2歳こぐま組保育日誌バックナンバー

2歳こぐま組2021年度6月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年6月4日(金)今村
前半は保育室で紐通しや水性ペンで絵を描いて遊び、後半はホールで体を動かして遊んだ。水性ペンや画用紙の準備をしていると「○○もおえかきしたい」とアピールし、好きな色のペンを手に取り、点を描いたり丸を描いたりして楽しんでいた。色を意識する子が多く、「これは黒?」と確認したり、「黄色だよ」と保育者に伝えたりしていた。“どんな色が好き?”の歌をうたいながら絵を描く子もいたので、一緒に歌をうたいながら好きな色を言い合うなどしていった。

こぐま組(2歳児)2021年6月7日(月)富谷
今日は、今年度初めての駅前ベアーズとの交流があった。4名の駅前ベアーズの子どもたちと一緒に絵本やダンスを楽しんだり、園庭で遊んだりして交流を楽しんだ。初めて会う友だちだったが、すぐに親しいを持ち、一緒にブロックで遊んだり、隣に座って絵本を見たり、積極的に話しかけたり、砂場で同じ遊びをしたりと、和やかに過ごしていた。これから回数を重ねていき、交流を深めていきたいと思う。

こぐま組(2歳児)2021年6月9日(水)富谷
今日は、園庭で遊んだ。園庭に行くまでの道のりで「カエルさん、いるかな?」「今日、虫見つけるんだ!」と、虫探しに期待を持つ子どもたちの姿があった。園庭に着くと、隅の方を掘ってみたり、目線を低くして虫を探して歩いたり、草花の近くを覗いてみたりと、あちこちで虫探しを楽しむ姿が見られた。「虫いたよ!」の声に集まり、一緒に観察したり、交代で触ってみたり、虫が飛んで行かないように虫かごを持って来たり、「虫さんのごはん」と葉っぱを持って来たりと、子ども同士で考えながら虫に触れ合って楽しんでいた。

こぐま組(2歳児)2021年6月15日(火)北垣
今日は園庭で遊んだ。保育室から園庭までの移動はホールを通り以上児玄関へ歩いて移動した。移動の時に「ニンジャになって行くよ!ドロロン、ドロロン!」と言って声をかけると、子どもたちもニンジャになりきって移動する姿があった。園庭に出ると、年長児が水遊びをしていたので、子どもたちも裸足になって遊んだ。水たまりに裸足で入り泥の感触を味わったり、手にスコップを持ち、泥をすくってバケツに入れて混ぜて遊んだりと、それぞれ自分の思うように遊ぶ姿があった。砂場では、年長児が川を作って水を流している様子を見たり、保育者と一緒に年長児の遊びに加わったりして遊ぶ姿が見られた。気温も高かったので、水分補給に気を付けながら、水遊びに関わっていった。

こぐま組(2歳児)2021年6月22日(火)北垣
保育室で遊んだ。カタツムリとおたまじゃくしの製作を楽しんだ。保育者が用意したおたまじゃくしの形の画用紙を見せると「たこ!」「おばけ!」と、それぞれ見て思ったことを言葉で表現する姿があった。「おたまじゃくしだよ!」と保育者が伝え、水槽に入っているおたまじゃくしを見せると「おたまじゃくしだ!」と言って観察を始めた。じっと見入ってから自分が思ったように自由におたまじゃくしを描くと「見て!できたよ」と保育者に見せたり、「お面にして!」と自分の思いを伝えたりして楽しむ姿があった。カタツムリも一緒に作り、お面にして頭にかぶせると嬉しそうに微笑んで遊んでいた。水分補給も体調を見ながら行っていった。…

2歳こぐま組2021年度5月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年5月7日(金)富谷
室内で、こいのぼり製作を楽しんだ。保育者が画用紙を準備していると「何作るの?」と興味津々な様子が伺えた。「こいのぼり作ろう」と声をかけると、昨日こいのぼりを見たことを思い出し、「大きいのあったね」「赤がいい」など口々に伝え合い、好きな色を選んで思い思いに描き始めていた。出来上がった画用紙に保育者が広告紙で作った棒をつけ、こいのぼりが完成すると、嬉しそうに振って泳がせてみたり、友だちと見せ合っこをしてみたりする姿が微笑ましかった。「かわいいのができたね」「上手だね」など、保育者も声をかけながら子どもたちの作品を認め、嬉しい気持ちを共有していった。

こぐま組(2歳児)2021年5月10日(月)富谷
保育室の窓から、トラクターが動いている様子を朝から興味津々に見ている子どもたちだったので、今日はテラスに出て遊んだ。間近で動いているトラクターを見て「大きいね」「おしごとしているよ」「あ、バックしてる」など、感じたことを伝え合いながら、しばらくトラクターの動きを見つめて楽しんでいた。トラクターの動きと同じように「ピーピーバックします」と後ろ歩きを始めた子がいたので、保育者も一緒に動きを真似しながら、動物や乗り物などの動きも取り入れていき、様々な動きを表現することも楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2021年5月17日(月)北垣
今日は保育室で遊んだ。玩具の入れ替えをして、新しくマグネットブロックや長方形の積木を使って遊んだ。保育者がマグネットブロックで「ケーキ作ったよ!」と声をかけると「ケーキだ!たんたんたんたん誕生日~♪」と歌いながら友だちと作ったり、積木を道路に見立てて自動車を走らせたりして楽しむ姿があった。作ったケーキや道路が壊れても「もう一度作ろう!」「○○くん一緒にしよう!」と子ども同士で声をかけ合いながら挑戦する様子を見て、子どもたちの成長を感じた。

こぐま組(2歳児)2021年5月20日(木)砂原
保育室で紐通しとお絵描きをして遊んだ。紐通しでは、星型をたくさん通すことに喜ぶと「できたよ!」と周りにアピールしたり、「おいで」と犬に見立てて引っ張りながら散歩気分を味わっていたりして楽しさを表現していた。お絵描きでは、好きな色画用紙にクレヨンで塗ることを楽しんだり、「ハンバーグ描いたよ」「これアンパンマンなんだ」などとイメージしたものを絵で表現することを喜んだりしていた。自分なりに考えたり工夫したりする姿を見守りながら、「凄いね」「いっぱいできたね」などと遊びを通して満足感が味わえるよう関わっていった。

こぐま組(2歳児)2021年5月27日(木)北垣
保育室で新聞紙を使って遊んだ。新聞紙を子どもたちの前に出すと、それぞれちぎったり丸めたりして、新聞紙の破れる感触や丸めた重さなどを感じながら遊ぶ姿があった。保育者が帽子とマントを作って着せると「○○くんもして」「○○ちゃんもして」とたくさんの子が帽子とマントを着けて「ニャンニャンマントマン!」と言って楽しんでいた。長くちぎった新聞紙を「ヘビだよ!」と見立てたり、保育者が作った新聞紙のはたきを使って「シャワーだよ!」「ジャー!」と言って友だちと一緒に遊んだりする姿が見られた。自分で遊びを考えて楽しむ姿や、友だちと会話をし、コミュニケーションを取って遊ぶ姿に成長を感じた。…

2歳こぐま組2021年度4月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年4月5日(月)富谷
今日は、保育室やホールで遊んで過ごした。新聞紙や広告紙を用意して遊んだ。思い思いに手に取って、触ったり破いたりして歓声を上げながら楽しむ姿があった。保育者も一緒に加わり、紙を小さくちぎったものを上に投げるなど、楽しく遊んでいる様子を見て刺激を受け、同じようにやってみようとする子が多かった。一人一人の遊び方で十分に楽しめるように、時間を保障していった。自由に遊ぶ中で生まれた、指先から全身を使って楽しむそれぞれの遊び方やちぎった形や大小に気付いた子どもの喜びを大切に受け止めていった。

こぐま組(2歳児)2021年4月7日(水)富谷
先週に続き、農道へ散歩に出掛けた。農道へ行くことを子どもたちに伝えると「かけっこする~」「お花いっぱいあるかな」「虫さんいるかな」など、期待を持って散歩を楽しみにする姿があった。保育者も「タンポポあるかな」と子どもたちに声をかけると、タンポポを見つけ「せんせい、あったよー」「ここにもタンポポあるよ」と発見したことを嬉しそうに言葉で伝え合っていた。子どもたちの言葉を大切に受け止め、自分の気持ちを伝える楽しさが味わえるよう配慮していった。また、タンポポを摘んだり触れたりし、感心を持つ子が多かったので、今後も遊びや製作などに繋げていこうと思った。

こぐま組(2歳児)2021年4月15日(木)北垣
今日は天候が良かったので、久しぶりに散歩へ出かけた。春の温かい日差しを受けて、足取りもしっかりと気持ちよく歩く姿があった。目的地のアイアイの広場に行くと、草花を摘んだり砂場でままごとをしたりして楽しんだ。「花咲いてる」「どこ?見せて」「ここにあったよ」と子どもたちで会話をしながら共有したり、思いを伝えたりと成長を感じる場面が多く見られた。砂場では、手を使って掘ったり握ったりして砂場の感触を楽しみ、スコップや型抜きの玩具を使って上手に遊んでいた。身体全身を使い、春の季節を楽しんだ。

こぐま組(2歳児)2021年4月22日(木)今村
今日は前半保育室でマグネットブロックやウッドブロックなどで遊び、後半はホールで思いきり体を動かして遊んだ。保育室では、マグネットブロックで家を作ったり、ウッドブロックを繋げてカニやウナギに見立てたりと子どもたちなりにイメージしながら作って楽しむ姿があった。作ったものをしっかりと認め、子どもたちの想像が膨らむような言葉かけをしていった。ホールでは、ボールプールやフラフープなどを使い、保育者や友だちと電車ごっこやボールの投げ合いをするなどして楽しんでいた。子ども同士の関わりを見守りながら、玩具や場所の取り合いでトラブルになりそうな時は仲立ちをし、言葉で気持ちを伝えることができるよう保育者が代弁していった。

こぐま組(2歳児)2021年4月27日(火)今村
画用紙に水性ペンで絵を描いた。保育者が画用紙を持っていると「青がいい」「ピンクちょうだい」と欲しい色を言葉で伝えていた。水性ペンをテーブル毎に置くと、好きな色のペンで線やぐるぐる円を描いたり、小さい丸や大きい丸をたくさん描いたり、思い思いに楽しんでいた。中にはバナナやさつまいもなど、イメージしたものを描く子や大きな丸の中に小さな丸で目や口を表現して描く子もいた。子どもたちが描いた絵で話をしながら、イメージが膨らむような言葉かけをしていった。また、ペンを1人で何本も持って取り合いになることもあったので、「かして」など言葉で思いを伝えることができるように仲立ちにしていった。…

2歳こぐま組2020年度3月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年3月2日(火)舩越

保育室でゆったりと遊んだ。いつの玩具に加えて、広告紙を用意したり、テーブルのコーナーでは、“おひなさま“の製作遊びをしたりした。どの子も以前作ったおひなさまを覚えており、「あっ、〇〇ちゃんが作ったおひなさまだ!」と話し、嬉しそうにはじき絵で作った土台に貼っていた花紙で桃の花を作ると、ひな壇をイメージするようにおひな様の足元に貼る子、アーチのように花を張る姿が見られ、それぞれの個性が出てかわいい作品ができた。「かわいいのができたね」「上手にできたね」と子どもたちの嬉しい気持ちに共感しながら、一緒に楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2021年3月4日(木)山路

アイアイの砂場まで散歩に出かけた。道中、咲き始めた花を見つけたり、プランターの下にいるダンゴムシを探したりなど、春の訪れを感じることができた。子どもたちもプランターの枯れ葉を拾い、「ダンゴムシベッド」を作るなど、観察やお世話を楽しんでいた。一緒に春の訪れを感じながら、やりとりを楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2021年3月12日(金)舩越

保育室で遊んだ。テーブルコーナーでは、クレヨンや絵の具を用意し、お絵描きを楽しんだ。クレヨンで画用紙に絵を描き、その上から絵の具で色を付け、“はじき絵”を楽しむ子、以前あそんだことのある“スクラッチアート”をして楽しむ子がいた。また、筆を使って色画用紙にグルグルと色を付けたり、クレヨンで自分の描きたい物を自由に描いたりする姿もあった。とても喜んで遊んでいたので、今後も様々な技法、材料を使ってお絵描きを楽しんでいきたいと思う。

こぐま組(2歳児)2021年3月23日(火)出来

体調の良い子は園の周辺の散歩に出掛けた。鼻水や咳が多く出る子は室内遊びを楽しんだ。散歩では雲の形を見て「カバンみたい」「恐竜だね」などと思い思いに似たものに見立てて表現したり、蝶々や道端の花、つくしなどを見つけたりして春探しを楽しみながら歩いていった。土手の斜面でカエルやてんとう虫を見つけると、友だち同士で「見つけたよ」などと声をかけ合い、動く様子を見つめて楽しんでいた。近所の方とも「こんにちは」と子どもたちから声をかけ、関わっていく姿が見られ微笑ましかった。危険のないように見守りながら春の自然に触れ合えるようにしていった。

こぐま組(2歳児)2021年3月31日(水)舩越

体調の良い子は尚徳公民館側の桜並木まで散歩に出掛けた。満開の桜を間近で見ると「わぁ!きれー!」と声をあげる子、「なんかにおいがするよ」と香りを楽しむ子など様々だった。また散った桜の花びらが道路をヒラヒラと舞うのを見て「桜がはしってる」と表現する子もおり、微笑ましく思った。満開の桜を堪能しながら「ぱんだ組になっても、たくさんおさんぽできるかなぁ?」「たのしみだねー」と進級への期待へ繋げていった。

 

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2歳こぐま組2020年度2月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年2月3日(水) 舟越

体調の良い子は園周辺の散歩に出掛けた。かるた遊びを通して、ひらがなを覚えた子どもが増え、散歩中に看板を見つけると、その文字から自分や友だちの名前の頭文字を見つけ、「○○ちゃんの○だ!」と発見を楽しむ姿があった。手をつないだ友だちと「○があったね~」「ほんとだ!○○ちゃんの○もあるー!」など、会話を弾ませる姿もあり微笑ましく思った。「すごい!!よく見つけたね!」「ほんとうだねー」と十分に姿を認めながら、一緒に発見し、やりとりを楽しんでいった。

 

こぐま組(2歳児)2021年2月6日(土) 出来

園庭で遊んだ。砂場では、器や型抜き、スコップを手に取ると、思い思いに砂を入れ「ケーキだよ」「ごはん作ったよ。食べていいよ。」などと保育者や友だちとやりとりをしながら食べる真似をして楽しんでいた。また、缶ぽっくりに挑戦し、以前は一人で乗ることも歩くことも難しそうにしていた子が、一人でバランスを取って乗り、「見てみてー!」と得意そうに歩けていたので、成長を感じた。ぞう組さんと相撲をとって遊んでもらったり、砂場で、「かき氷屋さんしてるの」と一緒にやりとりをしたりして楽しんでいた。園庭ならではの他クラスとの交流をしながらの遊びを楽しむことができて良かった。

 

こぐま組(2歳児)2021年2月15日(月) 舟越

保育室でゆったりと遊んだ。いつもの玩具に加え、大型Bブロックを用意したり、テーブルのコーナーではプリズモや粘土遊び、お絵描きのコーナーを作ったりして遊んだ。お絵描きは、クレヨンと絵の具を用意し、クレヨンで絵を描いた後、上から絵の具で塗りつぶし“はじき絵”を楽しんだ。クレヨンで絵の具がはじく様子を「わぁ!すごい!」と声をあげて楽しむ姿があった。子どもたちの興味、関心を大切にしながら、保育者も一緒に遊びを楽しんでいった。

 

こぐま組(2歳児)2021年2月18日(木) 舟越

クラスチェンジがあった。「おやつが終わったら、ぱんだ組のお部屋に行くよ」と話をすると、「やったー!」「早く行こうよ」と口々に話し、心待ちにする様子だった。ぱんだ組の部屋に着くと、それぞれ好きなコーナーに向かい、ゆったりと遊んでいた。ぱんだ組にある玩具に興味津々で「これはどうやってあそぶ?」と保育者に遊び方を確認しながら、色々な玩具に挑戦して遊んでいた。ぱんだ組と連携をとりながら、子どもたちの興味を引くような玩具を借り、保育室でも遊びを広げていきたいと思う。

 

こぐま組(2歳児)2021年2月27日(土) 出来

園周辺から土手まで散歩に出掛けた。風が強く吹いていた時に「風さん山へ帰ってー」と声をかけ、風が止むと「勝ったー!」と笑い合いながら歩くことを楽しんでいた。土手に着くと、斜面の上まで上がり、一人で下りるのが難しい子は、保育者と手をつないで一緒に歩いていった。その様子を見ていた子が「せんせい!」と斜面の上から声を掛けている子に「一緒におりよう」と手を伸ばして楽しそうに下りる姿があり、微笑ましかった。危険のないよう見守り、すぐに対応できるよう側について、子どもたちと楽しさを共有していった。…

2歳こぐま組2020年度1月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2021年1月4日(月) 舟越

長い休み明けだったが、登園時涙が出る子も泣く、機嫌よく登園して来た。また、「雪あそびしたよ」「おもちたべたよ」と休み中の出来事を話したり、「あけましておめでとう」と新年の挨拶をしたりする子もおり、微笑ましく思った。保育室で、ビニール袋に絵を描き、簡単なたこを作り、農道でたこあげや雪遊びを楽しんだ。農道を「わぁ!とんだ~!」と声をあげながら楽しそうに走り回ったり、小さな雪だるまを作ったりして遊ぶ姿があった。子どもたちも楽しさに共感しながら、この時期ならではの遊びを一緒に盛り上げていった。

こぐま組(2歳児)2021年1月8日(金) 出来

前半は室内で雪に触れて遊び、後半はホールで体を動かしたり、ごっこ遊びをしたりして楽しんだ。室内にブルーシートを敷くと「何するの?」と興味を持って集まってくる子どもたちだった。窓から器に雪をたくさん乗せると「わぁー、雪だ、つめたいね」などと感触を味わい、コップやお皿、お椀に入れた雪で形を作ったり、「雪だるまだよ」「ケーキです」などと見立てたりして遊びを展開させて楽しむ姿があった。また、筆で絵の具をつけて雪に色をのせ、混ぜた色の変化を楽しむ子や、つららが溶けて水になっていく様子を見つめる子の姿もあった。子どもたちの発見や気付きに寄り添い、思いを共感し一緒に楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2021年1月15日(金) 舟越

体調の良い子は園周辺の散歩に出掛け、体調の優れない子は保育室でゆったりと遊んだ。散歩では、尚徳公民館の裏から土手に上がり、たくさんの働く車を見たり、歩道に残った雪を踏みしめながら歩いたりして楽しんだ。農作業をしていたおじさんに「なにをはこんでるんですか?」と話しかけ、やりとりを楽しむ姿や、葉っぱが落ちた木を見て「はっぱがなくなってる!」「なんかさむそうだね」と自分の感じた事を言葉で表現する姿が見られ感心した。子どもたちのつぶやきに、ゆったりと耳を傾けやりとりを楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2021年1月20日(水) 出来

園庭に出て遊んだ。行く前に殆んどの子がトイレも済ませ、帽子、ジャンパーも着て準備が整ったので、全員で並んで出掛けた。友だち同士で手をつなぎ、前の人の並んでいる列を見ながら上手に歩けていたので、感心した。園庭では、駐車場に残っている雪をタライに入れて持ってくると、ジュースやケーキなどに見立てて、友だち同士で「どうぞ」「食べて」「ありがとう」などとやりとりを楽しんでいた。また、ログハウスの中でも「ぼくがお父さんだよ」「私はお母さん」などと役割を決めて、なりきり遊びを楽しんでいた。他にも缶ぽっくりに挑戦する子や縄跳びに挑戦する子もいた。子どもたちのやりたい思いに寄り添い関わりながら、出来たという達成感に繋げていった。

こぐま組(2歳児)2021年1月22日(金) 出来

前半は室内遊びをし、後半はホールで遊んだ。室内遊びでは、ぱんだ組からクリップ玩具や発表会で使った劇のお面を貸してもらうと、興味を持った子からお面をかぶり「トロルがいい!」「子ヤギがいい!」「私はやっつける人になる」などとお話の内容を覚えていて、それぞれの役になりきって音楽に合わせて体を動かしたり台詞を言ったりして楽しんでいた。また、物語が進んでいき、友だちの出番が来ると「ほら、いかんと」などと、正面に誘導しようとする姿や率先して前の方へ出ていく姿が見られ、子どもたち同士でやりとりを楽しむ姿が見られた。子どもたちの楽しい思いに共感し、遊びが広がるように盛り上げていった。…

2歳こぐま組2020年度12月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2020年12月7日(月)晴れのちくもり 出来

アイアイの広場へ散歩に出かけた。植木の周りのクローバーの葉っぱをみて、保育者と「4つの葉っぱあるかな」と探したり、田んぼの方で大型トラックが動いている様子をみたりして楽しむ姿があった。また、保育者のかけ声でかくれんぼごっこをした。植木の後ろやフェンスの所でかくれて見つけてもらうのを待つ姿もあり、ほほえましかった。大きな植木の木に小さな木の実が実っていて、手にとってみつめる姿や、保育者や友だち同士でかけっこをして思いきり体を動かして楽しんでいた。子どもたちの発見に耳を傾け、共感したり、楽しさを共有したりしていった。

こぐま組(2歳児)2020年12月14日(月)雨 舟越

前半は保育室、後半はホールであそんだ。保育室では、いつもの玩具に加えひも通しを用意したり、テーブルのコーナーでは輪つなぎを作ったりして楽しんだ。以前、輪つなぎを作った時より子どもたちの手先が器用になり、指先にのりが付きすぎた時は皿にちょんちょんとつけて適量にしたり、保育者が1度作り方を伝えると一人で黙々とつなげていったりする姿もあり、成長を感じた。「上手にできたね」「きれいだね」と子どもたち一人一人に声かけをし、自信へつなげていった。

こぐま組(2歳児)2020年12月16日(水)晴れ時々雪 舟越

保育室であそんだ。いつもの玩具に加え広告紙を用意したり、テーブルのコーナーでは粘土あそびや絵を描いたりしてあそんだ。色画用紙とクレヨンを用意すると、昨日のスクラッチアートを思い出し、いろいろな色を使って色画用紙をぬりつぶす姿があった。あそび方をよく覚えており、保育者の手伝いなしでクレヨンでぬった後の黒色にぬりつぶすところまで一人でする姿もあちこちで見られ感心した。自分一人でぬった物で、きれいに色がでてくると特別嬉しかったようで、「わぁ!せんせいみてー!」「○○ちゃんがひとりでしたよ!」と喜びを共有する子がいた。子どもたちの楽しさに共感しながら、保育者も一緒にあそびを楽しみ、遊びをひろげていった。

こぐま組(2歳児)2020年12月18日(金)晴れ/くもり 舟越

体調の良い子は短時間だけ園周辺の散歩を楽しんだ。外に出た瞬間に息が白いことに気がつき、嬉しそうに息を吐き友だち同士で楽しむ姿があった。また、道路の脇にはまだ雪が残っており、雪を踏みしめ“ガリガリ”“シャカシャカ”など、いろいろな音の変化も楽しんだ。子どもたちの楽しさに共感しながら、同時に「すべって転ばないように気を付けようね」などと言葉かけをし、危険性も伝えていった。

こぐま組(2歳児)2020年12月24日(木)曇り

保育室とホールであそんだ。保育室では、かるたあそびや粘土あそび、イス取りゲームなどそれぞれがあそびを楽しんでいた。かるたあそびは、昨日から子どもたちがしたいと言っていたごちそうかるたをしてあそんだ。友だちがかるたを取ると、「すごいねー!」と声を掛けたり、読んだものと別の札を取ると「○○ちゃん惜しかったね」と伝えたりして、かるたあそびの中で子ども同士のやりとりが見られた。ホールでは、クリスマスの音楽を流して三角マットの周りを走り、音楽が止まると三角マットに座るというあそびを楽しんだ。時々、ルールを伝えたり、子どもたちと手を繋いで走ったりしてあそびを楽しめるように配慮していった。…

2歳こぐま組2020年度11月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2020年11月6日(金)山路

南部体育館に出掛けた。土手を通ると大型トラックや柿の木を見ることができ、「こっからなら見えるよ!」「柿が赤くなってる」など子ども同士でやりとりする姿が見られた。体育館では、引っ付き虫を取って、友だちや保育者の服につけて遊んだ。秋の自然に触れ、子どもの発見や気づきに共感しながら楽しさを共有していった。

こぐま組(2歳児)2020年11月11日(金)出来

園庭に出て遊んだ。砂場ではカップやスコップを手に取り、砂を入れてひっくり返し、きれいな形を完成させて楽しむ姿が多く見られた。また、大きなスコップを手に取ると、「山を作ろう!」と友だちや保育者を誘い、一緒に1つの山を作ったり、「トンネルなんだよ」と地面に跡をつけて描いた模様を身近なものに見立てて楽しんだりしていた。園庭からの帰りは、ぐるっと園の周辺を歩き、柿の木に実がなっているのを見たり、実がついていない木などを見つけたりして楽しみながら散歩をした。子どもたちの発見や驚きに耳を傾け、楽しさを共有していった。

こぐま組(2歳児)2020年11月17日(火)舟越

南部体育館へ散歩に出掛けた。車通りの少ない道では、誘導ロープを使わず、2人ずつペアになり、手をつないで歩いた。“白い線より中を歩こうね”“友だちと手を放さないようにしようね”と約束事をすると、白泉を意識しながら歩く姿があった。前の友だちを越してしまう姿もあったので、その都度声を掛け、安全に散歩ができるよう配慮していった。友だちと会話を楽しみながら歩く子もおり、微笑ましく思った。少しずつ手をつないで歩く距離を伸ばしていきたいと思う。

こぐま組(2歳児)2020年11月27日(金)舟越

駅前ベアーズの園児5名と交流があり、一緒に園庭で遊んだ。園庭までの道のりを「駅前ベアーズのお友だちと(手を)つなぐ!」と言って、嬉しそうに手をつなぎ、「おなまえは?」と名前を聞いたり、「○○ちゃん(自分の名前)」と知らせたりする姿が見られ、微笑ましく思った。遊びの中でもお互いに名前を聞き合い、少しずつ遊びに誘う姿もあった。子ども同士での関わり合いを大切に見守り、必要に応じて仲立ちとなり、やりとりを広げていった。

こぐま組(2歳児)2020年11月30日(月)山路

散歩に出掛ける予定だったが、小雨が降るので保育室でクリスマス飾りを作った。折り紙を細かくちぎって、ツリーにのりで貼って飾り付けをすることを伝えると、カップの中に折り紙をちぎって入れる子や、ちぎった紙にのりをつけてツリーに貼る子などそれぞれが思い思いに作ることを楽しむ姿があった。サンタの話をしながら、期待が膨らむようにやりとりをしていった。

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2歳こぐま組2020年度10月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2020年10月2日(金) 上山

アイアイの砂場へ散歩に出掛けた。散歩道では、田んぼの稲が刈られている様子を見て、「誰が食べたかな?」「おにが食べちゃったんじゃない?」と稲がなぜなくなってしまったのか想像して話す子どもたちの姿があり、微笑ましかった。アイアイの砂場に着いてからは、スコップで穴を掘ってみたり、フライパンやお皿の玩具に砂を入れてご馳走に見立てて、ままごとをしたりして楽しんでいた。また、魚やボウルなどの玩具で型を取って楽しむ子もいた。上手く型が取れると、その様子を見ていた子が「○○くん上手だね!」「すごい!」と伝える優しい姿があった。保育者も上手くできた喜びや思いに共感し、一緒に遊びを楽しんでいった。

こぐま組(2歳児)2020年10月9日(金) 出来

室内遊びを楽しんだ。粘土遊びが出来るコーナーと、モルファンブロックやレゴブロックなどで遊ぶスペースを作り、それぞれ好きな遊びを楽しめるようにしていった。粘土遊びでは、細長く丸めて「ヘビだよ」と見立てて遊びを楽しむ子や、細長く丸めたものを指や手首にはめてアクセサリーに見立てて楽しむ姿が見られた。また、アンパンマンやねずみなどの身近なものに見立てて目や口をつけたり、しっぽをつけたりして表現して楽しんでいた。モルファンブロックではスライドさせながら組み立てて大きな正方形を作って楽しむ姿があり、指先の使い方や工夫する力の育ちを感じる事が出来た。

こぐま組(2歳児)2020年10月14日(水) 舟越

看護学校の実習生による、健康教育があった。手洗いの仕方を教えてもらうと、興味深そうに話を聞いていた。保育室にある絵本でも手洗いの仕方が載ってあり、よく読んでいたため、指をねじるようにして「こうやって洗うんだよ」などと、子どもの方から発言する姿も見られ感心した。また、実際に手洗いする際は、話を思い出して楽しそうに洗う子どもたちだった。今後も手洗いの大切さを伝えながら、習慣づけていきたいと思った。

こぐま組(2歳児)2020年10月27日(火) 出来

今日はぞう組の子どもたちと一緒に手をつないでどんぐり山へ散歩に出掛けた。初めてぞう組のお兄さん、お姉さんに手をつないでもらい、嬉しそうに歩く姿が多く見られた。どんぐり山では、ペアになったお兄さん、お姉さんと一緒にどんぐりや木の実を探してもらい、袋に入れて嬉しそうに持ち歩く姿があった。時間が経つにつれて慣れてきて、帰ってくる頃には「どんぐり山楽しかった」「一緒に(どんぐり)見つけてくれてありがとう」などと伝える姿があり、微笑ましかった。子どもたちのやりとりに耳を傾け、危険のないように見守っていった。

こぐま組(2歳児)2020年10月29日(木) 舟越

ぞう組と一緒に秋祭りごっこを楽しんだ。以前、どんぐり山に手をつないで歩いたお兄さん、お姉さんを覚えており、ベアのお兄さんを見つけると「あっ!」と指差し、嬉しそうに手をつなぎに行く姿があった。お兄さん、お姉さんの手を引っ張り「あれする~!」「もっかい~しよ」と積極的に話す子もいれば、少し照れながらも、お姉さんに手を引かれ嬉しそうにコーナーを回る子もいた。人見知りがあったり、いつもと違う様子に戸惑ったりする姿もあったので、保育者が仲立ちとなりながら、子ども同士のやりとりに繋げていった。

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2歳こぐま組2020年度9月の保育日誌

こぐま組(2歳児)2020年9月4日(金) 出来

園庭で遊んだ。久しぶりの散歩にどの子も喜び、準備が出来ると「楽しみ~」と言う子どもの姿があった。誘導ロープを持つのも久しぶりだったが、どの子もしっかりと持ち、上手に歩けていたので感心した。園庭では、カップやスプーン、スコップなど気に入った玩具を手に取り、好きな所で砂をすくってままごと遊びを楽しむ姿が見られた。また、友だちを誘い、「どうぞ」「ごはんだよ」「ジュース」などとやりとりを楽しむ姿ももられ、ほほえましかった。外遊びの楽しさや自然に触れる遊びをとり入れていきたいと思う。

 

こぐま組(2歳児)2020年9月9日(水) 舟越

保育室であそんだ。昨日に引き続きモルファンブロックを出してあそぶと、昨日よりあそび方がよくわかり、自由にブロックを組み合わせ大きな作品を作る子がいた。また、テーブルのコーナーでは、運動会ごっこで飾る旗作りをした。色画用紙と絵の具を用意すると、指先に絵の具を付けて色を付けたり、手の平全体を使ってダイナミックに色を付けたりして楽しむ姿があった。中には、手の平に付いた絵の具に違う色の絵の具を付け、「いろがかわったー!」と色の変化を楽しむ子もいた。保育者も一緒にやりとりを楽しみながら、これはお兄ちゃんたちの運動会に飾るね」「お姉ちゃんたち“がんばって”の旗だよ」などと伝え、期待を広げていった。

 

こぐま組(2歳児)2020年9月18日(金) 荒金ま

保育室でウッドブロックを使って遊んだり、かぼちゃやこうもりなどの形にした画用紙にシールを貼ったり、クレパスでお絵描きをしたりと楽しんだ。ウッドブロックでは、丸い形を太鼓に見立てたり、筒状の形を組み立てトンカチに見立てたりして遊んでいた。子どもたちが作ったものを認め、「おおきなたいこドーンドン♪」と歌ったり「かっこいいね!」と声をかけたりして遊びを盛り上げていった。シール貼りやクレパスでのお絵描きはみんなが興味津々で楽しんでおり、約1時間集中して遊ぶ姿があった。こうもりの形に目や鼻、口に見立てたシールを貼る子や、かぼちゃに様々な色を使って色ぬりをする子もいた。「顔ができたよ!」「みて、きれいだよ!」と嬉しそうに自分の作ったものを見せてくれる子どもたちの姿がとても微笑ましかった。途中からはどんぐりやいちょうなどの秋にちなんだ形も用意して、子どもたちがより楽しめるよう工夫していった。

 

こぐま組(2歳児)2020年9月23日(水) 出来

室内で広告紙を出して遊んだ。「そうじき作って」「かさ作って」などと保育者に作ってもらいたい物を伝える姿があるが、出来る所は自分で作ってみるように伝えたり、途中まで一緒に作って見せたりすると自分でやってみる姿がみられ、成長を感じた。セロハンテープの貼り方も、つなぎめに貼るように伝えると、上手にくっつけてかさやフロアモップなどに見立てたものを完成させて楽しんでいた。また、アイスクリームやスリッパなど、身近なものや好きなものを自分たちで工夫しながら作たり、保育者と一緒に考えながら作ったりして、じっくりと集中してとりくんでいた。遊びが広がるように盛りあげたり、自分で出来たという喜びが味わえるように援助したりしていった。

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