4歳きりん組2015年度6月のまとめ

健康

天気が良く、気温が上がる日もあった。園庭では、タライに水を入れ水に触れて遊べるように環境を整えていった。暑さや湿度の高さにより、食事、午睡時は特に温度調節をしながら快適に過ごせるよう心掛けた。虫歯集会を通して、ペープサートや絵本で歯の大切さを知らせていった。子どもが自発的に歯磨きをする姿をしっかりと認め、意欲につながるよう見守っていった。

人間関係

鬼ごっこやリレーあそびなど、ルールのある遊びに興味を持ち、友だちを誘って遊びが始まることもあった。ルールの思い違いにより、トラブルになることもあった。保育者は、お互いの気持ちを汲み取り、上手く気持ちが伝えられるよう仲立ちしていくように心掛けた。複数人数での遊びが楽しめるようになってきていると感じた。また、今月は中学生との交流があり、園庭で遊んだり、室内遊びを楽しんだりと、触れ合うことができた。

環境

室内ではカブトムシの幼虫が成長していく様子に興味を持つ子もいて、子どもの気付きに耳を傾けて驚きや発見に共感していった。天気のいい日には、園庭に色水を作りあそんだ。色が混ざり合う様子を楽しんだり、砂場に掘った穴に流し込んでみたりと、それぞれ工夫して遊ぶ姿が見られた。また、砂と水を組み合わせて、泥水を作り、ごっこ遊びに取り入れて遊ぶ姿があった。子ども達の発想を充分に認めていった。

言葉

あそびの中で思ったことを言葉にしたり、家出の出来事を友だちと話したりする姿が多く見られた。自分のことを話すだけでなく、友だちの話を聞くこともできるようになってきたが、中には自己主張から、意見がぶつかりトラブルになる場面もあった。また、「嫌な事言ってきた」と訴えてくる子もいた。お互いの気持ちに気が付いていけるよう仲立ちとなっていった。

表現

七夕にちなんだ製作では、丸型にきった画用紙に、“目”“鼻”“口”を描く姿があった。一人ひとりのペースで絵画を楽しめるように配慮したり、子ども達がイメージが膨らみやすいよう声をかけたりしながら進めていった。完成した子からは「早く飾って」という声もあり、子ども同士で見せ合って楽しめるように配慮していった。のりの使い方は、苦手な子もいたので、側に付き方法を伝えながら励ましていくようにした。一人ひとりが、自分でできた喜びや達成感が味わえるよう援助していった。

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