5歳ぞう組2020年度9月のまとめ

健康

運動会ごっこに向けてダンスや組体操、縄跳びに親しみ全身を使った動きを楽しめるようにしていった。自分なりに運動遊びの楽しさを見つけ、色々な運動用具に挑戦したり、回数などの目標などを決めたりして楽しむ姿があった。子どもたちの頑張っている姿を認めていき、できるようになったことを一緒に喜んで満足感や達成感を味わえるようにしていった。運動遊びをした後に汗をたくさんかいていたので、水分補給やタオルで汗を拭き取ったり、着替えをしたりするように声をかけていった。

人間関係

組体操をしている時に、友だちに立ち位置を教えたり、チャレンジスポーツやリレーでは、自ら友だちの応援をしたりする姿が見られた。運動遊びを通して友だちの得意なことや頑張っているところを認めて、見本にして頑張ろうとする姿もあった。保育者も一緒に子どもたちの良いところを探していき、一人一人が自信を持てるようにしていった。

環境

園庭でどんぐりを拾ったり、散歩に出かけて田んぼの稲が黄色く実っていることを発見したりし、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。園庭で見慣れない虫に出会うと図鑑を持ってきて友だちと虫の名前を調べる姿もあった。散歩に出かけた時は、身近な自然に触れながら、木々の葉の変化や栽培物の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。

言葉

遊びのルールなどを友だちと教え合う姿が増えてきた。一生懸命になるあまり、時々言い方がきつくなってしまい、トラブルになることがあった。子どもたちの友だちに教えてあげたいと思う気持ちを認めて、どういう伝え方をすれば友だちに伝わるか、相手の気持ちを代弁しながら伝えていった。

表現

製作で自分の似顔絵を描いた。顔の輪郭を描くことが難しかったが、自分なりの表現で紙いっぱいに顔を描いたり、耳を大きく描いてみたりし、絵の具を使って描くことを楽しんでいた。また、鏡で自分の髪の毛の色を観察し、黒だけでなく茶色を混ぜた色にするなど、見て感じ取った色で自分の髪色を表現する姿もあった。子どもたちなりの表現を認めながら、描く楽しさを伝えていきたい。

食育

運動会ごっこの機会を多く持つことで「お腹減った」「今日の給食なに?」と食べることを楽しみにする姿も多く見られた。会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、手が止まったりすることもあったため、食事を楽しみながら時間も意識できるよう工夫して声かけしていきたい。

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