うさぎ組(1歳児)2021年6月2日(水)狭間
アイアイの広場へ散歩に出掛けた。砂場に到着すると、ままごとや虫探し、探索活動など好きな遊びを見つけて楽しむ子どもたちだった。ままごとを楽しむ中には、弁当箱やフライパンにたくさん砂や石、タンポポをのせて食べ物に見立てて「ごはんできたよ」「食べて」と保育者に言葉で伝え、遊びに誘う姿が見られた。一緒に食べる真似をしたり、さらに遊びが広がるような声かけをしたりしながら、楽しさを共有していった。また保育者が「何ができた?」など問いかけると「パン」「お弁当」と答えたり、「焼いてるの」と知らせたりする子の姿があったため、1つ1つの言葉に耳を傾けたり、丁寧に応えたりすることで、やりとりをする楽しさが味わえるようにしていった。
うさぎ組(1歳児)2021年6月8日(火)真壁
園庭で遊んだ。前日少しずつ水に触れる機会を設けることで、水の冷たさや気持ち良さを感じ喜ぶことが多かったため、食紅を使用し、色水遊びを楽しんだ。透明の容器やペットボトルに色水を作ることで、色水に興味を示す子が多かった。透明のカップを用意し、色水をすくって遊べるようにすると「赤」「黄色!」と色の名前を知らせて喜ぶ姿が見られた。また、保育者がペットボトルの色水をカップに入れてあげると「ちょうだい」「おかわりちょーだい」等、言葉のやりとりも楽しみながら遊ぶことができて良かった。
うさぎ組(1歳児)2021年6月16日(水)狭間
保育室で遊んだ。三角マットの滑り台、絵積み木、粘土のコーナーを設け、体を動かすことができる遊びや集中して取り組むことができる遊びを楽しめるようにしていった。特に粘土に興味津々だった子どもたちは、指先を使って小さく千切ったり、握って感触を味わったりして楽しんでいた。保育者が粘土でアンパンマンや虫などの形を作ると、「次は○○(作って)」と言葉で伝えたり、自分なりに真似をして作ってみようとしたりする姿も見られた。やりとりをすることや表現することの楽しさがより一層味わえるよう、丁寧に応答したり、「上手にできたね」などと認めたりしていった。
うさぎ組 (1歳児)2021年6月21日(月)狭間
ホールで巧技台を使って遊んだ。はしご橋や平均台、とび箱の中から好きな場所を選び、挑戦する子どもたちだった。はしご橋では四つ這いなり格子に手や足をかけて渡ったり、とび箱では両足ジャンプで下へと降りたりなど、どの子もしっかりと体を動かして楽しむ姿が見られた。上手くできると「見て」「できたよ」と得意気に知らせる子もいたため「すごいね」「上手にできるね」などと声をかけて、しっかりと認めたり、できて嬉しい気持ちに共感したりしていった。あそびの途中で巧技台から転落するなどの危険がないよう、十分に注意しながら側で見守っていった。
うさぎ組 (1歳児)2021年6月29日(火)真壁
園庭に出ると尚徳中学校の生徒との交流で年少児が遊んでいた。中学生に声をかけられて喜ぶ子もいたが、人見知りをして戸惑う子もいた。保育者があそびに誘い、安心してあそびが楽しめるように関わっていった。中学生に型抜きをしてもらい、崩して喜ぶ子や「しっかり作ってね」とはっきりと言葉で伝える姿も見られた。年中児が作った片栗粉粘土を貸してもらい、感触あそびを楽しんだ。固まったり、溶けて水っぽい形に変化したりする様子に喜ぶ子どもたちだった。食紅で着色もしていて、色もきれいだった為、「あおーねー」と言う子や「気持ち良い!」など喜びを言葉で表現する姿もあった。水や土、砂などの感触とはまた違い、十分に楽しむことができていた。今後も様々な感触あそびを取り入れてあそびこめる環境を作れるように工夫していく。