2歳こぐま組2016年度10月のまとめ

食事

保育者が給食を配ると「ありがとう」「いただきます」など挨拶をしてから食べようとする姿があった。習慣になるように見守っていきたい。また、スプーンの持ち方を意識するようになり、「こうやって持つ?」など保育者に聞きながら食べる子どもが増えてきた。箸に移行しやすい持ち方ができるようになってきた子どもは、家庭と連携を図り箸に移行していった。箸を持つことで意欲的に食べられるようになった子どももいたので、しっかりと褒めていった。

排泄

尿意を感じ、「おしっこ出る」と言ってトイレに行く子どもが増えてきた。男の子の中には、立って排尿できる子どももいる。しかし、気温の変化から間隔が短くなり、失敗してしまう子どももいたため、遊びの妨げにならないよう、活動の節目で誘うようにしていった。また、排尿後、トイレットペーパーで拭くことに慣れてきた。引き続き、見守りながら清潔にすることを伝えていく。

健康

寒暖差があり、体調を崩す子どもが増えてきた。咳や鼻水がよく出る子どもは、園での様子を家庭にも伝え連携を密にしていった。鼻水が出ている子どもには、自分で拭くことができるように、その都度声を掛け、拭き残しは保育者がさり気なく拭くようにしていった。また、食後にうがいを始めた。意欲的にする子どもが多いので、しっかりと褒め見守っていった。

睡眠

食後にうがいをした後、トイレに行ってから布団に入る流れが身についてきた。布パンツで眠る子どもも増えているが、気温差からか、排尿が間に合わない子どももいた。排尿の間隔が短い子どもは、目覚めたら早めに誘うようにしていった。

身体発達

天気の良い日は努めて散歩に出掛けた。友だちと手をつないで歩くように促すと喜んで歩くようになってきた。散歩先でも、かけっこをして活発に遊び楽しむ姿が見られ、体力がついてきたと感じられた。また、室内ではパズル、粘土、プレートブロックなど手先を使った遊びを好み、じっくりと集中して遊べるようになってきた。

情緒

友だちと一緒に遊ぶことが増え、特定の友だちとよく遊ぶようになってきた。仲良く遊んでいるが、時々、思いがぶつかり、トラブルになることもあった。その都度、保育者がお互いの思いを汲み取り、代弁しながら仲立ちしていった。また一人遊びを好む子どももいるが、仲立ちしながら、友だちと遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

日常の出来事を保育者や友だちに伝えたり、散歩中、出会った人にすすんで挨拶したりするようになってきた。ままごと遊びの中でも、「いらっしゃいませ」「○○ください」などやりとりが盛んになってきた。保育者も一緒にやりとりを楽しんでいった。友だちの前では恥ずかしくなり、自分の思いを伝えられない子どももいるので、一対一で話が聞けるようにしていった。

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