められるようにしていく。

言葉

親しみをもって生き物の世話を行い、普段と様子が違うことに気づくと、保育者に知らせたり、友だちと共有したりしながら言葉のやりとりを楽しんでいた。生き物の飼育を通じて、自分が感じたことや思ったことなどを言葉で表現できる機会をもてるようにしていった。

表現

友だちと一緒に相談したバルーンの技を実際に表現し、完成した技の評価を話し合ったり、一緒にできたことを喜んだりして楽しむことができた。また、旗遊びでは、友だちが旗を振る姿に興味を示し、真似したり、自分なりに旗を振ったりしてイメージしたことを表現する機会をもてるようにしていった。

食育

箸の持ち方や、皿や茶碗を持って食事をすることを保育者が手本を見せながら、楽しい雰囲気を作るよう心掛けていった。また、できていることはその都度褒めて食具の持ち方を意識してもてるようにしていった。…

4歳きりん組2023年度7月のまとめ

健康

汗をかいた際は、シャワーをしたり、タオルで汗を拭いたりして、清潔感が味わえるようにしていった。また、こまめに水分補給を行えるように声をかけていった。「のどか湧いたからお茶休憩しよう」と友だちを誘ったり、友だちや保育者のお茶を入れてあげたり、積極的に水分補給をする姿があった。天候の関係で戸外に出ることができない日もあったが、水遊びや保育室内でも色水・泡・氷あそびなど夏ならではの遊びが楽しめるように環境を整えていった。

人間関係

水遊びでは、色水や泡をジュースやアイスに見立ててお店屋さんごっこをしたり、保育室でお医者さん患者さん役になりきって「どこが痛いですか?」「お薬塗りますね」などと病院ごっこをしたり、友だちと世界観を共有しながら遊びを楽しむ姿がみられた。友だちと関わる中で、思いが上手く伝わらなかったり、玩具の取り合いになったりすることもあった。言葉より先に手が出てしまうこともあった為、その都度保育者が仲立ちとなり、自分の気持ちを言葉で相手に伝えられるように気持ちを代弁するなどして援助していった。

環境

カブトムシやクワガタとの触れ合いを楽しんだり、飼育している虫の餌やりや虫かごの清掃など世話をしたりする姿が多く見られた。初めはカブトムシの触り方が分からず戸惑う子もいたが、「角を持つんだよ」などと友だち同士で教えあいながら触れ合いを楽しんでいた。一方で、触り方が雑になってしまったり、枝でつついたりする姿もあった為、虫との触れ合い方を丁寧に伝え、命の大切さを感じられるように関わっていった。

言葉

ごっこ遊びをする中で「○○になりたい」「○○しよう!」などと自分の思いを言葉で表現したり、遊びに誘ったりして、友だちとやりとりして楽しむ姿が多くあった。「次は○○やってみよう」などとぞれぞれが意見を出し合いながら遊びを広げていく姿もあった。保育者も会話に加わり、やりとりがより広がるように声をかけていった。

表現

折り紙やハサミを使った製作などを楽しんでいた。お店屋さんごっこの商品を作ったり、リボンや髪飾りを作って役になりきったりするなど、イメージしたものを作って遊びに取り入れて楽しんでいた。ハサミを使って製作を楽しむ子が多いが、危ない持ち方をしている子や、思い通りの形に切ることができず戸惑う子もいた。その都度持ち方を丁寧に伝えたり、自分で描いた絵や、保育者に書いてもらった線に沿って切ったりするなど安全にハサミを使う楽しさが味わえるようにしていった。

食育

「しゃきしゃきいい音がするよ」「人参たべられるようになったよ」など様々な食材に興味を持ちながら食事を楽しんでいた。苦手な食材にも興味をもち、食べようとする姿があった。その姿を十分に認め、「すごいね」「おいしいね」などと声をかけていくことで、「次は○○食べる」と次への意欲や自信に繋がることができた。しかし、先月に引き続き友だちとの会話に夢中になり、姿勢が崩れる子や食事が進まない子がいるため、終わりの時間や正しい姿勢で食べることを伝えていく事で意識していけるようにしていきたい。…

4歳きりん組2023年度6月のまとめ

健康

室内外で遊びを通じて体を動かす楽しさを味わっていった。巧技台を使って登る、渡る、跳ぶなどの動きを楽しむ機会が少なかった為、今後機会を増やしていきたい。手洗いや歯磨きなど自分から進んで行っているが、簡単に済ませる姿もある。保育者が見本を見せたり、絵本や紙芝居を読んだりして自分の体に興味関心が持てるようにしていきたい。

人間関係

友だちと一緒に水や泥水の感触を楽しんでいた。友だちが水の冷たさや泥の感触に喜ぶ様子に興味を示し、一緒に遊ぶ楽しさを共有する姿も見られた。遊びが広がる環境構成をし、友だちの遊びに興味関心をもち、一緒に遊ぶ楽しさを味わえるようにしていきたい。

環境

クラスで飼育している生き物に、新たにイモリが加わり、自ら図鑑で生態や特徴について調べたり、自ら進んで世話を行い感じたことや気付いたことをやりとりしたりしながら楽しんでいる。保育者も一緒に世話をしたり観察をしたりしながら、喜びを共有し生き物への親しみや命の大切さについて伝えていきたい。

言葉

自分の体験や感じたことを自分なりの言葉で表現する子が多かった。特に、家庭で見つけた生き物についてのやりとりで盛り上がっていた。興味関心のある話題でやりとりを楽しみ、自分の思いや考えを表現する機会を増やしていきたい。

表現

スライム作りを繰り返し楽しみ、作るたびにスライムの色を変えたり、混ぜる素材を変えて感触の違いに気づいたりしたことで、友だちとのやりとりが広がっていた。子どもたちの取り組む意欲を大事にし、保育者も一緒に喜んだり、違いを発見したりすることを共有していきたい。

食育

気の合う友だちや、保育者と一緒に食事をすることを喜ぶ姿が多い。また、食欲も増してきて、おかわりしたい子も増えてきた。中には、話に夢中になってしまったり、苦手なものがあって箸が進まなかったりする子もいる。保育者がその都度声かけをしたり、子どもと相談して食べる量を調整したりして楽しい食事ができるようにしていきたい。…

4歳きりん組2023年度5月のまとめ

健康

天候の良い日は園庭で遊んだり、散歩に出かけたりと積極的に戸外遊びを楽しんでいった。戸外遊びでは、鬼ごっこや鉄棒等、友だちと一緒に身体をたくさん動かしたり、虫探しをしたりして楽しむ姿があった。捕まえた虫を図鑑で調べたり、虫かごに入れて観察したりする姿が見られたので、保育者も一緒に見つけた嬉しさや喜びに共感したり虫の特徴や種類の違いに気付いたりしていった。気温が高くなってきたため、水分補給や衣服の調整ができるように、一人一人に声をかけたり、戸外での活動時間を配慮したりしていった。

人間関係

椅子取りゲームやハンカチ落としなどルールのある遊びを楽しんでいった。初めは、自分の思いが伝わらないと、泣いたり怒ったりして遊びが中断してしまう姿も見られた。しかし、遊びを何度も繰り返す中で「○○したらいいよ」「○○だよ」と子ども同士で遊びを展開し進めていく姿があったため、子どもたちの相手を思いやる気持ち、ルールを守ろうとする姿をしっかりと認めながら関わっていった。

環境

園庭に出ると虫かごやバケツをもって虫探しをしたり、虫かごの掃除をしたりして触れ合いを楽しんでいた。見たことのない虫を見つけると、図鑑で名前や何を食べるのかなどを調べて子どもたち同士で教え合う姿があった。虫への興味が深まってきているため、新しい図鑑や大きめの虫かごを用意するなどして遊びが広がるように環境を整えていった。子どもたちが興味を持っていることや、楽しんでいる遊びを保育者が把握し、今後も環境設定を行っていきたい。

言葉

「○○ちゃん○○しよう!」と遊びに誘い合ったり、「○○して楽しかったよ!」などと家庭での体験を話したりするなど、友だち同士でやりとりしながら関わる姿があった。一方で、自分の思いを上手く言葉で表現できなかったり、伝えたい気持ちが相手に伝わらなかったりして、友だちとトラブルになることもあった。双方の思いを受け止めながら、必要に応じて言葉を添えたり、代弁したりしてやりとりを丁寧に伝えていった。

表現

折り紙での製作遊びを楽しんでいた。折り方の本を見て、作り方が難しくて途中でやめてしまう子の姿もあった。製作する姿を側で見守り、必要に応じて声をかけたり、手を添えたりして完成した達成感や喜びが感じられるようにしていった。塗り絵やハサミを使った製作も好きで楽しんでいる姿があるため、今後も段ボールや空き箱などを集めて製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中、友だちとの会話に夢中になり姿勢が崩れたり、遊び食べになり食事が進まなかったりする姿が見られた。その都度一人一人に合わせて声をかけたり、食事のマナーの確認をしたりして対応していった。苦手な食材に興味を示して食べ、「せんせ~、○○食べれた」と知らせて喜ぶ子がいた。その姿を十分に認め、「すごいね」「おいしいね」などと声をかけていくことで、「今日は○○食べてみる」と次への意欲や自信に繋げることができた。…

4歳きりん組2023年度4月のまとめ

健康

積極的に戸外に出て、虫探しをしたり植物に触れたり、かけっこや木登りなどで体を動かしたりして好きな遊びを楽しんだ。保育者も遊びに加わり、一緒に体を動かし開放感や満足感を共有していった。思いきり体を動かして遊び、「お茶飲む」と自ら水分補給をする子が増えてきた。中には水分を摂らない子もいたので、保育者が声をかけたりお茶を入れて手渡したりして健康に過ごせるように配慮していった。

人間関係

友だちとの関わりが多くなり、友だちと過ごす楽しさや心地よさを味わう姿も見られるようになった。一方で、友だちと意見がぶつかりトラブルになることもあった。保育者は必要に応じて、仲立ちとなりお互いの思いを受け止め、代弁することで相手の思いを伝えていった。

環境

戸外では積極的に草花や虫などに触れる機会を作り、発見する喜びや楽しさを味わえるようにしていった。発見した生き物と図鑑とで見比べたり、生き物の餌について調べたりできるようにポケット図鑑を用意し、動植物に興味関心がもてるようにしていった。

言葉

好きなキャラクターやアニメなど興味のあることや、自分の体験談を保育者や友だちに話して、言葉のやりとりを楽しむ姿が増えてきた。話したい気持ちを受け止め、保育者や友だちとやりとりする楽しさを感じられるように心がけていった。一方で、遊びの中で強い口調や相手が嫌がる言葉で気持ちを伝えようとする姿があるので、必要に応じて仲立ちし、伝え方を知らせていった。

表現

自分のイメージに合わせて折り紙を折ったり、丸めたりテープでつなぎ合わせたりしながら、製作を楽しんでいた。今後も色々な素材に触れて楽しめるよう準備していきたい。アニメの曲や昆虫太極拳など好きな音楽に合わせて体を動かしたり、踊ったりして楽しめるようにしていった。

食育

戸外遊びや散歩など体を動かす機会を多くもつことで、空腹感を感じ、食事意欲に繋がるようにしていった。一人一人の食事量や生活リズム、活動量に合わせて子どもと相談しながら調節していったことで、食事の準備や食べる意欲につながり、積極的に食べる姿が増えてきた。椅子に座る姿勢や席を立つ、会話に夢中になるなどの姿も見られるので、個々に合わせて声かけをし、食事のマナーも意識できるようしていきたい。…

4歳きりん組2022年度3月のまとめ

健康

戸外で積極的に体を動かす機会を作り、友だちと遊ぶ楽しさや充実感を味わえるようにしてきた。鉄棒や縄跳びなどに進んで挑戦する子が多く、その姿に影響を受けて挑戦しようとする子もいた。個々の姿勢を十分に認め、達成感や充実感、上達する喜びが味わえるようにしていった。気温差で体調を崩しやすい時期だったが、換気や衣服の調節、手洗いうがいなどを丁寧に声かけすることで健康的に過ごすことができた。

人間関係

鬼ごっこや転がしドッチボール、大繩など友だちと関わる機会を遊びに多く取り入れていった。特定の友だちと遊ぶことが多かった子も進んで参加し、色々な友だちと関わりが広がっていた。ルールのある遊びを楽しむ姿が増えてきたが、ルールを巡ってトラブルになることがあった。お互いの思いを聞きながら、仲立ちをしていきルールを守りながら遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

環境

下旬は気温が高い日が多く、虫の観察をしたり、つんだ草花を集めて砂遊びに使ったりして自然物を遊びに取り入れて楽しみながら季節の移り変わりを楽しんでいた。
新年度に向けて行ったクラスチェンジでは、5歳児室にある玩具を積極的に手に取って自分で試したり、友だちを誘って意見を出し合ったりして遊んでいた。子どもたちの興味関心に合わせて一緒に遊んだり、カードゲームのルールを伝えたりして楽しめるようにしていった。

言葉

文字や数字を読んだり書いたりすることへ関心が高まり、すごろく遊びや手紙のやりとり、カルタ遊びなどを友だちと一緒に楽しんでいた。関わりの中で、強い口調になったり、相手が嫌がる言葉を書いたりする子もいたので、その都度、相手の気持ちに気づけるように丁寧に関わり、どのような言葉で相手に伝えたらいいかなど繰り返し伝えていった。

表現

カラーポリやお面などを用意し、ごっこ遊びを楽しめるようにしていった。好きな衣装をつけて友だちと家族ごっこをしたり、CDの音楽に合わせて台詞や動きをつけて発表会ごっこをしたりして楽しんでいた。
作品集の表紙作りでは、はじき絵や手形スタンプで桜の木を表現して楽しんだ。スペースに花びら、虫などを好きな絵を描いて楽しめるようにすることで「〇〇描く」と積極的に描いていた。

食育

友だちと一緒に食事をする中で、食事のマナーを伝えてきたことで、意識して食べる姿が増えてきた。また、行事や季節ならではの食事を絵本や写真などを通して伝えていくことで関心を持つことができた。…

4歳きりん組2022年度2月のまとめ

健康

活動が切り替わる際や戸外から帰った際に、自ら進んで手洗い、うがいができるように、こまめに声をかけていった。気温が低い日が多かったため、衣服の調節ができるよう促していった。子どもたちも自ら手洗いうがい、衣服の調節などを行う姿が増えたので、その姿を十分に褒め、快適に過ごせるよう関わっていった。

人間関係

鬼ごっこやかるたなど、ルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が多く見られた。「○○しよ」と子ども同士で声を掛け合い、遊びを進めていく姿が増えた一方で、意見の食い違いや自分の思い通りに遊びを進めようとしてトラブルに発展してしまうこともあった。その都度間に入り、お互いの思いを聞いたうえで、解決策を一緒に考え、ルールを守りながら遊びを進めていく楽しさが味わえるよう関わっていった。

環境

天候の良い日には園庭で遊んだり、ホールで過ごした日には、思う存分身体を動かして遊んだりすることができた。また、園庭に出た際は、風が冷たくて、「さむい」と身体を縮ませる子もいたが、保育者や友だちと一緒に走ったり、縄跳びを楽しんだりする中で、身体が温まる感覚を一緒に味わいながら楽しむことが増えた。今後は更に暖かくなっていくので、戸外活動の機会を大切にして季節の変化を感じていきたい。

言葉

友だちと遊びを進める中で、「○○がいい」「○○だよ」など、自分の思いを言葉で表現し、やりとりしていく姿が増えた。一方で、言葉が強く出てしまったり、自分の思いが通らなかったりすると、トラブルに発展することもあった。中には相手を叩く姿もあったので、どのような伝え方がよいのか、丁寧に知らせていきながら、子ども同士のやりとりを見守っていった。

表現

節分やひな祭りの製作をする前に、絵本や紙芝居で由来の説明などをすることで、伝統行事への興味関心が高まり、製作を心待ちにする姿があった。製作も一回だけでなく、その後も自分でパーツを切り、何度も楽しむなど、行事に親しみを持ち、楽しんでいるように感じた。その結果、集会でも積極的に参加したり、自分の考えや思いを伝えたりしようとする姿が多く見られた。

食育

月の後半では、ホールに出てバイキング給食を楽しむことができた。年長児が準備や片づけをする姿を見て、「やってみたい」と興味を示す子も多くいた。今後は年長児に準備方法を教えてもらう機会などを設けていきたい。また、盛り付けを自分で行えるようにしていったことで、より給食に関心を持ったり、友だちと一緒に準備したりする楽しさを味わっていけたように感じた。…