4歳きりん組2021年度1月のまとめ

健康

咳が出たり、鼻水が出たりなどクラスで体調を崩す子がいた。室温調節や換気、検温をこまめに行い、家庭と連携を図りながら子どもたちの健康管理に努めていった。また戸外遊び後の手洗い、うがいが習慣になってきたが早く終わらせたい思いから疎かになる姿もあったので、再度手洗い、うがいの大切さを伝えることで意識して行えるようになった。

人間関係

友だちと鬼ごっこやすごろくなどルールのある遊びやリサイクル材を使っての製作など友だちと一緒に遊び方やルールを考え、伝え合う姿が増えていた。しかし、トラブルがあった時に「〇〇くんが○○してきた」と相手の思いを聞かずに保育者に伝えてくることがあった。相手の思いを聞く大切さや互いの気持ちに気付けるように仲立ちをしていった。

環境

今月は、雨や雪が続き、戸外で体を動かして遊ぶ機会がなかなか作れなかった。室内で遊ぶことが多く、色々な正月遊びが楽しめるように準備すると興味を持ち、繰り返し遊んでいた。室内でも体を動かして遊べるよう、ドッジボールや玉入れ遊びなどゲーム遊びができる環境を整え、友だちと一緒に楽しめる時間や場所を作れるようにしていった。

言葉

休み明けに経験した出来事を友だちや保育者に嬉しそうに話す姿があった。友だちの前で話す機会を作ると、緊張や恥ずかしさから自分の言いたいことが上手く言えなくなることもあった。子どもたちの会話に耳を傾けながら、話す楽しさや思いが伝わる喜びを感じられるようにしていった。友だちとの関わりが深まっている分、友だちが嫌がることを言う姿も多く見られた。友だちにどのような言い方をすればいいかなど、クラス全体で考える機会を持っていった。

表現

文字を書くことに興味を持ち、文字を保育者に尋ねたり、ひらがな表を見たりしながら書こうとすることが増えてきた。友だちとの関わりが増えてきたため、お手紙ごっこを通して、友だちとやりとりを楽しみ、繰り返し遊ぶ姿が見られるようになった。

今後も環境を整えながら、繰り返し楽しめるようにしたい。

食育

絵本を通して正月ならではの食文化を伝え、関心が持てるようにしていった。写真を見せたり、家でどのような料理を食べたかなど話題にしたりすることで、より関心も深まった。また、ぞう組に向けてきりん組もバイキングの準備をすることを伝えると、「やりたい」と意欲を持つ子が多く、はりきる姿がみられた。手順や内容を丁寧に伝え、安全に取り組めるよう、工夫していきたい。

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