2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2020年度10月のまとめ

食事

スプーンと併用して、箸で食事をする子がいる。持ち方が少しぎこちない子もいるが、箸を上手に持ち、意欲的に食べる姿がある。側につき、繰り返し持ち方を知らせながら、「上手に持てるね」「いっぱい食べられたね」などと言葉掛けをし、自信へつなげていった。また、スプーンで食事をする子も、スプーンが正しく持てるよう手を添えながら持ち方を伝えていった。

排泄

ほとんどの子が日中布パンツで過ごすようになった。また、半数以上が午睡時も布パンツで過ごしているが、ほとんど漏れることなく、進んでトイレに行くことができている。遊びに夢中になると、トイレに間に合わず、漏れてしまう子もいたので、遊びの様子を見ながら、「~ができたらトイレに行こうね」と見通しを持った言葉掛けをし、トイレに促していった。

健康

朝晩が冷え、鼻水が出る子が多かった。自分でティッシュを取り、拭こうとする姿があったので、子どもたちの手の届くところにティッシュを置き、こまめに拭けるようにしていった。朝が寒いため、長そでの肌着を着たり、裏起毛の服を着たりしてくる子がいた。日中はぐんと室内の温度が上がるため、保護者と連携をとりながら衣服の調節をしていった。

睡眠

給食が終わると、うがい、トイレを済ませ、進んで布団に向かう姿がある。一人で入眠する子もいれば、保育者が側に来て、背中をさすったり、膝枕をしたりして、安心して眠る子もある。また、体力がつき、なかなか眠たくならなかったり、早く目が覚めたりする子もいたので、眠たい子の妨げにならないような遊びに誘い、どちらもが心地よく過ごせるよう関わっていった。

身体発達

晴れた日は、散歩に出掛けたり、園庭に出たりして遊んだ。少し距離の長い、どんぐり山にも散歩に出掛け、農道ではたっぷりとかけっこ遊びも楽しんだ。転ぶ子もほとんどおらず、しっかりとした足取りで、走ったり歩いたりする姿があった。子どもの楽しさに共感しながら、保育者も一緒に体を動かし遊びを楽しんでいった。

情緒

友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思い通りにならないことがあると、「もうあそばない」「○○ちゃんいやだ」などと、言葉をぶつけ合う姿があった。また、言葉より先に、押したり叩いたりする場面も見られた。トラブルになりそうな時は仲立ちとなり、お互いの思いを汲み取ったり、相手の思いを知らせたりしていった。

言葉

絵本の読み聞かせを喜んで見ている。また、物語をよく理解し、話に出てくるセリフを覚え、友だちや保育者とのごっこあそびのやりとりで上手に再現する姿がある。子どもたちの楽しい気持ちに寄り添いながら、保育者も一緒に役になりきり、やりとりを広げていった。…

2歳こぐま組2020年度9月のまとめ

食事

食事を楽しみにする姿があり、「今日の給食何かな」「なんのおやつだろう」などと聞く子がいた。全体的によく食べており、「せんせい、見ててよ~!」と野菜なども意欲的に食べようとする子の姿も見られた。「食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、自信に繋がるようにしていった。中には、食事中に手が止まってしまう子もいたため様子を見て、一緒に食事を楽しめるよう配慮していった。

排泄

一日中布パンツで過ごす子も増え、尿意を感じると自分でトイレに向かう子が増えているように感じた。排尿が終わると、トイレットペーパーを取って自分で拭こうとする子も増えた。また、「うんちがでる」と便意を伝え、トイレで排便できる子の姿も少しずつみられるようになってきた。排尿間隔も長くなっているため、時間を調節し声をかけてトイレに誘っていった。

健康

気温の変化により、咳や鼻水が出る子も見られたが、大きく体調を崩すことはなく登園していた。

服が汚れると自分から着替えようとしたり、おしぼりで口周りを拭いた後に、「せんせい、きれいになった?」と確認したりする子の姿もあった。自分でしようという姿を認めながら、難しいところは手を添え援助したり、「きれいだよ」「一人でできてすごいね」など自信に繋がるような声かけをしたりしていった。

睡眠

すぐに布団に入り入眠しようとする子もいるが、友だちと話したり大きな声を出したりして、入眠までに時間がかかる子の姿もある。安心して入眠できるように保育者が側につき、背中をさすったり歌を歌ったりして、ゆったりと関わっていった。また、布パンツで寝る子も増えたため入眠前にはトイレに誘い、十分な睡眠がとれるように配慮していった。

身体発達

天気のいい日には戸外遊びを楽しんでいった。以前は、少し虫に抵抗があった子も自分で虫を捕まえたり、友だちとじっくり観察したりと楽しんでいる様子が見られた。砂場遊びでは型抜きも上手にできるようになっている子が多くいた。「すごいね」「上手だね」などと声をかけ、より楽しめるように関わっていった。

室内では、小さいパーツのブロックや粘土など指先を使った遊びを楽しんでいた。複雑な形に組み立てたり細かいパーツを作ったりできるようになっていた。初めて使う玩具の遊び方を丁寧に伝えたり、落ち着いて取り組めるように側で見守ったりと配慮していった。

情緒

友だちが困っていることに気付くと、「どうしたの」「できないの」と聞き、手伝ってあげようとする子の姿が見られた。時には、手伝ってあげたいと思う気持ちと自分でやりたい気持ちとでトラブルになることもあったったため、必要に応じて仲立ちしていった。

言葉

気付いたことや経験したことを友だちや保育者に伝えようとする姿が見られた。友だち同士で上手にごっこ遊びを楽しみながら、言葉のやりとりも楽しんでいるように感じた。また、玩具の貸し借りの際には、子どもたち同士で「次、貸してね」「これ使ってもいい?」と聞き、「これどうぞ」「使っていいよ」と伝え合う様子も見られるようになってきた。子どもたちの言葉に耳を傾け、やりとりを見守っていった。…

2歳こぐま組2020年度8月のまとめ

食事

全体的に意欲的に食べており、空になった食器を、保育者に嬉しそうに見せに来る姿が見られた。また、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子もいた。一人一人の食べる意欲をしっかりと認め、「たくさん食べられるね」「すごいね」などと声かけをしていった。時々、食事中に席を離れて遊び始める子も見られたので、無理強いはせず、タイミングをみて再度食事に誘っていった。

排泄

日中布パンツで過ごす子が増え、中には自分のタイミングでトイレへ向かい、排尿することができる子もいた。トイレで排尿することができたときは、しっかりと褒めたり、できた嬉しさに共感したりして、次の自信へ繋げていけるようにしていった。また、トイレに間に合わず漏れてしまった子には「大丈夫だよ」「きれいにしようね」など、安心できるように優しく声かけをしていった。

健康

水遊びの疲れからか、咳や鼻水が出る子、目やにが見られる子がいた。朝の受け入れ時には、家庭での様子をしっかりと聞き取り、日中の体調に変化が見られた場合は看護師と連携をとり、対応していった。

睡眠

給食後すぐに眠たくなる子や、しばらく遊んで過ごす子がいた。一人一人の眠たくなるタイミングに合わせて、側について優しく声をかけたり、背中をさすったりなどして、ゆったりとした雰囲気の中で安心して入眠できるよう関わっていった。

身体発達

タライにせっけん水を入れ、泡水の感触を楽しんだり、衣類の洗濯ごっこを楽しんだりした。赤、青、黄、緑色の絵の具を入れての色水遊びで色の変化を楽しんだ。また、水面を叩いて水の感触を味わったり、水しぶきをあげたりして遊ぶ様子も見られた。水遊びの楽しさに共感し、危険のないように見守っていった。

情緒

気の合う友だちと集まって同じ遊びを楽しむ姿が多く見られたが、相手に思いが上手く伝わらないと咄嗟に友だちを叩いてしまうなど、トラブルになる場面があった。保育者が思いを代弁し、仲立ちとなっていった。また、嫌なことがあったときには、大きな声を出したり玩具を投げたりして不満な思いを訴える姿もあった。どうしたかったのかをしっかりと聞き取り、気持ちに寄り添っていった。

言葉

気に入っている絵本の内容をよく覚えており、ストーリーに出てくる歌を歌ったり、保育者のように絵本を持ち、読む真似をしたりなどして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり、絵本を読む真似をしている子どもたちの言葉に耳を傾けたりして、楽しさを共有していった。また、遊びの中で、絵本に出てくる台詞などを取り入れ、やりとりも楽しんでいった。…

2歳こぐま組2020年度7月のまとめ

食事

好きなおかずのおかわりがあると、「○○ちゃん、~(おかわり)ほしい!」と言って、意欲的に食べる姿がある。また、友だちが野菜を食べるのを褒められていると、「○○ちゃんも食べるけん、見とって」と言って、苦手な野菜でも食べて見せる姿もあった。子どもたちの意欲を十分に認め、「すごいね~」「お母さんたちにも教えてあげようね」などと声かけをし、次への自信へつなげていった。

排泄

半数以上の子どもが、日中布パンツで過ごすようになった。自分で排尿感覚がわかり、進んでトイレに向かう子もが多いが、遊びに夢中になり漏れてしまう子や、トイレでの排便は難しい子もいた。一人一人の排尿感覚を把握し、トイレに誘ったり、排便の際は紙パンツに替えたりしながら、子どもたちのペースで無理のないよう進めていった。

健康

気温の変化や、水遊びの疲れからか、咳や鼻水が出る子がいた。「せんせい、はなでた」と自分で気が付き、ティッシュを取りに来る子が増えてきた。こまめに拭けるよう、子どもたちの手が届く場所にもティッシュ箱を置くようにし、「きれいになったね」「上手に拭けたね」などと言葉かけをしながら、綺麗になった心地良さを伝えていった。

睡眠

給食が終わると、進んで布団に入り、一人で入眠する姿がある。また、保育者が側に付き、背中をさすると安心して入眠する子もいた。明るさや室温、湿度を調節しながら、一人一人が心地良く休息がとれるよう配慮していった。

身体発達

晴れた日はテラスで水遊びを楽しんだ。頭から水をかぶったり、ペットボトルやバケツに水をすくって、友だちと水をかけ合ったりして遊ぶ姿がある。また、スポンジを用意すると、水を含ませてギュッと絞ったり、皿洗いや窓ふきなど、遊びを発展させて楽しむ子もいた。タライに入った水の水面を叩いたり、地面にできた水たまりを踏んで水しぶきを上げたりし、たっぷりと水の感触を楽しんでいた。保育者も一緒に遊びの楽しさを共感し、危険のないよう見守っていった。

情緒

気の合う友だちと遊びを楽しむ中で、相手に上手く思いが伝わらなかったり、自分の思い通りにならなかったりすると、叩いたり押したりする姿があった。子どもたちの思いを汲み取りながら、「~したかったんだね」「でも○○ちゃんは~したいんだよ」などと、言葉にして相手の思いも伝え、仲立ちとなっていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で、「かして」「いいよ」と自然と子ども同士で言葉を交わしながら、玩具の貸し借りをする姿がある。また、「ありがとう」「どういたしまして」のやりとりもできる姿もある。一方で、「ちょっとまってね」と言って、なかなか友だちに譲れない子もいた。「~したら変わってあげようか」と見通しを持った言葉かけをし、必要に応じて仲立ちとなっていった。…

2歳こぐま組2020年度6月のまとめ

食事

全体的によく食べている。黙々と食べ進め、「ピカピカになったよ!」と言って、保育者や友だちに知らせる子がいる。一方で、苦手な物を混ぜたり、保育者に食べさせてもらおうとしたりする子もいる。保育者が側につき、「おいしいね」「これ食べられたら、かっこいいなぁ」などと言葉掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。

排泄

紙パンツから布パンツに移行する子が増えた。保育者に促されトイレで排尿できる子もいれば、自分で排尿間隔がわかりトイレに行く子もいる。子どもたちの排尿間隔を把握し、声かけをしながら無理なく進めていった。また、紙パンツを履いている子も、タイミングが合えばトイレで排尿できる子も多くいる。上手にできた時は十分に褒め、自信につなげていった。

健康

蒸し暑い日が続く中、比較的に元気に過ごしている子が多かったが、中には鼻水や咳が出始める子もいた。子どもたちの体調の変化に迅速に対応できるよう家庭との連絡を密に行っていった。また、気温や湿度の変化に応じて、エアコンをつけるなどして室内の温度を調節したり、こまめに水分をとったりしていった。思いきり遊んで汗をかく子もいたので、着替えをしたり沐浴で汗を流したりするなどの配慮もしていった。

睡眠

給食が終わると遊ぼうとする子もいたが、保育者が側に付くと安心して布団に入り眠りにつく姿が見られた。背中をさすったり、子守歌をうたったりしながら安心して入眠できるように関わっていった。

身体発達

戸外では散歩に出かけたり、園庭で走ったりして過ごした。体力や集中力が付いてきており、長い距離でも歩くこともできるようになっていった。また、靴を履いたり帽子を被ったりと身の回りのことを自分でしようとする子の姿も多く見られた。室内では、巧技台やはしごなどを使い、十分に体を動かせるように安全を確保しながら環境を整えていった。粘土遊びを楽しむ子も多く、綺麗に型取りをしたり、好きなキャラクターや食べ物を作ったりする子もいた。様々な抜き型や道具を用意し、手先、指先を十分に使って遊べるようにしていった。

情緒

友だちが泣いていると保育者に知らせたり、「どうしたの」「大丈夫?」と声をかけたりと少しずつ友だちを思いやる姿が見られるようになった。また、「○○ちゃん、おいで!」「一緒に遊ぼ!」と遊びに誘いあう姿も多く見られた。子どもたち同士のやりとりや関わりを大切にし見守りながら、仲立ちが必要な時には、さり気なく援助して関わっていった。

言葉

気の合う友達とやりとりを楽しみながら遊んでいる子が多い。月齢の小さい子も言葉がぐんと増えてきている。玩具を取られるなどの咄嗟の出来事にも、「やめて」「○○ちゃんのだよ」など、自分の思いを少しずつ言葉にして伝えることができるようになっている。一方で、先に手が出てしまう子の姿もあり、「嫌だよってお話ししてみようか」などと声をかけたり、仲立ちをしたりして子どもたちの思いが言葉で伝え合えるように関わっていった。…

2歳こぐま組2020年度5月のまとめ

2歳こぐま組2020年度5月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べ、「ピカピカになったよ」と嬉しそうに保育者に見せる子や、おかわりをする子が多かった。一方で苦手な食材があると、遊び食べをする子や、席を立って食べるのをやめようとする姿も見られた。保育者が側について声を掛けながら少しでも食べられるよう配慮していった。

排泄

自分からトイレに行き排泄できる子や、タイミングが合えば排尿できる子が増えてきた。また、「おしっこでる」「うんちでる」と排泄を予告する子もいた。トイレで排泄できたり、予告することができたりした時には十分に褒め、自信や意欲に繋げていった。また、家庭と連絡しあい、布パンツへと移行する子もいたため、一人一人のタイミングを見てトイレに誘うようにしていった。

健康

一日の中で寒暖差が激しく、咳や鼻水が出る子がいた。朝の受け入れ時に家庭での様子をしっかりと聞き取り、一人一人の体調の変化に留意し、水分補給をこまめにしたり、戸外遊びの時間の調節をしたりし、無理のないよう過ごしていった。食後におしぼりで口や手を拭くことを忘れている子もいたので、その都度知らせたり拭き方を伝えたりし、清潔にする気持ち良さを伝えていった。

睡眠

自分で布団に入り眠りにつく子、眠気はあるが近くにいる友だちと話したり、遊んだりする子もいた。一人一人の寝るタイミングを把握しながら、安心して入眠できるように心がけた。また、先に眠っている友だちの妨げにならないよう、状況に合わせて声を掛けていった。

身体発達

散歩でしっかりした足取りで歩けるようになり、歩く距離が伸びてきた。ホールでは巧技台を使ってはしご渡りをしたり、平均台や跳び箱を用意したりして楽しんだ。はしご渡りでは、はじめははしごの隙間に足を入れて進んでいたが、回数を重ねるごとに慣れてきて、はしごの上に両足を乗せて上手くバランスを取りながら進んでいく姿があった。危険のないように見守り、「上手に出来たね」などと声を掛け、自信へと繋げていった。

情緒

友だちが泣いているのを見て「どうしたの?」「どこが痛い?」「大丈夫?」「よしよし」などと寄ってきて、優しく頭や背中をなでてあげる姿があった。また、友だちが自分の使っていた玩具が欲しいと言っていることを聞くと、自分から「いいよ」と言って貸してあげる姿が見られた。数名でままごとなどの見立て遊びを楽しむ姿やCDの曲に合わせて絵本を見たり踊ったりして楽しんでいた。玩具や場所の取り合いなどトラブルの際には仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めたり代弁したりしながら、あそびを楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼び合ったり、覚えた歌を口ずさんだり、保育者に見たことや経験した出来事などを伝えたりする姿があった。見立て遊びが盛んになり、「いらっしゃいませ」「○○やさんです」などと子ども同士で言葉でのやりとりを楽しむ姿も多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、話すことの楽しさが味わえるように、言葉を添えて関わっていった。…

2歳こぐま組2020年度4月のまとめ

2歳こぐま組2020年度4月のまとめ

食事

保育者に「せんせー、みとって!」と言って、スプーンを使って意欲的に食べる姿がある。また、友だちが野菜を食べて、保育者に褒められている姿を見て、「○○ちゃんもたべる!」と言って、苦手な野菜でも食べてみようとする姿がある。「すごいね~!おいしいね」「お母さんにも教えてあげようね」などと言葉掛けをし、十分に姿を認め、自信につなげていった。

排泄

保育者に誘われると、トイレに座り排尿できる姿がある。また、友だちがトイレに行く姿を見て、「○○もいく!」と進んでトイレに座る姿もある。一方で、紙パンツに出ていないと、トイレに座ることを嫌がる子もいた。嫌がる子には無理強いはせず、「おしっこ出たら替えようね」などと声を掛け、トイレに来た子には、「すごいね」「上手にできたね」と、子どもたちの姿を認め、次への意欲につなげていった。

健康

寒暖差が激しかったため、鼻水が出たり、咳が出たりする子がいた。登園時に厚着をしてくる子も多く、日中は遊んでいると汗をかく子もいた。保護者に薄手の服も持ってきてもらうよう声を掛け、衣服の調節をし体調管理に気をつけていった。また、感染症予防のため、こまめに換気したり、玩具の消毒をしたりしていった。

睡眠

食事が終わると、進んで布団に向かい、一人で入眠する子や、保育者が側に付き背中をさすると安心して眠る子がいる。また、「あそんでから!」と言って、自分が納得のいくまで、パズルなどをしてから布団に向かう子もあった。「それが終わったら、お布団いこうか」など、見通しをもった言葉掛けをし、それぞれのペースで休息がとれるよう、ゆったりと関わっていった。

身体発達

天気の良い日は、たっぷりと戸外遊びを楽しんだ。足取りがしっかりとしてきて、日に日に散歩コースが伸びてきた。室内遊びでも巧技台でジャンプ台を作って、ジャンプをしたり、三角マットのすべり台をしたりし、全身を使った遊びを楽しんでいった。危険のないよう側で見守りながら、保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有していった。

情緒

気の合う友だちを誘って、一緒に遊びを楽しむ姿がある。子ども同士で、「かして」「いいよ」の声も聞かれ、上手にやりとりをする子もいた。一方で、友だちの持っている玩具が気になり、咄嗟に取ったり、遊びに加わりたいという思いから、叩いたり押したりして気を引こうとする姿もあった。「かして だよ」「あそぼうって言おうね」など、子どもたちの思いを代弁し、仲立ちとなっていった。

言葉

散歩に出かけると、「オレンジ(果物)おいしそうだね」「お花いっぱーい!」「さくらきれいだね~」など、自分たちが見たもの、感じたことを言葉にして伝える姿があった。また、簡単な言葉や仕草で保育者に伝える子もいた。「~だね」「本当だね」と、子どもたちの言葉をくり返すことにより、伝わったことが分かり、嬉しそうに笑い返す姿もある。子どもたちの言葉に耳を澄ませ、ゆったりとやりとりを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2019年度3月のまとめ

2歳こぐま組2019年度3月のまとめ

食事

意欲的に食べており、箸も安全に使用できるようになっている。「沢山食べられたね」「箸が上手に持てているね」などと声をかけ、より意欲的に食べられるように関わっていった。保育者に食べさせてほしいと甘える子もいたが、安心して食事ができるよう保育者が側につき、時折援助し、自分で食べられるように勧めていった。

排泄

排便の後始末を自分でしようとする姿が増えているので、必要に応じて援助し、清潔に過ごせるようにしていった。環境が変わった不安からか、尿意が気になる子や、トイレに行きにくい子もあったが、保育者が声をかけ、側で見守っていくことで安心感を覚え、自らトイレに行き、排泄ができるようになっていった。

健康

「ばい菌さんで病気になっちゃう」「お腹が痛くなっちゃうよね」などと言い、手汚れに気づき、自ら手洗いをする姿があった。時折、水遊びや泡遊びになってしまうこともあったため、「お友だちが待っているよ」「お友だちが病気になっちゃうね」などと声をかけていった。流行している感染症に興味がある子もおり、「病気になったら怖いね」と話す姿もあった。健康に過ごしていけるように環境を整え、子どもたちの咳や体温に気を付けていった。

睡眠

保育者が側に付き、寄り添うことで安心して眠りにつく子が多いため、できるだけ個々の気持ちに寄り添えるようにゆったりと関わっていった。布団に入った後に尿意が気になり、なかなか眠りにつけない子もいたため、布団に入る前にトイレに行き、安心して眠りにつけるように促していった。

身体発達

天候の良い日には園庭や散歩へ出かけ、「暖かくなってきたね」「つくしがあるよ」などと声をかけ、春を感じられるように関わっていった。室内では、塗り絵やカルタにも進んで挑戦していった。塗り絵に興味のある子が多く集中して取り組んでおり、「はみ出さないように塗るよね」とふちに沿って塗っていったり、キャラクターの色に塗ったりと考えながら遊んでいる姿も見られ、よく楽しんでいた。

情緒

進級することに喜びや不安を感じてか、「もうすぐぱんだ組だね」「ぱんだ組でなにするんだろうね」などと子ども同士での会話が増えていた。不安そうにする様子もあったため、「ぱんだ組になったら外で沢山遊べるね」「バイキングもあるよ」などと声をかけ、期待に繋げられるよう関わっていった。

言葉

友だちとよく会話をしながら遊んでおり、自分の思いを言葉で伝える姿が多く見られるが、口調が強くなってしまう姿もよく見られた。その都度、言葉の使い方や言われた子の気持ちを伝えていき、友だちとの関りを楽しめるよう見守っていった。…

2歳こぐま組2019年度2月のまとめ

2歳こぐま組2019年度2月のまとめ

食事

箸やスプーンを使って意欲的に食事をしており、皿が空になると「全部食べたよ」と嬉しそうに知らせる子の姿が多く見られた。箸を使う子の中には上手く食材が掴めず、食べにくそうにする様子も見られたので、意欲を認めつつ、「スプーンもあるよ」と伝え、無理なく食事ができるようにしていった。また、箸をくわえたままになっていたり、箸で遊び始めてしまったりする子もいた。危険のないよう、その都度声をかけ、正しい使い方について知らせていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなり、1日布パンツで過ごす子が増えた。できたときにはしっかりと褒めたり、一緒に喜んだりして自信へと繋がるようにしていった。また、どの子も日中はほとんど漏れることはなかったが、時々、遊びに夢中になっていたり、午睡中に漏れてしまったりする子も見られたので、活動前や午睡前などに声をかけてトイレに誘い、一人一人の様子に応じて対応していった。

健康

感染症などで大きく体調を崩す子はいなかったが、咳や鼻水が出る子が多く見られた。家庭と連携を取りながら一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。給食後に歯みがきをする事にも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊んでいる子や、水あそびになってしまう子の姿も見られたので、危険のないようその都度声を掛けていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠できる子が増えた。引き続き安心して入眠できるように、背中をさすったり優しく声をかけたりして、一人一人の眠くなったタイミングで午睡できるよう配慮していった。また、心地よく眠れるよう、室温や明るさを調節していった。

身体発達

室内では、お絵かきやぬり絵など指先を使った遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られた。また、指先が器用になり、簡単な絵を描いたり、ぬり絵をはみ出さないように塗ったりする子が増えてきた。集中して繰り返し楽しめるよう棚の配置を変えて環境を整えたり、様々な色の紙やぬり絵を用意したりして工夫していった。戸外では、かけっこやぽっくりなどで体を動かして楽しんでいた。保育者も一緒に遊び、体を動かす楽しさを共有していった。

情緒

子ども同士で誘い合い、気の合う数人の友だちとやりとりをしながら遊ぶ姿が多くなってきたが、一緒に遊ぶ中で、思いのすれ違いからトラブルになることもあった。保育者が双方の思いを受け止め、代弁することで仲立ちとなっていった。

言葉

絵本やエプロンシアターに出てくるセリフを覚え、演じる真似をしたり、それぞれが役になりきり、ごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が多く見られた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら言葉のやりとりをし、遊びを盛り上げていった。また、休みの日にあった出来事や感じたことなど、様々なことを言葉で伝えようとする姿も見られた。伝えようとしている言葉に耳を傾けてしっかりと聞き取ることで、やりとりをする楽しさを味わえるようにしていった。…

2歳こぐま組2019年度1月のまとめ

2歳こぐま組2019年度1月のまとめ

食事

箸を使って食べたい気持ちはあるが、うまく使えず、箸を片手に持って手づかみで食べようとする子もある。箸を使うときに器へ手を添えると掴みやすいことを伝えたり、スプーンを併用したりしながら、無理のないようにしていった。また、友達と食べる楽しさや意欲から、食事量も増え残食が少なくなってきっている。子ども達の食べる様子を見守りながら給食室と連携を取り食事量やおかわりなど調整していった。

排泄

トイレで排泄することを嫌がる姿は見られず、周りの子が「おしっこ行ってくる」というと、「わたしも行ってくる」と自ら尿意を感じてトイレで排尿する子が多くなってきた。なかには、便意を感じトイレで排便する子もある。排泄時の後始末も自分でやろうとする姿が見られるが、まだ、綺麗に拭きとることができないこともあるので、側で見守りながら必要に応じて手伝うようにしていった。

健康

鼻水や咳など出る子はあるが、大きく体調を崩すこともなく過ごすことができた。戸外遊びをした後は、保育者が声をかけなくても手洗い場に向かう子もあった。手の洗い方を友達と話しながら取り組む姿も見られ一緒に手洗いをしながら洗い方を確認していった。気温が低くても体を動かすと汗をかくこともあるので、衣服の調節をしたり水分補給をしたりして快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

年末年始の生活リズムの違いから、給食後早めに眠くなる子もあったので、一人一人のリズムに合わせて休息や午睡をしていった。また、室温や湿度など快適に睡眠できるように環境を整えていった。

身体発達

ボールやフープなど遊具を使って遊ぶことを楽しんでいる。フープを腰で回そうと、両足を開き構え、体に巻き付くように勢いよくフープを離して楽しむ姿が見られる。またマットででんぐり返りをして楽しむ子もあるので、安全に遊べる配置を考えながら、十分に体を動かして楽しんでいった。

情緒

朝の準備や帰りの支度、歯磨きなど活動の流れを少しずつ理解し、「最後まで自分で」という子が多く見られるようになってきた。子ども一人一人の思いを把握し、必要に応じて声をかけながら、安心して活動し自信につながるようにしていった。

言葉

筋道を立てて伝えようとする姿が見られるようになってきた。思いを早く伝えたい気持ちから、「あのね、あのね」と、言葉に詰まることがあるので、安心して話せるようにゆっくりと話を聞くよう配慮していった。自分の気持ちが伝えられた時は、しっかり受け止め共感していき、話すことの楽しさを感じられるようにしていった。…