5歳ぞう組2016年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすために意識することを自分たちで考えられる場を大切にしてきた。手洗い、水分補給、体調や気候に合わせた衣服調節、食事などへの意識が少しずつ高まり、友だちと声をかけあう姿も多くなっていった。
縄跳びやホッピング、竹馬などを取り入れ、色々な体の動きに親しんだ。友だちに刺激を受けて挑戦する姿や、できるようになったことを子ども達と共有し、喜びや自信、新しいことに挑戦する意欲に繋がるよう配慮していった。

人間関係

異年齢児や様々な年代の人と関わる機会や、日々の生活の中で友だちと取り組む機会を多く作ってきた。役立ち感や満足感、協同する楽しさなどを感じることで友だちとの関わりも深まっていった。また、友だちが頑張っているところ、上手になっていったことなどを認め合う場も大切にし、友だちと過ごす楽しさを味わえるようにしていった。

環境

生活の中で文字に触れ、絵本や歌、時計などについて関心を持てるようにしていった。文字を使ってのやりとりや、時計を理解して行動するなど生活に取り入れる姿が増えていった。また、四季の変化や自然物の大切さを味わい、発見や探究することも楽しめるように配慮していった。
玩具の扱い方を話し合って決めたり、整理整頓が習慣となるよう声かけをしたりしていくことで、子どもたちの意識は高まり進んで行動する姿も増えた。

言葉

人前では緊張や不安からうまく話せない子がいたが、目標を持って親しむことで自信がつき、行事での挨拶や台詞などを自分の言葉で言える姿が多く見られた。自信や興味関心をもてるよう、日々どのように取り組んでいくかが大切であると感じた。また、自分の感情を素直に表現できる雰囲気や、相手の思いを受け止める姿を大切にし、自分の言葉で感じたことや思ったことを伝えること、相手の話を聞くことの大切さに気付けるように関わっていった。

表現

前年度の年長児への憧れから楽器に興味を持つ子が多く、遊びの中で友だちと一緒に楽しんでいた。継続して楽しむ姿を認め、上達する喜びを味わえるよう関わっていった。また、塗り絵やブロックの製作、行事などの絵画など個々の表現力や発想力、想像力を十分に認めていき、友だちと共感する場も作ることで意欲的に製作や絵画に取り組む姿が増えていった。絵画に時間を要する子もいたが、友だちとの関わりや、保育者の声かけでイメージを広げることで、描くことを楽しめるようになっていった。

食育

野菜の栽培や収穫、自分たちで調理することを通して、食べる喜び、作る楽しさを味わえるようにしてきた。様々な形で食材に触れることで、食事への楽しみが増え、苦手な食材にも挑戦する姿が増え自信に繋がっていった。また年度後半からは就学を意識し、食べ終わる時間や自分で量を調節することを伝えることで見通しをもって食べようとする姿にも繋がっていった。

育児あれこれ