5歳ぞう組2017年度9月のまとめ

健康

運動会を目標に縄跳び、組体操などを取り入れ、色々な動きが楽しめるようにしていった。縄跳びはほとんどの子が跳べるようになり、走り跳びなども楽しんでいる。中には「できないから」と言って、誘っても興味を示さない子もいたが、少しずつ体の使い方を覚え、友だちと声をかけながら取り組み上達する喜びを感じている。個々の姿に合わせて声をかけ、やる気や自信に繋げられるように関わっていった。

人間関係

リレーや運動会ごっこでチーム分けや順番を自分たちで行う中で、トラブルになることがあった。保育者がリードしながら解決策を一緒に考え、友だち同士で思いを伝え、互いの思いに気付けるようにしていった。また、組体操では友だちと行うものも取り入れ、友だちと協力してする楽しさを味わい、満足感、達成感が味わえるようにしていった。

環境

時計を見ながら行動することへの意識がさらに高まってきて、保育者が伝えた時間を意識して、活動の準備、片付けができるようになってきた。自分だけでなく、友だちにも声をかけ、クラス全体で取り組もうとする子もおり、頼もしく思っている。

言葉

運動遊びをする中で、友だちの頑張りを言葉で認めたり、できるようになったことを一緒に喜んだりする姿が見られた。保育者も率先して声をかけ、思いを伝える大切さや伝えてもらう喜びを感じられるようにしていった。

表現

色々な音楽に触れながら体を動かしたり、季節の歌を歌ったりする機会を増やし、音楽に合わせて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。また、季節の歌などの簡単な楽譜を作っておくと、興味を示してピアノで弾いて楽しむ姿が多く見られた。メロディオンなどの楽器も用意し、自由に楽器に触れて楽しめるようにしていきたい。

食育

畑の野菜に関心のある子は毎朝畑を見に行き、収穫を楽しみにする姿が見られた。収穫した野菜を年下児も「給食室に持って行きたい」と言うと「いいよ」と言って一緒に持って行き収穫した喜びを共有し合っていた。就学を意識し、先月から食事の時間を見直しているが、友だちとの会話に夢中になり食事が進まない子がいた。また、会話に夢中になり、肘をついたまま食べるなど姿勢が悪くなる子もいたため、個別に声をかけていった。

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