3歳ぱんだ組2022年度11月のまとめ

健康

ホワイトボードにその日の活動をイラストカードで記すと、○○の前には、片付けをして、トイレに行くなど活動までの流れをよく理解し、進んで行動できるようになった。進んで行動する姿を十分に褒め、なかなか準備の進まない子が“わたしも~しよう”と自分で気付けるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って、一緒に遊ぶことを楽しんでいるが、「今は一人で○○がしたい」「○○は一人でしたいから、邪魔されたくない」という思いから、誘いを断わられ、泣いて訴える場面があった。“友だちと一緒に遊びたい”という思いを受け止めながらも、「○○ちゃんは今は~したいんだって。~が終わったら、また一緒に遊ぼうって言ってみようね」と声をかけ、相手の思いにも気付けるようにしていった。

環境

散歩に出る機会は少なかったが、晴れた日は、園庭で戸外遊びを楽しんだ。葉っぱが赤やオレンジになっていることに気付き、様々な色の葉っぱを集めて、ままごと遊びに使ったり、落ち葉を両手いっぱいに集めて撒いたりして楽しむ姿があった。子どもたちの言葉にゆったりと耳を傾け、楽しさを共有しながら、一緒に様々な気付き、発見を楽しんでいった。

言葉

友だちと関わって遊ぶ中で、戦いごっこに発展し、乱暴な言葉遣いになる姿があった。また、「○○ちゃんに~って言われて嫌だった」と保育者に知らせる姿もあった。必要に応じて仲立ちとなり、「~って言おうね」と正しい言葉を伝えたり、「~って言われたら、友だちは嫌な気持ちになるよ」と相手の思いを伝えたりしていった。

表現

繰り返し発表会ごっこを楽しんだ。発表会ごっこの中でも、特に劇遊びが好きで、大きな声でセリフを言ったり、踊りながら歌ったりして楽しんでいった。歌いながら、子どもたちと一緒に振り付けを考えることで、さらに張り切る姿が見られ、笑顔いっぱいで演技する姿があった。「~のところ、すごくかわいかったね」「大きな声が出ててかっこよかったよ」と具体的に褒め、自信につなげていった。

食育

“発表会ごっこで上手にできた”“大きな声で歌えた”などの達成感が様々なやる気につながり、普段野菜嫌いの子が、「せんせい、きょう○○たべられるよ!だって、はっぴょうかい(ごっこ)がんばったもん」と言って、進んで食べてみる姿がたくさん見られた。それぞれの姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有することで、次への意欲、自信につなげていった。

育児あれこれ