2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2016年度4月のまとめ

食事

自分のテーブルのマークを覚え、喜んで食事に向かう姿が見られた。「おいしね」「自分で食べられるね」など声を掛け、楽しい雰囲気の中で食べられるようにしていった。苦手な食材があると、食事が進まない子どももいるので、苦手な食材を減らし見た目が食べやすいようにし、少しでも食べられた時は褒めるようにしていった。またスプーンを握って持つ子どもも多いため、手を添えながら、スプーンを下から持つことを繰り返し伝えていった。

排泄

日中布パンツで過ごしている子どもは、間隔が長く、自分のタイミングでトイレに行く姿が見られた。また間隔を見計らって誘うと、トイレで上手にできる子どももいたため、排尿できた時は「おしっこ出たね」「気持ち良かったね」など一緒に喜び、自信へつながるようにしていった。中には誘っても嫌がる子どももいたため、無理強いしないようにしていった。

健康

鼻水がよく出る子どもが多くいた。鼻水が出ていてもそのまま過ごしている子どもがいたため、その都度保育者が拭いたり、「きれいにしようね」と声を掛け、自分で拭くように促したりしていった。気温が高く暑い日が多かったので、衣服の調節を行い、こまめに水分補給を行うよう心がけていった。また遊んだ後、手洗いを促すと進んでするが、忘れる子どももいたので、その都度声を掛け、清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

一人で布団に入り入眠する子どもや、保育者に背中などさすってもらうと安心して眠るこどもがいた。中には「お母さん来る?」と寂しくなる子どももいたので、安心して入眠できるように側で見守っていった。家庭の事情で登園時間が遅くなり、なかなか寝付けない子どももいたため、一人一人に対応していった。

身体発達

天気の良い日は散歩に出掛ける機会を多く持つようにした。喜んで歩いているが、靴が脱げる子どもが多くいたので、出掛ける前は靴がきちんと履けているか確認するようにしていった。また一人一人歩く速度が違い、友だちにひっかかり転んでしまう子どももいたため、歩く速度や子ども達の並び順など配慮し安全に歩けるようにしていった。

情緒

進級して新しい環境に戸惑い涙が出る子どもや、新入児の中にも泣いて抱っこを求める子どもがいた。不安な気持ちを受けとめ、抱っこしたり側で優しく言葉掛けしたりし、安心して過ごせるように配慮していったので、早い段階で落ち着いて過ごせたが、時々思い出し不安定になる子どももいた。一人一人の様子を職員同士で共通理解し、情緒の安定を図っていった。

言葉

自分の思いを積極的に保育者に伝えたり、友だちとのやりとりを楽しんだりする子どもがいるが、言葉数が少なく仕草で伝える子どももいる。思いを伝えようとしている時は、一対一でゆったりと話を聞きながら、保育者が思いを汲み取り、代弁できるように配慮していった。…

2歳こぐま組2015年度3月のまとめ

食事

11月頃より箸を使い始め、箸で意欲的に食べる子どもが多かった。中には握って持つ子どもや、スプーンを使いたがる子どもも多かったため、手を添え正しい持ち方を伝え、嫌がる子どもには、様子を見ながらスプーンも用意し、使えるようにしていった。持ち方も上手になり、進級が近づいてくると自分から箸で食べるようになってきた。また好き嫌いの多かった子どももいたが、苦手な物も進んで食べようとする姿が少しずつ増えてきた。

排泄

家庭と連携を図りながら、一人一人の様子を見ながらトイレトレーニングを進めていった。尿意や便意がわかるようになり、自分からトイレにいくようになった。排尿後や排便後には自分で拭こうとするようになった。排泄後の手洗いもするようになり、少しずつ習慣になってきた。

健康

年度末に溶連菌感染症が流行り体調を崩した子どもがいたが、ほとんどの子どもが元気よく過ごせた。鼻水が出る子どもには、自分で拭くように声を掛けていった。2月から歯磨きを始めた。喜んで歯磨きをしたり、うがいをしていたが、歯ブラシをくわえたまま遊んだり、水を出しっぱなしにしたりする子どももいたため、その都度声を掛けながら見守っていった。

睡眠

布団に入るとほとんどの子どもが一人で入眠するようになった。室温に配慮し快適に眠れるようにしていった。午睡中、尿意を感じ目覚める子どもにはさり気なく声をかけ、トイレに行くように促していった。

身体発達

天気の良い日は努めて散歩に出掛け歩いたり、走ったりすることを喜んでいた。室内でも巧技台を使い、はしご渡りをしたり、とび箱からジャンプをすることを楽しんだりし、積極的に身体を動かし遊ぶことを楽しんでいた。また手先を使う遊びも好むようになり、パズル、プレートブロック、粘土など長い時間集中してじっくりと遊べるようになった。

情緒

友だちとの関わりが増えてきたが、自己主張もするようになり、トラブルも増えてきた。保育者が仲立ちすると「ごめんね」と謝ったり、友だちに譲ったりすることも増えてきた。優しい姿をしっかりと認めていった。また進級が近づくことを楽しみにする姿が増え「自分で」と意欲的に頑張る姿に成長を感じることができた。

言葉

かるた遊びを通して文字に興味を持つことが増えたり、ごっこ遊びで保育者や友だちとのやりとりを楽しんだりできるようになった。ゆったりとした雰囲気の中、子ども達の話を聞き、丁寧に言葉を返しながらやりとりする楽しさを共有していった。…

2歳こぐま組2015年度2月のまとめ

食事

箸で食べることが上手になってきた。中には箸で食べることを嫌がり、「スプーンで食べたい。」と食事の途中からスプーンを使いたがる子どもがいた。家庭での様子も聞きながら、無理強いせずスプーンで食べることができるようにしていった。また以前は肘をつき食事をする子どもがいたが、机の高さに合わせ、新しい椅子に変えたため姿勢よく座れるようになり、肘をついて食べる子どもが少なくなった。

排泄

尿意を感じると自分のタイミングでトイレに行く子どもや、「うんちが出そう。」と保育者に予告をしてトイレに行く子どもが増えてきた。一人一人の様子を見守りながら、意欲的な姿をほめていった。今月から自分でトイレットペーパーを取って使うように促すと、適量を取り使う姿がみられた。また排泄後に手洗いをしない子どもがいたため、その都度声を掛けていった。

健康

暖かい日が続いていたが、雪が降り寒い日もあり、寒暖差で体調を崩し、鼻水が出る子どもが多かった。家庭にも体調の変化など詳しく伝え連携を図っていった。鼻水が出る子どもにはその都度自分で拭くように声を掛けていった。また食後に歯磨きを始めた。歯磨きに関する紙芝居を見たり、壁に歯磨きの仕方のイラストを貼ったりすると、関心を持ちイラストを見ながら喜んでするようになった。

睡眠

布団に入り、一人で入眠する子どもや保育者が側につき背中をさすると安
心して眠る子どもがいた。室温に配慮し、快適に眠れるようにしていった。
午睡中、尿意を感じ目覚める子どもには、「トイレ行っておいで。」と、さり
気なく声をかけていった。

身体発達

天気の良い日は努めて散歩に出掛け、車の通りが少ない農道などで、かけっこを楽しむ機会をたくさん取り入れた。走ることを喜ぶ子どもが増えて体力がついてきていると感じられた。室内ではプレートブロック、レゴブロック、パズルなど手先を使った遊びを好み集中してじっくり遊べるようになった。のりを使った製作も、人さし指で上手にのりを伸ばしていた。

情緒

友だちと関わって同じ遊びを楽しめるようになってきたが、自己主張もするようになりトラブルもあった。保育者がお互いの思いを代弁すると「ごめんね。」と謝ることができるようになってきた。
言葉  買い物ごっこが楽しかったようで、ごっこ遊びで「いらっしゃいませ。」「何にしますか?」などのやりとりを楽しんでいた。かるた遊びでは読み札を読む役になり、自分で文章を考えながら読んで楽しむ姿も多く見られた。…

2歳こぐま組2015年度1月のまとめ

食事

ほとんどの子どもが箸で食べるようになり、箸が上手に使えるようになってきた。中には、箸を持つ時に中指が出て持ちにくそうにする子どもや、箸で食べることを嫌がり、スプーンを使いたがる子どももいた。その都度、手を添えながら正しい持ち方を伝えていった。またスプーンも常に用意しておき、無理なく箸に移行できるようにしていった。食後には紙ナフキンで口を拭くことやうがいをするように伝えると上手にするようになってきた。

排泄

尿意を感じると、「おしっこに行ってくる。」と保育者に知らせて行く子どもや自分のタイミングでトイレに行く子どもが増えてきた。「上手にできたね。」と意欲的な姿をほめていった。また、排尿後トイレットペーパーを使う量を小分けにして分かりやすく見えるようにしていたため、自分で使う量だけ取って使えるようになってきた。

健康

寒い日が続き、高熱が出て体調を崩す子どもが多かった。一人一人の体調の変化に留意し、園での様子を家庭に伝え連携を密に図っていった。また鼻水が出る子どもは、その都度自分で拭くように声をかけていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠する子どもや保育者が側につくと安心してすぐに眠る子どもがいた。雪が降り気温が低い日もあったが、快適に眠れるよう室温に配慮していった。午睡中、尿意を感じて、泣いて目覚める子どもや自分で起きてトイレに行き、また布団に入って眠る子どもも多く見られた。

身体発達

散歩に行くと「走りたい」と言う子どもが多く、車の通りが少ない道ではかけっこをして楽しんだ。帰り道でも疲れを見せずよく歩くようになり、体力がついてきたと感じられた。室内でもダンスを楽しむ姿が多く見られた。またパズル、プレートブロック、粘土など手先を使う遊びも好み集中して遊ぶようになり、手先が器用に使えるようになってきた。

情緒

友だちと関わり、同じ遊びを楽しむことが増えてきたが、自分の主張もできるようになり、思いがぶつかり合いトラブルになることもあった。保育者がお互いの思いを汲み取り代弁し、我慢したり譲ったりすることもできるように伝えていった。

言葉

日常の出来事を保育者や友だちに積極的に伝えるようになった。ごっこ遊びの中でも役になりきってやりとりを楽しんでいた。かるたで遊ぶことが増えてきて、読み札の文章を覚えた子どもも多くいた。また保育者の真似をして読み札を読みたい子どももいたため、保育者と一緒に読みながら楽しんでいった。…

2歳こぐま組2015年度12月のまとめ

食事

食べる時の座り方、箸やスプーンの持ち方をその都度伝えていった。箸に慣れ、上手に使えるようになってきた。中には使いにくそうにしている子もおり、保育者が「スプーンで食べても大丈夫だよ」と声をかけていった。好きな献立の時は「おかわりしたい」と言う子が多かった。子ども達が満足出来るよう、用意してある量では足りない時は給食室と連携をとり、おかわりしたいという思いを大切にしていった。

排泄

自らトイレに行ったり、保育者の声かけでトイレに行く。トイレに行くことを嫌がっていた子も、自分からトイレに行くことができた。トイレに行く姿や紙パンツを替えようとする姿をしっかりと認めたり、気持ち良さを感じられるように声をかけていった。

健康

散歩に出掛ける時に上着を着ようと挑戦する姿が多くあった。衣服の裏返しなどは、やり方を知らせながら、徐々に自分で出来るよう関わっていった。天気により寒暖差があり、体調を崩したり、鼻水が出ている子が多かった。鼻水が出ている子に、そのことを知らせ、自分で拭くよう声をかけていった。

睡眠

布団に横になると、自然と入眠する子や、保育者が側に居たり体をさすると入眠する子もいる。なかなか寝つけない子は、布団に入り休んでいると入眠していたり、静かに布団の中で身体を休めたりしている。

身体発達

散歩やダンス、走ったり飛んだりするなど、身体を動かす事が好きな子が多く、天気が良い日は散歩に行き、天気が良くない日でもホールで身体を動かして遊ぶ機会を多くつくった。また、粘土やピースの多いパズルなど手先を器用に使った遊びに集中して取り組む姿が多くあった。

情緒

友だちと一緒にごっこ遊びや、ままごとを楽しむ姿が多く見られた。友だちと関わる事が増えトラブルが起こるが、保育者が子どもの気持ちを代弁すると、「ごめんね」と言える子が増えた。また、友だちに玩具を譲ったり、物の貸し借りが出来るようになってきている。

言葉

オペレッタの「ももたろう」のCDを流しながら、「ももたろう」の紙芝居を見ることが人気であり、何度も聞く度に歌や台詞を覚えている子が多くいた。ままごとのおぼんや皿を紙芝居に見立て、覚えている台詞を言いながら読み聞かせをしている子もいる。ごっこ遊びの時は、それぞれが役になりきり、友だちと言葉のやりとりを楽しんでいる。また、「(遊びに)入れて」や「貸して」など自分の思いを友だちに伝える姿が多く見られた。…

2歳こぐま組2015年度11月のまとめ

食事

スプーンが上手に持てるようになってきた子どもは、家での食事の様子を聞き、箸に移行していった。箸で食べることを喜び、「先生見て」「箸、こうやって持つよ」など意欲的な姿が見られた。しっかりとほめながら、無理のないようすすめていった。まだスプーンで食べている子どもも「○○も箸で食べたいな」と感心を持っていたので箸に移行しやすい持ち方で食べられるよう手を添え、繰り返し伝えていく。

排泄

トイレに行きたくなると「おしっこが出る」「おしっこがもれそう」など保育者に知らせてトイレに行く子どもが増えてきた。トイレに誘うと嫌がっていた子どもも、時々自分から「おしっこ行く」と言ってトイレに行く姿が見られた。しっかりとほめながら意欲につなげていった。中には、寒くなり排尿の間隔が短くなる子どもや、遊びに夢中になりトイレに行きたがらず漏らしてしまう子どももいたので、一人ひとりの排尿の間隔を把握しながら、活動の節目に誘うようにしていった。

健康

暖かい日も多かったが、寒暖差の変化で、鼻水や熱が出て体調を崩す子どもが多かった。鼻水が出ている子どもには、自分で拭くように声をかけ、拭き残しは、保育者がさり気なく拭くようにしていった。衣服の調整がしやすいように厚手の服をもってきてもらったり、散歩に行く時は上着を着せたりするようにした。

睡眠

布パンツで寝る子どもが増えているが、寒くなり、排尿が間に合わず漏らしてしまうこともあった。排尿の間隔が短い子どもは早目に起こしトイレに誘っていった。また厚手の上掛けを持ってきてもらい、入眠する時はエアコンで室温を調節するなどし、快適に眠れるようにしていった。

身体発達

天気の良い日は朝から「散歩に行きたい」と保育者に伝え、散歩を楽しみにする子どもが多く散歩に出掛ける機会を増やした。土手を登り降りしたり、土手から伸びている根っこを引っ張って遊んだりし、活発に遊んでいた。室内ではパズルで遊ぶ子どもが増えてきた。上手にできるようになると「難しいのがいい」とピースの数が多いパズルを好んでするようになるなど、手先を使った遊びもじっくりと集中して遊べるようになってきた。

情緒

友だちと一緒に遊ぶことが増え、特定の友だちとよく遊ぶようになってきた。仲良く遊んでいるが、時々、お互いに自分の思いが譲れず、言い合いになりトラブルになることもあった。その都度、保育者がお互いの思いを汲み取り、代弁しながら仲立ちしていった。

言葉

日常の出来事を保育者や友だちに伝えたり、散歩の時に出会った人にすすんで挨拶をしたりするようになってきた。ままごと遊びの中で「○○下さい」「ちょっと待って下さいね」など子ども同士のやりとりが盛んになり、おやつや食事の時「○○のおかわり下さい」と丁寧な言葉で言える子どもも増えてきた。保育者も生活や遊びの中で、丁寧な言葉で伝えるようにしていった。…

2歳こぐま組2015年度10月のまとめ

食事

「いただきます」「ごちそうさま」と挨拶しようとする姿があった。また、「こうでしょ?」「見て~持ってるよ」などスプーンの持ち方やお皿を持って食べようとする子も見られるようになってきた。「上手に食べられるね」と十分に褒め、食事意欲へと繋がるようにしていった。中には握ってしまう子もいる為、その都度声をかけたり保育者が手を添えて無理のない範囲で知らせていった。

排泄

尿意を感じると、「トイレに行く」「おしっこ出る」と知らせる子が増えてきた。中には、気温の変化から尿意の間隔が短くなり濡れてしまう子もいた。遊びの妨げにならないよう、活動の節目で「トイレ行こうか?」と声をかけるようにしていった。「でない」と言う子もいたので、「また後でおいでね」と声をかけ無理強いしないようにしていった。排尿後、トイレットペーパーで拭くことにも慣れてきた。引き続き、トイレットペーパーで拭き、清潔にすることを伝えていく。

健康

寒暖差があり、体調を崩す子が増えてきた。鼻水が出ている子には、ティッシュで鼻水を拭き取るよう声をかけるようにいていった。中には、自分からティッシュを取りに行き鼻をかむ子もいる。「キレイに拭けたね」とその都度声をかけ、拭き残しは保育者がさり気なく拭いてあげるようにしていった。

睡眠

布パンツで入眠出来る子が増えてきたが、気温差からか排尿が間に合わず、シーツが濡れてしまうこともある。排尿の間隔が短くなっている子を把握し、少し早めに声をかけて起こすようにしていった。

身体発達

散歩に出掛ける距離などを伸ばし、喜んで歩く子が多い。「どんぐり山行きたい」と保育者に訴えにくる子もいる。子ども達の思いを汲み、散歩に出掛ける機会を多くした。長い距離でも、疲れて途中眠ってしまう事も無く体力が付いてきたことが感じられる。

情緒

友だちへの興味や関心が強くなり、特定の友だちと遊ぶ姿が見られるようになってきた。自分の主張が出来るようになり、思いがぶつかり合ってトラブルになることがある。お互い自分の思いを通したくて涙が出てしまうため、保育者が思いを代弁し仲立ちとなるようにしていった。

言葉

日常の出来事を保育者や友だちに話す姿が見られるようになってきた。ままごと遊びでは、子ども同士で役を決めて「できましたよ」「おいしいですよ」など言葉のやりとりを楽しんでいた。「こんにちは~」「○○ください」など、保育者も遊びに加わり言葉のやりとりを楽しむようにしていった。…

2歳こぐま組2015年度9月のまとめ

食事

「先生、見といて」「お茶碗、ピカピカになったよ」など言いながら、意欲的に食べる姿が見られたり、「スプーン、こうやって持つ?」などスプーンの持ち方を保育者に聞きながら持つ子どもが増えてきた。意欲的な姿をしっかりほめながら、スプーンの持ち方も箸に移行しやすい持ち方ができるよう手を添え繰り返し伝えていく。

排泄

一人ひとりの排泄の間隔を見計らい、トイレに誘うようにしてきたので「おしっこ出ない。」と言ったり「おしっこが出る。」と予告してトイレに行ったりするようになってきた。中には誘っても嫌がる子どもがいるので、友だちのしている様子を見せたり、「OOちゃんと一緒に行ってみようか。」など誘ったりしていく。またパンツとズボンを下げてできるように手を添えながら伝えていった。

健康

暑い日が多かったが、気温差の変化で鼻水が出たり、熱が出たりして体調を崩す子どもがいた。家庭での様子を聞きながら、検温し、体調の変化に早目に対応できるよう配慮していった。

睡眠

排泄してから布団に入る流れが身についてきた。布パンツで眠る子どもも増えているので、早く目が覚めた子どもから、トイレに誘うようにしていった。気温が高く、タオルケットをかけずに眠る子どもがいたので、室温など調節し、快適に眠れるように配慮していった。

身体発達

天気の良い日は、努めて散歩に出掛けるようにし、友だちと手をつないで歩く機会も増やしてきた。どんぐり山まで歩くなど距離も伸ばしていったが、往復の道をしっかりと歩くことができた。

情緒

友だちとごっこ遊びを楽しむなど、一緒に遊ぶ姿が増えているが、遊びの中で自分の思いを通そうとしトラブルになることがあった。その都度、保育者が仲立ちし「かわって」「いいよ」「ありがとう」など言葉を添えながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう援助していった。

言葉

保育者が読み聞かせをすると、絵本のセリフを一緒に言ったり、ままごと遊びの中で「ごはんできましたよ」「食べてください、おいしいですよ。」「ありがとう」など、言葉のやりとりを楽しむ姿が多く見られた。保育者も一緒に遊びに加わりながら、言葉のやりとりを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2015年度8月のまとめ

食事

暑さから食事が進まない子がいた。給食の量を加減し、食べられる物だけでも食べるよう促していった。また、水分は多めに摂るように心がけ、「お茶を飲もうか」とこまめに誘うようにした。中には、遊びに夢中になっている子もいたので、「お茶どうぞ」と近くに持っていき一人一人の姿に合わせていった。

排泄

日中布パンツで過ごす子が多くなってきた。一人ひとりの排尿感覚に合わせて「トイレに行こうか」などと、遊びの妨げにならないように心がけながら排泄に誘っていった。また、自ら「おしっこ出る」と言ってトイレに向かう子の姿が見られるようになった。「トイレですると気持ちいいね」などと声をかけながら見守っていった。

健康

咳や鼻水が出る子が多く、体調を崩す子がいた。一人一人の体調の変化に留意し、園での様子を保護者に伝え、家族との連絡を密にしていった。また、「鼻でた」と知らせる子が見られるようになってきた。「ティッシュできれいにしようね」と声をかけ鼻水を自分で拭けるよう促していった。

睡眠

布団に入るとすぐに眠る子が多くいた。暑すぎたり冷えすぎたりしないように湿度や温度など保育室内の環境に注意していった。また、なかなか寝付けない子は保育者が側に寄り添い、体をさするなどして安心して眠れるように配慮していった。

身体発達

晴れた日は、水遊びを楽しんだ。ビックバスの中に嬉しげに入り、「気持ちいい」と喜ぶ子や、水中で仰向けになり全身で水の感触を味わっていた。水遊びが単調になっていたので、泡やシャボン玉、スポンジすくい、色水など遊びを工夫し楽しめるようにしていった。

情緒

友だちを誘って遊ぶ姿が多くなる一方で、思いを上手く言葉で伝えられずにトラブルになることがあった。その都度保育者が仲立ちとなり、子どもの思いを汲み取り代弁しながら友だちと楽しく遊べるように援助していった。

言葉

よしととひうたの絵本や、桃太郎、ニンニンジャ―の踊りなど保育者も一緒に楽しみ、喜びを共有していった。また、友だちと絵本を持って向かい合い、保育者が読み聞かせをする真似をしたり、ままごとや、色水などを身近な食べ物や飲み物に見立て、遊びを楽しみ言葉のやりとりを楽しむ姿が見られた。…

2歳こぐま組2015年度7月のまとめ

食事

スプーンの持ち方に興味を示し、「こう?」と尋ねる姿が多く見られた。その都度、丁寧に分かりやすく説明し、スプーンを使って食べることの意欲へと繋げていった。苦手なものが少しでも食べられたときは一緒に喜び、食べることの楽しさを伝えていった。

排泄

日中を布パンツで過ごす子が増え、尿意を感じると自分から知らせたり、トイレへ向かい、排泄する姿が見られるようになってきた。一人ひとりの排尿の間隔に合わせ、必要に応じて声かけをしていった。上手にトイレで排泄することが出来たときは、「おしっこでたね」「気持ち良かったね」などの声かけをし、次の意欲へと繋げていった。失敗した時も優しく、「きれいにしようね」「気持ち悪かったね」など声をかけ、気持ちを受け止めていった。

健康

気温の高い日が続いたので、細めに水分補給を行っていった。また、エアコンを使用し、室温や湿度を調節し、熱中症などに気を付けて行った。

睡眠

必要に応じてエアコンを適温で使用し、心地よく眠れるように室温や湿度を調節していった。落ち着いて入眠出来るよう、保育者が側に付き、背中をさするなど安心して入眠出来るようにした。

身体発達

水遊びを好む子が多く、ビッグバスへと誘い、水の感触を楽しみ、親しめるようにした。ゆったりと水遊びを楽しみたい子には、タライや小さいビッグバスに誘い、一人ひとりの様子に合わせて配慮していった。

情緒

気の合う友達と一緒に遊ぶ中で、上手く自分の思いが友だちに伝えられず、トラブルになってしまう事がある。保育者が仲立ちとなって思いを代弁したり、相手の気持ちを伝えるなどして、仲良く遊べるよう気を付けていった。

言葉

「○○に行った」「○○を見た」など、印象に残ったことを保育者や友だちに話す姿が見られた。子ども達の言葉に耳を傾け、「誰と行ったの?」「どうだった?」など、更に会話が広がるような質問をするなどして、会話することの楽しさを伝えていった。…