0歳りす組2020年度6月のまとめ

食事

食事の用意を始めると、棚越しに立ち楽しみに待っている。棚が開くと机に向かう子が多く、完了食の子は自分で椅子に座る姿も見られるようになった。手づかみやスプーンで意欲的に食べたり、コップを持ってこぼさずに飲んだりできるようになり成長を感じる。また、離乳食の子も、大きな口を開け喜んで食べているので、楽しい雰囲気の中で食べられるように関わっていった。今月、入所した2か月の子はお腹がすくと泣いて訴え、上手に哺乳瓶の乳首を吸い、喜んでミルクを飲んでいる。

排泄

寝かせてのおむつ交換は、遊びたくて仰向けから体勢を変えようとする子がいた。気にいった玩具を持ったり「きれいにしようね」など声をかけたりしながら、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わっていった。

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、熱が出たり、鼻水や咳が出たりする子がいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声をかけ、細めに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにしていった。一人一人の体調を把握し、職員同士、また家庭と連携をしっかりと取り合っていった。

睡眠

2か月の子はミルクを飲むと目を閉じたり開けたり気持ちよさそうに眠る姿が見られた。朝早い登園の子の中には眠くなると目をこすったり、ぐずったりする姿が見られたので、抱っこをしたり、布団に一緒に行き、背中をさすったりし、安心して入眠できるようにしていった。活動量が増えたこともあり、午睡時にぐっすり眠れるようになってきた。

身体発達

一人で立ったり、不安定ながらも歩いたりする子が増え、動きが活発になってきた。危険がないか確認し、十分に動けるスペースを整え、歩行への援助をしていった。月齢の小さい子は、腹這いで遊んだり、お座りをしたり、移動する範囲が活発になり、好きな玩具を見つけ楽しむ姿があった。安全に遊べるよう、使わない玩具を片付け、環境を整えていった。また、ボールを投げたり蹴って歩いたりし、楽しむ姿も見られた。

情緒

歌や手遊びに興味を持ち、保育者を真似て、手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。子どもたちの好きな歌や手遊びなどの触れ合い遊びを繰り返し、一緒に楽しめるように関わっていった。友だちにも関心が出てきて側に行ったり、同じ玩具で遊んだりする姿も見られた。顔を近づけ触れようとする姿もあるので、子ども同士の関わりを見守り必要に応じて仲立ちをしていった。

言葉

「おかあちゃん」「まんま」「ワンワン」など、指差しと共に少しずつ言葉も聞かれるようになってきた。子どもたちの言葉や喃語に優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にしながら、言葉のやり取りをしていった。

育児あれこれ