1歳うさぎ組2022年度12月のまとめ

健康

パンツ交換をする時に、ズボンを脱いだり履いたりすることを自ら行う姿が増えてきた。身の回りのことに対して「自分でする」という思いを言葉や仕草で伝えたり、自分で着脱ができた時に笑顔で喜んだりする姿もある。着脱に時間がかかったとしても、自分でしたいという気持ちを受け止めながら、子どもの様子を見守ったり、「自分でできたね」「すごいね」など自分でできた嬉しさを共感しながら関わったりしていった。

ホールで、三角マットのすべり台から転がしたボールや自分で投げたボールを追いかけて取りに行ったり、保育者に追いかけられて、友だちと一緒に「キャー」と笑顔で走ったりなど、活発に体を動かす姿が見られた。保育者も一緒にボールの投げ合いっこをしたり、「よーいどん」と声を掛けホール内を一緒に走ったりなど、子どもたちが楽しめるように遊びに誘ったり、声を掛けたりしていった。

人間関係

タッパーを弁当箱に見立てて、ブロックや新聞紙を詰めたり、ハート型や星形などのフェルトを棚の上やカラー積み木の上に並べて「いらっしゃいませー」と友だちや保育者を呼びかけて、お店屋さんごっこをする姿が見られた。友だちと一緒に同じ遊びをする中で、お互いに上手く言葉が伝わらず、玩具の取り合いなどのトラブルに繋がることもあるが、保育者が仲立ちに入り「これが使いたかったんだね」「同じのがないか一緒に探してみよう」など子どもの思いに寄り添いながら、関わっていくことで、少しずつ友だちと一緒に同じ遊びを楽しむ姿があった。

環境

タブレットやCDを使って、「あわてんぼうのサンタクロース」を流すと、友だちや保育者と一緒に歌ったり踊ったり、クリスマスの雰囲気を味わったりすることを楽しんでいた。また、「てぶくろ」のCD絵本の読み聞かせをすると、音楽に合わせてリズムに乗って体を動かしたり、踊ったりする姿も見られ、冬の季節を感じたりして楽しんでいた。季節に合った曲をかけたり、歌ったりすることによって、音楽に興味を示し、口ずさむ子の姿も見られたため、今後も季節に合ったものを取り入れていきたい。

言葉

「かして」「いいよ」「一緒に遊ぼう」などゆっくりではあるが、友だちに自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。また、「あっ」など声を出しながら、指差しや仕草で自分の思いを知らせようとする姿も見られた。子どもたちが自分の気持ちを言葉に出せるよう、話に耳を傾けて受け止めながら、必要に応じて代弁し、自分の思いが伝わる嬉しさが味わえるようにしていった。

表現

ピアノのリズムに合わせて、かえるやとんぼの動きを友だちと一緒に真似て楽しむ姿が見られた。子どもたちが身体を動かす楽しさを感じられるよう、保育者も大きな動きで子どもたちと体を動かしていった。

ツリー型や雪だるまの形の画用紙に、サインペンを使って自由にお絵描きしたり、指や手のひらに色々な色の絵の具を付けて、フィンガースタンプをして製作を楽しんだ。作り終えると、「みてー」「できたよ」と保育者や友だちに嬉しそうに見せる姿も見られた。完成した喜びを共感しながら、「上手だね」など声をかけ、製作の楽しさを味わえるようにしていった。

食育

スプーンを一人で持って自ら食べようとする姿や「あつまれして」と保育者に言葉で伝え、残さずに食べようとする姿が見られた。スプーンを使って自分で食べようとする姿を見守り、「上手に食べるね」「お皿が綺麗になったね」など声掛けをしながらしっかりと褒めて、意欲的に食事ができるように関わっていった。

育児あれこれ