5歳ぞう組2021年度7月のまとめ

健康

水遊びをするための準備や後始末の仕方を子どもたちと一緒に考えていったことでスムーズに行えるようになってきた。色水でのジュース作り、水鉄砲で水のかけ合いを楽しんでいる。遊びに夢中になると、水分補給を忘れる子がいたため、保育者も一緒に水分補給をしたり、声をかけ自分で気づいて飲んだりできるようにしていった。
咳が出る子が多くいるため、手洗いうがいの大切さを改めて伝え、自分で感染症予防に取り組めるようにしていった。

人間関係

水遊びを通して、自分が感じたことや工夫したこと、試したことを友だちや保育者に伝え、やりとりする姿が見られた。「一緒にやろう」と誘い合って遊ぶ姿がある反面、「これはわたしの」と独り占めしようとする姿も見られた。子ども同士でやりとりして解決しようとする姿を見守り、必要に応じてお互いの気持ちを伝えるなどしていった。

環境

畑の野菜や植物に積極的に水やりをして世話をしたり、野菜の収穫をしたりして、生長した喜びを感じることができた。大雨が降った時には、「野菜大丈夫かな」「流されてないかな」と自分たちで育てている野菜の心配をする姿もあった。
保育室の棚の配置を変えたことで、遊びが広がっている。引き続き、子どもたちが快適に過ごせるよう、姿に合わせて環境構成を行っていきたい。

言葉

休みの日にしたことや楽しかったことなどを前に出て友だちに伝える時間を設けたことで、友だちに伝わるように話すことや友だちの話を最後まで聞くことを意識して話そうとする姿があった。また、ポストを置いたため、ひらがな表を見ながら自分なりに友だちや保育者・家族に手紙を書く子が増えてきている。ひらがなに興味を持てるよう早口言葉や逆さ言葉など言葉遊びに親しんでいるため、続けていきたい。

表現

七夕製作では、由来を聞いてから作り始めたことでイメージを膨らましやすく積極的に作る姿が見られた。キラキラテープを天の川に見立てると、「ちいさい星がたくさんあった方がいい」「いろんな星がいい」など自分なりに表現していた。子どもたちが自分なりに考えて作る姿を見守ったり、工夫して作る様子を認めたりして、自信に繋げていった。

食育

畑の野菜の収穫を喜び、「これもういいへん?」「大きいのがあった」と収穫を楽しみにする姿が見られた。苦手な野菜でも、自分たちで育てた野菜だとわかると一口でも食べようとする姿がみられた。今後も育てた野菜を収穫する楽しさ、味わう嬉しさを伝えていきたい。

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