5歳ぞう組2016年度4月のまとめ

健康

園庭では、氷鬼やサッカーなどのルールのある遊びを友だちと誘い合って楽しんだ。また、鉄棒やのぼり棒などに挑戦する姿も多く見られた。保育者も一緒に遊びを楽しんだり、挑戦する姿を認めたりして、体を動かす楽しさに共感していった。午前中から十分に体を動かすことで、満足感に繋がり、その後の活動も意欲的な姿が見られるようになった。今後も十分に体を動かす機会を作り、様々な遊びを取り入れていきたい。

人間関係

気の合う友だちを誘い合い好きな遊びを楽しんでいた。また友達同士で、遊びの中で作ったものを見せ合うことで刺激を受け、自分でも作ろうと挑戦したり、作り方を聞いたりして関わりが深まっていた。自分でもやってみようとする姿、優しく関わろうとする姿を見守り、思いに共感していった。

環境

玩具の片付けでは、場所が分からない、量が多くて散乱するなどして時間がかかることがあった。丁寧に片づけられるよう、写真を貼ってわかりやすくしたり、量を調節したりしたことで、意欲的に取り組む姿が増えた。また、ゴミの捨て方やスリッパを整えることなど生活環境へも関心がもてるよう声かけをすると、自分から気づいて行う姿も増えた。気づいて行う様子を周囲の子も伝えることで、全体でも少しずつ意識が高まっていった。

言葉

文字に興味を持ち、絵本を一文字一文字ゆっくりと読んだり、わからない字は友達や保育者に聞いたりして文字に親しむ姿が増えた。また、絵本コーナーが整うことで、積極的に絵本を見に行く姿が増え、様々な物語に触れて楽しんでいた。一人ひとりの関心の持ち方を知り、それぞれのペースで興味・関心が広がっていけるよう関わっていきたい。

表現

楽器演奏や、絵を描くことに興味を持つ子が多かった。道具を取りやすい場所に置くことで、積極的に手に取り、友達と繰り返し楽しんでいた。また、
全体で話を聞く時間に、手拍子を様々なリズムで楽しむ機会を作っていくと、保育者の動きに集中し、一緒に手を動かして楽しんでいた。今後も、色々な楽器やリズム遊びに触れられるように工夫していく。

食育

子ども達と一緒に食事をし、会話を楽しみながら苦手なものや、食べられる量、時間を把握していった。また、楽しい雰囲気で食事ができるようバイキング時だけでなく、保育室でも自分で汁を盛り付けたり、気の合う友達と食べたりする機会を作っていった。

育児あれこれ