4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2025年度4月のまとめ

健康

進級したことや新しい保育者と関われることを喜び、楽しく過ごす姿があった。比較的、身の回りのことも意欲的に取り組む姿が見られた。中には、遊びたい気持ちが強く、朝の準備が後回しになる子もいたため、個別に声をかけ、気持ちを汲み取りながら一緒に生活の流れを覚えていけるように伝えたり、援助したりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶ中で、思いがぶつかったり、上手く言葉で伝えられなかったりしてトラブルになる場面があった。保育者が必要に応じて仲立ちとなり、双方の思いを汲み取りながら「相手がどうして怒っているのか」「自分の気持ちをどのような言葉で伝えたらよいか」を一緒に考え、伝えられるようにしていった。

環境

塗り絵を楽しむ子の姿が多く見られ、自分で塗ったイラストをはさみで切りたいと伝える子の姿もあった。そのため、はさみの使い方や使う時の約束事を全体で話し合う機会を作り、安全に子どもたちが使えるように伝えていった。イラストを用意して、危ないことや約束事を一緒に考えたり、伝えたりしていくことで、子どもたちもしっかり理解して、話したことを守りながら使う姿が見られた。

言葉

園庭のチューリップが咲き始めると、友だちや保育者と一緒に観察を楽しむ姿が見られた。観察する中で、「匂ったら、トマトみたいな匂いがしたよ」「本当だ!」と友だちに発見を伝えたり、思いに共感したりする様子も見られた。子ども同士で会話を弾ませ、やりとりを楽しむ姿を見守りながら、保育者も一緒に会話に加わり、楽しさを共有していった。

表現

色水を使って、ジュース屋さんごっこを楽しむ子が多くいた。花びらの色によって、「これはいちごで、こっちはぶどうだよ」と様々な味を表現していた。ピンクの花びらと黄色の花びらを混ぜて、「オレンジ色になるかなぁ」と色が変化する様子も見て楽しむ姿もあった。作った物を次の日も使いたいという子がいたため、残してまた遊びに取り入れたり、さらに新しい物を作ったりできるように配慮していった。

食育

野菜が苦手な子はいるが、少しでも食べてみようとする姿やたくさん食べられた時は嬉しそうに教えにきたりする姿があった。おかわりも意欲的にする姿があり、比較的よく食べている。一人一人の苦手な物や食べられる量などを把握し、量を調節したり、食べられた時は「~も食べられたんだ、すごいね」と伝えたりして、子どもたちが意欲的に食べられるように声をかけていった。…

4歳きりん組2024年度3月のまとめ

健康

戸外で積極的に体を動かす機会を作り、友だちと遊ぶ楽しさや充実感を味わえるようにしてきた。鬼ごっこやバナナ鬼ごっこなどルールのある遊びを通して友だちとルールを決めたり、遊び方を教え合ったり一緒に考えて遊ぶ姿も増えてきた。気温差で体調を崩しやすい時期だったが、換気や衣服の調節、手洗いを丁寧に声かけすることで健康的に過ごすことができた。

人間関係

年長児とのお別れ会や、転園する友だちとのお別れ会をするにあたり、“どんなことをしたら相手が喜んでくれるか”“どんな言葉をかけたらみんなが喜ぶか”などを自分たちなりに考える姿があった。お別れ会では、異年齢のペアになり、クラスのみんなで考えたゲームを楽しんだり、歌のプレゼントをしたりして相手を喜ばせ、「ぞうぐみさん、嬉しそうだったね」「サプライズ大成功だったね!」と達成感や、満足感を味わっていた。

環境

新年度に向けて行ったクラスチェンジでは、5歳児室にある玩具を積極的に手に取って自分で試したり、友だちを誘って意見を出し合ったりして遊んでいた。パズルやオセロ、すごろくなどテーブルゲームに親しむ中でオセロの数を数えたり、サイコロの出目を友だちと比較したりするなど数字への関心が高まっている。今後も好きな遊びや保育者の関わりを通して興味関心が深められるようにしていきたい。

言葉

文字や数字を読んだり書いたりすることへ関心が高まり、すごろく遊びや手紙のやりとり、カルタ遊びなどを友だちと一緒に楽しんでいた。関わりの中で、思いがぶつかり、強い口調で相手に思いをぶつける子もいたので、その都度、相手の気持ちに気づけるように丁寧に関わり、どのような言葉で相手に伝えたらいいかなど繰り返し伝えていった。

表現

年長児へのプレゼント作りを連日楽しんでいった。メッセージカードに絵の具で色をつける際は、自分の好きな色を選びかけていたが、渡す相手をイメージしながら、「〇〇ちゃんなら、○色がいいかな?」「○色と、○色を2つ使ったらきれいになるかな?」など、色合いを考えて楽しみながら作成する姿があった。また、優しくトントンと色をつけたり、力強くトントンと色をつけたりするのでは、色のタッチや雰囲気が違うことに気付き、「ありがとう」の気持ちを込めて、優しくトントンと色付けをしていた。

食育

バイキング準備を通して机拭きや口拭きを用意するなど、積極的に食事の準備をしようとする姿がある。また、バイキング準備を行うことで、「もうすぐ年長児になる」という自覚が芽生え、給食時には自分たちなりに食べる姿勢や、食べ終わる時間を意識する姿が増えてきた。一人一人の姿を十分に認め、自信や意欲に繋げていった。…

4歳きりん組2024年度2月のまとめ

健康

活動内容や気温に合わせて「上着を着る」と自分で判断して調節する姿が見られた。保育者は、体感温度等に配慮し声かけをするようにしていった。活動が切り替わる際や戸外から帰った際に、自ら進んで手洗いをする姿が多く見られた。一方で、その都度声をかけたり、保育者と一緒にしたりすることでできる子もいる。引き続き同じように配慮を行い、基本的生活習慣が身につくようしていく。

人間関係

バナナ鬼やトランプなど、ルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が多く見られた。ルールを考えたり工夫したりして遊びを進めていく姿が増えた一方で、意見がぶつかり、トラブルに発展してしまうこともあった。その都度仲立ちし、お互いの思いに耳を傾け、解決策を一緒に考え、ルールを守りながら遊びを進めていく楽しさが味わえるよう関わっていった。

環境

パズルやオセロ、将棋崩し、トランプなどテーブルゲームに親しむ中でオセロの数を数えたり、トランプの数を数えて勝敗を決めたりなど、数字への関心が高まっている。戸外でも鬼ごっこを通して、配役の人数や時間などについても相談する姿もあった。今後も好きな遊びや保育者の関わりを通して興味関心が深められるようにしていきたい。

言葉

友だちと遊びを進める中で、「○○がいい」「○○したらいいんじゃないかな」など、互いの思いをやりとりできるようになってきた。一方で、口調が強くなったり、手が出てしまったりして、トラブルに発展することもある。優しい口調で伝える方法を見せたり、言葉を補ったりして丁寧に伝えていきながら、子ども同士のやり取りを見守っていった。

表現

節分やひな祭りの製作や由来の説明などを通して、伝統行事に興味関心がより高まるよう関わっていった。集会の前に、絵本や製作を通して行事へのイメージを膨らませられるよう保育を進めていくことで、集会に積極的に参加したり、自分の考えや思いを伝えたりしようとする姿が多く見られた。

食育

野菜が苦手な子があったが、友だちが食べる姿を見て、同じように食べてみようとしたり、小さな一口なら食べてみようと、自分で量を調節したりして挑戦する姿があった。ピカピカになった皿と写真を撮って保護者と喜びを共有し、次への意欲や自信に繋げていった。また、食べる時の姿勢を意識する子も出てきた。箸の持ち方や食器の持ち方など、できていることを認め自信に繋げられるようにしていく。…

4歳きりん組2024年度1月のまとめ

健康

健康に過ごせるよう、手洗いうがいの大切さに気づけるよう伝えたり、水分補給や衣服の調節を促したりしていった。
戸外では、バナナ鬼やサッカーなどで身体を温めながら身体を動かす楽しさを味わっていった。戸外に出られない日には保育室で鉄棒や跳び箱、マットをして、出来るようになった喜びや達成感が味わえるよう関わっていった。

人間関係

トランプやごっこあそびなどを通して、友だちを誘い合いながら関わりが広がっている。トラブルになった際に、子ども同士で話し「ごめんね」「いいよ」と言い合える姿が見られた。また、保育者に伝えに来たり、話し合いが難しい際には、保育者が仲立ちしたり代弁したりして友だちとのやりとりの仕方について丁寧に伝えていった。

環境

かるたやトランプを通して、文字や数字を遊びに取り入れて楽しんでいった。また、片付けの際には、「長い針が○○になったら、片付けだよ」と見通しを立て声掛けすることで、スムーズに片付けが始められるようになった。今後も遊びのなかで文字や数字に触れられるように環境を整えていきたい。室内の雪遊びでは、保育者が絵の具を用意すると自分なりに色の組み合わせや量を工夫し遊びを広げ楽しむことが出来ていた。

言葉

友だちとのやりとりのなかで、自分の意見を感情的に伝えたり、チクチク言葉や口調がきつくなったりしてトラブルになることもある。だんだんと、
相手の思いを想像したり、どうしたらいいのか考えたりする力が身に付いてきたので、必要に応じて仲立ちし 今後も優しい言葉での伝え方の大切さを伝えていき、丁寧に関わっていきたい。

表現

お正月の製作では書き初めで「へび」を書いた。自由に表現する姿があったり、友だちと作品を鑑賞したりして楽しむ姿があった。
お店屋さんごっこの準備では、子どもたちは自分の思いを発表し意見を出し合い、イメージを膨らませながら想像し張り切って作っていた。製作が好きな子どもが多いので、今後も表現活動がより楽しめるよう環境を整えていきたい。

食育

苦手な食べ物に挑戦し少しずつ食べようとする子が増えてきた。「これくらい食べてみる」や「見て!全部食べられたよ」と嬉しそうに報告する姿があった。今まで全く食べられなかった子が、他の子たちを見て意欲的に食べていることに大きな成長を感じた。そのような姿を沢山褒めたり、保護者の方とも話をしたりと一緒に喜びを共有していった。今後も食事の楽しさを味わえるようにしていきたい。

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4歳きりん組2024年度12月のまとめ

健康

天気のいい日には、「今日園庭に出る?」と聞いてくる子どもたちが多く、寒さに負けず園庭で遊んだ。バナナ鬼・サッカー・大縄跳びの他に、くるりんスキップや色鬼を楽しむ子どもが増えてきたので、これからも簡単なルールのある遊びを展開していきたい。
これから気温が低くなり雪遊びも増えてくるので、調節しやすい服や着替えを用意してもらい、体調の変化にも気を付けていきたい。

人間関係

発表会が終わり友だちとの仲が深まり、子ども同士で誘い合い一緒に遊びを楽しもうとする姿が増えてきた。思いがぶつかり、トラブルになった時は、仲立ちしたり相手の思いを代弁したりして、関わり方を伝えながら、思いが伝わる喜びや遊びを進めていく楽しさを味わえるように関わっていった。今後も子どもたちのやりとりを見守っていきたい。

環境

棚の配置を変え、コーナー作りをしたことで、片付けがより早くなってきた。片付けになると「これはままごとコーナーだよ」などと子ども同士で教え合う姿が見られた。春に比べ片付けがとても早くなったため、今後も「○○ちゃんいっぱい拾えてるね」と声掛けをしたり、良いところを沢山認めたりしていき、子どもたちのやる気を高めていきたい。
また、保育者がほうきで床を掃くと一緒にほうきを持ちごみを集めていた。「きれいなお部屋でご飯を食べよう」と伝え、きれいになった心地よさを味わえるようにしていった。

言葉

友だちとの関わりの中で、自分の思いを伝え合える姿が増えている。一方で、一緒に〝あそびたい″という思いがあっても言葉で伝えられず、友だちの作ったものを壊して気を引こうとし、トラブルになることもあった。
思いが伝わらずトラブルになる際は、どのような言葉だと相手に伝わるのかを一緒に考えていくようにしていった。知らせるようにしていった。引き続き、自分の思いを言葉で伝えたり、相手の話を聞く大切さを伝えていきたい。

表現

発表会では緊張しながらも人前で大きな声を出すことを経験し、運動会からまた一歩成長した姿が見られた。一人一人の頑張りを認め、自信に繋げていった。以前より自分の意見をしっかりと表現するなど、たくましい表情に変わってきたと感じる。今後も子どもたちの好きな曲を一緒に踊ったり歌ったりして楽しみ、表現する楽しさが味わえるようにしていきたい。

食育

気の合う友だちと一緒に食べることで、楽しく食事ができている。一方で、ふざけてしまう子、話に夢中になり食事が進まない子もいる。「終わってから遊ぼう」と声をかけたり、食事を終える目安の時間を伝えたり、姿勢を正して食べたりなど、楽しく食べられるようにしていった。…

4歳きりん組2024年度11月のまとめ

健康

天気の良い日は、積極的に園庭に出てあそんだ。バナナ鬼や大縄跳びなどたっぷりと体を動かして遊ぶと暑くなり、上着を脱いで調節して遊ぶ姿があった。気温が下がり、水分補給を積極的にする子が減ってきているため、水分補給の大切さを伝え、こまめに水分補給を促していった。今後も、調節しやすい服、着替えを用意してもらい、厚着になりすぎないよう気を付けていきたい。

人間関係

発表会に向けた活動で、劇あそびをする機会が多かった。同じ役の友だちと小さな声でかけ声をし、合わせて台詞を言ったり、友だちが台詞を忘れたり、戸惑っていると手を繋いで一緒にその場に連れて行ってあげたりと、協力したり、友だちを思いやったりする姿がたくさん見られた。優しい姿をみんなに伝えたり、保護者とも喜びを共有したりし、思いやりの心を育んでいった。

環境

落ち葉や木の実を拾い、季節の変化に気づき自分なりの言葉で、保育者や友だちに知らせる姿があった。園庭や散歩で拾ってきた落ち葉を使用し、葉っぱで様々な物、動物を表現し、画用紙に貼ったり、顔を描いたりしていた。今後も子どもたちの気づきを大切にし、季節の変化を気づいたり、感じたりできるような声かけをしていきたい。

言葉

文字や数字を読んだり書いたりすることへの関心が高まり、発表会の台本や絵本を読んだり、手紙のやりとりなど友だちと一緒に楽しんでいた。友だちと遊びを進める中で「○○だよ」「○○がしたい」など、自分の思いを言葉で表現し、やりとりをする姿も増えてきた。今後も表現しようとする姿を見守り、姿に合わせて代弁したり言葉を補ったりしていきたい。

表現

劇遊びや歌に親しみながら発表会に向けて取り組んでいった。人前で大きな声を出すことが得意でなかった子が、回数を重ねる度に大きな声が出せるようになっていき、自信に満ちた表情に変わっていった。一人一人の姿を十分に認め、自信を持って本番に向かえるようにしていきたい。

食育

野菜が苦手な子もいるが、量を調節することで「これくらいは食べてみる」と言って苦手な物でも食べてみようとする姿があった。食べられた姿を十分に褒めて、子どもたちの自信へと繋がるように関わっていった。

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4歳きりん組2024年度10月のまとめ

健康

戸外に出る機会を多くもち、思いきり体を動かしたり、散歩に出かけたりして秋探しをしながら季節の変化に気づけるようにしていった。朝夕と昼での気温差があり、子どもによって服装にばらつきがあったので、気温や室温に合わせて衣服の調節が行えるように声をかけ、必要に応じて自ら行えるようにしていった。また、子どもと一緒に着替え袋の中身を確認し、足りないものを確認して、保護者と子どもが一緒に補充できるように家庭と連携を取っていく。

人間関係

トランプやUNO、バナナ鬼など簡単なルールのある遊びを友だちと楽しむ姿が見られるようになった。参加したいがルールが分からず困っている際は、保育者も輪に入り遊び方を伝えていったり、一緒に遊びを楽しんだりして盛り上げていった。遊びを楽しむ中で自分の意見や相手の意見を伝え合う姿もあった。子ども同士でルールを考えて遊びを進めようとする姿が見られるため、保育者は遊ぶ環境を整えるようにしていく。

環境

散歩で、柿やコスモス、すすき、落ち葉など様々な秋を見つけたり、触れたりして楽しむ姿が見られた。また、園庭で拾ったどんぐりや落ち葉を遊びに取り入れイメージを膨らまして遊びを展開していた。散歩に出かけた時は、落ち葉などを持ち帰れるよう袋を準備して散歩をしながら秋を感じられるようにしていった。

言葉

互いの意見を出し合いながら、遊びを進めたりイメージを膨らましてごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られた。また、好きな曲に合わせて歌ったり踊ったりして友だちと一緒に楽しむ姿が多かった。子どもの好きな曲を流したり、ダンス動画を見たりしながら踊れるようにしていった。

表現

他クラスのダンスや組体操などにも興味を持ち、繰り返し音楽に合わせてダンスを楽しんでいた。音楽を流すと自然と他クラスの友だちも集まり一緒に踊りを楽しむ姿があった。年長児の踊りを見てかっこいいところを見つけると、その姿を真似て踊る子も多かった。運動会への意識と表現遊びへの意欲が高まり、繰り返ししても飽きずに楽しむことができた。また、運動会後は運動会の思い出を絵に描いて、表現していった。それぞれの思いに寄り添い、楽しかったこと、頑張ったことを1つずつ認めていった。

食育

食事中の座り方や、箸の持ち方について意識して行えるようその都度声かけを行い、姿勢や箸の持ち方など意識できるようにしていった。苦手な食べ物がある時は、姿勢が崩れたり、箸を置いて話をしたりする姿が多いため量を調節し食事に向かえるようにしていく。…

4歳きりん組2024年度9月のまとめ

健康

感染症や気温差によって体調を崩す子が多くなってきた。手洗いうがい、活動や体調に合わせた服装調節を促し、健康への意識を高められるように伝えていった。運動会に向けてバルーンやかけっこなどで体を動かすことを楽しみにする姿が多くなっているので、今後も、全身を使って体を動かす楽しさや、色々な動きに挑戦する意欲を高めていきたい。

人間関係

運動遊びの中で、合図でスタートすることや順番に並ぶことなどを丁寧に伝えていった。ルールを意識することで、遊びがスムーズに進むことが分かり楽しさを共有しているようだった。今後も、活動や生活の中で、約束事やルールを意識する大切さを伝えていく。
ダンスや組体操など他クラスの演技する姿を真似て遊びに取り入れたり、積極的に運動会にむけた活動に参加したりする姿があった。期待感を膨らませながら、憧れや自信を味わえるよう声かけをしていった。

環境

園庭に育てていた朝顔が咲き、日々何色が咲いたか観察を楽しんでいた。気温が高い日が続き、園庭遊びができない日が多く、保育室で朝顔の色水遊びをする機会を作っていった。朝顔の色からできる色水の色を予想しながら楽しむ姿があった。今後も身近な自然物を遊びに取り入れていきたい。

言葉

ひらがなの表を見て一文字ずつ読んだり、字を書いたりする姿が増えてきた。どのように読んだり書いたりするのかを保育者や友だちに尋ね、手紙や自分の名前を書こうとする子もいる。文字を一緒に読んだり手本を書いたりして文字に興味を持てるように関わっていった。

表現

運動会にむけて様々な音楽に親しみながら、保育者が積極的に大きな動きを見せて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。バルーンに興味を持ち、技を自分たちで考えながら音楽に合わせて表現することを楽しんでいる。引き続き、体を動かして楽しむ機会や、季節の歌に触れる機会を作っていきたい。

食育

給食のメニューや、入っている食材に興味をもち保育者に尋ねる姿がある。製作で野菜スタンプをしたことから、食材や香り、形などに興味を示す姿があった為、本日のメニューを伝えたり、どのような野菜が入っているか一緒に考えたりして食材に興味関心が深まるよう声をかけていった。
友だちと会話をしながら食事を楽しんでいるが、会話に夢中になって姿勢が崩れたり、手が止まってしまう姿があるため引き続き声をかけていきたい。

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4歳きりん組2024年度8月のまとめ

健康

汗をかいても自ら気づいて着替えをしたり、水分補給をしたりする姿は少なかった。保育者は、着替えやシャワー、水分補給などを促すようにして快適に過ごせるようにしていった。自ら気づいて着替えができるように繰り返し声をかけ、意識できるようにしていった。戸外での水遊びをする機会は少なかったが、室内で色水や泡遊びなど夏ならではの遊びを楽しめる機会をもっていった。

人間関係

友だちが、バルーンやダンスに興味を示し、遊びに参加し一緒に楽しむ姿が多かった。また、バルーンの技について子どもたちと話し合う機会を作り、バルーンの技について意見交換をする時間も作った。実際にバルーンで技を表現し、できた技を褒めたり認めたりしていた。バルーンを通じて、友だちと共通の目的をもって、取り組む楽しさを味わい繰り返し楽しめるようにしていった。

環境

文字に興味がある子が多く、ひらがな表を見ながら保育者や友だち、家族に手紙を書いて楽しむ姿があった。保育者も返事を書き、くりかえしやりとりを楽しむことで、字を書く楽しさ、伝わる喜び、字を読む楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

他国籍の新入園児が加わり、友だちの出身国の文字や挨拶を尋ねてくる子がいた。タブレットでウルドゥー語を調べたり、パキスタンの文化などについてもみんなで調べて掲示したりし、興味を広げていった。また、乱暴な言葉遣いをする子には、日本語の美しさを改めて伝え、正しい言葉遣いができるよう言葉かけをしていった。

表現

バルーンの技にそれぞれ名前を付け、繰り返し楽しんでいった。回数を重ねる度に、技が少しずつきれいに決まるようになり、みんなで喜びを共有していった。また、運動会に向けてお家の人にどのような姿を見せたいか、どうしたらかっこよく見えるのかを考えられるよう言葉かけをすることで、指先まできれいに伸ばすことを意識したり、背筋を伸ばすことを意識したりしながら演技をする姿が増えていった。

食育

箸の持ち方や、皿や茶碗を持って食事をすることを保育者が手本を見せながら、楽しい雰囲気を作るよう心掛けていった。また、できていることはその都度褒めて食具の持ち方を意識してもてるようにしていった。

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4歳きりん組2024年度7月のまとめ

健康

汗をかいた際はシャワーをし、清潔感が味わえるようにしていった。また、こまめに水分補給を行えるように声をかけていった。「のど湧いたからお茶休憩しよう」と友だちを誘ったり、友だちや保育者のお茶を入れてあげたり、積極的に水分補給をする姿があった。天候の関係で戸外に出ることができない日もあったが、水遊びや保育室内でも色水・泡・氷あそびなど夏ならではの遊びが楽しめるように環境を整えていった。

人間関係

友だちと関わる中で、思いが上手く伝わらなかったり、玩具の取り合いになったりすることもあった。すぐに声を張り上げて怒ったり、言葉より先に手が出てしまったりすることもあったため、その都度保育者が仲立ちとなり、自分の気持ちを言葉で相手に伝えられるように気持ちを代弁するなどして援助していった。

環境

保育室で巧技台やはしご、平均台を出して遊んだ。高低差を付けたはしごや平均台をバランスを取りながら慎重に歩いたり、カニ歩きや手をつきながら四つん這いになったりし、様々な渡り方を楽しんでいた。遊びがどんどん発展するように、ジャンプをする時に保育者とタッチをして降りることや、跳んだ距離を競うなど、遊び方を少しずつ工夫し繰り返し楽しんでいった。

言葉

室内でもしゃぼん玉アートをしたり、アサガオで色水遊びをしたりと、夏にちなんだ遊びを楽しんでいった。「○○ちゃんのきれいな色になってる」「どうやってするの?」と色水の作り方を、友だちに教わりながら一緒に作ったり、友だちの色水と色を比べて見たりし、会話を弾ませる姿があった。保育者も子どもたちの発見や楽しい気持ちに寄り添いながら、一緒にやりとりを楽しんでいった。

表現

家庭のゲーム等で、太鼓に親しんでいる子が多く、積み木をバチにして遊ぶ子があったため、段ボールで太鼓を作ったり、ジャンベやタンバリンなどの楽器を出したりした。ただ音を鳴らすだけでなく、「○○のうたに合わせて鳴らしてみたい」というリクエストもあり、音楽に合わせて鳴らすことも楽しんでいた。今後も様々な歌や楽器に触れる機会を増やし、子どもたちの表現遊びを広げていきたい。

食育

野菜スタンプを楽しんだ。スタンプをしながら、「今日の給食の何に入ってるか探してみよう」と話していると、給食時に意識して食材を探す姿があった。また、苦手な野菜でもスタンプをして遊んだことをきっかけに、少しでも食べてみようとする姿もあった。楽しかった経験が、野菜への興味関心や意欲に繋がったため、パネルシアターやエプロンシアターなど、野菜に関するお話を多く取り入れ、子どもたちの意欲に繋げていった。…