3歳ぱんだ組2020年度7月のまとめ
健康
梅雨期になり、水遊びの機会は少なかったが、室内で体を十分に動かすことで開放感を味わえるようにしていった。また、シャワーや着替えを行い、汗の後始末をしたり、清潔感を味わったりできるようにしていった。衣服の着脱の際には、畳み方や、裏返しを直すなどを個々に合わせて丁寧に伝えていくことで、自分から意識して整えようとする姿が増えていった。
人間関係
巧技台を使った運動遊びや、シャワーや排泄に行く時など、活動や生活の中で、順番に並ぶことを意識できるよう、並ぶ場所に印をつけたり、保育者も一緒に並んだりして配慮していった。友だち同士で伝え合う姿も増えているので、今後も丁寧に伝え、順番を意識する姿や待つ姿を十分に認め、自信や意欲に繋げていきたい。
環境
梅雨期が長く、戸外で遊ぶ機会が少なかったが、水遊びや泥遊びを通して水の冷たさや泥の感触などを全身で味わえるようにしていった。また、虫かごや図鑑を用意し、カエルやカブトムシの観察を繰り返し楽しめるようにしていくことで、身近な自然物に積極的に関わる姿が多く見られた。今後も、季節の自然物に関わって楽しめる機会を大切にしていく。
言葉
室内で過ごす時間が増え、「一緒にあそぼ」「これ面白いね」など友だちと誘い合ったり、思いを伝え合ったりしながら遊びを広げる姿も多くなっている。一方で、「『かして』をいったのに貸してくれない」、「『いれて』って言ってからだよ」などと、やりとりがうまくいかず、トラブルになることもある。必要に応じて仲立ちし、お互いの思いに気づけるようにしていきたい。
表現
七夕や「あめふりくまのこ」など時季の歌に親しむ機会を作り、楽しみながら季節の移り変わりや行事への関心を高めていった。また、友だちと「たなばたさま」を歌いながらパズルや塗り絵を楽しむ姿などを認め、歌う楽しさを味わえるように関わっていった。リズム遊びの機会は、不十分であったので、今後は工夫し、全身で表現する楽しさを味わえるようにしていきたい。
食育
戸外に出た際に年中長児が育てている野菜や花の観察をしたり、食に関するカルタに親しんだりして、食への関心を高めていった。また、友だちと楽しく会話をする姿を認めながら食べ進めることにも意識が向くよう声かけなどを工夫していくことで、集中して食べる姿が増えている。引き続き、食事や食材への関心が高められるよう活動や声かけの工夫をしていく。…