4歳きりん組2025年度6月のまとめ
健康
比較的元気に登園する子が多かったが、中には体調を崩し、咳が長引く子の姿もあった。自分から体の変化について訴える子の姿もあったため、しっかりと様子を見守り、一人一人の体調の変化にいち早く気付いて対応できるように職員間でも連携を図っていった。
人間関係
友だちと一緒にごっこ遊びを楽しむ姿が多くあった。遊びに加わる時は、「〇〇ちゃん僕もしていい?」としっかり尋ねる姿もあり、「いいよ、〇〇くんは~役ね」など、役を決めたり、会話を弾ませたりしながら遊びが展開していく様子が見られた。一方で、遊びに加わりたいが、上手く伝えられず、急に遊びに入ったことでトラブルが起きる場面も見られたため、双方の思いを汲み取りながら、話を伝え合える時間を作り、解決できるように仲立ちしていった。
環境
水遊びが始まり、6月前半は数回だが楽しむことができた。水鉄砲やバケツなどを用意すると、嬉しそうに水をかけあったり、泥水を作っておままごとをしたり、砂場に水を溜めて全身で水や泥の心地よさを味わったりする姿が見られた。6月後半からは暑い日が続き、外に出ることができない日が続いたため、室内で、スライム遊びやしゃぼん玉アートなどの様々な感触遊びや製作遊びを取り入れていった。
言葉
一緒に遊ぶ中で思いがぶつかり合い、言葉遣いが悪くなったり、強い口調で話したりする姿が見られた。保育者が間に入り、仲立ちすることで、気持ちが落ち着き、自分の思いをゆっくりと話したり、優しく伝えたりすることができていた。今後も言葉の伝え方や相手の思いを聞くことなど、繰り返し話をしたり、子どもたちと一緒に考えたりしていきたい。
表現
ホールで遊べる日が何度かあり、ダンスを踊ったり、バルーンを楽しんだりする機会を作ることができた。ダンスを踊ることが好きな子が多く、広いホールで思いきり腕や足を大きく動かして曲に合わせて踊ることを楽しむ姿があった。また、バルーンでは、技の名前を伝えると「やった!」「それやりたい!」と喜ぶ姿があり、意欲的に取り組んでいた。今後もホールを使用したり、保育室を広くしたりして、子どもたちが体を大きく使って遊びを楽しめるように工夫していきたい。
食育
縦割り活動で育てている野菜が大きくなり、「先生、トマト赤くなってるよ!」「ナスもできてる!」と嬉しそうに伝える子の姿や一緒に収穫をし、「とれた!」と喜ぶ子の姿が見られた。採れた野菜は給食に入れて食べる日もあり、いつも以上に意欲的に食べる子たちの姿もあった。また、今月は、給食の調理動画を見る機会も作ることができ、子どもたちも興味を持ち、集中して見ていた。その日の給食の時間は、味や食材についての会話も多くあり、意欲的に食事に向かう姿が見られてよかった。…