2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2021年度4月のまとめ

健康

新しい環境や保育者にもすぐに慣れ、自分の好きな遊びを見つけて、安心して過ごす姿がある。食後は、自分で手や口を拭き、きれいにしたり、戸外に遊びに行く際は、自分で靴下や靴を履こうとしたりと、身の回りのことを積極的にやってみようとする姿が見られる。自分でやろうとする姿を大切にしながら、さりげなく援助し、自信へとつなげていった。排泄面では、保育者の声掛けでトイレに行き、排泄できる姿がある。4月後半には、日中布パンツに移行する子もおり、友だちが布パンツを履いている姿を見て自分も履いてみたいと意欲的にトイレに行く姿も見られる。一人一人のタイミングで無理なく誘っていこうと思う。

人間関係

友だちと一緒に同じ遊びを楽しんだり、友だちの遊びに興味を持ち、一緒に遊ぼうと近づいて行ったり、「一緒にしよう」「いいよ」など上手にやり取りをして、関わろうとしたりする姿が見られた。一方で、一緒に遊びたい気持ちが上手く伝えられず、言葉よりも先に、押したり叩いたりする姿もある。保育者がお互いの気持ちを受け止め、代弁しながら仲立ちとなっていった。

環境

天気の良い日が続き、戸外で春の自然に触れ合う機会を多く持つことができた。散歩先では、たくさんの花を見つけ、「きいろ、あか」と見つけた花の色を伝え合ったり、ちょうちょやてんとう虫などを見つけ、動きを観察したりする姿があった。園庭では、ログハウスに集まり、イメージを膨らませてごっこ遊びを展開していったり、年中、年長児の遊びに興味を持ち、積極的に関わって遊ぼうとしたりする姿も見られた。

言葉

「飛行機とんでるよ」「たんぽぽがあったよ」「水の音がするね」など、散歩中に見たものや感じたことなどを言葉で伝えたり、「ママとお買い物いったよ」「おばあちゃんちに遊びにいったの」など、家での出来事や体験したことなどを保育者に伝えたりする姿があった。言葉で伝える嬉しさや楽しさが感じられるよう、一人一人の言葉にしっかりと耳を傾けて、丁寧に言葉で答えるようにしていった。

表現

保育者と一緒に季節の歌を歌ったり、手遊びをしたり、体をたくさん動かしながらダンスを楽しんだりした。保育者が積極的に体を動かすことで、子どもたちも興味を持ち、「もう一回する」「次はなに?」と、踊りを楽しむ姿があり、新しい曲をどんどん取り入れ、子どもたちと一緒に表現する楽しさを共有していった。

食育

「おいしいね」と友だちと微笑み合いながら、一緒に食べる楽しさを感じている様子がみられる。「おかわり」と好きなものを意欲的に食べているが、苦手なものは「いらない」と残している子もいる。保育者も側につき、「おいしいね」「おさらピカピカだね」など声をかけながら楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。…

2歳こぐま組2020年度3月のまとめ

健康

コロナに関する絵本の読み聞かせをしていくうちに、進んで石鹼をつけて手を洗う姿が増えてきている。洗い忘れる子もいるので、その都度声をかけて清潔を保てるようにしていった。

自分のタイミングでトレイに行く子が多く、排便もトイレでできるようになってきている。

人間関係

友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかりケンカになることがあった。言葉よりも先に叩いてしまう姿もあったが、「○○くんたたいてごめんね」と進んで謝り、仲直りをする場面も見られた。子ども同士でのやりとりを大切に見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、相手の思いに気付けるようにしていった。

環境

暖かい日には、園周辺の散歩を楽しんだ。友だちと手をつないで歩くことに慣れ、会話を楽しみながら歩く姿があった。雪が積もった日には、保育室に雪を持って入り、雪遊びを楽しんだ。大きなつららも発見し、「つめたいね」「ツルツルだね」と感触を楽しんだり、“エルサのお城みたい”と表現したりする子もいた。子どもたちの発見や楽しさに共感しながら、一緒に遊びを広げていった。

言葉

かるたあそびを通して、少しずつひらがなを覚え、「○○ちゃんの○だ!」と自分の名前の頭文字や、友だちの名前の頭文字を見つけ、保育者に知らせる姿があった。また、読み札の言葉も覚えており、友だちと順番に絵札を見ながら読む真似をする姿もあった。子どもの発見に、ゆったりと耳を傾けながら保育者も一緒に遊びを楽しみ、楽しさを共有していった。

表現

“かきのきマン“の物語が好きで、お面をかぶり、様々な役になりきり劇遊びを楽しんでいた。自分たちなりにセリフに合わせた動きを考え、セリフを言いながら動きを付けたり、自分の出番が終わると舞台袖に入るように退場したりし、子どもたちなりに表現して遊ぶ姿があった。保育者も一緒に遊びに加わり、子どもたちの楽しさを共有していった。

食育

スプーンと併用して箸を使って食べており、「せんせい、こう?」と持ち方を確認しながら、嬉しそうに食べる姿があった。また、「きょう、おかわりある?」と言って、おかわりをすることを楽しみに意欲的に食べる子もいた。おかわりをしたいために、苦手な野菜も食べてみようとする姿もあったので、「すごいね」「お野菜食べられたね!」と十分に姿を認め、喜びを共有していった。…

2歳こぐま組2020年度2月のまとめ

健康

感染症などで大きく体調を崩す子どもはいなかったが、気温差が激しく、咳や鼻水が出る子が多くいた。家庭と連携をとりながら、子ども一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。

登園や降園時、午睡時も布パンツで過ごせる子が増えた。また、トイレで排便ができるようになったり、自分でおしりを拭こうとしたりする姿も多くみられるようになってきたので、子ども一人一人に合わせた声掛けを行いながら、出来たという経験を増やせるように関わった。

人間関係

子ども同士で遊ぶ中で、おもちゃの取り合いやトラブルになることもあるが、「いま○○がつかっていたよ」「○○しないで」など自分の思いを言葉で友だちに伝えようとする姿が多くみられるようになった。子ども同士で解決できるように側でやり取りを見守りながら、必要に応じて保育者が仲立ちとなり、双方の思いを受け止め、代弁していった。

環境

天気のいい日は積極的に戸外遊びや散歩に出かけた。友だちと手を繋ぎながら上手に歩ける子どもが多く、列から外れてしまったり、前の友だちと距離が離れってしまったりすると、子ども同士で「こっちだよ」「はなれているよ」と声を掛け合う姿も見られるようになった。また雪が多く積もった日には、小園庭で雪遊びなど、この時期ならではの遊びも積極的に取り入れていった。

言葉

自分の思いを言葉で伝えることがぐんと上手になり、気が付いたことや経験したことなどを、筋道を立てて友だちや保育者に伝える子が多くいる。また、トラブルが起きた際に、言葉のやり取りで解決しようとすることも増え、積極的に友だちと言葉を交わしながら関わる姿が見られた。しかしその中で口調が強くなってしまうこともあるため、「その言い方だとお友だち怖いかもしれないから、優しく伝えよう」など、どうしたらいいのか具体的に声をかけながら関わった。

表現

劇遊びやなりきり遊びが大好きで「せんせい、みんなたいせつななかまやりたい」「オオカミと七ひきの子ヤギながして」などと積極的に保育者に声をかける姿が多くみられた。絵本や紙芝居、エプロンシアターなどに出てくるセリフを覚え、それぞれが役になりきって演じることを楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら遊びを盛り上げていった。

食育

箸を使って食べようとする子どもが増え、「ぼく、はしでたべる」「せんせいみててね」と保育者に声をかけることも多くなった。「箸で上手に食べられたね」「すごいね、かっこいい」など箸が使えたことをしっかりと褒め、自信につながるように関わっていった。また、苦手な食べ物も小さく刻んだり、少量にしたりすることで食べようと挑戦する姿も見られるようになってきた。子ども一人一人に合わせた声掛けを行い、食事の時間が楽しくなるようにしていった。…

2歳こぐま組2020年度1月のまとめ

健康

寒暖の差が激しく、鼻水が出たり、咳が出たりする子が多くいた。いつもと変わった様子があれば、保護者に伝え、子どもの体調の変化にすぐに気付けるようにしていった。散歩から帰った後や、給食前などは石鹸を付けた手洗いを丁寧にするよう言葉掛けをし、感染症予防に努めていった。

人間関係

友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかりケンカになることがあった。言葉よりも先に叩いてしまう姿もあったが、「○○くんたたいてごめんね」と進んで謝り、仲直りをする場面も見られた。子ども同士でのやりとりを大切に見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、相手の思いに気付けるようにしていった。

環境

暖かい日には、園周辺の散歩を楽しんだ。友だちと手をつないで歩くことに慣れ、会話を楽しみながら歩く姿があった。雪が積もった日には、保育室に雪を持って入り、雪遊びを楽しんだ。大きなつららも発見し、「つめたいね」「ツルツルだね」と感触を楽しんだり、“エルサのお城みたい”と表現したりする子もいた。子どもたちの発見や楽しさに共感しながら、一緒に遊びを広げていった。

言葉

かるたあそびを通して、少しずつひらがなを覚え、「○○ちゃんの○だ!」と自分の名前の頭文字や、友だちの名前の頭文字を見つけ、保育者に知らせる姿があった。また、読み札の言葉も覚えており、友だちと順番に絵札を見ながら読む真似をする姿もあった。子どもの発見に、ゆったりと耳を傾けながら保育者も一緒に遊びを楽しみ、楽しさを共有していった。

表現

“かきのきマン“の物語が好きで、お面をかぶり、様々な役になりきり劇遊びを楽しんでいた。自分たちなりにセリフに合わせた動きを考え、セリフを言いながら動きを付けたり、自分の出番が終わると舞台袖に入るように退場したりし、子どもたちなりに表現して遊ぶ姿があった。保育者も一緒に遊びに加わり、子どもたちの楽しさを共有していった。

食育

スプーンと併用して箸を使って食べており、「せんせい、こう?」と持ち方を確認しながら、嬉しそうに食べる姿があった。また、「きょう、おかわりある?」と言って、おかわりをすることを楽しみに意欲的に食べる子もいた。おかわりをしたいために、苦手な野菜も食べてみようとする姿もあったので、「すごいね」「お野菜食べられたね!」と十分に姿を認め、喜びを共有していった。…

2歳こぐま組2020年度12月のまとめ

健康

歯磨きやうがいを始めたが、食事が終わると進んで歯を磨きに来る姿が多く見られた。

一方で水遊びになる姿も見られたので、エプロンシアターなどを用いて歯磨きのやり方を丁寧に伝えたり、側について知らせたりしていった。散歩に出かける際には上着を自分で着ることができ、「見て、チャックもできた」などと保育者に知らせる子もいた。中には、「できないからやって」などと言い保育者にやってもらおうとする子もいたため、着方を伝え、ゆっくり挑戦していけるように見守ったり、「できているよ」と声をかけたりし、自信が持てるように関わっていった。

人間関係

友だちを思いやる気持ちが強くなり、泣いている友だちに優しくなだめてあげる姿が見られる。「○○ちゃんが泣いとるよ。」などと保育者に伝えに来る子や、「○○ちゃんが~したけん泣いたんだって」などと具体的な理由も知らせに来る姿もあった。また、泣いている子に「大丈夫?」などと頭をなでてあげたり、ティッシュを取って涙を拭いてあげたりする姿もみられた。「やさしくしてあげられたね。ありがとう」「すごいね」等と声をかけ、しっかりと認めて思いやる気持ちを大切にしていった。

環境

雪が降ってきたことを喜び、「みて~サンタさんが来てくれたからかな」と窓の外を見上げて友だち同士でやり取りをしたり、窓から手を出して手のひらに載った雪を見たり、「冷たいね」などと感触を楽しんでいた。また、ホールでは巧技台を使ってはしご渡りや、平均台を歩くなどバランスを取りながら進むことを楽しんでいった。

言葉

多くの言葉を覚え、友だち同士で、見たものや経験したことなどを話し合い、楽しむ様子が見られる。言葉が増えていくことにより、遊びもより盛り上がっているように感じられた。時に、言葉や口調が強くなってしまう子の姿も見られる。その都度、言葉の使い方、言い方を伝えていき、友だちとの会話が楽しくできるように関わっていった。

表現

指絵の具やクレヨン、水性ペン、のりなどの指先を使った遊びも楽しんだ。指絵の具や水性ペンで、画用紙に自由に描き楽しんだり、クレヨンで色々な色を重ねて塗り、割り箸の先を削ってスクラッチアートを楽しんだりした。のり遊びでは、のりを多く取ってしまった子やシールや絵を描いた面にのりを付けて貼ってしまった子もいた。「一本指でつけようね」「反対につけると色が見えるよ」などと伝え、楽しみながら気づいていけるよう関わっていった。子どもたちならではの表現を大切にし、友だちや保育者に見せ合うなどして、楽しさを共感していった。

食育

苦手だった食べ物も食べようとする姿が見られるようになり、完食する子が増えた。また、箸を使っての食事に興味を持ち、「こうやって持つよね」「できてる?」などと保育者に見せ、自分でスプーンの持ち方や椅子の座り方を意識し、食事をする姿が見られた。「上手にできているね」などと声をかけ、箸の使用に対しての意欲を十分に受け止めていった。箸を持つことが難しい子もいるので、その都度側に付いて持ち方を知らせていった。…

2歳こぐま組2020年度11月のまとめ

健康

尿意や便意を感じると自分のタイミングでトイレに向かう子や、保育者に伝えて排泄する子がいる。紙パンツだった子も日中は布パンツで過ごすなど意欲的である。寒くなったことや遊びに夢中なことでトイレに行きたがらないこともあったので、便座シートを敷いたり、見通しの持てる声かけをしたりして、トイレに行きやすいよう環境を整えていった。

人間関係

泣いている子がいると「どうしたの?」「大丈夫?」と優しく声をかけたり、ティッシュで涙を拭いたりする姿がある。一方で、自分の思いが伝わらないと、言葉より先に手が出てしまうことがあった。その都度、気持ちを受け止め、子どもの思いを汲み取りながら、相手の思いにも気づけるように声をかけていった。

環境

晴れた日は、散歩に出掛けたり、園庭に出たりして遊んだ。農道や車通りが少ない道では誘導ロープを使わずに手を繋いで歩けるようになり、友だちと手を繋いで歩くことを喜んでいた。「友だちの後ろを歩こうね」など具体的にわかりやすい言葉で伝え、怪我なく安全に歩けるようにしていった。

言葉

気の合う友だちを誘って、ごっこあそびの中で簡単な言葉を使って楽しんでいた。「○○はお母さんね」など子ども同士で役割を決めて遊びを展開していく姿も見られた。一方で、「○○がしてるの!」「○○が使ってる!」と口調が強くなることがあった。伝えたい気持ちを受け止めながら、「○○って言おうね」など優しい言葉でやりとりできるように知らせていった。

表現

絵本やパネルシアターが好きで、保育者の真似をして音楽に合わせて読み聞かせをする姿がある。また、物語に出てくる登場人物になりきり、保育者や友だちとごっこあそびの中でやりとりを再現して楽しんでいる。子どもたちのやりとりを見守り、保育者も役になりきって、楽しさを共有していった。

食育

スプーンと併用して箸を使って食べており、「見ててね」と保育者に見せ、意欲的に食べる姿がある。スプーンを使って食べる子も三点持ちを意識し、「こうやって持つよね」と友だちに知らせ、意識して食べている。側について持ち方を知らせながら、上手に持って食べられたことを十分認め、自信に繋がるようにしていった。…

2歳こぐま組2020年度10月のまとめ

食事

スプーンと併用して、箸で食事をする子がいる。持ち方が少しぎこちない子もいるが、箸を上手に持ち、意欲的に食べる姿がある。側につき、繰り返し持ち方を知らせながら、「上手に持てるね」「いっぱい食べられたね」などと言葉掛けをし、自信へつなげていった。また、スプーンで食事をする子も、スプーンが正しく持てるよう手を添えながら持ち方を伝えていった。

排泄

ほとんどの子が日中布パンツで過ごすようになった。また、半数以上が午睡時も布パンツで過ごしているが、ほとんど漏れることなく、進んでトイレに行くことができている。遊びに夢中になると、トイレに間に合わず、漏れてしまう子もいたので、遊びの様子を見ながら、「~ができたらトイレに行こうね」と見通しを持った言葉掛けをし、トイレに促していった。

健康

朝晩が冷え、鼻水が出る子が多かった。自分でティッシュを取り、拭こうとする姿があったので、子どもたちの手の届くところにティッシュを置き、こまめに拭けるようにしていった。朝が寒いため、長そでの肌着を着たり、裏起毛の服を着たりしてくる子がいた。日中はぐんと室内の温度が上がるため、保護者と連携をとりながら衣服の調節をしていった。

睡眠

給食が終わると、うがい、トイレを済ませ、進んで布団に向かう姿がある。一人で入眠する子もいれば、保育者が側に来て、背中をさすったり、膝枕をしたりして、安心して眠る子もある。また、体力がつき、なかなか眠たくならなかったり、早く目が覚めたりする子もいたので、眠たい子の妨げにならないような遊びに誘い、どちらもが心地よく過ごせるよう関わっていった。

身体発達

晴れた日は、散歩に出掛けたり、園庭に出たりして遊んだ。少し距離の長い、どんぐり山にも散歩に出掛け、農道ではたっぷりとかけっこ遊びも楽しんだ。転ぶ子もほとんどおらず、しっかりとした足取りで、走ったり歩いたりする姿があった。子どもの楽しさに共感しながら、保育者も一緒に体を動かし遊びを楽しんでいった。

情緒

友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思い通りにならないことがあると、「もうあそばない」「○○ちゃんいやだ」などと、言葉をぶつけ合う姿があった。また、言葉より先に、押したり叩いたりする場面も見られた。トラブルになりそうな時は仲立ちとなり、お互いの思いを汲み取ったり、相手の思いを知らせたりしていった。

言葉

絵本の読み聞かせを喜んで見ている。また、物語をよく理解し、話に出てくるセリフを覚え、友だちや保育者とのごっこあそびのやりとりで上手に再現する姿がある。子どもたちの楽しい気持ちに寄り添いながら、保育者も一緒に役になりきり、やりとりを広げていった。…

2歳こぐま組2020年度9月のまとめ

食事

食事を楽しみにする姿があり、「今日の給食何かな」「なんのおやつだろう」などと聞く子がいた。全体的によく食べており、「せんせい、見ててよ~!」と野菜なども意欲的に食べようとする子の姿も見られた。「食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、自信に繋がるようにしていった。中には、食事中に手が止まってしまう子もいたため様子を見て、一緒に食事を楽しめるよう配慮していった。

排泄

一日中布パンツで過ごす子も増え、尿意を感じると自分でトイレに向かう子が増えているように感じた。排尿が終わると、トイレットペーパーを取って自分で拭こうとする子も増えた。また、「うんちがでる」と便意を伝え、トイレで排便できる子の姿も少しずつみられるようになってきた。排尿間隔も長くなっているため、時間を調節し声をかけてトイレに誘っていった。

健康

気温の変化により、咳や鼻水が出る子も見られたが、大きく体調を崩すことはなく登園していた。

服が汚れると自分から着替えようとしたり、おしぼりで口周りを拭いた後に、「せんせい、きれいになった?」と確認したりする子の姿もあった。自分でしようという姿を認めながら、難しいところは手を添え援助したり、「きれいだよ」「一人でできてすごいね」など自信に繋がるような声かけをしたりしていった。

睡眠

すぐに布団に入り入眠しようとする子もいるが、友だちと話したり大きな声を出したりして、入眠までに時間がかかる子の姿もある。安心して入眠できるように保育者が側につき、背中をさすったり歌を歌ったりして、ゆったりと関わっていった。また、布パンツで寝る子も増えたため入眠前にはトイレに誘い、十分な睡眠がとれるように配慮していった。

身体発達

天気のいい日には戸外遊びを楽しんでいった。以前は、少し虫に抵抗があった子も自分で虫を捕まえたり、友だちとじっくり観察したりと楽しんでいる様子が見られた。砂場遊びでは型抜きも上手にできるようになっている子が多くいた。「すごいね」「上手だね」などと声をかけ、より楽しめるように関わっていった。

室内では、小さいパーツのブロックや粘土など指先を使った遊びを楽しんでいた。複雑な形に組み立てたり細かいパーツを作ったりできるようになっていた。初めて使う玩具の遊び方を丁寧に伝えたり、落ち着いて取り組めるように側で見守ったりと配慮していった。

情緒

友だちが困っていることに気付くと、「どうしたの」「できないの」と聞き、手伝ってあげようとする子の姿が見られた。時には、手伝ってあげたいと思う気持ちと自分でやりたい気持ちとでトラブルになることもあったったため、必要に応じて仲立ちしていった。

言葉

気付いたことや経験したことを友だちや保育者に伝えようとする姿が見られた。友だち同士で上手にごっこ遊びを楽しみながら、言葉のやりとりも楽しんでいるように感じた。また、玩具の貸し借りの際には、子どもたち同士で「次、貸してね」「これ使ってもいい?」と聞き、「これどうぞ」「使っていいよ」と伝え合う様子も見られるようになってきた。子どもたちの言葉に耳を傾け、やりとりを見守っていった。…

2歳こぐま組2020年度8月のまとめ

食事

全体的に意欲的に食べており、空になった食器を、保育者に嬉しそうに見せに来る姿が見られた。また、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子もいた。一人一人の食べる意欲をしっかりと認め、「たくさん食べられるね」「すごいね」などと声かけをしていった。時々、食事中に席を離れて遊び始める子も見られたので、無理強いはせず、タイミングをみて再度食事に誘っていった。

排泄

日中布パンツで過ごす子が増え、中には自分のタイミングでトイレへ向かい、排尿することができる子もいた。トイレで排尿することができたときは、しっかりと褒めたり、できた嬉しさに共感したりして、次の自信へ繋げていけるようにしていった。また、トイレに間に合わず漏れてしまった子には「大丈夫だよ」「きれいにしようね」など、安心できるように優しく声かけをしていった。

健康

水遊びの疲れからか、咳や鼻水が出る子、目やにが見られる子がいた。朝の受け入れ時には、家庭での様子をしっかりと聞き取り、日中の体調に変化が見られた場合は看護師と連携をとり、対応していった。

睡眠

給食後すぐに眠たくなる子や、しばらく遊んで過ごす子がいた。一人一人の眠たくなるタイミングに合わせて、側について優しく声をかけたり、背中をさすったりなどして、ゆったりとした雰囲気の中で安心して入眠できるよう関わっていった。

身体発達

タライにせっけん水を入れ、泡水の感触を楽しんだり、衣類の洗濯ごっこを楽しんだりした。赤、青、黄、緑色の絵の具を入れての色水遊びで色の変化を楽しんだ。また、水面を叩いて水の感触を味わったり、水しぶきをあげたりして遊ぶ様子も見られた。水遊びの楽しさに共感し、危険のないように見守っていった。

情緒

気の合う友だちと集まって同じ遊びを楽しむ姿が多く見られたが、相手に思いが上手く伝わらないと咄嗟に友だちを叩いてしまうなど、トラブルになる場面があった。保育者が思いを代弁し、仲立ちとなっていった。また、嫌なことがあったときには、大きな声を出したり玩具を投げたりして不満な思いを訴える姿もあった。どうしたかったのかをしっかりと聞き取り、気持ちに寄り添っていった。

言葉

気に入っている絵本の内容をよく覚えており、ストーリーに出てくる歌を歌ったり、保育者のように絵本を持ち、読む真似をしたりなどして楽しむ姿があった。保育者も一緒に歌ったり、絵本を読む真似をしている子どもたちの言葉に耳を傾けたりして、楽しさを共有していった。また、遊びの中で、絵本に出てくる台詞などを取り入れ、やりとりも楽しんでいった。…

2歳こぐま組2020年度7月のまとめ

食事

好きなおかずのおかわりがあると、「○○ちゃん、~(おかわり)ほしい!」と言って、意欲的に食べる姿がある。また、友だちが野菜を食べるのを褒められていると、「○○ちゃんも食べるけん、見とって」と言って、苦手な野菜でも食べて見せる姿もあった。子どもたちの意欲を十分に認め、「すごいね~」「お母さんたちにも教えてあげようね」などと声かけをし、次への自信へつなげていった。

排泄

半数以上の子どもが、日中布パンツで過ごすようになった。自分で排尿感覚がわかり、進んでトイレに向かう子もが多いが、遊びに夢中になり漏れてしまう子や、トイレでの排便は難しい子もいた。一人一人の排尿感覚を把握し、トイレに誘ったり、排便の際は紙パンツに替えたりしながら、子どもたちのペースで無理のないよう進めていった。

健康

気温の変化や、水遊びの疲れからか、咳や鼻水が出る子がいた。「せんせい、はなでた」と自分で気が付き、ティッシュを取りに来る子が増えてきた。こまめに拭けるよう、子どもたちの手が届く場所にもティッシュ箱を置くようにし、「きれいになったね」「上手に拭けたね」などと言葉かけをしながら、綺麗になった心地良さを伝えていった。

睡眠

給食が終わると、進んで布団に入り、一人で入眠する姿がある。また、保育者が側に付き、背中をさすると安心して入眠する子もいた。明るさや室温、湿度を調節しながら、一人一人が心地良く休息がとれるよう配慮していった。

身体発達

晴れた日はテラスで水遊びを楽しんだ。頭から水をかぶったり、ペットボトルやバケツに水をすくって、友だちと水をかけ合ったりして遊ぶ姿がある。また、スポンジを用意すると、水を含ませてギュッと絞ったり、皿洗いや窓ふきなど、遊びを発展させて楽しむ子もいた。タライに入った水の水面を叩いたり、地面にできた水たまりを踏んで水しぶきを上げたりし、たっぷりと水の感触を楽しんでいた。保育者も一緒に遊びの楽しさを共感し、危険のないよう見守っていった。

情緒

気の合う友だちと遊びを楽しむ中で、相手に上手く思いが伝わらなかったり、自分の思い通りにならなかったりすると、叩いたり押したりする姿があった。子どもたちの思いを汲み取りながら、「~したかったんだね」「でも○○ちゃんは~したいんだよ」などと、言葉にして相手の思いも伝え、仲立ちとなっていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で、「かして」「いいよ」と自然と子ども同士で言葉を交わしながら、玩具の貸し借りをする姿がある。また、「ありがとう」「どういたしまして」のやりとりもできる姿もある。一方で、「ちょっとまってね」と言って、なかなか友だちに譲れない子もいた。「~したら変わってあげようか」と見通しを持った言葉かけをし、必要に応じて仲立ちとなっていった。…