3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2020年度7月のまとめ

健康

梅雨期になり、水遊びの機会は少なかったが、室内で体を十分に動かすことで開放感を味わえるようにしていった。また、シャワーや着替えを行い、汗の後始末をしたり、清潔感を味わったりできるようにしていった。衣服の着脱の際には、畳み方や、裏返しを直すなどを個々に合わせて丁寧に伝えていくことで、自分から意識して整えようとする姿が増えていった。

人間関係

巧技台を使った運動遊びや、シャワーや排泄に行く時など、活動や生活の中で、順番に並ぶことを意識できるよう、並ぶ場所に印をつけたり、保育者も一緒に並んだりして配慮していった。友だち同士で伝え合う姿も増えているので、今後も丁寧に伝え、順番を意識する姿や待つ姿を十分に認め、自信や意欲に繋げていきたい。

環境

梅雨期が長く、戸外で遊ぶ機会が少なかったが、水遊びや泥遊びを通して水の冷たさや泥の感触などを全身で味わえるようにしていった。また、虫かごや図鑑を用意し、カエルやカブトムシの観察を繰り返し楽しめるようにしていくことで、身近な自然物に積極的に関わる姿が多く見られた。今後も、季節の自然物に関わって楽しめる機会を大切にしていく。

言葉

室内で過ごす時間が増え、「一緒にあそぼ」「これ面白いね」など友だちと誘い合ったり、思いを伝え合ったりしながら遊びを広げる姿も多くなっている。一方で、「『かして』をいったのに貸してくれない」、「『いれて』って言ってからだよ」などと、やりとりがうまくいかず、トラブルになることもある。必要に応じて仲立ちし、お互いの思いに気づけるようにしていきたい。

表現

七夕や「あめふりくまのこ」など時季の歌に親しむ機会を作り、楽しみながら季節の移り変わりや行事への関心を高めていった。また、友だちと「たなばたさま」を歌いながらパズルや塗り絵を楽しむ姿などを認め、歌う楽しさを味わえるように関わっていった。リズム遊びの機会は、不十分であったので、今後は工夫し、全身で表現する楽しさを味わえるようにしていきたい。

食育

戸外に出た際に年中長児が育てている野菜や花の観察をしたり、食に関するカルタに親しんだりして、食への関心を高めていった。また、友だちと楽しく会話をする姿を認めながら食べ進めることにも意識が向くよう声かけなどを工夫していくことで、集中して食べる姿が増えている。引き続き、食事や食材への関心が高められるよう活動や声かけの工夫をしていく。…

3歳ぱんだ組2020年度6月のまとめ

健康

汗をかいたり、水で濡れたりして着替えをする機会が増えた。一人で着脱できない所は手を添えたり、できたことを一緒に喜んだりして、自信に繋げていった。脱いだ服をそのままにせず、表に返したり、自分で後始末をしたりするなど身の回りのことを自分から進んでしようとする姿も見られた。今後も、丁寧に見守り、じっくりと取り組めるようにしていきたい。

人間関係

自分から「○○して遊ぼう」と気の合う友だちを誘ったり、興味のある遊びに参加したりして関わりが深まっている。友だちと遊びに必要な物や場所を考えたり、役決めをしたりして自分たちの遊びを楽しんでいた。園庭では、異年齢の子どもたちの虫探しの真似をしたり、見つけた虫を見せてもらったりして探索や観察などの遊びを広げて楽しんでいた。

環境

虫探しに夢中になり、「みて~」「捕まえた!」など見つけた虫をすぐに保育者や友だちに知らせようとする姿が多くみられた。また、園庭の畑やプランター周辺で友だちが虫を探していると、周りの子どもも興味をもち、みんなで一緒に探そうとする姿もあった。保育者が虫を見つけた場所を子どもたちに知らせたり、見つけたことを一緒に喜んだりしたことで、見つけた虫を嬉しそうに見せ、より虫探しを楽しむ姿が見られるようになった。

天候に合わせて水を取り入れ、手足で水、砂、泥の感触を楽しめる機会を作っていった。今後の水遊びに繋げていき、全身を使って水や泥の感触を楽しめるようにしていきたい。

言葉

散歩中、雲の形を色々なものに例えたり、田んぼの水面が揺れていると「きらきらしてる」と見たこと、感じたことなどを自分なりの言葉で伝えたり、保育者や友だちとやりとりを楽しんでいた。

遊びの中で、「〇〇ちゃんが使っているものが欲しい」「貸してほしい」など思いを保育者に伝えようとする子どもが多かった。友だちにも自分で伝えられるように仲立ちをしたり、それぞれの思いを汲み取ったりしながら安心して遊びを楽しめるよう関わっていった。

表現

のりや折り紙、クレヨンなどを使い、あじさいの製作を楽しんだ。子どもたちの工夫や発想を認めたり、壁に飾ったりして、達成感や満足感に繋がるようにしていった。

リズム遊びや歌に興味が高まり、好きな音楽が流れると、友だち同士で「流れてるよ!」「踊ろう!」など誘い合いながら自由に体を動かして表現する楽しさを味わっていった。

食育

食器を持って食べることや箸やスプーンの持ち方などを意識できるように声をかけたり、必要に応じて手を添えたりしていった。今後も、意識できるよう繰り返し声掛けしていきたい。ホールでのバイキング給食も経験し、友だちや保育者と楽しみながら食事をする姿が多く見られるようになった。…

3歳ぱんだ組2020年度5月のまとめ

3歳ぱんだ組2020年度5月のまとめ

健康

生活の流れが身に付き、次の活動を楽しみにして、自分なりに準備を行う姿が増えている。「外に行く?」「ご飯の準備?」など保育者に確認しながら丁寧に取り組む姿も多い。また、衣服が汚れた際も促すことで着替えに取り組む姿も見られる。自分で取り組む姿を十分に認め、自信や意欲に繋げていった。

人間関係

自分から「○○して遊ぼう」と気の合う友だちを誘ったり、興味のある遊びに参加したりして関わりが深まっている。また、鉄棒や木登りなど自分ができることを周囲に認めてもらい、繰り返し挑戦して楽しむ姿も見られた。

異年齢児との交流は少なかったが、虫探しの真似をしたり、見つけた虫を見せてもらったりして遊びを広げて楽しんでいた。

環境

戸外で活動できる機会を十分に作り、こいのぼりや園周辺の自然物に親しみ、風に揺れる様子や虫を観察して楽しんでいった。遠足ごっこでは、親しみのある建物の写真を見て、歩くルートを子どもたちと考えていった。「次はこっち!」と歩くルートを自分なりにイメージして答える姿が多く、身近な施設等への関心が高まっていると感じた。

言葉

自分なりの言葉で思いを伝えてのやりとりを楽しんでいる。些細なことから、「もう遊ばんて言われた」「仲間に入れてくれん」等と保育者に訴える姿もあるので、伝えた子、伝えられた子のそれぞれの思いを汲み取りながら安心して遊びを楽しめるよう仲立ちをしていった。

表現

人形やハンカチを使用して、寝かしつけをしながら保育園ごっこをしたり、砂場で型抜きをしながらお店屋さんごっこをしたりしてイメージを広げて楽しむ姿が多く見られた。子ども同士のやりとりを側で見守り、保育者も遊びに参加しながらやりとりする楽しさ、表現を受け入れてもらえる喜びを味わえるよう配慮していった。

食育

食器に手を添える、前を向いて食べるなどの食事のマナーを意識できるよう声かけをしていくことで、少しずつ意識する姿が増えている。引き続き声をかけ、食事のマナーへの意識を高められるようにしていきたい。

保育室でのバイキング給食は、自分で盛り付けることを喜び、積極的におかわりもしていた。声掛けを工夫しながら、食べる楽しさや満腹になる充実感を味わえるように配慮していった。…

3歳ぱんだ組2020年度4月のまとめ

3歳ぱんだ組2020年度4月のまとめ

健康

新しい環境や生活の流れに慣れ、身の回りの事や活動の準備を意欲的に行う姿が多く見られた。疲れや甘えから保育者を求める姿もあったので、個々の姿を受け止め、意欲や達成感に繋がるよう関わっていった。

戸外では、散歩や園庭遊びをたっぷりと楽しんだ。じっくりと砂遊びや虫探しを楽しむ姿を大切にしながら、鉄棒やボール遊び、かけっこなどの機会も作り、全身を使って遊ぶ開放感も味わえるようにしていきたい。

人間関係

積極的に保育者も遊びに加わったり、時にはリードしたりして、一緒に遊ぶ楽しさや、気持ちを受け止めてもらえる安心感を味わえるよう配慮していった。また、新入園児については、慣れない環境に不安な気持ちを丁寧に受け止め、安心して過ごせるよう関わっていった。

今後も遊びや生活の場面の中で、友だちや保育者との関わりを楽しんだり、思いをのびのびと表現したりできるように関わっていきたい。

環境

新しい環境に戸惑うことなく、進んでままごとやブロック、パズルなどをしたり、友だちの遊びに興味をもって参加したりして楽しんでいた。

戸外では、バケツをもって虫探しをしたり、砂遊びでごちそう作りをしたりして楽しんだ。年長児が虫探しをする様子をみて、真似をしたり、虫を見せてもらったりして自然物との関わりを楽しむ姿も多く見られた。今後も、自然物と関わる機会を作っていきたい。

言葉

友だちの遊びに興味をもち、「やりたい」と参加したり、自分から友だちを誘ったりして活動を楽しむ姿が多く見られた。嫌な思いをした際に、「一緒に遊ばん」と相手に伝えてトラブルになることがあったので、個々の思いを汲み取りながら友だちと関わる楽しさを感じられるようしていった。

表現

塗り絵に興味をもつ子が多く、最後まで色分けを意識しながら集中して取り組む子もいた。また、ブロックやバンダナを使って好きなヒーローになりきって遊んだり、シートや人形を使って保育園ごっこをしたりして、イメージを広げて楽しんでいた。今後も、遊びを十分に楽しめるよう塗り絵の種類を増やしたり、スペースを作ったりして工夫していきたい。

食育

保育者や友だちと会話を楽しみながら食事をしていた。会話や友だちの様子が気になり、よそ見をしておかずがこぼれてしまったりすることもあったので、マナーを意識できるように声をかけていった。

バイキング給食は、自分で盛り付けることを喜び、メニューを楽しみにしたり、意欲的にお代わりをしたりして楽しんでいる。ホールでのバイキング給食にむけて丁寧に進めていきたい。…

3歳ぱんだ組2019年度3月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度3月のまとめ

健康

寒暖差で鼻水や咳、熱を出す子がいたが、特に大きな病気にかかることもなく、元気に過ごしていた。晴れた日は戸外で元気よく走ったり登り棒をしたりと、沢山体を動かしてあそんでいた。体が温まると、上着を脱いだり寒くなると再び着たりと、自分で衣服の調節をしていた。また、基本的生活習慣が分かり、友だちに「〇〇するんだよ」「○○してからだよ」などと伝え合う姿があった。子どもたちが自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声を掛けたり一緒にしたりしていった。

人間関係

園庭であそんでいると、年中児、年長児がしているあそびが気になり、一緒にあそぼうとする姿があった。保育者も一緒にあそびに参加し、楽しんでいった。また、園庭に未満児もあそびに来ると、関わろうとする姿もあった。やり取りを見守りながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。

環境

進級に向けてきりんぐみで過ごすと、友だちと誘い合って色々な玩具であそんでいた。新しい玩具や楽器に興味を持ち、楽しむ姿が見られ、より一層進級に期待を寄せている。

散歩に出掛けるとつくしやてんとう虫、蛙など春の訪れを感じる機会が多かった。子どもたちの興味・発見に耳を傾け共感したり、他の子にも伝えたりし、探索活動が楽しめるようにしていった。

言葉

友だちが泣いているとティッシュを持って来て「どうしたの?」と優しく声を掛けたり、友だち同士で話をし気持ちに寄り添おうとしたりする姿が見られるようになった。側に付きやり取りを見守りながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。また、カッとなると「○○ちゃん嫌い!」と言ってしまう子がいた。お互いの気持ちを受け止めながら、自分の思いをどう伝えたらいいかその都度伝えていった。

表現

“パプリカ”などの馴染みのある曲を流すと、すぐにオーディオの前に集まり、歌ったり踊ったりと、楽しんでいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりし、表現する楽しさを味わっていった。

年長児へのお祝いのメダル作りの際には、年長児に沢山あそんでもらったことやトントン当番にきてくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちをもって制作を楽しめるようにしていった。

食育

給食の時間には、御飯やおかずをこぼさず食べられるよう、正しい姿勢や椅子の座り方、お皿を持って食べることなどを伝えていった。また、上手に出来た時は褒め、他の子も意識できるように伝えていった。…

3歳ぱんだ組2019年度2月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度2月のまとめ

健康

大きく体調を崩すことなく元気に過ごした。引き続き、手洗い、うがいの大切さを伝え、子どもたちの姿を見守っていきたい。戸外に出る際に、防寒着の袖がひっくり返っていると自分で直したり、「自分でできるよ」とファスナーの開閉をし、できたことを嬉しそうに知らせる姿が多く見られた。頑張っていることや、できるようになったことを十分に認め、次も頑張ろうという意欲を持てるように関わっていった。

人間関係

友だちを誘ってかるたやカード遊びを楽しむ姿が多く見られた。文章を覚え、絵と照らし合わせながら、読み手になり、子ども同士で遊びを進められるようになった。なかなか札が取れなくて泣きそうになる子がいると自分の札をさりげなく渡し、その場を納めようとする姿も見られた。友だちの思いに気づいたり、子ども同士の関わりが深まっている。

環境

待ちに待った雪が積もり雪遊びを楽しむことができた。雪合戦をしたり、かき氷、雪だんごなどいろいろなご馳走に見立て楽しむ姿があった。雪だるま作りでは、目や口、手などになりそうな小枝を見つけてきて、友だちと相談しながら飾っていた。「ボタンをつけたい」「ネックレスも作りたい」など、どんどんイメージが膨らんでいった。協力して作る姿を見守ったり、保育者も一緒に楽しんでいった。

言葉

しりとりや言葉集めを始めると、どんどん言葉を思いつき発言していた。また文字を読む姿も見られた。自分の思いを言葉で伝えたり、相手の思いを聞いたりしながら遊ぶようになってきたが、言葉より先に手が出る子がいる。自分の思いを相手に言葉で伝えられるよう、気持ちを聞きながら援助していった。

表現

数名ずつ保育者が見守る中、はさみを使って紙を切って遊んだ。上手にはさみを使う子が増え、細かく切ったり、切ったものを工夫してセロテープで貼り合わせて形を作り「○○ができた」と楽しむ姿も見られた。また、ひな人形の製作では、千代紙をちぎり、紙コップにのりで貼り着物を作った。お内裏さまとお雛様の顏の表情も一人一人違い、個性溢れる作品となった。ひな祭りの歌をうたったり、絵本を通して由来などを知らせていったことで、興味、関心が高まり、製作活動も意欲的だった。完成したひな人形を嬉しそうに見つめ、家に持って帰ることを楽しみにしていた。

食育

ヤクルトの「うんちく講座」に参加した。絵本やエプロンシアターを通して体のしくみ、うんちができるしくみをわかりやすく教えて頂いたことで食の大切さを知ることができた。給食時「野菜いらない」と言う友だちに「お野菜食べんと、お腹をきれいにしてくれんよ」と伝える子がいた。また、「バナナうんちがでた」と多くの子が伝えてくる姿もあり、食への興味、関心を深めることができた。…

3歳ぱんだ組2019年度1月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度1月のまとめ

健康

年末にインフルエンザにかかる子が沢山いたが、年明けからは落ち着き、感染症にかかる子は少なかった。風邪にかかり熱や咳、鼻水などが出る子はいたので、細目に鼻水を拭いたり検温をしたりし、体調の変化に気を付けていった。

人間関係

気の合う友だちと仲良くあそぶ中で、自分の気持ちを伝えながらあそぶ姿が見られるようになってきた。だが、自分の気持ちを伝えながらも、相手が一方的に自分の思いを通そうとし、トラブルになることがあった。その都度お互いの気持ちを受け止めながら、仲立ちとなっていった。

環境

正月あそびとして凧あげを作ると、「せんせー!晴れたよ!外で凧あげしようよ!」とやる気がいっぱいだった。気温や天候に気を付けながら、凧あげを楽しめるようにしていった。また、鬼ごっこやかくれんぼ、カードあそびなど、ルールのあるあそびを気に入り、友だちや保育者を誘い一緒にあそぼうとする姿が見られるようになってきた。ルールをその都度分かりやすく伝えながら、一緒に楽しさを共有していった。

言葉

正月休みで体験したことや何処かへあそびに行ったことなど、保育者や友だちに嬉しそうに伝えようとする子が沢山いた。子どもたちの伝えたい気持ちを受け止め、会話を楽しんでいった。

表現

タンバリンや鈴、太鼓などの楽器を音楽に合わせて自分なりに表現して楽しむ子がいた。側に付き、保育者も楽器を用いて一緒に表現する楽しさを共有していった。

食育

全員が箸を使うようになり、少しずつ上手に箸をもって食べるようになってきた。その中で、いらなくなると箸であそぶ子がいたので、その都度声を掛け、危険のないよう気を付けていった。また、話に夢中になり食事が進まない子もいたので、楽しく食事が出来るよう配慮していった。…

3歳ぱんだ組2019年度12月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度12月のまとめ

健康

防寒着の着脱の仕方が分かり、自分で身支度をする姿が見られた。ファスナー、ボタンがまだ難しい子には、コツを伝えたり、手を添えて援助していったことで、ほとんどの子ができるようになった。できたことを認め、嬉しさや意欲に繋がるようにしていった。12月前半は熱、嘔吐、後半はインフルエンザが流行り体調を崩す子が多かった。保護者と連絡を取り合ったり、細めに検温をして様子を見守り、体調の変化に気をつけていった。

人間関係

レゴブロックなど自分で考えて作り上げた作品を使って、友だちと一緒に見立て遊びを楽しんだり、経験したこと想像したことなどを取り入れごっこあそびを楽しんでいた。自分の思いを伝えながら遊んでいるが、一方的に思いを通そうとしてトラブルになることがあった。思いを受け止めながら、相手はどんな気持ちになるか気付けるように仲立ちをしていった。

環境

すっきりしない天候が続き、室内あそびが多くなった。ぬり絵や白紙などいつでも遊べるように環境を整えると、自由に取り配色を考え、友だちとじっくりと楽しんでいた。また、絵本を見ながら魚を描いたりキャラクターを描いて嬉しそうに見せていた。遊びに合わせ棚を移動して広いスペースを作ったり、段ボールの仕切りを増やし、子どもたちが自由にスペースを区切って遊べるようにしていった。

言葉

会話を楽しみながら遊ぶ姿が多く、「いらっしゃいませ」「今日は、どうしましたか」など日常で使われている言葉を話し、ごっこあそびを展開していた。また、自分の気持ちを言葉で上手に表現できるようになってきたが、中には思うように言葉で伝えられない子もいるので、思いを察しながら言葉を返していった。

表現

表現あそびでは、それぞれの役になりきり、台詞を言ったり表現していた。楽しみながら頑張っている姿を褒めたり励ましていった。クリスマスに向けて、クリスマスグッズの製作を楽しんだ。またクリスマスソングを繰り返しリクエストし、曲に合わせ楽器を鳴らしたり、歌を口ずさみながら、楽しむ姿があった。楽器に興味を持っていたので、いろいろな楽器を用意し、親しめるようにしていった。

食育

始めてクッキングに参加し、クッキー作りを楽しんだ。材料の説明、栄養士さんが生地を混ぜ合わす様子を真剣に見入っていた。ココア味だったので、色の変化、匂いを感じ声にしていた。自分で作ったクッキーは格別美味しかったようで「おいしい」「また作りたい」と満足そうだった。出来ていく工程など知ることができ、食への興味、関心に繋がった。…

3歳ぱんだ組2019年度11月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度11月のまとめ

健康

上着の着脱やファスナーの開け閉めを一人でできる子が増えてきた。その中で、上手く着脱やファスナーの開け閉めができない子がいたので、声を掛けたり手を添え援助したりし、一人でできた喜びが味わえるようにしていった。トイレに行った後や外から帰ってくる時など、手を洗わずに部屋に帰ってくる子がいた。その都度手を洗うことの大切さを伝え、進んで行えるようにしていった。

人間関係

中学生との交流があると、殆どの子が楽しんであそぶ姿が見られた。その中で、人見知りからか、涙が出る子や保育者から離れようとしない子がいた。一人一人のペースに合わせ様子を見ながら、交流を楽しめるようにしていった。年中・年長のあそびに興味をもち、一緒にあそぶ姿が増えてきた。その中で、年中・年長たちが持っている玩具が使いたくても「貸して」が上手く言えず、保育者に訴えてきた子がいた。その都度仲立ちとなり、思いを代弁し一緒にあそべるよう配慮していった。

環境

塗り絵を気に入り何枚も塗っていくうち枠の中に綺麗に塗れるようになってきた。また、お絵描きもよくするようになり、「白紙ちょうだい!」と言っては色鉛筆で海の生き物やアンパンマンなどのキャラクターなど、思い思いの絵を沢山描く姿が見られるようになってきた。白紙や塗り絵を多めに用意し、いつでも楽しめるよう環境を整えていった。天気の良い日は積極的に戸外に出掛け、どんぐりやしいの実、紅葉など秋の訪れを感じられるよう配慮していった。また、園庭では花や紅葉した葉をままごとに使う子がいたので、保育者もあそびに参加し、楽しさを共有していった。

言葉

ごっこあそびやブロックなどで楽しむ中で、一緒にあそびたくても上手く言葉にできず友だちが使っている玩具を取り、トラブルになることがあった。トラブルになると大声で泣き出し、中々気持ちが上手く切り替えられないことがあった。その都度側に寄り添い、気持ちが落ち着いてから話を聞き、思いを代弁したり自分の言葉で思いを伝えたりできるようにしていった。

表現

発表会に向けて表現あそびを多く取り入れていった。小道具や衣装を取り入れると、更に楽しげにする姿が見られた。紙芝居やエプロンシアターも交え、更に親しみがもてるようにしていった。また、楽しそうに表現している子の姿を認め、自信に繋げていった。

食育

散歩時に柿やさつま芋、稲などを見て秋の食材に興味を持ち、親しみがもてるようにしていった。また、年長児が芋掘りで余ったさつま芋を分けてもらい、園庭横にある畑に自分たちで穴を掘り、そこに埋めて芋掘りを楽しむ姿が見られた。直接食材を見たり触ったりし、食べる意欲に繋がるよう配慮していった。…

3歳ぱんだ組2019年度10月のまとめ

3歳ぱんだ組2019年度10月のまとめ

健康

トイレ後の手洗いが身に付いたりスリッパをきちんと揃えるなど、身の回りのことを進んで行っているが、中には保育者に促され行う姿も見られた。一人一人に合った声かけで見守ったり、励ましたりしながら、しようとする姿を認めていった。寒暖差からか、急な発熱、咳が出るなど体調を崩す子がいた。衣服を調節したり、一人一人の体調の変化に気を配りながら体調管理に気をつけていった。

人間関係

運動会を通して、異年齢児にも親しみを持ち、名前を呼んだり、触れ合いが見られるようになった。また、気の合う友だちと誘い合って、ぬり絵や折り紙、砂遊びや虫探しなど好きな遊びをじっくりと楽しむ姿が多く見られた。遊びに加わったり、必要に応じて気持ちを代弁したりしながら、関わりが深まるようにしていった。

環境

天気の良い日は戸外でたっぷりと体を動かして遊んだ。散歩では、稲穂や畑の柿を見たりと秋の自然を感じながら歩き、虫探しをしたり、どんぐりや落ち葉を集めたりと自然に触れて楽しむことができた。また、雲の形に興味を持ち、子ども同士、話す姿があったので、子どもたちの発見や驚きに共感し、やり取りを楽しんでいった。

言葉

子ども同士、会話を楽しみながら遊んでいるが、思い通りにならないと、口調がきつくなったり、自己主張し口喧嘩になることがあった。保育者が仲立ちをし落ちついていくと、状況を伝えたり、その時の自分の思いを伝えることできるようになった。お互いの気持ちを受け止め、相手はどういう気持ちになるか、気づいていけるように仲立ちをしたり、言葉で気持ちが伝わることの嬉しさを味わえるように関わっていった。

表現

運動会が終わってからも「踊りたい。音楽かけて」とリクエストし友だちと楽しそうに踊る姿が多かった。歌いながら元気に体を動かし楽しんでいたので保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。製作では、ハロウィンのイメージを表現し、かぼちゃの顔やおばけを作った。自分の作品だけではなく「○○ちゃんの可愛いね」「かぼちゃの顏おもしろいよ」など感じたことを話しながら楽しんでいた。また、りんごやみかんの製作では折り紙をちぎってのりで貼ったり、絵の具を使って興味を持って取り組むことができた。これからも、色々な素材を使って製作遊びを楽しんでいきたい。

食育

保育者や友だちと楽しい雰囲気の中、食事をしているが、話に夢中になりこぼす姿も見られる。箸や食器の正しい持ち方を意識してテーブルや床にこぼさず食べられるように声をかけていった。…