健康
気温の変化から体調を崩す子どもがいた。水分補給や衣服の調節をしたり検温をしたりしながら一人一人の体調の変化に対応していった。朝早く登園し午前中に眠くなる子どももいたため、一人一人の睡眠リズムに合わせて対応したり、一人一人の入眠の仕方やタイミングを把握したりして、個々に合わせて安心して眠れるように心がけていった。
人間関係
夕方など寂しさから泣いて抱っこを求めたり甘えたりする姿があった。一対一で子どもたちの思いを受け止め関わる中で、安心して保育者と遊んだり、一人遊びを楽しんだりする姿が見られた。また、友だちと同じ遊びを楽しむ姿や泣いている友だちがいると近くに行き、頭をなでたり体に触れたりして関わる姿があった。子ども同士の関わりを大切にしながら、気持ちを代弁して仲立ちとなり、その姿を見守りながら関わっていった。
環境
天候の良い日は散歩を楽しんだり、テラスで遊んだりした。散歩車の揺れを楽しんだり、花や鳥を見つけ指を差して保育者に知らせたりする姿があった。フェンス越しに見える鳥や車などに興味を示し、目で追ったり眺めたりする姿が見られた。また、シャボン玉を楽しむ姿もあった。飛んでいるシャボン玉の中を駆け抜けたり、両手でつかんでみようとしたりして楽しんでいた。室内では、ハイハイマットやウレタン積み木で斜面や階段の上り下りをしながら、体を使って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。
言葉
保育者と触れ合って遊ぶ中で、自分の思いを喃語や一語文で伝えたり、「こっち」と保育者の手を引っ張ったり呼んだりする姿が見られた。中には、指差しや仕草で自分の思いを伝えようとする姿も見られた。子どもたちの表情や動作から伝えようとする思いを汲み取ったり見守ったりしながら丁寧に関わっていった。
表現
音楽や保育者の歌に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりして保育者の動きを真似て思い思いに表現する姿が見られた。また、月齢の大きい子は絵本などで食べ物が出てくると食べる真似をして楽しむ姿もあった。一緒に楽しみながら、表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。
食育
椅子に座って手づかみやスプーンを使って意欲的に食べる姿が見られた。自分で食べる姿を見守りながら、苦手な食材も「おいしいね」「にんじんさんだよ」など、楽しい雰囲気の中で食べられるよう声をかけながら援助していった。