5歳ぞう組2021年度10月のまとめ

健康

運動会終わってからも、園庭でリレーや大縄跳びなど継続して運動遊びに親しんでいた。縄跳びが跳べなかった子も跳べるようになり、上達する喜びを味わっていた。また、大縄跳びも人気の遊びとなり、友だちと一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむ姿が増えていった。

人間関係

運動会に向けて、友だちの姿に刺激を受け、縄跳びやマット運動に挑戦する姿があった。上達する姿を見ながら、「すごい」「できたね」と一緒に喜んだり、保育者に伝えたりする姿があった。友だちと喜びを共有しながら、クラスで一体感を味わえるように関わっていった。また、園庭で繰り返しリレーを楽しむなかで、自分たちでチームをわけたり、人数が足りない時には2回走ったりと工夫して遊んでいる。スタート位置が段々前に出て走る距離が短くなったり、順番の前に走り出したりする姿があるが、その都度友だち同士で伝え合い楽しんでいる。

環境

天候が良い日には散歩に出掛け、秋の自然に触れられるようにしていった。月の後半からは気温も下がり、子どもたち同士で「もう冬かな」「寒くなって来たよね」など季節の移り変わりを意識して話す姿があった。読み聞かせなどで、季節の移り変わりに触れ、より興味が深まるように関わっていった。

言葉

友だちに積極的に会話を楽しんでいるが、運動会にむけての運動遊びの中で、勝敗にこだわるあまり、友だちに強い口調で話す姿が見られた。また、友だちが話をしようとする時に、話を遮って自分が話そうとする姿もあった。話を聞いてもらう嬉しさを味わうことや、相手に思いを伝える時は、どのような言葉や伝え方がよかったのか、一緒に考えることができるように関わっていった。

表現

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵で表現していった。思い通りに表現できない子には、その時の様子を一緒に思い出したり、写真を見たりしてイメージできるように関わっていった。友だちの絵を真似して描く姿を認めながらも、自分で思い出したことを表現しようとする姿を認めていった。
楽器遊びでは、保育者のリズムに合わせて演奏する子や、ピアノやCDの音楽に合わせてリズムよく楽器を鳴らす子がいた。楽器に触れて遊べるよう置き場を広げたり、楽譜を用意したりして環境を整えていった。

食育

食事中は、友だちとの会話に夢中になり、横を向く、肘をついたまま食べる姿が多く見られた。「どういう風に座ったらいいかな」など声をかけ、食事中のマナーなど自分で意識できるように声をかけていった。また、食べ終わりの時間を示し、時間を意識して食べられるようにしていった。

育児あれこれ