5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

山陰ヤクルトの出前授業があり、身体の仕組みなどを学び、小腸が6メートルあることを知って驚く姿が見られた。また、自分で保育室にある本を見て、身体の中がどうなっているのか調べるなど身体の仕組みに興味・関心を広げるよい機会になった。戸外遊びでは寒さを感じて、「先生、走ろう!」と誘ってくる子がいて、一緒に走りながら身体が温まる心地よさに共感したり、おにごっこなどの遊びに繋げて楽しめるようにしていった。

人間関係

お店屋さんごっこを通して、他クラスと交流することができた。店員の時は優しく声をかけてやりとりをしたり、お客さんの時には相手のペースに合わせて買い物のやりとりを楽しんだりしながら、相手のことを考えて行動する姿が多く見られ成長を感じた。同年齢では友だちとルールのある遊びを楽しむ姿があるが、時々自分の思い通りに遊びをすすめようとしてトラブルになることもある。その都度仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

ひなまつりは製作を中心に進めてしまい、十分に由来を伝えたり、歌を歌ったりできなかったため、反省した。伝統行事をより深く知り、楽しむことができるよう行事前後の活動を充実させていくようにしたい。お店屋さんごっこでは品物に値段を付け、ベーを支払う時に簡単な計算をするようにした。友だちと考えながらおつりの計算をする姿が見られ、数字への興味や理解が深まっていった。

言葉

持ち物の話や塗り絵のキャラクターの色など自分の知っていることを積極的に友だちに伝えようとする姿が見られた。きちんと伝えたい気持ちが強く、友だちと意見が違うと「そうじゃないと」強く否定することがあった。友だちに教えてあげようとするやさしさを認めながら、様々な考え方があることに気付けるようにし、相手にどのような言い方で伝えたらいいか一緒に考えていくようにした。

表現

ひなまつり製作では染め紙をした。絵の具の色をたくさん用意したことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「リボンみたい」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。お店屋さんごっこでは品物作りを楽しんだ。友だちと「あと○○個だ」など声をかけ合い、品物ができると、「たくさんできたね!全部売れるかなぁ?」「早くお店屋さんごっこしたい」と期待を持ったり、達成感を味わったりすることができた。

食育

食肉出前授業でどのようにして肉が出荷されていくかや実際の牛肉や豚肉の大きさを知ることができた。給食時に実際に食べてみると、「おいしい」と言って嬉しそうに味わう姿が見られ、命をいただくことのありがたさを学ぶことができた。また、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。

育児あれこれ