3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2021年度8月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に水遊びを行った。水遊びを繰り返す中で、脱いだ服を自分で畳めるようになったり、濡れた体を拭こうとする姿が増えたりしてきた。水分を摂るように声をかけていたが、遊びに夢中になり、水分補給に行けない子がいたため、遊びを中断しなくてもよいように保育者がお茶を配るようにしていった。

人間関係

友だちとの関わりが増え、集団遊びを楽しむ姿が増えてきた。今まで関わりが少なかった子同士も遊びを通して仲が深まり、生活の場面でも協力したり、助け合ったりする姿が増えてきた。関りが深まったことで遊び方や思いが伝わらず、トラブルになることもあり、仲立ちしてお互いの思いに気付けるようにしていった。

環境

室内遊びの時間が増えたため、頻繁に玩具の入れ替えを行ったり、他クラスから玩具を借りたりして遊べるようにした。自分で他クラスに玩具を借りに行く子もおり、借りてきた玩具を友だちと一緒に楽しむ姿が見られた。保育者も一緒に玩具で遊び、遊び方を考えてみたり、玩具の量などを調節したりして保育環境を整えていくようにしていった。

言葉

夏の間に家庭で経験した思い出や先の予定を嬉しそうに話す姿が見られた。友だち同士のやりとりでも、覚えた言葉を使ってごっこ遊びを楽しむ姿があり、語彙がとても増えてきていた。友だちとのやりとりを楽しみながら語彙を増やしていけるようやりとりを見守り、何気なく使った言葉で相手を傷つけないように言葉の意味も理解できるよう伝えていきたい。

表現

水遊びで色水や氷を使って遊んだ。色水では違う色を混ぜ合わせて遊び、出来上がった色水を見て、「ももジュースの色みたい」「これはソーダです」と似ている色のジュースの名前を付け、やりとりを楽しんでいた。また、氷の中に模様ができているのを発見し、「ハリセンボンが入ってる」「クラゲみたい」と模様から生き物の姿を連想しながら遊びを楽しんでいた。

食育

給食時に「いらない」と言っていたものも、「一口食べてみようか」「美味しいかもしれないよ」など声をかけてみると少しずつ食べていき、「全部食べれた!」と嬉しそうにし、達成感を味わう姿が見られた。空になった弁当箱や皿を保育者のところまで見せにくる子もおり、全部食べられた嬉しさを味わったり、自信に繋げられるよう、配膳する量を子どもと考えながら決めていくようにしたい。…

3歳ぱんだ組2021年度7月のまとめ

健康

咳や熱が出たり、RSウイルス感染症が流行ったりと、体調を崩す子が多かった。いつもよりボーっとする姿が多かったり、咳が出だしたりなど、いつもと違う様子があれば、こまめに検温したり、保護者に伝えたりし、体調の変化に早く気付けるようにしていった。また、玩具や保育室の消毒を行い、感染対策に努めていった。

人間関係

友だちと関わって遊ぶなかで、自分の思い通りにならないことがあると、「もう○○ちゃんとあそばん」「○○ちゃんきらい」などと言って、その場から逃げていく姿があった。また、“きらい“と言われた子どもも泣いて訴える姿があった。思いを受け止めながら、「嫌いって言われたら悲しいね」「~したいよって言ったらよかったんじゃないかな」と相手の思いを伝えたり、思いを代弁したりして、繰り返し仲立ちとなっていった。

環境

体調が優れない子が多く、水遊びができない日が続いた。保育室で遊ぶ機会が多く、室内で忍者修業ごっこを多く取り入れていった。並べた輪っかでグーパー跳びをしたり、段ボールで作った一本橋を落ちないように渡ったり、くもの巣に見立てたゴム紐をくぐったり跨いだりして遊んだ。楽器の鈴を持ち、音を鳴らさずに渡るなど、難易度を上げることで、より集中して遊ぶ姿があった。

言葉

自分の思いと違ったり、自分の遊びを邪魔されたくなかったりで、友だちの話を聞こうとしない姿があちこちで見られた。「○○ちゃんがはなし、きいてくれん」と訴える姿もあったので、相手に話したいことや、相手側の思いに耳を傾け、「○○ちゃんは今、~したかったんだね」「でも、お話聞いてもらえないと悲しいね」などと、お互いの思いを代弁し、繰り返し仲立ちとなっていった。

表現

はさみを使った製作遊びを楽しんだ。紙コップに6か所切込みを入れ、そこに小さく切った折り紙を貼り、花火を表現した。製作を楽しみながら、「○○ちゃん、おうちではなびしたよ~」「はなびって、ドーンドーンっていうよね」などと会話を弾ませながら、楽しそうに切ったり貼ったりを楽しんでいた。子どもたちの言葉にゆったりと耳を傾け、さらに発想を広げていった

食育

オクラ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンなどの野菜の切れ端で野菜スタンプをした。「これ(オクラ)きのう、汁に入ってたのだ」「お花みたい!」などと、自分の気付きを話し、嬉しそうに遊ぶ姿があった。給食の時間になると、スタンプをした食材を探し、「○○あったよ」と発見を楽しんでいた。様々な食材に興味、関心を持ち、親しみが持てるように声掛けをしていった。…

3歳ぱんだ組2021年度6月のまとめ

健康

歯磨き集会で聞いた話を思い出し、歯磨きをしたり、歯磨きをし忘れた子に子ども同士で声をかける姿も見られた。歯磨きの習慣が少しずつ身に付き、水道で遊ばずに歯を磨くようになってきているため、子どもの様子に合わせて歯磨きの仕方を身に付けられるようにしていきたい。汗をかいた時に自ら汗を拭いたり、進んでシャワーを浴びにくる姿があり、清潔にする心地よさを味わっていた。

人間関係

自分のことばかりでなく、友だちのことを考えられるようになり、友だちの手伝いをすることを喜んだり、玩具など持っていたものを分け合う姿が見られた。仲が良い子に覆いかぶさったり、きつい言葉を発したりすることもあり、子ども同士のスキンシップの取り方を注意して見守っていくようにしたい。

環境

梅雨の自然に触れ、保育室にアジサイを置いたり、散歩先でカタツムリを見つけたりした。虫に興味を持つ子が増え、意欲的に虫探しをし、捕まえた虫を友だちと観察して楽しむ姿が見られた。図鑑への興味も深まり、友だちと見たことのある生き物を探したり、「どれがいい?」と友だちや保育者と好きな生き物を選んで楽しんでいた。

言葉

語彙が増え、友だちとのやりとりでたくさんの言葉を使って遊ぶ姿が見られた。家庭での出来事や思ったことなど、自分なりの言葉で一生懸命伝えようとし、友だちや保育者に話したい事が伝わると、嬉しそうにしていた。遊びの中で思わず、友だちが嫌がるような言葉を発してしまうこともあり、言葉の意味や言われた相手の気持ちなど伝えていくようにした。

表現

スポンジでアジサイの花を表現した。スポンジを上手く使い、綺麗な形を描いたり、スタンプを重ねて色の重なりを楽しんだりし、何度も繰り返し楽しむ姿が見られた。また、はさみを製作に取り入れ、簡単な形を切っていった。一人一人保育者と一緒にはさみを使うようにしていき、集中しながらもはさみを使うことを楽しむことができていた。

食育

今月からホールでのバイキングに参加した。年長児に手伝ってもらい、出来るところは自分で行っている。自分で配膳できたことが嬉しく、意欲的に給食を食べ、おかわりに向かう姿が見られた。子どもたちのペースに合わせて、ご飯や汁の配膳も自分で行えるようにしていきたい。…

3歳ぱんだ組2021年度5月のまとめ

健康

生活の流れがわかるようになり、戸外に出る前は進んでトイレに向かったり、食事前は石鹸をつけて手を洗ったりすることが習慣づいてきた。一方で、早く食べたい気持ちから、手洗いより先にご飯の準備を始めようとする子もいたので、その都度声掛けをし、綺麗になった心地良さを伝えていった。

人間関係

気の合う友だちを誘い、一緒に遊びを楽しむ姿があった。また、オペレッタの音楽に合わせ、「○○ちゃん、~(役名)して」「わたし~するね」などと声を掛け合い、劇遊びを楽しむ姿も見られた。保育者も一緒に遊びに加わり、物語の台詞を言ったり、動作を真似たりし、一緒に遊びを盛り上げていった。

環境

集会を通して、異年齢との関わりが増えてきた。園庭で、ペアのお姉さんと遊んでもらうことを喜んだり、一緒に虫探しをしたりして楽しむ姿があった。中には年長児の遊びを真似て、花びらの色水を使ってネイルアートごっこを楽しむ姿もあった。子どもたち同士でのやりとりを大切に見守り、必要に応じては仲立ちとなりながら、やりとりを広げていった。

言葉

友だちが泣いていると、「○○ちゃんが~したからだよ」と、トラブルになった原因を保育者に伝えてくれる姿があった。また、トラブルになった際は、「だって~したかったんだもん」と自分の思いを伝えたり、「~してごめんね」と進んで声をかけたりし、子どもたち同士で仲直りをしようとする姿も見られた。子どもたちの思いに耳を傾け、双方の思いを伝え、仲立ちとなっていった。

表現

こいのぼりの製作遊びを楽しんだ。ダンボールや梱包材(プチプチ)を使ったスタンプや、三角、四画、丸型など様々な形のスタンプを作ると、好きな形や色を選んで、納得のいくまでスタンプを押し、個性豊かな作品ができあがっていた。身近なものや、廃材を使って、様々な形、肌触りを体験することができ良かった。

食育

好きなおかずがあると、おかわりをすることを楽しみにし、意欲的に食べる姿があった。また、好きなおかずばかり食べるのではなく、友だちが食べる様子を見て、苦手な野菜も一口でも食べてみようとし、続けて食べられる姿も見られるようになり、成長を感じた。進んで食べようとする姿を十分に認め、食べられた喜びを共有していった。…

3歳ぱんだ組2021年度4月のまとめ

健康

生活の流れを少しづつ覚えていき、自分で身の回りのことをしようとする姿が見られた。片付けを忘れることがあるため、一つ一つ確認をしながら声をかけていくようにしたい。また、6月からホールでのバイキング給食が始まるため、食器の片付けも行うようにしたい。積極的に戸外遊びを行い、散歩にも出かけた。散歩先ではかけっこをしたり、土手を上り下りするなどしっかりと体を動かして遊ぶことができた。

人間関係

新しい環境になり戸惑う子の手伝いをしたり、涙が出ている子に「どうしただ?」と声をかけてあげたりし、友だちにやさしい姿が見られた。気の合う友だちと好きな遊びを楽しむ姿があり、玩具を取り合うことはあまりないが、じゃれあう中で力加減が分からなかったり、友だちに乗ってしまったりすることがあるため安全に注意して見守るようにしていった。

環境

散歩に出かけた時に桜の花を見たり、咲いている花を摘んで楽しんだ。摘んだ花を見て、「綺麗だね」「可愛い」と嬉しそうにしていた。石にも興味があり、色や手触りに興味をもっていた。虫探しをすると、友だちが捕まえた虫に興味をもち、みんなで観察していた。捕まえた虫を優しく逃がしてあげる姿も見られ、命を大切にする姿に嬉しく思った。

言葉

遊びの中で自分の思ったことを友だちや保育者に伝える姿が見られた。友だちとの関わりで上手く思いが伝わらず、怒ったり、手が出たりすることもあった。必要に応じて仲立ちし、子どもたちの思いをしっかりと受け止めたり、子どもたちの気持ちを簡単な言葉に変えて伝えていったりし、気持ちを落ち着けられるようにしていった。

表現

英語であそぼうが始まり、意欲的に歌やダンスを楽しんでいる。また、CDでオペレッタを流すと、歌を歌ったり、登場するキャラクターになり切ったりして楽しんでいた。製作ではちょうちょうを作り、手形を取った。指ごとに違う色にしたり、虹のような配色で手形をする子がおり、一人一人の個性豊かな作品が出来上がった。

食育

食べる意欲はあるが、おかずをおかわりをしようと白米を食べずに最後まで残している子が多い。好きなものを食べたいという気持ちを認め、バランスよく食べ進められるよう声をかけていった。家庭と連携し、白米の量を調節したり、食物に興味を持てるよう、食物の話題を遊びや読み聞かせに取り入れていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度3月のまとめ

健康

イラストやカードを使用したり、活動を明確に伝えたりすることで、生活の流れへの見通しをもち、自分から片づけや準備をする姿が多い。また、友だちにも声をかけ、集団生活を意識する姿も増えていった。自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声をかけたり、一緒にしたりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊んだり、行動しようとしたりする姿が増え、誘い合ってバナナオニごっこなどの集団遊びをしたり、興味のある遊びに自分から加わったりして関わりを楽しんでいた。また、遊びの中で、思いを伝え合い、遊びを広げていく楽しさも味わっていた。遊びの様子を見守りながら必要に応じて仲立ちをし、遊びが継続できるよう関わっていった。

環境

進級にむけて4歳児室で過ごすと、興味のある遊びを自分から始めたり、新しい遊びに挑戦したりして楽しんでいた。玩具や自分の荷物の場所もすぐに覚え、意欲的に行動していた。

天候の良い日は、戸外で草花や虫を発見したり、観察したりして楽しんだ。個々の気づきに共感し、より探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

遊びの中で、「入れて」「貸して」がうまく言えない、受け入れてもらえないなどからトラブルになることがあった。保育者が丁寧にお互いの話を聞いていくと、相手がどのような気持ちになったか考えたり、理由を自分なりの言葉で伝えたりする姿が見られた。相手を思いやったり、自分なりに表現したりする姿を十分に認め、関わりが深まるよう仲立ちしてった。

表現

運動会等で親しんできた曲や興味のある曲が流れると歌ったり、踊ったりして楽しんでいた。自分なりの表現で楽しむ姿を認め、自信に繋げるようにしていった。

年長児へのプレゼント作りでは、玩具を貸してもらったことや午睡時に手伝ってもらったことなどを思い出しながら製作し、「もう一個」と取り組んでいた。また、プレゼント交換の際には、年長児からのプレゼントを喜び、嬉しそうに身に付けたりカバンに入れたりしていた。

食育

友だちに声をかけたり、保育者の手伝いをしたりするなど給食の準備を意欲的に行う姿が増えている。また、食べることへの関心も高まり、メニューを事前に伝えると嬉しそうにし、「今日○○だって」と友だちと喜びを共有していた。意欲的な姿を認めたり、保育者も喜びを共有したりして、満足感を味わえるようにしていった。…

3歳ぱんだ組2020年度2月のまとめ

健康

食前や戸外から帰ってきた際の手洗い、うがいの大切さを伝えることで、意識が高まり、友だち同士で声をかける姿も見られた。引き続き、健康に過ごせるよう手洗いうがいや水分補給の大切さを伝えていく。

イラストやカードを使って生活の流れや、製作の流れを意識できるようにしていったことで、活動への期待が高まり、自分から片づけや準備をする姿が増えている。丁寧に認め活動への意欲に繋げていった。

人間関係

「一緒にやろう」「入れて」など友だちと誘い合ってバナナオニやかくれんぼ、室内ではブロックやごっこ遊びなどを楽しむ姿が多く見られた。また、コマ回しへの関心も高まり、年上児とのやりとりを楽しみながらコマ回しを楽しんでいる。引き続き、友だちとの関わりが広がるよう活動内容や場所を工夫していく。

環境

雨や雪が降ると友だちや保育者に伝えたり、戸外で雪や氷に触れたりして、天気の変化や氷の冷たさなどを楽しんだ。今後も自然物と関わる機会を作り、自分なりの発見や気づきを楽しめるようにしていきたい。

クラスチェンジを行い、4歳児室で遊ぶ機会を作って環境に慣れるよう配慮していった。興味のある玩具で積極的に遊ぶ姿を認め、遊びが広がるよう関わっていった。

言葉

お店屋さんごっこでは、「いらっしゃいませ」「○○ください」などそれぞれの役になりきって楽しんでいた。ホールだけでなく、保育室でも楽しめる機会を作ることで、自分たちで考えを出し合いながら遊びの環境や設定を整えて楽しんでいた。

友だちのトラブルに気づき、「どうしたの?」と声をかけて仲介をしようとしたり、保育者に知らせたりする姿が増えている。友だちを思いやる姿を大切にし、関わりが深まるよう見守っていきたい。

表現

お店屋さんごっこやひな祭りにむけて、色々な素材に触れながら製作活動を楽しんでいった。自分なりに色使いや模様を考え、「ハートにする」「見て虹色!」など工夫する多く見られた。はさみを使っての活動も取り入れたが、素材が切りにくいものであった。扱い方に十分配慮しながら、自分で切る楽しさや喜びを味わえるよう活動に取り入れていきたい。

食育

恵方巻きやイワシなど節分にちなんだ言葉を使ってゲームを行い、食べ物や食べ物がもたらす効果について関心をもてるようにしていった。引き続き、行事や季節の伝統的な食べ物に触れる機会を大切にしていく。

給食では、苦手な物を少しでも食べようとする姿が増えている。個々の姿に合わせて量を調節し、食べることができた喜びを味わえるようにしていきたい。…

3歳ぱんだ組2020年度1月のまとめ

健康

寒さに負けずに、戸外で元気いっぱい遊ぼうとする姿が見られている。バナナ鬼や鬼ごっこなど思いっきり走る遊びを保育者が提案したり、子どもの遊びに参加したりすることで、「暑くなってきた!」「寒いのに身体が暖かくなってきたね!」など友だちや保育者と共有する姿も見られた。

人間関係

遊びの中で、ルールのある集団遊びを好み、子どもたち同士で誘い合い、

遊びを楽しむ姿が見られた。それぞれに思いがあるため、遊ぶ中でトラブルになる事があった。友だち同士で解決できるところは、保育者が近くで見守りながら、解決できるようにしていった。自分たちで思いを伝え合い、納得して解決できる方法を探せるように繰り返し見守っていきたい。

環境

雪が降った時や地面が凍った時には、園庭に出て実際に触れたり、踏んでみたりできる機会を大切にしていった。冷たさや硬さなど肌で感じたり、雪での遊び方を考えたりと友だちと楽しむ姿も見られた。また、前月からの繰り返しで冬に関連した紙芝居や絵本に親しみ、より季節を感じられるような環境を整えていった。

言葉

年末年始に体験した楽しかった事を嬉しそうに保育者や友だちに話そうとする姿が見られる。子どもの話したい気持ちを受け止め、頷いたり質問したりして会話を広げていった。また、友だちの話に興味を持ったり、共感したりして友だちの話を聞く楽しさが感じられるように保育者も一緒になって共感していった。

表現

マグネットブロックやクリップ、チェーンなどをリボンや髪飾り、髪の毛に見立てて、役になりきって遊ぶ姿がある。「先生、音楽かけて!」と保育者に伝え、役に合わせた曲を歌って表現する姿もあった。見ていた周りの友だちも「あたしもしたい!」「一緒にしよう!」「○○ちゃんは、○○役ね!」など友だちと話し合って役を決め音楽に合わせて体を動かそうとする姿も増えてきている。

食育

給食の献立を伝えることで、より食べることへの関心を高めていった。また、好きなものをだけではなく、苦手なものも自分から少しずつ食べてみようとする姿が見られている。前月に引き続き、食事の時の座り方や食器や箸の持ち方など食事のマナーを保育者が伝えると友だち同士で声を掛け合い、意識する姿が見られている。…

3歳ぱんだ組2020年度12月のまとめ

健康

身の回りのできることを進んでしようとする姿が見られてきている。また、戸外に出る時には、友だち同士で「帽子被ってないよ!」「寒いって!」「一緒にジャンパー取りに行こう!」など声を掛け合う姿が多く見られるようになった。片付けの時には、みんなですることで早く終わる喜びやみんなでできた達成感を味わえるよう、音楽をかけていった。音楽が鳴り終わるまでを目標にみんなで片付けを頑張ろうとする姿も見られた。

人間関係

遊びの中で、ルールのある集団遊びを提案すると、「一緒にしよう!」「鬼ごっこする人~?」など子どもたち同士で誘い合い、じゃんけんをして鬼を決め、楽しむ姿が見られるようになった。一方で、友だちと関わる中で思いが通らず、トラブルになることも増えてきている。保育者が間に入り、お互いの話を聞き、どうしたら良かったのかなど解決方法を一緒に考えていくことで、次の遊びに安心して入れるようにしていった。

環境

雪が降る様子や夕方の暗くなっていく空の変化など外の景色に興味がむくように声を掛け、みんなで一緒に冬の訪れや風景の変化を感じられるようにしていった。また、冬に関連した紙芝居や絵本に親しみ、より季節を感じられるような環境を整えていった。今後も自然物との関わりを大切にし、実際に雪や氷に触れ、冷たさを感じたり雪遊びを楽しんだりしていきたい。

言葉

遊びの中で、自分の思いを強く持ちながら、遊びを広げたり展開を楽しんだりする子どもが多くなってきた。一方、思いが強すぎて友だちとのやり取りがうまくいかず、トラブルになることも増えている。お互いの思いに気付いたり、お互いが納得して遊びに戻れる方法を保育者も一緒に考えたりしていき、さらに自分の思いを言葉で伝える大切さも少しずつ経験していけるように声を掛け、関わっていった。

表現

発表会では、音楽に合わせて、役になりきりながら自分なりに表現することを楽しむ姿が見られた。発表会が終わった後も「先生、音楽かけて~!」「○○役がしたい!」など自分のしたい役のお面を身に付け、友だちと一緒に役になりきることを楽しむ姿もあった。さらに友だちと話し合いながら遊びを広げ、お面を身に付けながらのおうちごっこを楽しむ姿も見られていた。

食育

給食の献立を伝えることで、より食べることへの関心を高めていった。また、好きなものをだけではなく、多くの食材に意識が向くように声を掛けることで、自分から食材の名前を保育者や友だちに尋ねようとする姿も増えてきている。また、食事の時の座り方や食器や箸の持ち方など食事のマナーを保育者が伝えると自分から気付いたり、友だち同士で声を掛け合ったりする姿が少しずつ見られてきている。…

3歳ぱんだ組2020年度11月のまとめ

健康

戸外での活動の際、気温に合わせて上着を調節できるよう声をかけていくことで、自分なりに考えて行動するする姿が多く見られた。また、衣服の着脱の際にも、後始末の方法を丁寧に伝えていくことで、畳んだり重ねたりする姿も増えていった。引き続き、声をかけて身に付くようにしていく。

活動への見通しをもてるよう簡単な言葉や動作で伝えていくことで、期待感をもって意欲的に行動しているので、今後も伝え方を工夫していく。

人間関係

積極的に友だちと誘いあってごっこ遊びをしたり、サッカーや木登りなど順番を作って遊んだりして楽しんでいる。また、友だちの遊びを自分で取り入れて楽しむ姿も見られる。友だちと声をかけあう中で、自分の思いが受け入れてもらえずトラブルになることがあるので、必要に応じて仲立ちし、お互いの思いに気づけるよう関わっていった。

環境

土手の広場やドングリ山に行き、木の実や葉っぱなど秋の自然物に触れる機会を多く作り、葉の色の違いを比べたり、集めた木の葉などで砂のケーキに飾り付けをしたりして楽しめるようにしていった。また、身の回りの自然の変化を発見して楽しめるように声かけを工夫することで、山や木々、雲の変化で気づいたことを自分なりの言葉で表現していた。今後も、自然物の変化を感じられるような声かけを大切にしたい。

言葉

子どもの思いを先取りせず、自分なりの言葉で伝える機会を大切にしていった。「○○やりたい」「○○がほしい」など自分の思いを実現しようとしたり、友だちと「こうしよう」「一緒にやろう」と遊びのイメージを共有したりしながら言葉で伝える姿が増えている。一方で、うまく言葉にできず、玩具を巡ってトラブルになることもある。姿に合わせて言葉を補ったり代弁したりして子どもの思いを仲立ちしていった。

表現

歌や劇遊びに親しむ機会を作り、発表会にむけて取り組んでいった。劇遊びでは、興味のある役をその都度選んで楽しめるようお面を工夫することで、繰り返し楽しむ姿が多く見られ、お面をかぶってままごとなどを楽しむ姿もあった。引き続き、絵本やエプロンシアターを使ったり、劇遊びの台詞をやりとりに混ぜたりして、劇遊びの世界を楽しめるようにしていきたい。

食育

食器の持ち方や座り方などを丁寧に伝えてきたことで、意識する姿が多く見られる。引き続き、その都度声をかけたり、食べる前に全体に伝えたりして意識できるようにしていきたい。また、食材をこぼしたり、落としたりした際には、自分で拭いてきれいにする姿が増えているので、十分に認め自立心に繋げていった。…