食事
離乳食の子は慣れてきたのもあって少しずつ食べる量が増えてきている。好きな物は意欲的に食べているが、苦手な物は口を開けなかったり吐き出したりする姿もあるが、無理なく食べていけるように関わっていった。完了食の子は手づかみ食べが多いが中にはスプーンを使って食べようとする姿も見られる。スプーンに一口量をすくっておき、掴んで口に運べるよう援助していった。
排泄
排便していても気にする姿がなくそのまま遊んでいることがあるので、子どもが動きを止めて力んでいる姿を見逃さないようにし、「うんちが出たね。洗いに行こうか」など優しく声をかけて、きれいになる気持ち良さを感じられるように関わっていった。また、食後から入眠までの間に排便する子もいるので、入眠に誘う前に便が出ていないか気にかけるようにしていきたい。
健康
過ごしやすい気候になり戸外に出かけたり遊んだりする機会が増えた。地面の土や小石を触ったり、草花に触れたりして楽しんだ後は手洗いを行い、衛生面に配慮していった。
睡眠
離乳食の子は眠くなるのが他の子より早目だったり、短時間で目覚めたりしやすいので午前・午後と2回寝する子もいる。途中でぐずって目が覚めそうでもラックに乗せて揺らすと続けて眠れるので、それぞれのペースで睡眠を保障していった。
身体発達
1歳を迎えた子は棚につかまって立つ姿が多くなり、手足を少しずつ横方向に動かして伝い歩きが見られたり、ずり這いから四つ這いのハイハイへと変化が見られたりしている。子どもが動こうとする範囲に転がっている玩具は除けたり片付けたりして安全面に配慮していった。
情緒
9月入所の子たちは園生活や保育者に慣れてきて一日機嫌良く過ごせるようになってきた。クラス担任や毎日顔を合わせる職員は平気になったがフリーの職員に対しては人見知りをしてしまう姿があったので、慣れた保育者が側に付いたり声をかけたりして安心できるように関わっていった。
言葉
はっきりとわからない言葉も多いが、ゴニョゴニョと長文を発する子や、「あーっ・・・」と喃語や仕草で自分の気持ちを伝えようとする姿がある。伝えたい思いを汲み取って相槌を打ったり、「○○したいのね」と言葉で代弁したりして応答的なやりとりを重ねていき、発語へとつなげていきたい。