5歳ぞう組2020年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすためにどうすればいいか一緒に考えていくことで、水分補給や衣服の調節や手洗いなど意識してすすんで行い、友だちとも声をかけあう姿も増えていった。また、天気の良い日は、戸外に出て遊ぶことを喜び、サッカーや大繩跳び、ホッピングや鬼ごっこなど友だちと誘い合って積極的に遊びに取り入れて楽しんでいた。また、鉄棒や登り棒など友だちが挑戦する姿に刺激され挑戦したり、できるようになった喜びを十分に受け止めたりしながら、自信や意欲につながるように配慮していった。

人間関係

友だちと誘い合い、戸外で体を動かしたり、ルールのある遊びを取り入れたりしながら一緒に楽しむ姿が増えていった。子どもたち同士で意見を出し合い、遊びをすすめる楽しさや充実感を味わう中で、友だちと一緒に過ごす喜びや相手の良さに気付き、さらに繋がりが深まっていった。

環境

子どもたちの興味関心に合わせて、色々な種類の絵本や図鑑を取り入れていった。将棋の本を繰り返し読み、ルールがわかると、友だちと一緒に将棋を楽しむようになり年間を通して親しんでいた。また、地図や歴史の本も同様で、本で見たり読んだりしたことが遊びに繋がると、友だちと一緒に気付いたり、発見したりする喜びを味わう姿がみられた。

言葉

卒園式に向けて、友だちと一緒に思い出の言葉を言ったり、一人で話したりする時は、恥ずかしさや不安から人前でうまく話せない子がいた。ゆっくりと時間をかけて親しんでいくことで、自分なりの言葉で表現できるようになり、卒園式でも自信を持って話すことができた。友だちとの関わりの中では、言葉が足りなかったり、友だちが嫌がる言葉を言ったりして、トラブルになることが多かった。保育者が必要に応じて仲立ちしていくことで、相手の思いに気付き、思いを伝え合う姿が増えていった。

表現

製作活動では、季節の製作をしたり、絵を描いたりする機会を作っていくことで、興味が広がり、折り紙、画用紙、廃材などで製作することを遊びに取り入れて親しむ姿が増えていった。一人一人の表現力や発想力、想像力を十分に認めたたり、友だちと共感したりする場も作ったりしながら、表現する楽しさや伝わる喜びを味わえるようにしていった。また、年間を通して歌や踊りに親しむことで、友だちと合わせて表現する楽しさを味わっていた。

食育

野菜の栽培や収穫をすることで、色々な食材に触れたり、自分たちで育てたものを食べる喜びを味わったりすることができた。また、就学に向けて、食べ終わる時間や食べた後の過ごし方を伝えることで、見通しを持って食べようとする姿に繋がっていった。また、楽しい雰囲気の中で、食事のマナーも繰り返し伝えていった。

育児あれこれ