1歳うさぎ組保育日誌バックナンバー

1歳うさぎ組2020年度2月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2021年2月4日(木) 狭間

今年度2回目のクラスチェンジを行った。こぐまぐみ保育室に移動すると早速ブロックやままごとなど自分のやりたいあそびを見つけて楽しむ子どもたちだった。色とりどりのべーに興味を示す子の姿が多く、お店屋さんごっこの中でべーのやりとりをし、買い物気分を味わったり、食べ物に見立てて食べる真似をしたりなど、思い思いのあそび方で楽しんでいた。また、中にはべーに書かれている数字や絵を指し、「これは?」と尋ねる子も見られたので、「1」や「2」などの簡単な数字に興味が持てるよう、「これは“1”だよ」「こっちは“2”だよ。“2さい”の2だね」などと伝えたり、数字の歌を口ずさんだりなど関わり方を工夫していった。前回のクラスチェンジ時と比べて、テーブルのスペースで遊ぶ子の姿が少なかったため、次回はテーブルを使って楽しめるようなあそびを考えていきたい。

 

うさぎ組(1歳児)2021年2月8日(月) 砂原

保育室とホールで遊んだ。保育室では、クラスチェンジをした時にべーに興味を示す子どもたちが多く見られたので、用意した。べーを沢山集めると、「1、2、3…」と数を数えると、皿に入れて「○○くん、アイスだよ」とごちそうに見立てて友だちと一緒に食べる真似をして楽しんだ。遊びを通して友だちと関わる姿に保育者も加わり、楽しい気持ちに共感していった。またホールでは、三角マットで作った山の隙間に集まって狭い空間を楽しむ一方で、友だちとの接触が気になり、服を引っぱって“やめてほしい”という気持ちを表現する子もいたので、広々と遊べるように工夫したいと感じた。

 

うさぎ組(1歳児)2021年2月15日(月) 上山

保育室であそんだ。大型Bブロックを用意すると「おうち作ろう!」「○○ちゃんあっち(持って)」と友だちを誘ったり、協力したりして家を作る子どもたちだった。また、以前はパーツがはまらず困ってしまうとすぐに保育者に援助を求める姿が多かったが、友だちにやり方を尋ねる子やできるまであきらめずにしようとする子の姿が見られた。保育者も子どものやり遂げたいという気持ちを認め、できたときには「上手にできたね」「頑張ったね!」と達成感が味わえるような声掛けをしながら関わっていった。

 

うさぎ組(1歳児)2021年2月19日(金) 上山

保育室であそんだ。雪を室内へ持ち込むと、触ってみたり、皿やコップに入れてままごとをしたりして楽しんだ。また、絵の具を使って雪に色を付けるとかき氷やジュースに見立てて遊ぶ姿があった。保育者が青と赤を混ぜて紫色を作ると、不思議そうに混ざっていく様子を観察する子や、「次はオレンジと青でしよ!」と真似をして他の色を作ろうとする子がおり、色に興味を持つ子どもたちだった。保育者も一緒に遊びを楽しみながら、「赤色にしてみる?」「紫色になったね」と子どもが色の名前を意識できるように声掛けをしていった。

 

うさぎ組(1歳児)2021年2月27日(土) 真壁

園周辺を散歩し、アイアイの砂場に行く事を伝えて散歩に出掛けた。「散歩行く」「砂場行く」と意欲的に準備をしようとする姿が見られ、スムーズに出かける事ができた。外に出ると、少し風が強くて冷たさを感じたが、喜んで歩く子が多くいた。「耳が冷たいな~」「顔が冷たい」等全身で風を感じ、思った事や感じた事を保育者や友だちに伝えたり受け止めてもらい、楽しい雰囲気の中で散歩ができるよう配慮していった、

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1歳うさぎ組2020年度1月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2021年1月9日(土) 狭間

前半はテラスや保育室で雪あそびをした。保育者が雪だるまを作る様子に興味を示し、「これなんだ?」と尋ねてくる子や、雪を触ると「みて!サラサラだよ!」と感触を楽しむ子の姿が見られた。気温が低かったため、子どもたち一人一人の体調に気を付けながら遊びを見守っていった。後半は保育室で粘土や大型Bブロックを用意して遊んだ。雪あそびで作った雪だるまが印象的だったようで、粘土で真似して作る子の姿が多く見られた。「コロコロして作るんだよ」「冷たいねー!」と友だちとやりとりを楽しみながら作る子どもたちだった。保育者も「お顔つけてみる?」「3段の雪だるまにしてみようか?」と声を掛けて遊びが盛り上がるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2021年1月14日(木) 狭間

園周辺に散歩に出かけた。雪が随分と溶け、道路には水たまりがたくさんできており、昨日と同様長ぐつで水たまりの中に入って水しぶきをあげたり、足の裏で水の感触を味わったりして楽しむ子どもたちだった。「バシャバシャ」「お水だね」などとやりとりをしたり、「きゃー」と大きな声で笑ったりしながら歩く様子が微笑ましかった。今後も自然物に触れることができる機会を取り入れ、より散歩が楽しめるようにしていきたい。また、道中では救急車やパトカー、タンポポの花などをみつけ、「○○あったよ」「ほら、見て見て」と嬉しそうに保育者へ知らせる姿も見られた。「本当だ、よく見つけたね」などと声をかけ、1つ1つの言葉に丁寧に応答していった。

うさぎ組(1歳児)2021年1月16日(土) 狭間

前半は保育室、後半はホールであそんだ。保育室では、6ピースから30ピースのものまで様々なピース数のパズルを取り入れてみた。どの子もすぐに興味を示し、自分なりにピースをはめてみたり、分からないところは「これはどこ?」と保育者や友だちに確認しながら進めたりする姿が見られた。中には、1人で12ピースのパズルを完成させることができる子もおり関心した。「パズルできたよ」「楽しかったよ」と話す子もいたため、今後も取り入れていけたらと感じた。ホールでは、技巧台を用意した。時々順番の取り合いなどトラブルになる場面が見られたものの、「順番こでやろうね」「お友だちのうしろに並ぼうね」などと声をかけると、納得して順番を守ろうとする姿が以前よりも増えてきたように感じた。引き続き、簡単なルールのあるあそびについて少しずつ伝えていけたらと思おう。

うさぎ組(1歳児)2021年1月26日(火) 上山

アイアイの砂場へ散歩に出掛けた。散歩中、靴が脱げてしまうと「脱げた」と自分から保育者に知らせる子や、友だちが脱げたことに気が付くと「大丈夫?」「○○ちゃんがしてあげる」と言って声を掛けたり、靴を渡したりする姿があり微笑ましかった。また、アイアイの砂場に着くと「もういいかーい」とかくれんぼに興味を示し、保育者や友だちと楽しむ子どもたちだった。保育者も一緒に遊ぶ中で、簡単なルールを子どもたちに伝えながら、遊びを盛り上げていった。…

1歳うさぎ組2020年度12月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年12月2日(水)晴れ 上山

南部体育館へ散歩に出掛けた。散歩車と誘導ロープに分かれて散歩を楽しんだ。誘導ロープを持って歩く子どもたちは花や車を見つけると「ちいさくてかわいい!」や「おおきいくるま!」と普段とは違う景色を楽しんでいた。また、道路を渡る際には「車くるかな?」と尋ねると「きてないよ!」と確認して伝えたり、渡り終えるまで手を上げたりする姿があった。保育者も、安全に散歩が楽しめるように子どもたちに交通ルールを伝えていった。南部体育館ではしゃぼん玉や虫探しを楽しんだ。虫を見つけると観察しながら「ちいさいね」「どこいくかな?」と子ども同士でやりとりをする姿があった。保育者も子どもたちとのやりとりを楽しみながら気づきを共有して、遊びが広がるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2020年12月3日(木)雨 上山

保育室で過ごした。いつもの玩具に加え、プレートブロックを用意し、机のコーナーではリース作りをして遊んだ。リース作りでは、紙皿に折り紙を両面テープで貼って飾りつけをする子どもたち。完成すると「見て!できたよ」「これお母さんに見せる!」と嬉しそうに伝える姿があった。また、両面テープを上手く剥がすことができない子がいると、「はい」と言って剥がしたものを渡す優しい姿も見られた。保育者も子どもが作る様子を見守りながら、必要に応じて援助をしたり、クリスマスの歌をうたったりしてクリスマスに興味が持てるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2020年12月16日(水)雪 狭間

保育室であそんだ。ブロックや積み木などでじっくりとあそぶことができるよう、棚を移動させて細かくスペースを区切ると、集中してあそびを楽しむ姿が見られた。積み木であそぶ子どもたちは、倒れないように慎重に積み上げたり、ドミノのように並べたりして楽しんでいた。中には、友だちと協力して交互に積んだり、倒れそうになると支えようとしたりする様子もあり微笑ましく思った。プレートブロックを使ってあそぶ子の中には、自分で星や家の形を組み立てようと挑戦する姿があった。なかなか上手くいかず、「できない」と訴える場面もあったものの、あきらめずにじっくりと取り組む様子に関心した。普段よりもあそびこむ子の姿が多く見られたので、日々の保育室の環境構成の重要性を改めて実感した。

うさぎ組(1歳児)2020年12月21日(月)晴れ 上山

前半はホール、後半は保育室であそんだ。ホールでは大型レゴブロックや布製の電車の玩具など自分が好きな遊びを楽しむ子どもたちだった。大型レゴブロックでは「○○ちゃん一緒に作ろう!」と友だちを誘って一緒に家をつくり、完成すると「みんなで入ろう」と言って中に入ったり、「○○ちゃんと作った!」とできた喜びを嬉しそうに保育者に伝えたりする姿が見られた。保育室では、マグブロックやひも通しを用意して遊んだ。マグブロックを壁につけて星をつくったり、保育者が帽子を作ると耳や飾りを工夫してつけたりして楽しむ子どもたちだった。保育者も「お星さまにみえるね」「耳がついてネコさんみたいだね」と声掛けをしていくことで、遊びが広がるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2020年12月25日(金)曇り 砂原

保育室で遊んだ。大型Bブロックを用意すると、囲いを作り家に見立てて中に入ったり、長いパーツに小さいパーツを付け電車を作ったりしていた。電車では跨ると「しゅっぱーつ」と車掌になりきり両手をハンドルを持つように左右に揺らすなど運転気分を味わっていた。「いれて」「(すわって)いい?」と尋ねる友だちに隙間をあけたり、「いいよ」と伝えたりして受け入れる姿があった。「やさしいね」「ありがとう、だね」などとお互いの気持ちを代弁し、十分に褒めていった。粘土遊びでは長い間集中して遊んでいった。保育者も一緒に加わり作る楽しさを味わえるようにしながら、一人一人がじっくり遊べるよう子どもの人数に合わせて粘土板を増やし、スペースを広げるなど対応していった。…

1歳うさぎ組2020年度11月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年11月5日(木)砂原

保育室で遊んだ。段ボールで作ったトンネルに「わぁ!」と目を輝かせていた。丸や三角などに切り取った穴を窓に見立て、段ボールの外側から覗いたり、内側から顔を出したりして楽しそうな表情が見られた。「○○ちゃんおいで」と友だちを誘い、中に入って狭い空間を共有する姿があった。アイスクリーム作りでは。ビニール袋に好きな色の花紙を沢山詰め、出来上がったアイスに保育者一人一人に「みて」と嬉しそうにアピールしていた。楽しい、嬉しい気持ちに共感し、「秘密基地みたいだね」「美味しそうだね」と声を掛け、遊びを盛り上げていった。

うさぎ組(1歳児)2020年11月9日(月)野田

避難訓練に参加した。ベルの音に、さっと手を止めて遊んでいた玩具を床に置く子、近くにいる保育者の元へ行き、じっと様子を伺う子など、これまでの経験から“何かが起きる”“先生と一緒にいないと”と感じ取っている様子が見えた。園庭では、ブルーシートの存在に少し落ち着きがなくなる子もいたが、前回、違和感から避難靴を履くことができなかった子も、履くことができた。経験を重ねる大切さを改めて感じた。もしもの時に子どもたちを安全に確実に避難させることができるよう、一人一人の様子を伝え合い、どのように対応していくかを話し合った。

うさぎ組(1歳児)2020年11月13日(金)野田

初めてアイアイの砂場を訪れると、どの子もとても喜んで遊び始めた。園にはない玩具で、夢中になって砂場遊びをする子、散策を楽しむ子など、色々な姿が見られた。中には、ベンチに座って花壇の花を眺め、「はな」「かわいい」などと友だち同士伝え合って喜ぶ姿も見られた。保育者が見守ることで安心をして、初めての場所でも伸び伸びと遊ぶ姿に、信頼関係の確立が感じられ嬉しく思った。広場では、誘導ロープで散歩をし、茂ったクローバーや観葉樹木、トンボ、蝶々などの自然物を見て楽しんだ。どの子もとても満足し「また行くー!」とのリクエストが多くあったので、ぜひ機会を作っていきたい。

うさぎ組(1歳児)2020年11月26日(木)砂原

小園庭で遊んだ。虫探しする子が見られると、「どこにいた?」「○○ちゃんも探す!」などと声を掛け一緒に見つける子どもたち。「あった」と蛙をバケツに入れ、動く様子を観察し楽しんでいた。蛙を通して「○○くん、おいで」と誘ったり、「ちいさいね」と思いを共有したりして関わる姿も見られた。保育者も側で「そうだね。△△してるね。」と子どもたちの発言を繰り返し共感し、誘う姿を見守っていった。また、テラスに行きたくなり様子を見に行くこともあったので、「みてみて!あっちに□□があるよ!見に行かない?」と興味を持つような声掛けをしていきたいと感じた。…

1歳うさぎ組2020年度10月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年10月7日(水) 挾間

南部体育館へ散歩に出掛けた。体育館の広場では、虫探しや探索活動などを思い思いに楽しんだ後、誘導ロープを取り入れてみた。興味を示した子たちは「○○ちゃんも、やる」と言って意欲的に輪を握り、広場内を歩いていた。途中で集中力が途切れてしまい手を離してしまう子、最後までしっかりと輪を握り続けていた子など様々な姿が見られたが、どの子も“誘導ロープを使って歩いてみたい”という思いが感じられたため、今後も活動の中に取り入れていきたい。また、広場から園へ戻るまでの道中では、柿やコスモスなど秋ならではの自然物を一緒に探しながら散歩を楽しんでいった。

うさぎ組(1歳児)2020年10月8日(木) 挾間

保育室で遊んだ。広告紙でボールを作ると、壁に貼ってあるカレンダーを狙い、的当てのようにして楽しむ姿があったため、おばけの顔を保育者が作り、壁に貼ってみた。すると、「おばけやっつける」「こわいけど大丈夫」などと言いながら、おばけを目がけて夢中でボールを投げて遊ぶ子の様子が見られた。月齢の小さい子も、ある程度狙いを定めて投げることができている姿があり、感心した。保育者も一緒に遊んだり、おばけの的に当たった時は喜んだりなどして遊びを盛り上げていった。また、「かきかき(お絵描き)したい」と保育者にリクエストする子もいたため、テーブルのスペースでは画用紙になぐり描きをして楽しめるコーナーを設けていった。今後も子どもたちの姿に合うものや希望に添った遊びを提案していきたい。

うさぎ組(1歳児)2020年10月19日(月) 野田

こぐま組保育室で遊んだ。活動としては初めて訪れたが、登園時間の早い子どもたちは、朝のうちに遊びに行くことも多いので、慣れた様子で遊び始めた。好きな玩具を手に取ると、テーブル席や丸テーブルを使って、気の合う友だちと並んで遊ぶ姿があった。その落ち着いた雰囲気に、遊びに行く機会のなかった子たちも気になる玩具を手に取って、保育者の側で安心して遊び、笑顔も多く見られた。一人一人に声をかけながら、それぞれの遊びが深まるように、やりとりを仲立ちしたり、玩具の遊び方を伝えたりしていった。

うさぎ組(1歳児)2020年10月27日(火) 挾間

秋祭りごっこを楽しんだ。輪投げや立体パズル、製作コーナーを準備すると、どのコーナーにも興味津々で早速遊び始める子どもたちだった。輪投げや立体パズルでは、最初に保育者が実際に遊び、やり方を伝えると、真似をして挑戦する姿が見られた。中には、輪投げ用の色水が入っているペットボトルのピンをジュースに、立体パズルのピースをテーブルに見立てて、ジュース屋さんごっこに遊びが発展する様子もあった。子どもたちが思いついた遊びに一緒に参加し、「おいしそうだね」「何味かな?」などと声をかけ、盛り上げていった。時々、ペットボトルや立体パズルの取り合いなどトラブルになる場面もあったため、その都度双方の思いを受け止めて代弁し、仲立ちとなっていった。

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1歳うさぎ組2020年度9月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年9月2日(水) 野田

ホールで遊んだ。水遊びでしっかりと体力のついてきた子どもたち。以前は補助台を使っていた月齢の小さな子たちも、腕と足を巧みに使って自力で滑り台を登ることができていた。言葉の発達が著しく、見立て遊びが楽しい月齢の大きな子たちは、下で見守る保育者を「3びきのやぎのがらがらどん」に登場する「トロル」と呼び、「食べないで」「負けない」などと言いながら滑り下り、逃げる真似をして見せていた。活発に遊びを楽しむ子どもたちの姿を伝えあいながら、ケガやトラブルのないよう連携を図っていった。また、中には保育者の一対一での対応を求める子もあったので、思いを汲みとり、ゆったりと関わりながら、徐々に友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう仲立ちをしていった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年9月7日(月) 狭間

ホールと保育室であそんだ。ホールでは、ボールプールを作ると早速中に入り、手に取ったボールを投げて楽しむ子どもたちだった。保育室では、秋の行事にちなんで花紙を使って月見団子の政策を楽しんだ。はじめに保育者が丸めた花紙をビニール袋に入れて団子を作りながら、分かりやすい言葉で丁寧に作り方について伝えると、「やってみる」と興味を持つ子がいた。月齢の大きい子は作り方をすぐに理解し、たくさんの花紙を袋に入れて集中して取り組んでいた。月齢の小さい子も自分のペースで花紙を丸め、袋に入れることを楽しんでいた。出来上がった団子は、保育者が用意した三方の絵が付いている大きな画用紙に子どもたちが自分で貼り付け、大きな1つの作品が完成した。完成したものを見て、「○○ちゃんが作ったやつだ」「きれいだね」などと、友だち同士で会話する微笑ましい姿もあったので、「きれいだね」「またしようね」と思いに共感していった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年9月11日(金) 砂原

保育室で遊んだ。粘土を伸ばして「にょろにょろへび」潰して「ブーブー」と車に見立てるなど楽しそうに遊ぶ姿が見られた。型を用意すると、星やうさぎなど好きな形を選び、粘土をつめたり粘土に押し付けたりしていた。一人一人じっくりと遊べるようにテーブルや道具を充分に用意するなど環境を整えていった。ペットボトルに花紙を入れジュースを作ると、「○○色にする!」と意欲的な気持ちが見られたり、出来上がると飲む真似をして楽しんだりする様子があった。「美味しそうだね」「キレイだね」などと出来上がった嬉しい気持ちに共感していった。また、花紙が上手くペットボトルに入らない子には、手を添えたり、「小さく丸めたら入るよ」などと助言したり挑戦しようとする姿を認めていった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年9月18日(金) 野田

ホールで遊んだ。風船や大型ソフト積木などを用意すると、運動遊びや見立て遊びを楽しむ姿が見られた。すずらんテープの付いた風船をいくつも束にして持って走り、風船の揺れる様子を観察したり、保育者が揺らすとその動きに合わせてジャンプしたりと、とても喜んでいた。大型ソフト積木では、自分たちで好きな形に組み合わせたり、並べたりして、家やたいこ、飛び石などに見立て気の合う友だちと会話をしながら熱心に遊んでいた。それぞれの遊びが十分に楽しめるよう、また、接触などでケガをしないよう環境を整え、一緒に遊びながら、子ども同士の関りがより深まるよう「○○ちゃんも一緒にしたいんだって」などと仲立ちをしていった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年9月29日(火) 野田

園庭で遊んだ。運動遊びや砂遊びなど、自分の好きな遊びに気の合う友だちを誘って、伸び伸びと楽しむ姿が見られた。「ジュースよ」「はい、どーぞ」「○○ちゃん、こっちおいでー」などと、活発に言葉のやりとりをする姿も見られた。保育者同士連携を図りながら、ケガやトラブルのないよう仲立ちや代弁を行った。鉄棒やボール遊びなどに興味を示しはじめた子どもたちには、意欲的な姿をしっかりと褒め、次もまた挑戦してみたくなるよう、一緒に遊びながらたくさん声をかけ、気持ちを盛り上げていった。

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1歳うさぎ組2020年度8月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年8月3日(月) 狭間

テラスで水あそびを楽しんだ。保育者が泡の出る玩具を使うと、「わぁ~」「あわあわ~」などと言って手を伸ばし、興味を示す子どもたちだった。実際に泡を触ってみた子の中には、プリンカップに泡をのせアイスに見立てたり、手を洗う真似をしたりして楽しむ姿が見られた。また、泡に水をかけ、少しずつ消えていく様子をじっくりと観察する子もいた。子どもたちのあそびの様子を見守りながら、楽しさや泡の不思議さに共感していった。どの子も「あわ、もっとちょうだい」などと言い、“もっと泡あそびがしたい”という様子が伺えたので、泡を使った洗濯ごっこなども取り入れてみたいと感じた。

 

うさぎ組(1歳児)2020年8月11日(火) 狭間

テラスで水あそびを楽しんだ。色とりどりの色水を用意すると、どの子も興味津々だった。保育者が色水をカップやペットボトルに注ぎ、手渡すと、嬉しそうに中をのぞきこみ、目で見て色を楽しむ子、「赤」「青」など色の名称を言うことができる子など様々な姿が見られた。また、色に対する興味が更に膨らむよう、保育者が色と色を混ぜ合わせてみると、「あ、むらさきになった」と言って色の変化に気付く子の姿もあった。「よく気付いたね」などと声をかけ、気付きを十分に認めていった。中には、色に興味があるものの、赤や青以外の色の名称がまだ分からない子も多く見られたので、「これは黄色だね」「みどり色だよ」などさりげなく知らせながら一緒にあそびを楽しんでいった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年8月17日(月) 野田

水遊びを楽しんだ。ビニール袋を用意すると、早速手に取って遊びはじめる姿があった。水を入れると、外から握って感触を味わう子や日に当てて光が反射する様子を観察する子など、思い思いに遊びを楽しんでいた。「柔らかい」「キレイ」などと感じたことを言葉で伝えようとする子も多くあったので「本当だ。気持ちいね!」「キラキラしてるね」などと対話を重ねながら一緒に遊び、言葉で思いが伝わる嬉しさを感じることができるようにしていった。少し高い所から袋を落とし、跳ね上がる水飛沫を浴びるなど、ダイナミックな遊びも味わっていった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年8月26日(水) 狭間

水あそびを楽しんだ。片栗粉を水に溶かして片栗粉粘土を作ると、指先で触れて感触を確かめる子どもたちだった。ドロドロとした不思議な感触に、はじめは驚いたような表情をする子がいたが、徐々に感触に慣れてくると、「うわぁ」「すごい」と感じたことを言葉にしてみたり、「もっとちょうだい」とリクエストしたりする姿があった。また、独特な感触に夢中になり、じっくりと集中して指先でかき混ぜる様子も見られた。「ドロドロしてるね」「面白いね」などと声をかけ、子どもたちの感じた不思議さや面白さに共感していった。片栗粉に興味を示し、時間いっぱいあそびを楽しむ子が多かったため、次回もまた楽しめるよう色をつけるなど変化を付けて再度取り入れていきたいと感じた。

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1歳うさぎ組2020年度7月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年7月3日(金) 狭間

小園庭であそんだ。久々の戸外あそびとなり、どの子も夢中でカエル探しや型抜きを楽しんでいた。カエルを見つけた子たちは、スコップですくって捕まえたり、手で優しく持ったりすると、「見て」と得意気に保育者に知らせる姿があった。また、バケツなどに入れて観察したり持ち歩いたりして楽しむ様子が見られた。「上手に捕まえられたね」「カエルさん可愛いね」などと声をかけ、生き物と触れ合う楽しさに共感していった。中には、今までカエルに触れることに抵抗があった子が、手の平に乗せてみる姿もあり、嬉しく思った。今後も自然物に触れることができる機会を多く設けていきたいと感じた。

うさぎ組(1歳児)2020年7月7日(火) 野田

粘土や魚釣りなど、いろいろなコーナーを用意し、子どもたちが好きな遊びを楽しめるよう声かけや援助を行っていった。久しぶりの粘土遊びに夢中になる子、保育者や友だちと一緒に井ゲタブロックで大きな部屋を作って喜ぶ子など、どの子もよく遊んでいた。魚釣りでは、先日シール遊びをした台紙を使って魚をつくり、愛着を持って楽しめるようにした。月齢の小さい子たちも全員が一人でしっかりと竿を持って挑戦する姿が見られ、友だちへの興味・関心の深まりや、見て学んで試して成長していく様子がうかがえ嬉しく思った。

うさぎ組(1歳児)2020年7月13日(月) 狭間

尚徳中学校3年生との交流があった。初めはどの子も緊張しており、遠くから様子を伺うだけだったが、保育者が仲立ちとなると徐々に慣れはじめ、自分から玩具を持って関りに行く姿がみられるようになってきた。また、抱っこや食事の介助を求めて中学生へ手を伸ばす子や、別れる際にさみしそうな表情をする子も見られた。中学生と関わることへの喜びをしっかりと受けとめ、「一緒にあそべて嬉しいね」「また来てくれるからね」などと声をかけていった。中には、人見知りからあそびに集中できなかったり、涙が出たりする子の姿もあったため、保育者が側に付き、安心して過ごせるよう配慮していった。

うさぎ組(1歳児)2020年7月20日(月) 野田

金魚に見立てた手作り玩具を用意した。物珍しさから、ただ集めて喜んでいた子どもたちだったが、保育者がすくって遊ぶ姿を見ると、玩具をタライに戻して浮かべ、スコップを手にすくいはじめた。こぼさないようにスコップを平衡に保ってそっと運んだり、バケツに浮かべてユラユラと泳ぐ様子を友だちと一緒に眺めたりしていた。また、思いついた玩具を手に、ホースの水を汲みに来ていた子どもたちが、じょうろやペットボトルに水を汲み、そこから別の容器へと移していく姿も見られた。保育者の遊ぶ姿を見て吸収し、遊びが変化していく様子に成長を感じた。子どもたちがより楽しく、より成長していけるよう環境構成を工夫していきたい。

うさぎ組(1歳児)2020年7月30日(木) 野田

水遊びの玩具の中に新しい物を見つけると、早速手に取って遊んでみる姿が見られた。カラフルなスポンジを集めて水に浮かせてみたり、水を含むと色が濃くなることに気づき様子を観察したりと、いろいろな楽しみ方があった。中にはギュット固く絞って浸み出してくる水の感触や、水を含んだスポンジを頬に当てて肌触りを味わう姿もあった。子どもの気づきや思いに共感し、「可愛いね」「色が変わったね」「気持ちいいね」などと代弁しながら一緒に遊んでいった。より水遊びを楽しんでいるように感じ嬉しく思うと共に、新たな環境をもっと提供できるよう準備していきたいと感じた。

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1歳うさぎ組2020年度6月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年6月2日(火) 野田

月例の大きい子は小園庭で、小さい子はテラスで遊んだ。小園庭では、虫探しや砂遊びなどを、テラスではゴザの上でゆったりとままごとを楽しんだ。小園庭では、色々な生き物に親しむ機会が増えてきたことで、カエルを捕まえることのできる子や、小さな虫を潰さないようにそっと近づいたり、指先で優しく触れたりと加減のできる子が多くなったように感じた。また、「いたよ!」「見たい」と言葉で発見したこと、思ったことを伝えようとする子も多くなったと、2歳を迎える子どもたちの成長をじっくりと感じることができた。テラスでは、ままごと玩具を使って、保育者や友だちとのやりとりを喜ぶ姿があった。少人数で過ごすことで、興味のある玩具にじっくり触れ、友だちとの関わりが深まったように感じた。それぞれの成長に合った関わりの大切さを改めて感じた。

 

うさぎ組(1歳児)2020年6月10日(水) 挾間

保育室とテラスで遊んだ。保育室では、破った新聞紙をビニールプールの中に入れて新聞紙プールを作ったり、洗濯バサミを使ったりして楽しんだ。新聞紙プールでは、以前はなかなか新聞紙を破ることができなかった子が、保育者の真似をして繰り返し挑戦するうちに自分で破ることができるようになる姿が見られた。できた喜びに共感し、さらに遊びが盛り上がるよう関わっていった。また、友だち同士で破った新聞紙をかけ合って遊び、喜ぶ姿も見られた。友だちと関わって遊ぶ様子を大切にし、今後も見守っていけたらと感じた。洗濯バサミを取り入れたコーナーでは、指先に力をこめて洗濯バサミをとめたり、外したりできる子が多く見られた。シール貼りや紐通しなどの手先を使った遊びを引き続き取り入れ、楽しめるようにしていきたい。

 

うさぎ組(1歳児)2020年6月11日(木) 野田

ホールと保育室で遊んだ。ホールでは、月齢の大きい子どもたちが鬼ごっこをして楽しんでいた。「○○ちゃん、鬼だよ」と追いかける役、逃げる役を理解して遊ぶ様子に驚くと共に、感心した。上に兄や姉がいる子が異年齢での関わりの中で、自然と覚えていったのではないかと思われる。楽しそうな姿に誘われて、月齢の小さい子たちがかけっこを始め、また盛り上がった。友だちと思いを共有し、短時間だったがとても満足そうだった。保育室では、広告や粘土などで指先を使ったり、思いを表現したりして遊んだ。「あめふり」の歌に合わせて傘を揺らしてみたり、大好きなアンパンマンや生き物を自分なりに作ろうとしたりしていた。友だちの持っている物の方がよく見えて、手を伸ばす姿があったので「ステキだね」「一緒でいいね」などと声をかけ、思いを受け止め、仲立ちをしていった。

 

うさぎ組(1歳児)2020年6月19日(金) 荒金

ホールで遊んだ。ソフトレゴブロックを用意すると、友だちや保育者と一緒に家を作り、嬉しそうに中に入って遊ぶ子や車に見立てて上に乗り、“バスにのって”の唄を歌って楽しんでいる子がいた。より遊びが盛り上がるよう保育者も一緒に歌いながら側で見守っていった。中には、周りにいた子たちが自分も車に乗りたい!と側に来ると、「どうぞ!」と言って、座るスペースを空けるなど友だちと関わって遊ぶ様子が見られ嬉しく思った。また、「○○ちゃん、○○くん」とお互いの名前を呼び合い、楽しそうに乗っている姿もあり微笑ましく思った。今後も友だちと関わりたい気持ちを大切にしながら見守っていきたい。

 

うさぎ組(1歳児)2020年6月22日(月) 野田

テラスで遊んだ。フラフープや大型ソフト積木などを用意して、戸外で運動遊びができるようにした。保育者を真似て、飛んでくるシャボン玉を輪にくぐらせてみたり、友だちと一緒に電車ごっこをしたりと伸び伸びと遊ぶ姿があった。また、すずらんテープでカーテンを付けたフラフープでは、何度もくぐったり、向こう側に透けて見える友だちに手を振ってコミュニケーションを図ったりする姿が見られた。子ども同士の関わりを見守り、必要に応じて代弁や仲立ちをしていくと、初めは怖がっていた子も、友だちの楽しそうな笑顔に安心してカーテンをくぐってみるなど、成長が促されていると感じる場面があり、とても嬉しかった。…

1歳うさぎ組2020年度5月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年5月12日(火) 野田

天然木のブロックや紐通しなど、手先を使った遊びを用意すると、珍しさからか喜んで手に取っていた。「こうやってするんだよ」と目の前で遊んでいると、月齢の大きな子どもたちが「こう?」「できたよ!」などと、保育者との会話を楽しみながら遊び始めた。その様子を見ていた月齢の小さな子どもたちも、穴を狙って突起を差し込もうとしたり、紐を通そうとしたり、真剣に取り組んでいた。必要に応じて手を添えながら“自分もできた”という達成感を味わえるようにしていった。また、短時間だがテラスに出てかけっこやシャボン玉遊びなどをしながら、全身を動かしたりスキンシップを図ったりしていった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月14日(木) 狹間

小園庭で遊んだ。砂遊びや虫探し、花摘みなど、自分であそびを見つけて楽しむ子どもたちだった。砂遊びをする子の中には、スコップで砂をすくい、カップの中に入れたり、自分で型抜きをしようとしたりする子の姿があったが、小園庭の地面が固く、堀りにくそうにしていたり、砂が乾いているため、型抜きができなかったりと、遊びにくそうにする様子が見られた。保育者が水をかけ、地面を少し湿らせ軟らかくすることで、遊びやすくなるよう配慮していった。また、湿った地面の部分から泥遊びに発展する子も見られ、手で泥を触って感触を味わったり、ままごとをしたりして楽しんでいた。泥の他にも、草花や虫に触れる子も多く見られたため、今後も自然物に触れて楽しむことができる機会を作っていきたいと感じた。

うさぎ組(1歳児)2020年5年18日(月) 狹間

テラスと保育室とに分かれて過ごした。テラスでは、シャボン玉遊びをしたり、外気浴をしながら絵本を見たりして楽しむ子どもたちだった。保育室では、シール遊びを楽しんだ。台紙から器用にシールをめくって画用紙に張り付ける子、上手くシールをめくることができず戸惑う子など、様々な姿が見られた。難しそうにしている子には、保育者が手を添えて援助したり、めくりやすいよう少しだけ台紙からはがしたものを手渡したりして、シール遊びの楽しさを味わうことができるよう配慮していった。また、シールをスムーズに張ることができる子の中には、「もっかいしたい」「なくなった、ちょうだい」など、シールがなくなると“まだやりたい”という思いを伝える子もいたので、思いを受け止め何度も楽しめるように関わっていった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月23日(土)狹間

園周辺へ散歩に出かけた。道中に見かける犬や猫、草花などに興味を示し、喃語や一語文など自分なりの言葉で感じたことを伝えようとする子どもたちだった。一つ一つの言葉にしっかりと耳を傾けたり、丁寧に応えやりとりを楽しんだりしていった。おばけトンネルに差し掛かると、音が反響することを覚えている子は「おーい」と呼びかけ、響いてくる声に喜ぶ姿がみられた。また、保育者が手を叩くと、“パン”という音の響きに興味を持つ子が、真似をして手を叩く姿もあり、微笑ましかった。気温が高かったため、水分補給をしながら散歩を楽しんでいった。

うさぎ組(1歳児)2020年5月29日(金)野田

小園庭でしゃぼん玉遊びや砂遊びを楽しんだ。風上に立ってしゃぼん玉を吹くと、勢いよく子どもたちに向かって飛んでいき、仁王立ちで構える子や右や左へと追いかける子など様々な姿が見られた。テラスで行う時よりも、広いスペースでより開放的に感じるためか、ジャンプをしたり、大きく開いた両腕を「パチン!」と言いながら閉じたりと、触れることよりもダイナミックに割ることを楽しんでいた。砂遊びでは、スコップで砂をすくい、何かに移して喜ぶ子が多くなってきたので「こんな物もあるよ」と皿や型抜き玩具など、子どもたちの手に扱い易いサイズの物を選んで用意した。一緒にあそび、やりとりの仲立ちをするなど、ごっこ遊びへと繋げていけるよう関わっていった。…