0歳りす組2020年度4月のまとめ

食事

入園当初は、慣れない環境から、椅子に座って離乳食を食べられなかったり、思うようにミルクが飲めなかったりする子がいた。家庭との連携を図り、哺乳瓶や乳首のサイズを変えるなど、いろいろと試しながら関わっていった。また、一対一での関わりを大切にし、無理のないように進めていった。少しずつ、喜んで離乳食を食べたり、一定量のミルクを飲めたりできるようになっていった。

排泄

おむつ交換を嫌がる子はいないが、排便の際に、沐浴室で体を洗うことに抵抗があったり、泣いたりする子がいた。安心できるような言葉掛けで援助し、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わった。また、おむつかぶれでお尻が赤くなっている子がいたので、シャワーで流し清潔にした後、塗り薬を塗って対応していった。

健康

環境の変化や一日の気温差からか、鼻水や咳が出たり熱が出たりする子がいた。また4月当初、水痘が一名発症したが、他に感染することはなかった。子どもたちの体調の変化に気を付け、細めに検温をし、鼻水が出ていたら拭き取り気持ちよく過ごせるようにしていった。

睡眠

眠いのに、なかなか寝つけない子がいた。また、眠りが浅く40分位で目が覚めてしまう子が多かった。抱っこをしたり、子守歌を歌ったりし、安心して眠れるように関わっていったことで、徐々に環境にも慣れ、一定の時間、眠れるようになってきた。

身体発達

月齢の大きい子は、ずり這いやはいはいで移動したり、ゆっくりと歩いたり、つかまり立ちから伝って歩く姿が見られた。歩行、伝い歩きはまだ不安定なので、保育者が側につき、安全に体を動かして遊べるよう援助し、環境を整えていった。月齢の小さい子は、仰向けでプレイジムに触れて遊んだり、寝返りができるようになり腹這いになると、手、足を動かし喜んだりする姿が見られた。

情緒

入園当初は新しい環境に慣れず、泣く子が多かった。抱っこをしたり、優しく語りかけたりし、一対一の関わりを大切にしていった。少しずつ保育者にも慣れ、側にいると安心して遊び始める姿が見られるようになった。

言葉

月齢の小さい子は、あやすとよく笑い「あーあー」と喃語を発していた。丁寧に応え、コミュニケーションを取れるようにしていった。月齢の大きい子は、離乳食を見ると「マンマンマー」と喜んでいた。「マンマだね。食べようね」など言葉を返したり、やり取りが楽しくなるように共感したりしながら関わっていった。

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