5歳ぞう組2015年度6月のまとめ

健康

蒸し暑い日や気温差の大きい日があったので、活動や子どもたちの体調に合わせて室温や衣服を調整していくようにした。また、テラスを休息できる場として環境を整えると、絵本を読んだり、友だちと会話したりして楽しむ姿が増えていった。虫歯集会や手洗いに関しての本などを通して、歯磨きや手洗いの大切さを伝えていき、丁寧に行えるよう促していった。

人間関係

当番カードを作ったことで子どもたちの意識も高まり、友だち同士で声をかけ合いながら意欲的に各当番に取り組んでいる。中学生との交流では、親しみを持って積極的に関わる姿が多く、製作活動や絵本、ブロックなど自分の好きな遊びに誘って一緒に楽しんでいた。低年齢児と関わる姿が多くなり、ブロックで車を作ったり、絵本を読んであげたりして世話をすることを楽しんでいる。小さい子を思いやる気持ちを大切にし、自信に繋げていきたい。

環境

自分たちで栽培物を植えたことで関心が高まり、「水やりしてくる」と積極的に世話をし、また葉に触ったり匂いをかいでみたりして「ザラザラする」「トマトの匂いだ」など発見を楽しんでいた。園庭で捕まえたクワガタやカタツムリなども、「これだ」と図鑑と照らし合わせたり、「餌食べたよ」と観察したりしていた。子どもたちの発見や感動に共感しながらより深い関心につながるように声をかけていった。

言葉

「話聞いてくれない」「ごめんねって言ってもきいてくれない」とトラブルの際に相手が耳を傾けてくれず、保育者に訴えてくる姿があった。気持ちの伝え方だけでなく、話を聞くことの大切さにも気づいていけるよう仲立ちをしていった。友だちとの遊びの中で、自分の思いを主張するだけでなく、相手の思いも受け入れて遊びを発展させて楽しんでいる。それぞれの遊びややりとりを見守り、伝え方や受け入れる優しさを認めていきたい。

表現

夏祭りや七夕に向けて、折り紙や画用紙を使って製作を楽しんだ。友だちが出来上がった作品をみこしにつけたり、保育室に飾ったりしていると「やってみる」と自分から活動に参加する姿も多く見られた。
親しみのある音楽を子どもたちの興味に合わせて流すと「もう一回」と繰り返し楽しんでいた。保育者が踊りの動きをじっくり伝えると、覚えようと一緒に体を動かしていた。スペースを十分にとったり、元気に踊る姿を認めたりしていきながら、のびのびと楽しめる雰囲気を大切にしていった。

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