0歳りす組2021年度5月のまとめ

健康

熱が出たり咳が出たり鼻水が出たりと、体調の変化が見られる子が多かった。食欲もいつもより少なくなる子も見られた。一人一人の体調の変化について職員間で連携を図って見守り、家庭にも園での様子を詳しく伝えていった。

人間関係

保育者の語り掛けに喃語で応えたり、触れ合い遊びを楽しんだりして、保育者とのやりとりに喜びを感じている子の姿が見られた。又、友だちの存在に興味が出てきた子もいて、体に触れてコミュニケーションを取ろうとすることもあった。友だちや保育者との関わりを十分に楽しめるよう配慮していった。

環境

動きが活発になり、ずり這い、伝い歩き、一人歩き、ハイハイなどで気になる場所へ移動し、探索を楽しんでいた。月齢の小さい子は、周りの友だちの様子が気になり、腹這いで両手を床につけて顔を上げて周りを観察していた。一人一人の好きな体勢で体を動かして遊べるよう環境を整え、安全に配慮しながら動きを見守っていった。中には、友だちの存在に気付いて、友だちへの興味が広がり、友だちの体や頭に強く手で触れる子もいたので、子ども同士が関わる姿を見守っていき、触れ合いを楽しめるようにしていった。

言葉

保育者とのやりとりの中で、喃語や一語文が多く聞かれるようになってきた。子どもの声に耳を傾け、丁寧に言葉を添えながら言葉で表現する喜びが味わえるように関わっていった。また、保育者が手遊びをすると、繰り返し楽しむ中で言葉のフレーズを覚え、保育者の言葉を模倣する子もいた。

表現

音楽が流れると、体を揺らしたり、片言で歌ったりする子がいた。保育者も一緒に歌ったり踊ったりすることで楽しい気持ちに共感していった。月齢の小さい子は、嬉しい気持ちを手足を動かして表現していた。「○○だね、嬉しいね」と気持ちを代弁していった。

食育

完了食や完了リズムの子は、少しずつ食具に興味が出てきて、スプーンを握ったりコップの持ち手を握ったりしている。「○○できるかな?」と励ましの言葉かけや手を添えて援助をすると、嬉しそうに握ったスプーンやコップを口に運んでいた。「○○できたね」と十分に認め、食事に対する意欲につながるような援助を重ねていった。月齢の小さい子は、ミルクの時間の前になると、泣いて訴えることも多くあった。安心できる言葉かけで気持ちを受け止め、ゆったりとした雰囲気の中で授乳できるようにしていった。

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