健康
水着に着替える時や、身体測定で服を脱いだ際に、自ら服を丁寧に畳もうとする姿が多くあった。また、上手く畳めなくても、脱ぎっぱなしで放置するのではなく、「先生手伝って」「これどうしたらいいの?」と保育者に尋ねる姿も見られたため、やり方を丁寧に伝えたり、一緒に畳んだりして、できたという達成感が味わえるように関わっていった。外気温が高く、水遊びが思い通りに出来ない日の方が多くあったため、室内でも楽しめる感触遊びを今後も取り入れ、子どもたちがこの時期ならではの遊びを楽しめるように保育を計画していきたい。
人間関係
室内で巧技台を出したり、トイレに行くときに並んだりする中で、順番を守ろうとする子が増えた。中には割り込みをしてしまう子もいたが、子どもたち同士で「順番だよ」「後ろに並ぶんだよ」と声を掛け合いやりとりしている姿もある。保育者も子どもたちの様子を見守り、必要に応じて仲立ちしたり、声をかけたりして、順番が守れるように関わっていった。
環境
子どもたちと植えた向日葵が少しずつ大きくなり、7月末には花が咲いた。日々の中で子どもたちと生長する過程を共有し合い、戸外に出られた際は、水やりをして大きくなることを楽しみにしていたため、花が咲いたときはどの子も嬉しそうにしていた。今後は向日葵が枯れて、種を集めることを楽しみに、引き続き生長過程を子どもたちと一緒に見守っていきたい。
言葉
友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思いと違うことがあると、言葉ではなく友だちを叩いたり「あー!」と大声を出したりして思いを表現する子が多い。その都度保育者が仲立ちとなり、嫌だったことや、どうしてほしいのか自分なりの言葉で伝えられるように促している。引き続き子どもたちのやりとりを見守り、自分の思いを言葉で相手に伝えられるよう関わっていきたい。
表現
絵の具や糊、お花紙、画用紙など様々な素材を使って製作をしたり、クレヨンを使って自画像や向日葵などの絵を描いたりして表現活動を楽しんだ。どの子も意欲的に活動に参加し、楽しむことができた。絵の具では、筆も使ったが、上手に使えていたので、今後も様々な素材や道具を使って楽しんでいきたい。
食育
野菜スタンプができずに終わってしまったので、給食室や年長児と連携をとりながら来月は楽しめるように保育を計画したい。
給食の時間、年長児が収穫した野菜が入っていることを伝えると、普段は野菜が苦手で残してしまう子も、少しずつ食べてみようとする姿が見られている。その姿をしっかりと褒め、子どもたちの自信へと繋がるように引き続き関わっていきたい。