2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2017年度6月のまとめ

食事

スプーンを使って一人で食べる姿が見られる。手づかみで食べる子もあるので、「スプーンを持って食べてごらん」など個々に声を掛けてスプーンを持って食べられるようにしていった。病み上がりなどで食欲が落ちている子もあった。食事量を調節していったり、食べやすいように配慮していった。

排泄

トイレに座るとタイミングが合い排尿出来る子もあり、布パンツに移行した子も6名となった。布パンツが濡れてしまって布パンツをはきたがらない子もあったので「失敗しても大丈夫だよ。」と優しく声を掛けて不安な気持ちを受け止めていき無理強いしないように進めていった。また、職員同士で個々の排尿間隔をつかみトイレへと誘っていけるようにした。

健康

手洗いでは、水遊びになったり、手を濡らすだけになっている子もあるので「ゴシゴシってするんだよ。」「バイキンマン、バイバイしようね。」など声を掛けながら、保育者も手を洗う見本を見せたり、手を添えて手洗いの仕方を個々に伝えていった。

睡眠

一人ひとりが安心して眠れるように、背中や足を擦ったりして心地よい気分になるように関わっていった。暑い日には、エアコンで室温も調節していき、涼しくなりすぎないようにこまめに室温チェックを行った。

身体発達

シール貼りをして七夕飾りを製作した。好きな色を選んだり、色紙に全体的にシールを貼ったり、同じ場所にシールを貼ったりなど、集中して取り組み楽しんでいた。三角マットを重ねて滑り台にしたり、ジャンプして跳び下りたりなど体を動かしてホールで遊んだ。両足ジャンプで高く跳んだりなど活発な姿もたくさん見られた。

情緒

友だちが使っている玩具が欲しいと「貸して」が言葉で言えなくてトラブルになる事もあったが保育者が「貸してって言ってみようか?」と仲立ちをすると、子ども同士のやりとりの中で貸し借りができる事もあった。中には、「○○ちゃん後から貸してね。」と言えるようになったり、「どうぞ」と言葉でのやりとりも聞かれるようになった。

言葉

朝、友だちが登園すると「○○ちゃん、おはよう!」と走り寄って挨拶する姿があったり、友だちの名前を呼んで遊びに誘ったりしている。ままごと遊びでは、「何がいいですか?」「はい、メロンパン」など友だちや保育者に話しかけてやりとりを楽しんでいた。保育者も子どもたちのやりとりを見守っていき、友だち同士のやりとりが広がっていけるように関わっていった。…

2歳こぐま組2017年度5月のまとめ

 

食事

スプーンを持って1人で食べようとする姿も多く見られ、「ピカピカなったよ」「全部食べたよ」と嬉しそうに保育者に見せる姿があった。苦手な物があると、残っている物を混ぜたりあそびになることもあったので、保育者が側について量を調節したり、声を掛けながら少しでも食べていけるよう配慮していった。

排泄

トイレに座って排泄出来ることが増えてきた。上手に出来たことを褒めていきながら、自信に繋がるようにしていきたい。トイレでタイミング良く出来る子も何人かおり、布パンツを持ってきてもらうよう声を掛けていった。無理なく履けるようにしていきたい。

健康

日中暑くなることも多かったので、小まめに水分補給を行ったり外遊びの時間を調節したりし、無理のないように過ごしていけた。又、気温によって服装を調節していき快適に過ごせるようにしていった。食後におしぼりで口や手を拭くことを忘れている子も多いので、その都度知らせたり、拭き方を伝えたりし、清潔にする気持ちよさを伝えていった。

睡眠

一人ひとりの寝るタイミングを把握しながらトントンしたり、背中をさすったりして安心して入眠できるように心掛けた。眠たくなくて走り回る子もいたので、他の友だちが寝ていることを伝えながら、無理なく体を休めることができるよう声を掛けていった。

身体発達

散歩に出掛けると、「○○に行きたい」と喜んで出掛けていた。こいのぼりが上がっていると「気持ち良さそう」「泳いでるよ」と毎回見ることを楽しみにしていた。虫探しが好きで、だんご虫やてんとう虫を捕まえたり、じっくり観察したりと小動物に関心を持って楽しんでいた。

情緒

少しずつ、自分のあそびたいと思うあそびを楽しむ姿が増えてきて、友だちと一緒にしようとする子も多くなった。数名でおままごとを楽しむ姿も見られ、段ボールのパタパタで囲い家を表現して子ども同士でやりとりを楽しんでいた。玩具や場所の取り合いなど、トラブルの際には仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めたり代弁しながら、あそびを楽しめるようにしていった。

言葉

保育者の名前を覚えて呼んだり、子ども同士で名前を呼び合ったりする姿が見られるようになった。昨日の出来事など、保育者に一生懸命話をしようとする姿があるので、しっかり耳を傾け応えていき、会話のやりとりを楽しんでいきたい。…

2歳こぐま組2017年度4月のまとめ

食事

4月初めは、食べ終わった食器を床に落としたり、汁とお茶を混ぜてしまう子や友達の食事を食べようとする子などあった。一人ひとりの食事の様子や量や好みなどを把握し、落ち着いて食事ができるように一人ひとりに声を掛けていくことで、少しずつ落ち着いて食事もできるようになってきた。

排泄

活動の合間にトイレへと誘っていくようにしていった。友達がトイレに行っている姿を見て「おしっこ行く」と自らトイレに来る子もあった。トイレに座るとタイミングが合い排泄できる子もあった。中には排尿間隔が長く紙パンツに尿が出てない子もあった。「トイレで上手にできたね」など声を掛けて自信へと繋がるようにしていった。

健康

食後の口拭きでは、上手く拭けなくて拭き残しがある子もあったので、優しく声を掛けて清潔に保てるように配慮していった。鼻水の出る子も多かったので「鼻水拭こうね」などと言葉を掛けて保育者が拭き取ったり、自分でも鼻が拭けるように声を掛けて促していった。

睡眠

4月の初めは、保育者にも慣れていないせいもあり落ち着いて布団に入る事が出来ない子もいたが、保育者に少しずつ慣れてきたり生活のリズムもついてきて給食を食べると布団に横になったり、一人で入眠できる子もある。一人ひとりが落ち着いて休息できるように子守唄を歌ったりするなど環境を整えていった。

身体発達

天気の良い日には、園庭や散歩に出掛け戸外遊びを楽しんだ。つくしや菜の花、野花、ちょうちょ、だんご虫など春の自然物を見つけたり、取っ

て実際に触れていった。また、「黄色」「紫」など色にも興味を示して保育者に伝えてくる子もあった。

情緒

友達と一緒に遊ぶ中で、場所の取り合いや玩具の取り合いなどのトラブルがあった。上手く言葉で伝えれない子もあるので「貸してって言ってみようね」などと声を掛けたり、お互いの気持ちを代弁し仲立ちしていった。また、泣いている時には、ギュッと抱きしめたり保育者とゆったりと関わり落ち着いて過ごせるようにしていった。

言葉

手遊び歌やチュウリップなどのうたを子ども達と一緒に歌い楽しんだ。子ども達の好きな歌もあり、リクエストに応えながら子ども達と繰り返し歌っていった。子ども達の話かけてくる言葉に対して、言葉を丁寧に返したり共感したりし、言葉のやりとりも楽しめれるように関わっていった。…

2歳こぐま組2016年度3月のまとめ

食事

スプーンを持つ時、箸に移行しやすい持ち方ができるようになった子どもには家庭と連携を図り、箸に移行した。意欲的に食べる子どもが増えたが、握って持つ子どもやスプーンを使いたがる子どももいた。正しい持ち方を繰り返し伝え、スプーンも常に用意し自分で選んで使えるようにしていった。好き嫌いが多かった子どもも、少しずつ自分から食べようとする姿が見られるようになった。

排泄

一人一人の様子を見守り、家庭と連携を図りながらトイレトレーニングをすすめていった。尿意、便意を感じると保育者に「おしっこが出る」と言って自分で行くようになった。中には遊びに夢中になり、誘われても嫌がり失敗をする子どももおり、援助不足を反省している。排泄後には手洗いの習慣も身についてきた。

健康

年間を通して流行性の疾患が流行ることなく、元気よく過ごせた。外遊び後の手洗いが習慣になり、丁寧にできるようになった。家庭と連携を図り、10月から食後にうがいを始め、12月には歯磨きを始めた。喜んで歯磨きをしていたが、水を流したまま、歯ブラシをくわえて遊ぶ子どももいたため、その都度声かけし、見守っていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠するようになったが、寝つくまでに時間がかかる子どももいた。背中をさするなどして安心して眠れるようにしていった。また、午睡中、尿意を感じ目覚める子どももいたため、さり気なく声をかけトイレに行くように促していった。

身体発達

天気の良い日は努めて散歩に出掛け、長い距離を歩いたり、かけっこをして走ったりすることを喜んでいた。室内でも巧技台を使い、様々な動きを経験させると喜んで遊ぶ姿が見られた。また手先を使った遊びも好み、粘土、パズル、プレートブロックなど集中して遊び、のりや絵の具などの製作も喜び手先を器用に使って遊べるようになった。

情緒

友だちとのかかわりを喜ぶようになったが、自己主張することも増え、トラブルになることもあった。保育者が仲立ちすると「ごめんね」「いいよ」と譲ることもできるようになってきた。優しい姿をしっかり認めていった。進級が近づくことを楽しみにする姿が増え「自分で」と意欲的に頑張る姿に成長を感じることができた。

言葉

ごっこ遊びを通して、保育者や友だちとやりとりを楽しんだり、かるたで遊び、文字にも興味を持つ子どもが増えてきた。自分の思いを伝える事ができるようになったが、友だちの中では、恥ずかしくて黙り込む子どももいたため一対一でじっくりと話を聞き、仲立ちしながら、安心して自分の思いが伝えられるようにしていった。…

2歳こぐま組2016年度2月のまとめ

食事

ほとんどの子が箸を使って最後まで食べるようになった。箸で食べるのを嫌がっていた子も、自分から箸で食べようとする姿が見られるようになった。箸で食べようとする意欲を大切にし、一人ひとりの様子を見守りながら、手を添えて正しい持ち方を伝えていった。中には食事の途中で「スプーンを使いたい」という子どももいるため、スプーンも用意して、無理なく食べられるようにした。

排泄

尿意や便意を感じると自分からトイレに行く子が増えてきた。ほとんどの子が日中布パンツで過ごすようになったが、遊びに夢中になり失敗することもあるので、活動の節目にトイレに誘うように心がけた。また排泄後には手洗いをする習慣が身につくように+、手洗いをしていない子どもにはその都度声をかけていった。

健康

寒い日が多く、鼻水や咳が出る子が多かったが、インフルエンザなどの感染症で休む子は少なかった。鼻水が出ている子には、自分で拭くようにその都度声をかけていった。感染症が流行しないように室温や湿度に配慮し、換気にも気をつけるようにした。給食後に歯みがきをすることにも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊ぶ子どももいる。意欲的に歯みがきをしているので危険がないよう見守っていった。

睡眠

布団に入り、一人で入眠する子どもや保育者が背中をさすると安心して眠る子どもがいた。入眠前にトイレに行くことが身についてきて、午睡後に紙パンツに排泄していない子も増えた。家庭と連携を図り、おねしょシーツを持参してもらうようにお願いし、布パンツで眠るようにしていった。

身体発達

天気の良い日は、努めて戸外に出掛けるようにした。雪が積もった日には園庭で遊ぶなどして雪に触れ、冬ならではの遊びを楽しんだ。散歩に出掛けると「走りたい」と保育者に伝え、かけっこを楽しむ子ども達だった。室内では、のりや絵の具を使った製作をして遊んだ。手先が器用になり、小さくちぎった紙にのりをつけたり、筆を使って紙粘土に絵の具を塗ったり集中して製作を楽しんでいた。

情緒

子ども同士で誘い合い、気の合う友だちと一緒に遊ぶ姿が多く見られた。遊びの中で自分の思いが伝わらず、トラブルになることもあった。保育者が仲立ちをしてお互いの思いを代弁すると、玩具を貸してあげたり、「ごめんね」と謝ることができるようになってきた。

言葉

お店屋さんごっこやお医者さんごっこなどのごっこ遊びを楽しむ姿が多く見られた。店員さん、お医者さん、お母さんなどの役になりきって、「いらっしゃいませ」「これください」などのやりとりを楽しんでいた。保育者も一緒に遊びに加わり、言葉のやりとりを楽しめるようにしていった。…

2歳こぐま組2016年度1月のまとめ

食事

ほとんどの子どもが箸で食べるようになってきた。箸を持つ時、中指が出て持ちにくそうにしている子どもがいたが、手を添え正しい持ち方を伝えると自分で直そうとする姿が見られ、しっかりとほめていった。中には箸で食べることを嫌がり、スプーンを使いたがる子どももいたため、家庭での様子を聞きながら、スプーンも常に用意し自分で選んで使えるようにした。食後には紙ナフキンで口を拭くように伝え、一人一人の様子を見守っていった。

排泄

トイレに行きたくなると、保育者に伝えてから行く子どもや自分のタイミングで行く子どもが増えてきた。中には遊びに夢中になり、失敗してしまう子どももいたため、活動の節目に「トイレに行ってから○○しよう」と一人一人の様子を見ながら、トイレに誘うようにしていった。また排泄後、手洗いをしない子どももいるため、声をかけ習慣になるようにしていった。

健康

雪が降り、寒い日が続き体調を崩す子どもや鼻水が出る子どもも多くいた。鼻水が出ている子どもには、自分で拭くように声をかけ、拭き残しがある時は保育者がさり気なく拭き、清潔に過ごせるようにしていった。また雪が降っても気温が高い日には外で遊ぶ機会を持ち、遊んだ後は手洗いを徹底し水分補給もこまめに行うようにしていった。

睡眠

寒い日もあったが、室温に配慮し心地良い音楽を流すと、布団に入り自然と入眠する子どもや、保育者が背中などさすると入眠する子どももいた。寝付くまでに時間がかかる子どももいるため、トイレに行ってから眠るように促していった。

身体発達

天気の良い日は、努めて散歩に出掛けた。長い距離を歩いたり、たこあげをしてたくさん走って遊んだりし、活発に遊ぶことができた。また、室内ではプレートブロックや箸を使って遊んだり、粘土、ひもとおし、のりを使った製作などを楽しんだりする子どもが多く、手先が器用に使えるようになってきた。

情緒

友だちと一緒に遊ぶことを喜び、自分から「一緒に遊ぼう」と誘う姿も多くなってきた。しかし、自己主張することも増えてきて、思いがぶつかりトラブルになることもあった。保育者が仲立ちすると、相手に譲ろうとすることもできるようになってきたため、しっかりと褒め、認めていった。

言葉

かるたで遊ぶことが増えてきて、読み札の文章を覚える子どもも多くいた。また、ごっこ遊びの中でも友だちと役になりきって、やりとりを楽しんでいたため保育者も一緒に遊びながら、言葉を添えやりとりする楽しさを共有していった。友だちの前では、恥ずかしくて黙り込む子どももいるので、一対一で話を聞いたり、仲立ちしたりしながら友だちとのやりとりが楽しめるようにしていった。…

2歳こぐま組2016年度12月のまとめ

食事

食器を持たなかったり、肘をついたりして、姿勢が悪くなる子がいるため、正しい姿勢や食器を持って食べることなどをその都度伝えていった。箸を使って食べている子は、箸の使い方に慣れてきて最後まで箸を使って食べることができるようになってきた。家庭との連携を図りながら、「箸を使いたい」と言う子や上手にスプーンが持てる子は箸に移行できるようにしていった。

排泄

トイレに行くことを嫌がっていた子も保育者の声かけでトイレに行くようになり、布パンツで過ごせる子が増えてきた。タイミングを見計らって誘うと、失敗なく過ごせるようになってきたのでしっかりと褒めていった。家庭にも園での様子を伝え、連携を取りながらトイレトレーニングをすすめていった。

健康

食後に歯磨きをするようになり、歯みがきのイラストなどを見せながら歯磨きの仕方を伝えていくと、自分で歯磨き・うがいをしようと意欲的な姿が見られた。中には、歯ブラシを咥えたまま遊んだり、コップに水を入れて遊んでしまう子もいたため、その都度声をかけ、見守っていった。また、戸外に出掛ける時、自分で上着を着るように促し、自分でする姿を見守り、難しいところは、さり気なく手伝うようにしていった。

睡眠

布団に横になると、自然と入眠する子や、保育者が側に居たり体をさすると入眠する子もいる。心地よい環境で眠りにつくことができるよう、ゆったりとした音楽をかけたり、室温などにも配慮していった。

身体発達

かけっこをして遊ぶことを好む子が多く、戸外やホールなどで保育者や友だちと活発に走って楽しむ姿が見られた。長い距離を何度も走って遊べるようになり、体力がついてきたと感じた。また、ホールのマットを使い、滑り台を作ると、「公園みたい」と喜び、お尻や腹で滑って全身をしっかり使って遊び楽しんでいた。手先が器用になり、クリスマスのリースを作ると、画用紙を小さくちぎったり、糊やテープを使って張り付けたりし、指先を使った遊びを楽しんでいた。

情緒

友だちと一緒にごっこ遊びや、ままごとを楽しむ姿が多く見られた。友だちと関わる事が増えトラブルが起こるが、保育者が仲立ちをし、子どもたちの思いを代弁していくようにした。友だちに玩具を貸してあげられたときは「貸してくれてありがとう」としっかりと褒めていった。

言葉

ごっこ遊びをすると「熱いからフーフーしてね」や「痛いからお薬塗ってあげるね」など、「~だから」という表現をするようになってきた。また、クリスマスプレゼントでもらったものを保育者や友だちに嬉しそうに伝える姿があった。友だちの前で話す機会を持つと、恥ずかしがる子もいたが、自分の思いを伝えようとする子も多くいたので、しっかりと受け止めていった。…

2歳こぐま組2016年度11月のまとめ

食事

箸で食べる子が増え、保育者が給食を配ると「○○は箸だよ。」と伝え、意欲的に喜んで食べる姿が見られた。箸で食べるのが難しい食材もあるので、スプーンも一緒に用意して、無理なく食べられるようにした。スプーンで食べている子も箸に移行しやすいように、正しい持ち方ができるように手を添えて伝えていった。食事の時の座り方や、食器を持って食べることなど、マナーについても、繰り返し伝えていくようにした。

排泄

自分からトイレに行ったり、「おしっこ行きたい」と保育者に知らせてトイレに行く子が増えてきた。トイレに行くことや紙パンツを交換することを嫌がっていた子も、時々自分からトイレに行く姿も見られた。トイレに行く姿や紙パンツを替えようとする姿をしっかりと褒め、意欲につなげていった。布パンツで午睡をする子も増えてきたので、布団に入る前にトイレに行くことを伝えるようにしていった。

健康

暖かい日が多かったが、朝夕と日中の寒暖差があり、鼻水や咳が出る子が多かった。鼻水が出ている子には、自分で拭くように声をかけ、拭き残しがあるときは保育者がさりげなく拭くようにしていった。戸外遊び後は、手洗いを徹底して衛生面に気を付けていった。給食後にうがいをすることにも慣れ、意欲的にしているので引き続き見守っていく。

睡眠

寝る前に静かな音楽を流すと、落ち着いた雰囲気の中で自然と入眠する子がいる。日々の気温差や咳などで、なかなか寝付けない子もいたので、室温、明るさ、掛け布団などを調節し、心地よく眠れるように配慮した。布パンツで眠る子が増えてきたので、目覚めたら早めにトイレに誘うようにした。

身体発達

天気の良い日は、「土手で遊びたい」「どんぐり山行く」と保育者に行きたい場所を伝える子もおり、努めて散歩に出掛けるようにした。友だちと手をつないで歩くことにも慣れ、少し長い距離も歩けるようになった。土手に伸びている木の根っこを引っ張って遊んだり、農道ではかけっこをしたり、カエルやトンボなどの真似をしたりして、体をしっかり動かして楽しんだ。室内では、パズルやプレートブロック、粘土遊びなど手先を使った遊びを好み、集中して遊べるようになってきた。

情緒

気の合う友だちと一緒にごっこ遊びを楽しむことが増えてきた。仲良く遊んでいるが、時々お互いに自分の思いが譲れず、トラブルになることもあった。その都度保育者が仲立ちをし、お互いの気持ちを代弁すると、「ごめんね」「かして」と言える子が増えてきた。子どもたちの思いを汲み取り、側で見守るようにしていった。

言葉

自分の経験したことや気づいたことを保育者や友だちに伝えようとする姿が見られるようになってきた。ままごとやごっこ遊びの中で、友だち同士や保育者とやりとりを楽しむ姿も多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、話すことの楽しさ、人とのやりとりの楽しさが味わえるように、言葉を添えて関わっていった。…

2歳こぐま組2016年度10月のまとめ

食事

保育者が給食を配ると「ありがとう」「いただきます」など挨拶をしてから食べようとする姿があった。習慣になるように見守っていきたい。また、スプーンの持ち方を意識するようになり、「こうやって持つ?」など保育者に聞きながら食べる子どもが増えてきた。箸に移行しやすい持ち方ができるようになってきた子どもは、家庭と連携を図り箸に移行していった。箸を持つことで意欲的に食べられるようになった子どももいたので、しっかりと褒めていった。

排泄

尿意を感じ、「おしっこ出る」と言ってトイレに行く子どもが増えてきた。男の子の中には、立って排尿できる子どももいる。しかし、気温の変化から間隔が短くなり、失敗してしまう子どももいたため、遊びの妨げにならないよう、活動の節目で誘うようにしていった。また、排尿後、トイレットペーパーで拭くことに慣れてきた。引き続き、見守りながら清潔にすることを伝えていく。

健康

寒暖差があり、体調を崩す子どもが増えてきた。咳や鼻水がよく出る子どもは、園での様子を家庭にも伝え連携を密にしていった。鼻水が出ている子どもには、自分で拭くことができるように、その都度声を掛け、拭き残しは保育者がさり気なく拭くようにしていった。また、食後にうがいを始めた。意欲的にする子どもが多いので、しっかりと褒め見守っていった。

睡眠

食後にうがいをした後、トイレに行ってから布団に入る流れが身についてきた。布パンツで眠る子どもも増えているが、気温差からか、排尿が間に合わない子どももいた。排尿の間隔が短い子どもは、目覚めたら早めに誘うようにしていった。

身体発達

天気の良い日は努めて散歩に出掛けた。友だちと手をつないで歩くように促すと喜んで歩くようになってきた。散歩先でも、かけっこをして活発に遊び楽しむ姿が見られ、体力がついてきたと感じられた。また、室内ではパズル、粘土、プレートブロックなど手先を使った遊びを好み、じっくりと集中して遊べるようになってきた。

情緒

友だちと一緒に遊ぶことが増え、特定の友だちとよく遊ぶようになってきた。仲良く遊んでいるが、時々、思いがぶつかり、トラブルになることもあった。その都度、保育者がお互いの思いを汲み取り、代弁しながら仲立ちしていった。また一人遊びを好む子どももいるが、仲立ちしながら、友だちと遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

日常の出来事を保育者や友だちに伝えたり、散歩中、出会った人にすすんで挨拶したりするようになってきた。ままごと遊びの中でも、「いらっしゃいませ」「○○ください」などやりとりが盛んになってきた。保育者も一緒にやりとりを楽しんでいった。友だちの前では恥ずかしくなり、自分の思いを伝えられない子どももいるので、一対一で話が聞けるようにしていった。…

2歳こぐま組2016年度9月のまとめ

食事

「先生、お茶碗の絵が見えたよ」ときれいに食べ終えた食器を保育者に見せながら意欲的に食べる姿が見られたり、「こうやって持つんでしょ?」とスプーンの持ち方を保育者に聞きながら持つ子どもが増えてきた。また、家庭と連携を図り箸を使って食べる子どももいた。意欲的な姿をしっかりとほめながら、スプーンの持ち方も箸に移行しやすい持ち方ができるよう繰り返し伝えていった。

排泄

一人ひとりの排泄の感覚を見計らい、トイレに誘うようにしてきたため、「おしっこでる」と予告してトイレに行く子が増えてきた。また、布パンツをはくことで意欲が高まり、自分からトイレに向かう姿も見られるようになった。中には誘っても嫌がる子どもがいるので、「○○ちゃんと一緒に行こうか」など誘っていった。家庭での様子を聞きながらトイレトレーニングを進めていきたい。

健康

暑い日が多かったが、気温差の変化で鼻水が出る子どももいた。家庭での様子を聞きながら体調の変化に早めに対応できるようにした。また、活動の合間にこまめに水分補給をするようにしていった。

睡眠

排泄してから布団に入る流れが少しずつ身についてきた。気温が高く、タオルケットをかけずに眠る子どもがいたので、室温など調節し、快適に眠れるように配慮していった。また、寝る前に音楽を流すと落ち着いた雰囲気になり、静かに眠りにつく子どももいた。

身体発達

天気の良い日は、散歩に出掛けるようにし、安全なところでは友だちと手を繋いで歩く機会も増やしてきた。ホールで運動会練習を見る機会をたくさん持ってきたため組体操の技を真似したり、広いところでかけっこを楽しんだりしていった。

情緒

友だちと一緒にごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきているが、遊びの中で自分の思いを通そうとしトラブルになることがあった。その都度、保育者が仲立ちし「かして」「いいよ」「ありがとう」など言葉を添えながら友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう援助していった。

言葉

ごっこ遊びで「まるごう行ってくるけん」「イオン行ってくるからね」などとやりとりをしたり、一緒にパズルをしながら、「これはアンパンマンだよ」「ミッキーがおる」と知っている言葉を使って友だちや保育者とやりとりをする姿がよく見られた。「先生も行ったことあるよ」や「よく知っているね」と言葉を返し、一緒に言葉のやりとりを楽しんでいった。…