5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2023年度1月のまとめ

健康

天候の良い日は積極的に戸外に出て、身体を動かして遊んだ。体を動かすとすぐに体が温まり、それぞれが上着を脱ぎ、自分で衣服の調節をしていた。絵本や紙芝居を通して、手洗いの大切さがわかると、友だち同士で声をかけ合い、戸外遊びやトイレの後丁寧に手洗いをする姿があった。引き続き、手洗いうがいの大切さを伝えていきたい。

人間関係

友だちとルールのある遊びを楽しむ中で、ルールを守らないことからトラブルになることがあった。保育者に知らせるだけでなく、友だちに直接自分の言葉で伝えられるように促し、子ども同士での話し合いができるようにしていった。必要に応じて、言葉を重ねたり代弁したりして、仲立ちとなっていった。

環境

雪や氷など、この時期ならではの自然に触れることができた。雪遊びでは保育者と一緒に雪山を作り、たくさんすべって遊んだ後は雪山をトンネルし、遊びを発展させて楽しんでいた。また、積もった雪にダイナミックに倒れこみ、全身で雪の感触を楽しむ姿もあった。保育者も一緒に遊びを楽しみ、遊びの楽しさや感触を共有しながら、この時期ならではの遊びを満喫していった。

言葉

今年の十二支である「たつ」の文字と、自分の名前を書き初めした。自分の名前を書くことが難しい子もいたため、ホワイトボードに書いて伝えたり、手を添えて一緒に書いたりし、楽しさを共有しながら進めていった。完成した作品を保育室に掲示すると、自分の名前が書けたことを嬉しそうに保護者に知らせる姿があった。何度も繰り返し楽しめるよう、道具を整えていった。平仮名に興味がある子が増えたため、今後は簡単なひらがなのプリントも遊びに取り入れていきたい。

表現

12月に久しぶりにアイアイの誕生会に参加してから、「1月はおじいさんたちに何をプレゼントしてあげよう?」「今度は何の歌をうたってあげよう?」とワクワクした様子で話す子がいた。朝の会やおやつ前などに、「おにはそと」「カレンダーマーチ」、卒園式の歌など、様々な歌をうたい、親しみを持っていった。“どのような声で歌ったら、聞く人は嬉しいか”“どのような表情で歌ったら素敵か”など子どもたちに問いかけながら、表現力を高めていった。

食育

「もう少しで小学生になるから」と自分たちなりに張り切り、苦手だった野菜を食べてみようとする姿が増えている。子どもたちの意欲を十分に認め、保護者とも共有していった。また、食事中に姿勢が崩れたり、話すことに夢中になり、食事が進まなかったりする場面があった。個別で声をかけ、姿勢が意識できるよう関わっていった。…

5歳ぞう組2023年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやばなな鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。暖かい日が多く、自ら上着を脱いで体温調節する姿もあった。水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

園庭に出ると、友だちと誘い合い、好きな遊びを楽しんでいた。時々、楽しさからふざけたり、「勝ちたい」という気持ちから、ルールを守れなかったりし、トラブルになることがあった。必要に応じて仲立ちとなり、思いを受け止めた上で相手の思いを伝え、みんなが楽しく遊べるにはどうしたらよいか、その都度一緒に考えていった。

環境

クリスマスにちなんだ飛び出すカードや、毛糸を使った製作遊びを楽しんでいった。「Merry Xmas」の文字や、英語で遊ぼうで教えてもらった自分の名前を英語で書いて楽しむ姿があった。今後もひらがな、カタカナ、数字、アルファベットなど、様々な文字に興味を持って遊べるよう、遊びの幅を広げていきたい。

言葉

発表会の劇遊び「みんなだいじななかま」を、発表会後も繰り返し楽しんでいた。友だちのセリフもすべて覚えている子が多く、劇の台詞を友だちと合わせていく中で、「この台詞はもっと寂しそうに言ったらいいんじゃない?」「○○ちゃん、~のところ上手だったね」など、自分も思いを相手に伝えたり、友だちを認めたりする声かけが聞かれるようになった。保育者も一緒に劇遊びに加わり、さらにやりとりを広げていった。

表現

発表会で合奏をしてから、楽器を演奏することがさらに好きになり、発表会後も様々な楽器を演奏して楽しんでいた。中学校、高校、アイアイとの交流や、クリスマス会など、たくさん発表の場があり、合奏や歌を披露していった。「聞いてくれる人に喜んでもらいたい」と話す姿があり、友だちと誘い合い嬉しそうに演奏を重ねていた。今後も、その季節に合った簡単な楽譜を用意し、演奏する楽しさを味わえるようにしていきたい。

食育

小学校の給食見学に行き、小学生の給食を食べる様子を間近で見てから、「もうすぐ小学生」という自覚が芽生え、以前より進んで苦手な野菜を食べてみようとする子が増えてきた。また、姿勢も意識する子が増えてきている。自分たちで意識して姿勢を正そうとする姿を認め、楽しい雰囲気の中、食事ができるようにしていった。今後も、食事のマナーを意識できるよう、声かけをしていきたい。…

5歳ぞう組2023年度11月のまとめ

健康

溶連菌感染症やインフルエンザが流行し、体調を崩す子が多かった。いつもと違う様子があればこまめに検温したり、園での様子をこまやかに保護者に伝えたりし、体調の変化に迅速に気付けるようにしていった。また、気温が下がると、水分補給を忘れがちであるため、今後も感染予防にこまめな水分補給を促していきたい。

人間関係

発表会の劇の配役や、演奏する楽器が決まると、友だちと誘い合って一緒に台詞や音を合わせることを楽しんでいた。わからないところや、自信がないところがあると、友だち同士で教え合ったり、繰り返し楽しんだりする姿があった。友だちと一緒にする楽しさが感じられるよう保育者は見守り、必要に応じて一緒に楽しんでいった。

環境

10月末に園外保育で花回廊に行き、木々の紅葉を見てから、紅葉に興味が出てきた。園庭の落ち葉を「これはオレンジ」「こっちは黄色」と色分けをしたり、砂で作ったケーキに紅葉した葉を乗せて飾りつけをしたりと、遊びの中に取り入れて楽しんでいた。子どもたちの作品を写真に残し、掲示することにより、発見や気付きを共有できるようにしていった。

言葉

発表会で行う劇遊びの壁画や小道具について、「どのようなものが必要か」、「何を作りたいか」などを話し合う場を大切にしていくことで、積極的に自分の思いを発表し、イメージを膨らませていた。また、山の絵の色付けの際には、園外保育で行った花回廊の紅葉を思い出し、「ここは山が黄色になったよ」「オレンジ色の葉っぱもいいんじゃない?」などと、自分の思いを伝え合い、やりとりを楽しむ姿があった。

表現

遊びの中で、様々な役になりきり友だちとセリフを言い合い、劇遊びを楽しむ姿があった。自分たちなりに役の気持ちになり、「そこはもっと元気がなさそうに言わなきゃ」「ハヤト(オオカミ役)足怪我しているんだから、走っちゃダメでしょう」など、アドバイスをし合い、さらに表現力を高めていた。一人一人の姿を十分に認め、楽しさを共有したり、自信につなげたりしていった。

食育

手作りおやつを、友だちがおいしそうに食べる姿に、自分も食べてみようと興味がわき、次第に「今日はおやつ何かな?」と楽しみにするようになった。また、旬の野菜等が入ったおやつが出ると、「これは何が入ってる?」と興味深そうに、友だちと食材を当てる姿もあった。おかわりができることも楽しみの一つのようで、喜んで食べる姿があった。子どもたちの好きな物、苦手な物を給食室とも連携をとり、より食事が楽しくなるように進めていきたいと思う。…

5歳ぞう組2023年度10月のまとめ

健康

寒暖差があり、朝夕は涼しくても、日中は汗ばむほど暑い日があった。衣服を調節できるように声かけをし、気候や体調に合わせて着替えられるようにしていった。
園庭ではリレーや鬼ごっこ、大縄跳びや鉄棒などたっぷりと体を動かして遊ぶ姿があった。保育者も一緒に体を動かし、楽しさを共有していった。

人間関係

運動会での成功体験が自信となり、運動会が終わってからも、繰り返し組体操の技を、友だちと一緒に楽しむ姿があった。また、運動会の頃にはできなかった大縄跳びや縄跳び、鉄棒の技が、運動会後も挑戦し続けたことでできるようになった子もいた。友だちができるようになったことを一緒に喜び合う姿があちこちで見られた。保育者も一緒に喜びを共有し、また次の意欲へとつなげていった。

環境

遊びの中に楽器を取り入れていった。春から親しんでいた楽器もあったが、発表会に向けて、パート決めや楽譜の用意をしたことで、さらに様々な楽器に興味を持ち、楽器に触れて楽しむ姿があった。また、ばちを変えて違う楽器をならし、音の違いを楽しむ子もいた。楽器の取り扱い方を丁寧に伝え、様々な曲、楽器に親しみが持てるよう、遊びを工夫していきたい。

言葉

発表会で行う劇の物語に親しめるよう台本を用意した。自分で読めることが嬉しくて、オペレッタのCDに合わせて、台本を読む姿がたくさん見られた。繰り返し一緒に読むことで、友だちのセリフも覚え、友だちと誘い合って、セリフ合わせをする姿があった。また、台本をきっかけに、ひらがなに興味が出た子もいた。子どもたちの興味・関心を大切にし、繰り返し楽しさや喜びを共有していった。

表現

発表会を目標にし、歌や合奏、劇などの遊びを取り入れていった。中でも、劇遊びを楽しむ子が多く、自分たちで振り付けを考えたり、物語の場面を想像し、どうやって表現しようか、自分たちなりに考えたりする姿があった。子どもたちの思いを大切にし、背景作りも一緒に楽しんでいきたいと思う。

食育

芋ほりを通して、収穫する喜び、食べる喜びを味わうことができた。野菜がどのように育つのかを絵本で学んだり、どのような料理があるかなど、意見を出し合ったりし、食べる楽しさへつなげていった。今後も様々な食材に興味が持てるよう、絵本や紙芝居などを使って、子どもたちと学んでいきたい。…

5歳ぞう組2023年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて身体を動かして遊ぶ機会をつくり、いろいろな運動遊びを楽しんだ。繰り返し、友だちと誘い合い、組体操の動きを確認し合ったり、教え合ったりする姿が見られ、どの子も意欲的に参加していた。広いスペースを確保し、安全面には十分配慮しながら、子どもたちの意欲的な姿や楽しんでする姿を認め、自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

運動会を目標にし、組体操の技を繰り返し子どもたち同士でも楽しんでいた。2人組のペアの子ともさらに仲が深まり、一緒に遊び、困ったときは助け合う姿が増えてきたように思う。また、ペアの子でなくても、積極的に「一緒に組体操しよう」と誘い合い、友だちと協力して楽しむ姿がよく見られた。今後も様々な友だちとの関わりが広がるよう、遊びを提供していきたい。

環境

「英語であそぼう」で自分の名前をアルファベットで書いたことから、アルファベットに興味を持ち、お絵描きや塗り絵をした際に自分の名前をアルファベットで書く子が増えてきた。アルファベット表を用意すると、保育者に確認しながら、様々なアルファベットをかいたり、自分の名前を書いたりし繰り返し楽しんでいた。英語の歌にも興味があり、繰り返し歌うことを楽しんでいる。子どもたちと一緒に歌詞カードを作り、興味・関心につなげていった。

言葉

気の合う友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかり「○○ちゃんが、~してくれん」「○○ちゃんが、話を聞いてくれない」などと訴える子がいた。自分の思いと違うと、言葉を返さず聞こえないふりをする姿もあるため、お互いの思いを受け止めながら、相手の思いにも耳を傾けることを意識できるよう、くりかえし仲立ちとなっていった。

表現

人前で表現することが好きな子が多く、保育参加に来られた保護者を観客にし、ダンスや組体操、歌を披露する子がたくさんいた。以前は人前に立つことに躊躇する子もいたが、回数を重ねる度に自信をつけ、堂々と表現する姿が見られるようになった。子どもたちの意欲を大切にし、繰り返し言葉かけをし、自信につなげていった。

食育

食べる時の姿勢を意識できるよう声をかけていった。箸の持ち方や、食器を持って食事をすること、背筋を伸ばして前を向いて食べるとおかずがこぼれにくいことを伝えると意識して食べるようになっていた。友だちとの会話に夢中になって食事が進まなかったり、姿勢が悪くなったりすることが度々あるため、楽しい食事の雰囲気を大切にしながら、これからも繰り返し伝えていきたい。…

5歳ぞう組2023年度8月のまとめ

健康

気温と共に室温が上がり、汗をかいて遊ぶことが多かった。室温に気を付けたり、こまめに水分補給を促したりし熱中症に気を付けていった。また、シャワーで汗を流し心地良さが味わえるようにしていった。

人間関係

学童の部屋で過ごす機会が増え、いつもとは違った遊びに触れることが多かった。ルールのある遊びに興味を持ち、友だちと一緒にあそぶ姿があったが、ルールが曖昧になり、友だちとトラブルになることがあった。保育者が一緒に遊びながら伝えることで、よりルールを理解し遊びを楽しむ姿があった。

環境

保育室で色水や泡遊びをし、水を使った遊びを楽しんでいった。食器洗い用洗剤を入れたカップに水を注ぐと、炭酸水のようになることを知り、その水に様々な色水を入れて、ジュースに見立てる姿があった。泡遊びも喜んで遊んでいたため、涼しくなったら園庭でも泡遊びをし、さらに遊びを発展させていきたいと思った。

言葉

盆休み中の出来事や、祭りに行ったことなど、自分の体験したことを嬉しそうに話す姿があった。自分の話をするだけでなく、「○○ちゃんは、お休みの時何してたの?」と友だちの話を聞き、楽しさを共有する姿もあった。また、祭りで食べた物を思い出し、画用紙や折り紙、綿など様々な材料を使って、食べ物を再現する姿もあった。子どもたちの楽しい気持ちに寄り添い、一緒に遊びを盛り上げていった。

表現

朝の会や、おやつ前など、歌をうたうことを楽しんでいる。回数を重ねるたびに大きな声で自信を持って歌えるようになり、「またアイアイで歌ってあげたいね」と話す姿もあった。今後も季節にちなんだ様々な歌を用意し、一緒に歌う楽しさを共有していきたい。

食育

連日、畑の野菜を収穫し、クラス全体で収穫できた喜びを共有していった。野菜が苦手な子が多いが、畑で採れた野菜を調理してもらうと、「一口だけ食べるからみとって」「匂いだけ嗅いでみるから見せて」と言って興味を持つ姿があった。また、とうもろこしの皮むき体験をし、調理に携わった喜び、他クラスの友だちに食べてもらう喜びを感じることができた。今後は、さつまいの収穫、クッキングを楽しんでいきたいと思う。…

5歳ぞう組2023年度7月のまとめ

健康

夏風邪が流行り、鼻水や咳が出る子が多かったり、熱が出たりする子があった。いつもと表情や遊びの様子が違う時は、職員同士で連携を取り合い、こまめに検温をし、変化に迅速に気付けるようにしていった。また、汗をかいた時はシャワーをしたり、着替えたりし、清潔に保てるようにしていった。着替えが足りなくなる子もいたので、こまめに保護者に声をかけ、着替えの補充を行っていきたい。

人間関係

以上児クラスだけでなく、こぐまぐみとの交流の場も設けていった。ホールで一緒にダンスをしたり、午睡時には寝かしつけの手伝いに行ったりと、小さな子の世話をすることに役立ち感を覚えていた。今後も、異年齢での交流の場を設け、相手を思いやる姿を十分に認め、自信に繋げ、役立ち感を育てていたい。

環境

暑い日が続き、園庭での水遊びができず、小園庭や保育室で水遊びを楽しんでいった。身近な花を入れた色水で氷を作ったり、色水遊び、泡あそびをし、特製ジュースを作ったりして楽しんだ。今後は、泡遊びの泡を作ることから楽しみ、様々なごっこ遊びに発展させていきたいと思う。

言葉

友だちと遊ぶ中で、友だちに自分の思いを上手く伝えられず、怒鳴るような口調で話したり、保育者に訴えたりする姿があった。「どうしたかったのか」「相手にどうしてほしかったのか」を子どもたちの言葉から汲み取り、相手にどのように伝えたらよいのかを繰り返し伝え、仲立ちとなっていった。

表現

休日に祭りに行った子がたくさんおり、祭りで見た物、食べた物を様々な材料を使って表現する姿があった。また、野菜スタンプをした際は、オクラの形から花火を連想させ、花火の形を作っていく姿があった。子どもたちの"やってみたい"という気持ちを大切にし、表現する楽しさを共有していった。今後は、製作遊びを楽しむだけでなく、ごっこ遊びにも繫げていきたいと思う。

食育

夏野菜が成長し、毎日収穫できるようになった。順番に収穫を楽しみ、クラス全体に何の収穫をしたのか紹介し、喜びを共有していった。収穫した野菜を調理してもらい、給食に出してもらうと、普段は野菜が苦手な子も、「ぞうぐみが作った野菜だから、ちょっと食べてみる」「一口食べてみる」と言って、自分から食べてみようとする姿があった。また、少しだけでもなめてみようとする子もいた。一人一人の姿を十分に認め、次への意欲に繫げていった。…

5歳ぞう組2023年度6月のまとめ

健康

夏風邪が流行り、熱を出す子が多かった。普段と違う様子があれば、こまめに検温したり、保護者に園での様子を丁寧に伝えたりし、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。また、暑い日が続いたため、こまめに水分補給を促し、熱中症にも気を付けていった。

人間関係

異年齢交流をする機会が増え、園庭で一緒に遊んだり、午睡時に他クラスの友だちの背中をさすったりと、年下の友だちに優しく関わる姿があちこちで見られるようになった。「~してくれてありがとうね」「○○ちゃんが喜んでるね」などと、相手の思いを伝えながら、頼りにされる喜び、達成感が味わえるようにしていった。今後は、以上児クラスだけでなく、未満児クラスとの交流の機会も増やしていきたい。

環境

気温が高い日が多く、午後からは室内遊びが主であった。室内用鉄棒を設置すると、園庭では、あまり興味を示さなかった子どもたちも興味を示し、喜んで挑戦する姿があった。鉄棒の技のイラストを保育室に掲示することで、“自分はこの技ができる”と自信を持ったり、新しい目標にしたりして楽しむ姿があった。繰り返し、約束ごとを確認しながら、安全に遊べるよう配慮していった。

言葉

友だちの様子をよく見ており、「○○ちゃんが~しとった」と保育者に知らせたり、自分がされて嫌だったことを訴えにきたりする姿があった。保育者に伝えようとする姿や嫌な思いをしたことを受け止めながら、直接友だちに自分の思いを表現できるよう、繰り返し言葉にして伝えていった。

表現

音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして楽しんだ。中学校の壮行会、アイアイの誕生会でダンスを披露したことで自信につながり、「次は(アイアイの誕生会)○○を歌おうよ」などと、子どもたちの方からリクエストが挙がるようになった。また、他クラスにも踊りを披露しに行き、楽しさを共有する姿もあった。今後も、様々な音楽に触れ、友だちと一緒に表現する楽しさにつなげていきたい。

食育

畑の野菜が少しずつ収穫できるようになり、給食室に嬉しそうに届けに行く姿があった。また、自分たちの育てたピーマンを湯がしたものが、炒め物のトッピングとして出てくると、普段野菜を食べたがらない子も興味を示し、食べてみる姿があった。野菜の収穫を通して、食べる喜びも味わうことができ、よかった。今後は、野菜スタンプも遊びに取り入れ、より野菜への興味・関心につなげていきたいと思う。…

5歳ぞう組2023年度5月のまとめ

健康

天候の良い日が多く、散歩に出かけたり、園庭で遊んだりと、たっぷりと体を動かして遊んだ。園庭では、友だちや保育者としっぽとりゲームやバナナ鬼、大縄跳びなど、ルールのある遊びを楽しむ姿があった。保育者も一緒に遊びに参加し、楽しさを共有することで、さらに遊びを盛り上げていった。

人間関係

中学校の壮行会でダンスを披露したり、高校生といちご収穫体験をしたり、アイアイの畑に苗植えに行ったりと、様々な形で地域交流があった。高校生との交流では、積極的に自分の名前を伝えたり、スキンシップをとったりし、嬉しそうに関わる姿があった。恥ずかしくて、関わるのに消極的な子もいたので、必要に応じて仲立ちとなりながら、やりとりを広げていった。

環境

園庭で捕まえたカナヘビや、園児が持ってきたクワガタを飼育し、観察を楽しんでいった。図鑑やタブレットで、何を食べるか、飼育方法などを調べると、「カナヘビ食べるかな?」と言いながら、虫探しを楽しみ、食べるところを興味深そうに観察する姿があった。カナヘビの扱いが乱暴になる子もいたので、繰り返し命の大切さを伝え、優しく関われるように声かけをしていった。

言葉

様々な行事を経験し、「~の時、楽しかったね」「楽しかったから、また一緒に~しよう」などと楽しさを共有したり、次の遊びに繋げたりする姿があった。また、活動や使った作品の写真を保育室に掲示することで、思い出を振り返ったり、余韻を楽しんだりしていた。保育者も一緒にやりとりを楽しみ、会話を盛り上げていった。

表現

音楽に合わせて様々なダンスを親しみ、その中から一曲を中学校の壮行会で披露した。中学生の前で踊ることを楽しみにしており、普段はあまりダンスを好んでしなかった子も、楽しそうに踊る姿があった。また、中学校でダンスを披露したことで、自信がつき、人前で表現することを喜ぶ姿も見られた。一人一人の姿を十分に認め、今後の意欲に繋げていった。

食育

米子高校でのいちご収穫体験を通して、さらに自分たちの畑を大切にしようとする姿が見られるようになった。園庭に出ると自主的に水やりをし、「おいしくなぁれ」「(お水)おいしい?」と語りかけたり、畑に生えた草を抜いたりしていた。子どもたちの姿を大切に見守り、「〇〇が実ったら、何にして食べようか?」などと会話をしながら、収穫や食べる楽しみに繋げていった。…

5歳ぞう組2023年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩に出掛ける機会を多くもち、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。少し距離のある、成実保育園の先にこいのぼりを見に行ったり、公園で遊んだり、小学校の校庭の小山で遊んだりと、今まで行ったことのなかった場所に喜んで遊ぶ姿があった。日によっては20度を超える暑い日もあったため、半袖や薄手の長袖Tシャツに着替えるよう促したり、こまめに水分補給ができるようにしたりし、体調管理に気をつけていった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思いと異なることから、「もう○○ちゃんとは遊ばん」と言って拗ねたり、怒ったりしトラブルになることがあった。“自分はどうしたかったのか”子どもたちの思いに耳を傾け、“それをどういう風に伝えればよいのか”を一緒に考え、相手に自分の思いを伝える大切さ、相手の思いに耳を傾ける大切さを知らせていった。

環境

積極的に戸外や散歩に出掛ける機会をつくり、自然物と触れ合って遊べるようにしていった。特に虫探しに夢中になる姿が多く、用意しておいたポケット図鑑で、見つけた虫を探し写真と照らし合わせたり、虫の名前を調べたりする姿があった。また、脱皮中のダンゴ虫を見つけたことから、ダンゴ虫への興味が深まり、タブレットでダンゴ虫の脱皮について調べたり、何を食べるのかなどを調べたりして楽しむ姿があった。子どもたちの興味・関心を大切にし、写真に残して掲示をするなどし、連日楽しんでいった。

言葉

集会などのみんなが集まる場でも、積極的に手を挙げ、自分の思いを堂々と発表する姿があった。また、友だちが発表する時は、静かに話を聞くことや、聞く時の姿勢を繰り返し伝えることで、自分で気付き姿勢を正そうとする姿が見られるようになった。人前で発表する場に少しずつ慣れていけるよう、出欠をとったり、クイズを出したりし、発表する楽しさや、友だちの思いを聞く楽しさが味わえるようにしていった。

表現

朝の会で、歌を取り入れていった。初めは少し自信がなさそうに歌っていた子も、回数を重ねる度に、大きな声が出せるようになったり、体を揺らしながら楽しそうに歌ったりする姿が見られるようになった。歌だけでなく、ダンスも繰り返し一緒に楽しみ、表現することの楽しさを共有していった。

食育

給食時、野菜嫌いな子もいるが、少しだけ量を減らすことで、「あとこれくらいは食べてみる」と言って、苦手な物でも食べてみようとする姿があった。また、園庭の畑で育てたい野菜を尋ねると、ピーマン、きゅうり、トマトなど苦手な野菜を積極的に挙げる子もがいた。子どもたちの“やってみたい”という気持ちに寄り添いながら栽培物を決め、今後の楽しみに繋げていった。…