1歳うさぎ組2020年度7月の保育日誌

うさぎ組(1歳児)2020年7月3日(金) 狭間

小園庭であそんだ。久々の戸外あそびとなり、どの子も夢中でカエル探しや型抜きを楽しんでいた。カエルを見つけた子たちは、スコップですくって捕まえたり、手で優しく持ったりすると、「見て」と得意気に保育者に知らせる姿があった。また、バケツなどに入れて観察したり持ち歩いたりして楽しむ様子が見られた。「上手に捕まえられたね」「カエルさん可愛いね」などと声をかけ、生き物と触れ合う楽しさに共感していった。中には、今までカエルに触れることに抵抗があった子が、手の平に乗せてみる姿もあり、嬉しく思った。今後も自然物に触れることができる機会を多く設けていきたいと感じた。

うさぎ組(1歳児)2020年7月7日(火) 野田

粘土や魚釣りなど、いろいろなコーナーを用意し、子どもたちが好きな遊びを楽しめるよう声かけや援助を行っていった。久しぶりの粘土遊びに夢中になる子、保育者や友だちと一緒に井ゲタブロックで大きな部屋を作って喜ぶ子など、どの子もよく遊んでいた。魚釣りでは、先日シール遊びをした台紙を使って魚をつくり、愛着を持って楽しめるようにした。月齢の小さい子たちも全員が一人でしっかりと竿を持って挑戦する姿が見られ、友だちへの興味・関心の深まりや、見て学んで試して成長していく様子がうかがえ嬉しく思った。

うさぎ組(1歳児)2020年7月13日(月) 狭間

尚徳中学校3年生との交流があった。初めはどの子も緊張しており、遠くから様子を伺うだけだったが、保育者が仲立ちとなると徐々に慣れはじめ、自分から玩具を持って関りに行く姿がみられるようになってきた。また、抱っこや食事の介助を求めて中学生へ手を伸ばす子や、別れる際にさみしそうな表情をする子も見られた。中学生と関わることへの喜びをしっかりと受けとめ、「一緒にあそべて嬉しいね」「また来てくれるからね」などと声をかけていった。中には、人見知りからあそびに集中できなかったり、涙が出たりする子の姿もあったため、保育者が側に付き、安心して過ごせるよう配慮していった。

うさぎ組(1歳児)2020年7月20日(月) 野田

金魚に見立てた手作り玩具を用意した。物珍しさから、ただ集めて喜んでいた子どもたちだったが、保育者がすくって遊ぶ姿を見ると、玩具をタライに戻して浮かべ、スコップを手にすくいはじめた。こぼさないようにスコップを平衡に保ってそっと運んだり、バケツに浮かべてユラユラと泳ぐ様子を友だちと一緒に眺めたりしていた。また、思いついた玩具を手に、ホースの水を汲みに来ていた子どもたちが、じょうろやペットボトルに水を汲み、そこから別の容器へと移していく姿も見られた。保育者の遊ぶ姿を見て吸収し、遊びが変化していく様子に成長を感じた。子どもたちがより楽しく、より成長していけるよう環境構成を工夫していきたい。

うさぎ組(1歳児)2020年7月30日(木) 野田

水遊びの玩具の中に新しい物を見つけると、早速手に取って遊んでみる姿が見られた。カラフルなスポンジを集めて水に浮かせてみたり、水を含むと色が濃くなることに気づき様子を観察したりと、いろいろな楽しみ方があった。中にはギュット固く絞って浸み出してくる水の感触や、水を含んだスポンジを頬に当てて肌触りを味わう姿もあった。子どもの気づきや思いに共感し、「可愛いね」「色が変わったね」「気持ちいいね」などと代弁しながら一緒に遊んでいった。より水遊びを楽しんでいるように感じ嬉しく思うと共に、新たな環境をもっと提供できるよう準備していきたいと感じた。

 

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