3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2021年度5月のまとめ

健康

生活の流れがわかるようになり、戸外に出る前は進んでトイレに向かったり、食事前は石鹸をつけて手を洗ったりすることが習慣づいてきた。一方で、早く食べたい気持ちから、手洗いより先にご飯の準備を始めようとする子もいたので、その都度声掛けをし、綺麗になった心地良さを伝えていった。

人間関係

気の合う友だちを誘い、一緒に遊びを楽しむ姿があった。また、オペレッタの音楽に合わせ、「○○ちゃん、~(役名)して」「わたし~するね」などと声を掛け合い、劇遊びを楽しむ姿も見られた。保育者も一緒に遊びに加わり、物語の台詞を言ったり、動作を真似たりし、一緒に遊びを盛り上げていった。

環境

集会を通して、異年齢との関わりが増えてきた。園庭で、ペアのお姉さんと遊んでもらうことを喜んだり、一緒に虫探しをしたりして楽しむ姿があった。中には年長児の遊びを真似て、花びらの色水を使ってネイルアートごっこを楽しむ姿もあった。子どもたち同士でのやりとりを大切に見守り、必要に応じては仲立ちとなりながら、やりとりを広げていった。

言葉

友だちが泣いていると、「○○ちゃんが~したからだよ」と、トラブルになった原因を保育者に伝えてくれる姿があった。また、トラブルになった際は、「だって~したかったんだもん」と自分の思いを伝えたり、「~してごめんね」と進んで声をかけたりし、子どもたち同士で仲直りをしようとする姿も見られた。子どもたちの思いに耳を傾け、双方の思いを伝え、仲立ちとなっていった。

表現

こいのぼりの製作遊びを楽しんだ。ダンボールや梱包材(プチプチ)を使ったスタンプや、三角、四画、丸型など様々な形のスタンプを作ると、好きな形や色を選んで、納得のいくまでスタンプを押し、個性豊かな作品ができあがっていた。身近なものや、廃材を使って、様々な形、肌触りを体験することができ良かった。

食育

好きなおかずがあると、おかわりをすることを楽しみにし、意欲的に食べる姿があった。また、好きなおかずばかり食べるのではなく、友だちが食べる様子を見て、苦手な野菜も一口でも食べてみようとし、続けて食べられる姿も見られるようになり、成長を感じた。進んで食べようとする姿を十分に認め、食べられた喜びを共有していった。…

3歳ぱんだ組2021年度4月のまとめ

健康

生活の流れを少しづつ覚えていき、自分で身の回りのことをしようとする姿が見られた。片付けを忘れることがあるため、一つ一つ確認をしながら声をかけていくようにしたい。また、6月からホールでのバイキング給食が始まるため、食器の片付けも行うようにしたい。積極的に戸外遊びを行い、散歩にも出かけた。散歩先ではかけっこをしたり、土手を上り下りするなどしっかりと体を動かして遊ぶことができた。

人間関係

新しい環境になり戸惑う子の手伝いをしたり、涙が出ている子に「どうしただ?」と声をかけてあげたりし、友だちにやさしい姿が見られた。気の合う友だちと好きな遊びを楽しむ姿があり、玩具を取り合うことはあまりないが、じゃれあう中で力加減が分からなかったり、友だちに乗ってしまったりすることがあるため安全に注意して見守るようにしていった。

環境

散歩に出かけた時に桜の花を見たり、咲いている花を摘んで楽しんだ。摘んだ花を見て、「綺麗だね」「可愛い」と嬉しそうにしていた。石にも興味があり、色や手触りに興味をもっていた。虫探しをすると、友だちが捕まえた虫に興味をもち、みんなで観察していた。捕まえた虫を優しく逃がしてあげる姿も見られ、命を大切にする姿に嬉しく思った。

言葉

遊びの中で自分の思ったことを友だちや保育者に伝える姿が見られた。友だちとの関わりで上手く思いが伝わらず、怒ったり、手が出たりすることもあった。必要に応じて仲立ちし、子どもたちの思いをしっかりと受け止めたり、子どもたちの気持ちを簡単な言葉に変えて伝えていったりし、気持ちを落ち着けられるようにしていった。

表現

英語であそぼうが始まり、意欲的に歌やダンスを楽しんでいる。また、CDでオペレッタを流すと、歌を歌ったり、登場するキャラクターになり切ったりして楽しんでいた。製作ではちょうちょうを作り、手形を取った。指ごとに違う色にしたり、虹のような配色で手形をする子がおり、一人一人の個性豊かな作品が出来上がった。

食育

食べる意欲はあるが、おかずをおかわりをしようと白米を食べずに最後まで残している子が多い。好きなものを食べたいという気持ちを認め、バランスよく食べ進められるよう声をかけていった。家庭と連携し、白米の量を調節したり、食物に興味を持てるよう、食物の話題を遊びや読み聞かせに取り入れていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度3月のまとめ

健康

イラストやカードを使用したり、活動を明確に伝えたりすることで、生活の流れへの見通しをもち、自分から片づけや準備をする姿が多い。また、友だちにも声をかけ、集団生活を意識する姿も増えていった。自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声をかけたり、一緒にしたりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊んだり、行動しようとしたりする姿が増え、誘い合ってバナナオニごっこなどの集団遊びをしたり、興味のある遊びに自分から加わったりして関わりを楽しんでいた。また、遊びの中で、思いを伝え合い、遊びを広げていく楽しさも味わっていた。遊びの様子を見守りながら必要に応じて仲立ちをし、遊びが継続できるよう関わっていった。

環境

進級にむけて4歳児室で過ごすと、興味のある遊びを自分から始めたり、新しい遊びに挑戦したりして楽しんでいた。玩具や自分の荷物の場所もすぐに覚え、意欲的に行動していた。

天候の良い日は、戸外で草花や虫を発見したり、観察したりして楽しんだ。個々の気づきに共感し、より探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

遊びの中で、「入れて」「貸して」がうまく言えない、受け入れてもらえないなどからトラブルになることがあった。保育者が丁寧にお互いの話を聞いていくと、相手がどのような気持ちになったか考えたり、理由を自分なりの言葉で伝えたりする姿が見られた。相手を思いやったり、自分なりに表現したりする姿を十分に認め、関わりが深まるよう仲立ちしてった。

表現

運動会等で親しんできた曲や興味のある曲が流れると歌ったり、踊ったりして楽しんでいた。自分なりの表現で楽しむ姿を認め、自信に繋げるようにしていった。

年長児へのプレゼント作りでは、玩具を貸してもらったことや午睡時に手伝ってもらったことなどを思い出しながら製作し、「もう一個」と取り組んでいた。また、プレゼント交換の際には、年長児からのプレゼントを喜び、嬉しそうに身に付けたりカバンに入れたりしていた。

食育

友だちに声をかけたり、保育者の手伝いをしたりするなど給食の準備を意欲的に行う姿が増えている。また、食べることへの関心も高まり、メニューを事前に伝えると嬉しそうにし、「今日○○だって」と友だちと喜びを共有していた。意欲的な姿を認めたり、保育者も喜びを共有したりして、満足感を味わえるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2020年度2月のまとめ

健康

食前や戸外から帰ってきた際の手洗い、うがいの大切さを伝えることで、意識が高まり、友だち同士で声をかける姿も見られた。引き続き、健康に過ごせるよう手洗いうがいや水分補給の大切さを伝えていく。

イラストやカードを使って生活の流れや、製作の流れを意識できるようにしていったことで、活動への期待が高まり、自分から片づけや準備をする姿が増えている。丁寧に認め活動への意欲に繋げていった。

人間関係

「一緒にやろう」「入れて」など友だちと誘い合ってバナナオニやかくれんぼ、室内ではブロックやごっこ遊びなどを楽しむ姿が多く見られた。また、コマ回しへの関心も高まり、年上児とのやりとりを楽しみながらコマ回しを楽しんでいる。引き続き、友だちとの関わりが広がるよう活動内容や場所を工夫していく。

環境

雨や雪が降ると友だちや保育者に伝えたり、戸外で雪や氷に触れたりして、天気の変化や氷の冷たさなどを楽しんだ。今後も自然物と関わる機会を作り、自分なりの発見や気づきを楽しめるようにしていきたい。

クラスチェンジを行い、4歳児室で遊ぶ機会を作って環境に慣れるよう配慮していった。興味のある玩具で積極的に遊ぶ姿を認め、遊びが広がるよう関わっていった。

言葉

お店屋さんごっこでは、「いらっしゃいませ」「○○ください」などそれぞれの役になりきって楽しんでいた。ホールだけでなく、保育室でも楽しめる機会を作ることで、自分たちで考えを出し合いながら遊びの環境や設定を整えて楽しんでいた。

友だちのトラブルに気づき、「どうしたの?」と声をかけて仲介をしようとしたり、保育者に知らせたりする姿が増えている。友だちを思いやる姿を大切にし、関わりが深まるよう見守っていきたい。

表現

お店屋さんごっこやひな祭りにむけて、色々な素材に触れながら製作活動を楽しんでいった。自分なりに色使いや模様を考え、「ハートにする」「見て虹色!」など工夫する多く見られた。はさみを使っての活動も取り入れたが、素材が切りにくいものであった。扱い方に十分配慮しながら、自分で切る楽しさや喜びを味わえるよう活動に取り入れていきたい。

食育

恵方巻きやイワシなど節分にちなんだ言葉を使ってゲームを行い、食べ物や食べ物がもたらす効果について関心をもてるようにしていった。引き続き、行事や季節の伝統的な食べ物に触れる機会を大切にしていく。

給食では、苦手な物を少しでも食べようとする姿が増えている。個々の姿に合わせて量を調節し、食べることができた喜びを味わえるようにしていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度1月のまとめ

健康

寒さに負けずに、戸外で元気いっぱい遊ぼうとする姿が見られている。バナナ鬼や鬼ごっこなど思いっきり走る遊びを保育者が提案したり、子どもの遊びに参加したりすることで、「暑くなってきた!」「寒いのに身体が暖かくなってきたね!」など友だちや保育者と共有する姿も見られた。

人間関係

遊びの中で、ルールのある集団遊びを好み、子どもたち同士で誘い合い、

遊びを楽しむ姿が見られた。それぞれに思いがあるため、遊ぶ中でトラブルになる事があった。友だち同士で解決できるところは、保育者が近くで見守りながら、解決できるようにしていった。自分たちで思いを伝え合い、納得して解決できる方法を探せるように繰り返し見守っていきたい。

環境

雪が降った時や地面が凍った時には、園庭に出て実際に触れたり、踏んでみたりできる機会を大切にしていった。冷たさや硬さなど肌で感じたり、雪での遊び方を考えたりと友だちと楽しむ姿も見られた。また、前月からの繰り返しで冬に関連した紙芝居や絵本に親しみ、より季節を感じられるような環境を整えていった。

言葉

年末年始に体験した楽しかった事を嬉しそうに保育者や友だちに話そうとする姿が見られる。子どもの話したい気持ちを受け止め、頷いたり質問したりして会話を広げていった。また、友だちの話に興味を持ったり、共感したりして友だちの話を聞く楽しさが感じられるように保育者も一緒になって共感していった。

表現

マグネットブロックやクリップ、チェーンなどをリボンや髪飾り、髪の毛に見立てて、役になりきって遊ぶ姿がある。「先生、音楽かけて!」と保育者に伝え、役に合わせた曲を歌って表現する姿もあった。見ていた周りの友だちも「あたしもしたい!」「一緒にしよう!」「○○ちゃんは、○○役ね!」など友だちと話し合って役を決め音楽に合わせて体を動かそうとする姿も増えてきている。

食育

給食の献立を伝えることで、より食べることへの関心を高めていった。また、好きなものをだけではなく、苦手なものも自分から少しずつ食べてみようとする姿が見られている。前月に引き続き、食事の時の座り方や食器や箸の持ち方など食事のマナーを保育者が伝えると友だち同士で声を掛け合い、意識する姿が見られている。…

3歳ぱんだ組2020年度12月のまとめ

健康

身の回りのできることを進んでしようとする姿が見られてきている。また、戸外に出る時には、友だち同士で「帽子被ってないよ!」「寒いって!」「一緒にジャンパー取りに行こう!」など声を掛け合う姿が多く見られるようになった。片付けの時には、みんなですることで早く終わる喜びやみんなでできた達成感を味わえるよう、音楽をかけていった。音楽が鳴り終わるまでを目標にみんなで片付けを頑張ろうとする姿も見られた。

人間関係

遊びの中で、ルールのある集団遊びを提案すると、「一緒にしよう!」「鬼ごっこする人~?」など子どもたち同士で誘い合い、じゃんけんをして鬼を決め、楽しむ姿が見られるようになった。一方で、友だちと関わる中で思いが通らず、トラブルになることも増えてきている。保育者が間に入り、お互いの話を聞き、どうしたら良かったのかなど解決方法を一緒に考えていくことで、次の遊びに安心して入れるようにしていった。

環境

雪が降る様子や夕方の暗くなっていく空の変化など外の景色に興味がむくように声を掛け、みんなで一緒に冬の訪れや風景の変化を感じられるようにしていった。また、冬に関連した紙芝居や絵本に親しみ、より季節を感じられるような環境を整えていった。今後も自然物との関わりを大切にし、実際に雪や氷に触れ、冷たさを感じたり雪遊びを楽しんだりしていきたい。

言葉

遊びの中で、自分の思いを強く持ちながら、遊びを広げたり展開を楽しんだりする子どもが多くなってきた。一方、思いが強すぎて友だちとのやり取りがうまくいかず、トラブルになることも増えている。お互いの思いに気付いたり、お互いが納得して遊びに戻れる方法を保育者も一緒に考えたりしていき、さらに自分の思いを言葉で伝える大切さも少しずつ経験していけるように声を掛け、関わっていった。

表現

発表会では、音楽に合わせて、役になりきりながら自分なりに表現することを楽しむ姿が見られた。発表会が終わった後も「先生、音楽かけて~!」「○○役がしたい!」など自分のしたい役のお面を身に付け、友だちと一緒に役になりきることを楽しむ姿もあった。さらに友だちと話し合いながら遊びを広げ、お面を身に付けながらのおうちごっこを楽しむ姿も見られていた。

食育

給食の献立を伝えることで、より食べることへの関心を高めていった。また、好きなものをだけではなく、多くの食材に意識が向くように声を掛けることで、自分から食材の名前を保育者や友だちに尋ねようとする姿も増えてきている。また、食事の時の座り方や食器や箸の持ち方など食事のマナーを保育者が伝えると自分から気付いたり、友だち同士で声を掛け合ったりする姿が少しずつ見られてきている。…

3歳ぱんだ組2020年度11月のまとめ

健康

戸外での活動の際、気温に合わせて上着を調節できるよう声をかけていくことで、自分なりに考えて行動するする姿が多く見られた。また、衣服の着脱の際にも、後始末の方法を丁寧に伝えていくことで、畳んだり重ねたりする姿も増えていった。引き続き、声をかけて身に付くようにしていく。

活動への見通しをもてるよう簡単な言葉や動作で伝えていくことで、期待感をもって意欲的に行動しているので、今後も伝え方を工夫していく。

人間関係

積極的に友だちと誘いあってごっこ遊びをしたり、サッカーや木登りなど順番を作って遊んだりして楽しんでいる。また、友だちの遊びを自分で取り入れて楽しむ姿も見られる。友だちと声をかけあう中で、自分の思いが受け入れてもらえずトラブルになることがあるので、必要に応じて仲立ちし、お互いの思いに気づけるよう関わっていった。

環境

土手の広場やドングリ山に行き、木の実や葉っぱなど秋の自然物に触れる機会を多く作り、葉の色の違いを比べたり、集めた木の葉などで砂のケーキに飾り付けをしたりして楽しめるようにしていった。また、身の回りの自然の変化を発見して楽しめるように声かけを工夫することで、山や木々、雲の変化で気づいたことを自分なりの言葉で表現していた。今後も、自然物の変化を感じられるような声かけを大切にしたい。

言葉

子どもの思いを先取りせず、自分なりの言葉で伝える機会を大切にしていった。「○○やりたい」「○○がほしい」など自分の思いを実現しようとしたり、友だちと「こうしよう」「一緒にやろう」と遊びのイメージを共有したりしながら言葉で伝える姿が増えている。一方で、うまく言葉にできず、玩具を巡ってトラブルになることもある。姿に合わせて言葉を補ったり代弁したりして子どもの思いを仲立ちしていった。

表現

歌や劇遊びに親しむ機会を作り、発表会にむけて取り組んでいった。劇遊びでは、興味のある役をその都度選んで楽しめるようお面を工夫することで、繰り返し楽しむ姿が多く見られ、お面をかぶってままごとなどを楽しむ姿もあった。引き続き、絵本やエプロンシアターを使ったり、劇遊びの台詞をやりとりに混ぜたりして、劇遊びの世界を楽しめるようにしていきたい。

食育

食器の持ち方や座り方などを丁寧に伝えてきたことで、意識する姿が多く見られる。引き続き、その都度声をかけたり、食べる前に全体に伝えたりして意識できるようにしていきたい。また、食材をこぼしたり、落としたりした際には、自分で拭いてきれいにする姿が増えているので、十分に認め自立心に繋げていった。…

3歳ぱんだ組2020年度10月のまとめ

健康

片付けや着替えなど自分のできることに気づき、進んで取り組んでいる姿を認めていったことで、身の回りのことを自分から進んでしようとする姿が増えた。また、戸外に出る時には、友だち同士で「トイレに行った~?」「お茶、飲もう!」など声を掛け合う姿が見られるようになった。自分から進んで玩具を整えている子どもを声に出して認め、周囲に知らせることで周りの子どもたちも自分から片付けようとする姿が見られた。

人間関係

遊びの中で、友だちと関わって遊ぶ機会が増えてきた。友だち同士で話し合い、遊びを工夫する姿や役決めをしながら遊びを広げる姿も見られるようになっている。ルールのある集団遊びを取り入れることで、簡単なルールを守りながら友だちと一緒に遊びを楽しむ姿も見られるようになってきた。

環境

虫かごを用意し、幼虫やバッタの観察を繰り返し楽しめるようにしたり、どんぐりや落ち葉を使って遊ぶ姿を認めたりしていくことで、身近な秋の自然物に積極的に関わる姿が多く見られた。

また、絵本や紙芝居などで秋を感じられるように季節のものを取り入れたり、実際に様々な秋に触れられるように散歩に出掛けたりするなど、活動も工夫していった。

言葉

戸外で過ごす時間が増え、「一緒にあそぼう!」「鬼ごっこしよう!」など友だちと誘い合ったり、思いを伝え合ったりしながら遊びを広げる姿が多くなっている。一方、友だち同士で遊ぶ事も多くなってきた中でやり取りがうまくいかず、トラブルになることも増えている。必要に応じて仲立ちをし、お互いの思いに気付いたり、言葉で自分の思いを伝える姿に共感したりできるようにしていった。

表現

普段の遊びの時間から、なじみのある歌や季節の歌を流すなど時季の歌に親しむ機会を作り、楽しみながら季節を感じられるようにしていった。音楽を流し、踊る機会を普段から作っていったり、保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで、楽しさを共有していった。今後、保育者や友だちとリズム遊びの機会を作り、全身で表現する楽しさをみんなで一緒に味わえるようにしていきたい。

食育

給食中に野菜の名前を知らせたり、給食の献立を伝えたりすることで、より食への関心を高めていった。また、苦手なものを自分から食べてみようとする姿を認めたり、多くの食材に意識が向くように声を掛けたりするなど工夫していくことで、食べる時に自分から野菜の名前を保育者に尋ねる姿も増えてきている。引き続き、食事や食材への関心が高められるように、声掛けの工夫をしていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度9月のまとめ

健康

天候の良い日には、積極的に戸外活動を行い、のびのびと体を動かす開放感や、友だちや保育者と体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。また、室内でもかけっこやダンスに親しみ、色々な体の動きを楽しめるよう機会を作っていった。活動量が増えたので、適宜水分補給や休息がとれるよう声をかけたり、着替えを促したりして快適に過ごせるよう心がけていった。

人間関係

巧技台やかけっこを取り入れ、体を動かす楽しさを味わいながら、順番や合図を意識するなど、簡単なルールに親しめるように配慮していった。また、『かくれんぼ』や『だるまさんが転んだ』などの伝承遊びにも親しみ、友だちとやりとりする楽しさを味わえるようにしていった。今後も伝承遊びやルールのある遊びを取り入れ、色々な活動に親しめるようにしていきたい。

環境

戸外活動を楽しむ中で、虫や草花などに触れたり、集めたりして楽しめる機会を作っていった。虫かごも活用することで積極的に捕まえようとする姿も見られ、探索や発見の楽しさを友だちと味わっていた。

図鑑を見ながら、「これ見つけた」「これは○○」など体験を振り返ったり、名前や形の違いに気づいたりする姿も増えているので、他クラスと連携して絵本や図鑑に親しめるようにしていきたい。

言葉

「虫探ししよ」「一緒にみよう」など友だちや保育者に思いを伝えたり、相手の言葉を受け入れて遊びを共有したりして楽しんでいる。しかし、やりとりの中で、伝えたのに自分の思いを受け入れてもらえない、強い口調で言われたなどのトラブルになることもある。相手への応え方や伝え方をその都度丁寧に伝えていき、お互いの思いに気づけるようにしていきたい。

表現

ポンポンをいつでも使用できるようにしたり、スペースを十分に作ったりして、音楽に合わせてのびのびと体を動かせるようにしていった。今後も、表現する楽しさを味わえるよう歌やダンスなどの機会を大切にしていく。

折り紙を使って、果物や紙飛行機などの作品作りへの意欲が高まっているので、活動に取り入れ、製作する楽しさも味わえるようにしていきたい。

食育

食器の持ち方や座り方など、姿に合わせて丁寧に伝えていった。「見て」と意識していることを保育者に伝える姿も多く見られるので、引き続き声をかけ意欲に繋げていきたい。

戸外での活動量が増えたことで、食事量にも変化が見れらるので、姿に合わせて量を調節し、完食の喜びを味わえるようにしていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度8月のまとめ

健康

お盆までは暑い日が続き、水遊びをたっぷり楽しんだ。衣服の脱着や脱いだ衣服をたたむことなど、自ら進んで行っていた。中には、後ろ前になったり、一人でできず困ったりしている子もいたので、自分でやろうとする気持ちを受け止めながら援助していった。熱中症などにならないよう、活動の合い間などに声をかけて水分補給を促したり、エアコンの温度を調節したりしながら、快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だち同士の関わりも深くなり、ごっこ遊びなどを楽しんでいる。その中で、玩具の取り合いになったり「○○ちゃんが、いじわるした」とトラブルになったりすることもあったので、話をよく聞き、それぞれの気持ちを受け止め、伝え合いながら相手の思いにも気付いていけるように関わっていった。

環境

水遊びの際には、水、砂、泥水に触れ、夏の遊びを十分に楽しめるように水遊び用の玩具以外にも、ペットボトルや紙コップなど身近にある資材を利用した。また、花や絵の具を使った色水遊び、しゃぼん玉やハンドソープを使った泡遊びなども取り入れることで、遊びが広がり集中して楽しんでいた。

言葉

自分の思いを言葉で伝えながら、友だちと好きな遊びを楽しんでいる姿があった。塗り絵や折り紙を楽しんでいると、「○○ちゃんと同じ塗り絵がいい」「私も○○を作って」と自分の思いをはっきりと保育者に伝える姿も見られた。言葉で自分の思いを伝えようとする姿を認め、友だちとの関わりがより広がるようにしたい。

表現

「踊りたい。音楽かけて」とリクエストし友だちと楽しそうに踊る姿が多くなった。歌いながら元気に体を動かして楽しんでいるので、褒めたり励ましたりしながら保育者も一緒に踊り、楽しさを共有していった。歌を歌う機会が少なかったため、今後は歌に触れる機会をより多く作り、表現する楽しさを味わいながら音楽に親しんでいけるようにしたい。

食育

絵本で野菜が出てくると、「○○食べられるようになったよ!」と保育者に嬉しそうに伝え、食事時にも、「見て、絵本に載ってた野菜食べられたよ!」と保育者と喜びを共有する姿も見られた。さらに、声をかけると嬉しそうに食べたり、苦手な子も一口でも食べようとする姿があった。自分でおかわりをしたり「ぴかぴかだよ」と食べ終わったお皿を見せる姿もあり、食への意欲、感心が高まってきている。…